Anima

Last-modified: 2026-07-03 (金) 10:58:01

概要

https://huggingface.co/circlestone-labs/Anima

  • 2026年にリリースしたCircle Stone LabsとComfy Orgが開発する画像生成モデル。
    アニメ寄りのイラスト、スタイルを得意とし、リアル寄りの表現には向いていないと公式が断言している二次向けのモデルである。
  • プレビュー版の時点でSDXLの次世代モデルとして期待されていたが、5/14に正式版であるbase-v1.0がリリースされた。
    ベースモデルは2025年9月までの画像を用いて学習されている。
  • パラメータ数が2Bとなっており、SDXLの2.6Bと比べて若干コンパクトとなっていることから、必要メモリはSDXLよりもやや軽い。
  • 軽量でありながらも、旧式になりつつあるU-Netに代わって、新トレンドであるDiTを採用したことで、プロンプトに対する表現力は格段に向上している
  • リリース直後から利用者は多いようで、派生モデルやLoRAなどは精力的に作られている状況にあるため、初心者であっても問題なく利用可能と思われる。
    • リリース1ヶ月後の2026/6月末には、イラスト系表現の改善にこだわるユーザーの多くがAnimaに移行していき、学習ツール充実化もSDXL以上に進み、ハードルはSDXL同等水準以下まで低下し、コミュニティ規模はトップクラスとなった。
    • とはいえ、Cosmos魔改造という独特の構造に伴う学習のノウハウ不足や、従来とは良くも悪くも異なるプロンプトルールが、あと一歩の品質のガッカリ感をユーザーに与えているようで、初心者~上級者含めた悩みの種となっている。

特徴

基本スペック

  • アーキテクチャ基本構造
    • Cosmos-Predict2ベースの独自改造モデル
    • ComfyUIに最適化された設計
  • DiT
    • パラメータ数2B(20億)
    • qwen TextEncoder接続用LLM adapterを搭載。
  • TextEncoder
    • Qwen3-0.6B共用
    • パラメータ数0.6B(6億)
  • VAE
    • qwen image共用
  • ベースモデルのスタイル系タグ適正
    • 得意分野・・・anime
    • 可能・・・イラスト系、comic、figure、photorealistic, 3d
    • 不可・・・
  • テキスト出力・・・可。同世代モデル比では弱い
  • コンテンツフィルタ・・・なし。出力可。
  • 固有機能・・・なし

SDXLと比べると...

ユーザー目線で特に恩恵が大きい違いは下記

  • U-Net -> DiT
  • パラメータ数2.6B -> 2.0B
  • Text Encoder辞書の最新化
    • SDXLにおけるCLIPは、画像生成に無関係な顔文字や非言語のトークンが多数登録されているという問題があった*3
  • ComfyUIに合わせたモデルアーキテクチャの最適化(詳細は未調査)

長所

2026/6現在、ローカル環境で主流といっていいSDXL系列モデル(以下、「SDXL」と表記する。)と比較すると、以下の強みを持つ。

  • 全体的な精度が高い
  • 水平線などの破綻が少ない
  • 自然言語による指示や制御が(一応)できる

なお、これらはLumina-ImageなどのSDXL後発モデルであれば概ね当てはまる特徴となっているため、Animaならではの強みではない。

短所

  • SDXLと比べて同一条件で画像生成をした場合、おおよそ2倍強の時間がかかる
    DiTにより計算密度が上がっていることの副作用である
    • 高速化技術として高速化LoRAなどが登場しているが、対応UIが限られているというのは辛い。
    • この理由も相まって、立ち絵のようにシンプルな用途ならば、SDXLで十分という意見もある。
  • 対応UIが主流ではComfy UIForge neoのみで、SDXL全盛期によく使われたA1111Forge(reForge)に対応していない
    • SDXLを長らく使っている場合、A1111Forgeなどを使い続けているというケースも少なくなく、このようなユーザーは移行に際して新たに環境を構築しなければならない点である
      • マイナーどころだとSD.NextやStable-Diffusion.cpp、その他フォーク等で対応がないわけではないが、情報や日本語対応などは期待できないので難易度が高い
  • テキストエンコーダ自然言語処理モデルであるにもかかわらずパラメータ数たった0.6Bで、長文処理能力や自然言語プロンプトの理解力がそこまでない
    • ベースのCosmos-Predict2は5.5BのT5 XXLを採用していたのだが魔改造して無理やりQwen3 0.6Bを繋げている
    • Z-Imageなどと比べてもぶっちぎりの低パラメータ数で割り切った構成

他のSDXL後発モデルと比べると...

Animaと他のSDXL後発モデルと比べたAnimaの長所は以下の3点。

  • パラメータ数が少なく、計算時間が短い、モデルファイルサイズが小さい、必要となるメモリが少ないといった恩恵がある
    • パラメータ数そのものはSDXLより少ないため、SDXLが動作するPC環境であれば問題なく動作するため、導入ハードルが低い
    • 短所欄に記載のとおり、SDXLより計算時間が長いが、そもそも重量級の他のSDXL後発モデルはSDXLの2倍強の時間がかかるAnimaの更に2倍強掛かることもザラなので後発モデルで比較すれば計算時間は短い方
  • LoRAなしのベースモデルの時点で、NSFWイラストをバリバリ生成可能で実用性が高い
    • 他のSDXL後発モデルは、LoRA込みでもNSFW対応した配布モデルが少なく、ローカル環境ということでいえば、優れているを超えてぶっちぎりで最強といっても過言ではない
  • Animaは生成画像の一貫性、整合性、妥当性といったものの総合的な質(Coherence)が高い
    • 例えば、それっぽい乗り物に乗る、武器を持つ、それっぽく水中を泳ぐ、階段を昇り降りする、などはかなり強くかなり優秀な部類といっていい
    • TextEncoderやVAEに関しては、qwen向けモデルと共通という点でも優れている

パラメータ数が少ない点はもちろん、性能面で言えば短所でもある。

  • パラメータ数が少ないため、他のSDXL後発モデルと比較して限界性能で劣る部分があるのは否めない。
    とはいえ、あくまでSDXL後発モデルと比較した際のプロンプト追従性、自然言語への反応などが多少劣る程度であり、パラメータ数や計算コストを考慮すれば十分高性能。

利用方法

対応UI

注意:Forge neoを除くA1111系列(reForgeなど)は非対応。

モデル

SDXL系列と異なり、DiTモデルファイルの他に、テキストエンコーダとVAE*4が必要となる。

  • モデルファイルの配置
    • Comfy UIを利用する場合は、配布されたワークフローを入手して開くときに、必要なファイルのダウンロードを自動で行ってくれる。
      テンプレートのAnimaを選択するか、公式ページで用意されている画像をComfy UI上で開くと良い
      モデル分類ファイル配置先
      DiTanima-base-v1.0.safetensorsComfyUI/models/diffusion_models
      TextEncoderqwen_3_06b_base.safetensorsComfyUI/models/text_encoders
      VAEqwen_image_vae.safetensorsComfyUI/models/vae
       
    • もし、別途準備したモデルを利用する場合には、表記の同じフォルダに配置する。
      • 基本的にはDiTだけが配布されることが多いが、もしも、配布元が専用のテキストエンコーダとVAEを指定した場合は、それらも配置すること
  • ファイルの容量の合計は約5.5GB
    内訳:DiT 4.0GB, TextEncoder 1.2GB, VAE 0.25GB
    *あくまでも目安です。データ型やモデルによって異なります

生成方法(特殊な操作方法)

  • ComfyUI
    • 特殊な操作は不要。下記の標準搭載でモデルを読み込むという一般的な方法
      • Load Diffusion Model
      • Load CLIP
      • Load VAE

推奨生成パラメータ

公式の推奨設定は以下のとおり

  • サイズ:512×512~1536×1536
  • ステップ数:30~50
  • CFG:4~5
  • サンプラー:特段指定はないが、公式がお気に入りとしているのは「er_sde」「euler_a」「dpmpp_2m_sde_gpu」の3種類
  • スケジューラー:preview3版ではbeta57、base-v1.0では芸術絵画系にbetaを推奨程度

サイズ

公式では1536×1536までのサイズに対応しているが、学習サイズが小さかった影響から、サイズを大きくしすぎるとノイズや破綻の原因になり、縦方向の大型化は特にその影響が強い。
そういった症状が出る場合は、派生モデルや高解像度LoRAを使用することを推奨である。

いわゆるHires.fix(アップスケール後にimg2imgすること)を利用する場合、SDXLでは比較的高解像度(2048×2048以上)でも問題ないが、Animaは1536×1536を超えるとノイズが出ることがある。

対処法→トラブルシューティング/アップスケールがうまくいかない

ステップ数

30以上が推奨されているものの、20ステップ程度でもほとんど影響はない。

CFG

他のFlowMaching系同様、4-5で問題ない。非蒸留モデルはステップの進行で生成の方向が変化するため++以降の改良ガイダンスと相性が良いことが多いが、改良CFGはそれぞれ最適範囲が変わるので使うCFGに応じて訂正が必要。

サンプラー

公式がお気に入りとしているサンプラーについての公式のコメントとして、

  • er_sde……標準的なスタイルで、フラットな色使いとシャープな線を描写してくれるため、事実上のデフォルト設定と考えている。
  • euler_a……より柔らかく細い線になるものの、時折2.5次元といっていいイラストになることがある。CFGを少し高めにしても、他のサンプラーと異なりヒリつくことがない。
  • dpmpp_2m_sde_gpu……er_sdeと似ているが、バリエーションが多様で、クリエイティブな表現ができる。ただし、プロンプトによってはやや過激になる。

となっている。
diffuser特化のgradient estimation系は少ないステップ数である程度の完成度を出すことができるのでこの辺りもオススメである。

スケジューラ

beta57を利用しないのであればsimpleが安定。
色々試してみてもいいが、Flow Matchingモデルなので、karrasとexponentialはほとんどのサンプラーとの組み合わせで絵が破綻する。
なお、beta57は初期状態では選択できないので、カスタムノードのRES4LYFをインストールする必要がある。

flow_shift

任意の設定項目。一般的には「shift」とも呼ばれる。詳細はこちら

  • 画像の生成初期~中期における計算リソース割り振りを調整する。
    shiftを上げると生成初期側が強化される。
  • 設定方法
    • 任意で設定したい場合は、shift設定が可能なノードを使用する。
      例:ModelSamplingAuraFlow, ModelSamplingSD3(執筆時点ではAnima専用ノードはなさそう)
    • なお、ComfyUIでは設定を省略すると、shift=3.0と同じ生成結果になる *5
  • 設定値
    基本的にはモデル配布元の推奨設定値を使用する。
    • base-v1.0はデフォルト値としてshift=3.0を指定する。
    • ディティールを強めたい場合は下げる
    • 構図やポーズを安定させたいときは5.0~7.0程度に上げる

プロンプト

以下は、Anima公式モデルのルールです。
その他の配布モデルの場合は、各モデルの説明書に従って下さい。

基本ルール

  • Danbooruタグと自然言語の両方が利用可能で、併用も可能。
    • DanbooruとGelbooruで異なる用法のタグについてはGelbooruが優先される*6
    • Danbooruタグのみで記述する場合は、概ねSDXLと同じ使い方ができる。
      ただし、後述の通り注意点有り。
  • 重み付けについてはSDXLより高めの数値を入れないと反映されにくい*7
    従来   :(chibi:2) 数値は1前後の値が使用されてきた
    Anima:(chibi:7) 1を大きく超える値が好まれる
  • タグの間にアンダースコアを入れてはいけない
    悪い例:long_hair, looking_at_viewer
    良い例:long hair, looking at viewer
    • 例外として、Ponyのスコアや顔文字系のタグなどにはアンダースコアが利用できる。
      score_9, score_8,……, score_1
      @_@, ^_^
    • 最近のローカル環境ではそもそも、スペースの代わりにアンダースコアを使うケースはほとんどないため、気にしなくても良いかもしれないが、SDXLの時とは比較にならないほどプロンプトの効きが悪くなる。
  • プロンプトの表記でDanbooruタグを使用する場合は、カンマの後にスペースを入れた方がよい。
    悪い例:1girl,looking at viewer
    良い例:1girl, looking at viewer
    • 入れない場合、効きが悪くなったり意図しない解釈をされる恐れがある。
  • 1boyや2girlsのノリで数字とその他の名詞の間に本来書くべき半角スペースを省略すると生成結果に顕著な悪影響が出る。
    良くない例:1boy, 2girls, 2dogs
    良い例     :1 boy, 2 girls, 2 dogs
  • 自然言語で記述する場合、公式としては最低2文程度で記述するのが望ましいとのこと。
  • 日本語は認識してくれない。
    英語が苦手であれば翻訳やChatGPTなどを利用するのも手。
  • 短すぎるプロンプトは望ましくないとのこと。
    ただし、Qwen3の小型モデルは1k tokenの制限があるため、text2tokenの効率を考えると300語以内に収めるのが無難である。
  • プロンプトの入力順序は以下が推奨。従わなくともある程度問題はないのは他のモデルと同様。
    [品質/メタ/年代/レーティング], [1girl, 1boy, 1otherなど], キャラクター, シリーズ, アーティスト, その他のタグや自然言語
    品質~レーティングは順不同。

品質

人間による評価

masterpiece, best quality, good quality, normal quality, low quality, worst quality

Pony V7の美的モデルスコア

score_9, score_8,……, score_1

ベースモデルの宿命からか、masterpieceなどを多用すると、いわゆるマスピ絵に近づきがち。
(masterpiece, best quality:0.4)のようにクオリティタグの効果を弱めるとマスピ絵感が緩和されるが、今度はガチャ要素が増える。

メタ

highres, absurdres, anime screenshot, jpeg artifacts, official artなど。

年代

年数を指定

year 2025, year 2024, ……

時代指定

newest, recent, mid, early, old

レーティング

safe, sensitive, nsfw, explicit

左から順にdanbooruの「general」「sensitive」「nsfw」「explicit」に対応。
SDXL時代のgeneralがsafeに変わっている点に注意。

アーティスト

アーティストタグを入力する際にはそのタグの先頭に「@」を付ける必要がある
付けない場合効果が弱まるとのこと。

ネガティブプロンプト

公式推奨

worst quality, low quality, score_1, score_2, score_3, 6 fingers, 6 toes, ai-generated, bad eyes, bad pupils, bad iris, bad hands, bad fingers,

ロゴ関係をかなり描きたがるので以下も強く推奨

watermark, patreon logo,

プロンプトのコツ

複合タグの取り扱い

より自然言語に近い表現が使える。SDXLでは有効だったテクニックはうまく機能しない。

  • Danbooruタグ+人、色、形などの指定といった書き方が有効。
    SDXLではほとんど使えなかった手法だが、Animaの場合は、結構高精度に反応してくれる。
    • 例えば
      blonde hair boy, black hair girl,(金髪の男性、黒髪の女性)
      と記述した場合、SDXLでは男女で髪の毛の色がごっちゃになっていたが、Animaならある程度まで判別して描き分けてくれる。
  • 「影響を及ぼしたくないタグ同士を遠くに書く」、「影響させたいタグ同士を近くに書く」といったやり方*8はほとんど意味がない。
    • 例えば、1boyが眼鏡をかけてほしくない時に、
      例1:1boy, (glassesを含まない多数のタグ), 1girl, glasses,
      例2:girl is wearing glasses
      例1では1boyとglassesの距離を離しているが、それでもかけてしまう可能性が相応にある。
      例2ではboyが眼鏡をかけるケースはほとんど無くなる。
    • 後述のとおり、自然言語による制御をしない場合、SDXLよりも個々に適用させるのは難しい。特に叡智な絵を描かせる時はfacelessに気を付けろ!

主語や代名詞の指示

  • Danbooru系「another」タグ(例:hand on another's head(他の人物の頭に手を置く))は、SDXL系列ではよく使われてきたが、Animaでは自然言語的に解釈して、記述している人間以外を呼んだり呼ばなかったりで結構グダグダになる。2人組であれば「other」(theは省略可能)でも良いが、基本的には行為者や相手を上の例のように指定したほうが良い。
    良くない例: hand on another's head
    良い例:left girl's hand on 1st girl's head
  • 人称代名詞(he, she, it)もなるべく使わない方が良い。heとsheはその性別が一人なら良いが、itの場合Animaは何を指すか考えるのが死ぬほど苦手なのでほぼいかなる場合も地雷。
  • 逆に関係代名詞は間違いなく直前を指すので大いに有用、「直前の人間でないもの」について書く時はitではなくwhichを使う癖を付けると良い。

文章のつなげ方

  • 複数キャラクターを描き分けてほしい場合は、キャラクターを指定して特徴を自然言語で記載するのがよい。例えば下記のようにする。
    • 男女であれば
      boy is……. girl is…….
    • 同性同士であれば、
      left girl is……. right girl is……., 1st girl is……. 2nd girl is…….
  • 英語が苦手な場合はChat GPTなどでDanbooruタグ形式のプロンプト自然言語に直してもらう方が精度が高い
    • いっそのこと、髪型や体型などの特徴を全部ひっくるめてandで一纏めにしてしまうという方法は意外と有効。
      行為についても、「and……」と記述すれば十分対応してくれる(例えば、left girl is …… and petting center girl.」とすれば、真ん中の子を撫でてくれるはずである。)
    • 記述の見栄えは悪いかもしれないが、英語がそれほど得意ではなくともプロンプトを修正するのは楽である。
  • Lumina-Imageのページにある3人の女の子を出すプロンプトAnimaで再現しようとすると、以下のように記載するといい。

    3 girls are smiling and looking at viewer in classroom.
    left girl is teacher and brown hair ponytail and black suit and pencil skirt and glasses.
    center girl is school girl and black hair and straight hair and sailor uniform and skirt.
    right girl is school girl and red hair and very short hair and tanned skin and red track suit and red track pants.

テキスト表示

  • 売りの一つとされている文字出力は文字をダブルクォーテーションで囲むとほぼ確実に伝わる。英語のみ。
    • HELLO!と書かれたボードを持ったミクさん
      hatsune miku is holding a board, which says "HELLO!"
    • HELLO!と吹き出し付きで言うミクさん
      hatsune miku is saying "HELLO!" in a speech bubble
    • 文字を表示させるのは「短くかつ一箇所のみ」で安定する。二箇所以上に表示することは不可能ではないが一気にガチャ化する。

その他の特殊表現

  • 版権キャラクターを描かせる際の注意点。
  • 正式版はエロモデル化が著しく、指示外のエロ描写を頻繁に入れたがる。大歓迎な人はともかく、SFW絵を描かせたい人はレーティングタグのsafeを使おう。

ライセンス

使用にあたっては、Anima独自のライセンスに加えて、その派生元のモデルライセンスにも準拠する必要がある。

要約すると、

  • モデルの利用については、違法な目的や非倫理的な目的を有しない限りは自由
  • 生成物については商用利用可能
  • ただし、モデルそのものの商用利用は条件付きで可能

といったところであり、AIモデルとしては比較的緩い方である。

ライセンスは不定期で更新されます。
攻めた使い方をする人は、当wikiの説明を鵜呑みにせずに公式をフォローして最新情報をチェックしてください。

公式LoRA

Anima Highres/Aesthetic Boost

高解像度の生成に対応したLoRA。配布ページで以下のように説明されている。

  • 1536解像度は大きな問題なく動作し、さらに2048解像度 (4MP) でも今では完全な破綻なしに動作します。
  • 高品質画像に向けて、わずかに美的品質が向上します。

実際には、2048解像度ともなると、ノイズが出るケースも多いので、1536解像度に抑えたほうが安全である。

このLoRAのv1.0はpreview3をベースにして作成されており、preview3との組み合わせで最大限に効果を発揮する。
preview2との組み合わせでも効果はあるが、preview1との組み合わせはほとんど効果がない。
逆にbase-v1.0はこのLoRAを使わなくても1536解像度での生成が可能になった。

Anima Turbo LoRA

高速化LoRAで、CFG1、Step8~12程度で利用を推奨とのこと。
なおCFG1ではネガティブプロンプトが効かなくなるうえ、他の高速化LoRAと同様かなり出力が変化するので注意。
masterpiece等のクオリティタグの影響が強く強度1.0なら同等の効果があるので品質タグは不要。
マスピ絵感を緩和して出力に幅を出すなら0.7以下に弱めると良いだろう。

某スレでは、
Animaって〇〇できなくね?」→「このプロンプトで余裕でできたぞ」→「すまんなTurbo使っとるんや」
という流れが頻出した結果「Turboを外して試してみる」「相談するならTurboを使ってるかどうか書く」ことがルールになりつつある。

ComfyUIのカスタムノードやForge Neoに標準搭載されているSpectrumとの重複適用も可能。さらに生成時間が短くなる。
ただしWarmup Steps(Spectrumの予測を使用しない初期ステップ数)を初期値(6)から1~2に減らす必要があり、無理のある設定値のためTubroなしに比べるとSpectrumによる劣化が大きい。

Anima RL

美観とディテールを向上させるLoRA。
独自の報酬モデルを用いた強化学習(RL: Reinforcement Learning) 実験による成果とのこと。
基本的にはアニメイラストのようなベタ塗りではなく絵画のような画風になる。
アーティストタグや画風タグとの組み合わせ、またそもそもの個人の好みで良し悪しの評価は変わると思われる。

派生モデル

2026年6月4日現在およそ以下の派生モデルがある。

モデルによって画風の安定性に差があるといってよいが、画風が安定しているものは、逆にその画風に合わないプロンプトなどが効きにくい場合もあるので一長一短(敢えて、特定の画風にしていないという派生モデルもある)であるため、色々と試してみるのがいいかもしれない。

Civitaiの検索ではベースモデルをAnimaとしてフィルターを掛けることも可能であることから、そこで探してみるのも悪くないだろう。

なお、公式モデルと異なり、サンプラーなどの推奨設定が異なる場合もあるので配布ページを参照のこと。

Anima Cat Tower(制作者:nuko_masshigura氏)

比較的画風が安定している傾向にあるモデル。
高解像度のFTを施しているためか、細部の安定性が高い印象。

2026年6月4日現在の最新バージョンはv1.0(2026/5/16更新)で、正式版準拠。

Anima Yume(制作者:duongve13112002氏)

ベースモデルほどではないが、画風についてはブレがある一方で、出力幅が広いのが強み。
2026/4/26現在CivitaiにおけるAnimaの派生モデルとしては最も利用数が多いようで、このモデルをベースとした派生モデルも少なくない。

2026年6月18日現在の最新バージョンはv1.0(2026/6/18更新)で、正式版準拠。

AnimaIka(制作者:giko氏)

更新頻度がかなり早めのモデル。タイトルやサンプル画像にイカ娘が多いが、イカ娘特化モデルというわけではない。

Anima CatTowerやWAI-Animaなどを統合したモデルとのこと。

2026年6月18日現在の最新バージョンはv4.2(2026/6/6更新)で、正式版準拠。

Anima_LiquidMix(制作者:liquidn2氏)

複数のカスタムメイドのLoRAをマージした実験的なモデルであるとのこと。

このモデルについてはVAEは同氏が制作したQwenimageVAE_liquid1087を利用することが推奨されている。

2026年6月4日現在の最新バージョンはv3.472(2026/5/14更新)(Preview3Base準拠)、base v1.12(2026/5/15)(正式版準拠)。

Animality(制作者:eliont氏)

NSFW限定。

こちらも画風が比較的安定している。

2026年6月4日現在の最新バージョンはbase-flat(2026/6/3更新)で、正式版準拠。

WAI-ANIMA(制作者:WAI0731氏)

illustriousの派生モデルなどでもおなじみのWAI0731氏のモデル。

2026年6月4日現在の最新バージョンはv1.0(2026/6/4更新)で、正式版準拠。

トラブルシューティング

画風が安定しない

前提として本モデルに限らず、ベースモデルは様々な画風が含まれているため、仕方のない一面もある。

基本的にはある程度決まった画風で学習された派生モデルを使うのがいいが、画風が安定しているということはそれ以外の画風が出ない(出にくい)ということなので注意。

ベースモデルで対処するのであれば、

  • アーティストタグを使う
    • ポジティブに特定のアーティストタグを入れる以上に、ネガティブで一部アーティストタグを弾くという手法が有効
      • 後述のスタイルエクスプローラで、数が多く絵柄が合わないと思うものをいくつかネガティブに入れるだけでもバタ臭い画風を消すことができる。
      • これに限らず、ユニークな絵柄のアーティストタグは思った以上にネガティブの影響が大きいので、注意深く選択して強度を調整するのが望ましい。
  • 画風のLoRAを作る(使う)
  • 分かりやすいアニメ絵にしたいなら「anime screenshot」や「anime screencap」などを用いるのも手。

単調な出力になる

SDXL系列と比較して、プロンプトを忠実に理解しようとする傾向にあるため、プロンプトで指示した内容は可能な限り描写しようとする一方で、プロンプトで指示しなかったものはそもそも描写しない傾向が強い。
特に背景については指示しないと基本的には無地になると思って良いので、SDXL系列と異なり、明確に指示した方が良い。

指が溶けたり、数がおかしかったりする

正式版であればかなり改善されている……はず。
気になるなら派生モデルを使おう。
小さめに出してからupscalerなどで拡大するのではなく、最初から高解像度で出すとマシになるという説がある。

アップスケールがうまくいかない

1536×1536を超えたときのノイズ発生について

  • Tiled DiffusionやSD Upscaleで1536×1536以下のサイズにTile分割してimg2imgする
  • SDXLやZITなど別のモデルを使ってimg2imgする
  • ほかのアップスケーラーを使用する
  • img2imgしない

などの対処が必要。

指定していないものが登場する

base-v1.0モデルにおいて、
まったくプロンプトに指定していない「猫」や「マスコット」が登場するという報告が複数発生した。
それ以外にも「汗」「吐息」などが発生するケースもある。

  • 当wikiでの報告
    内容

    animaで画像生成すると結構な確率で猫とか犬とか変な生き物みたいなのが混じるのは何故??ネガティブプロンプトにcat,dog,animalとか入れると出現率は減るが、何かモヤモヤする。 -- 2026-06-08 (月) 23:23:16
    何故?と言われてもそんなことはないとしか言えんな -- 2026-06-09 (火) 00:06:51
    誘発する余計なプロンプトが入ってるだけ。ここに書く気が無いのなら、自分で正確な意味をチェックするんだな。 -- 2026-06-09 (火) 14:54:45
    テキトーなAIにプロンプト貼っつけて和訳お願いしとけ -- 2026-06-09 (火) 18:12:36
    コメ主だが自作LoRAを適用して画像生成するとそうなってたみたいで、LoRA無しだと動物系は映り込まなかった。なので自作LoRAに何らかの原因があるっぽいという事でお騒がせしてすまんかった。 -- 2026-06-09 (火) 21:09:48
    素材の背景に不鮮明なぬいぐるみがあると、いろんな動物に解釈して出してきたことはあったな。動物じゃないが、小さいモブが写ってるとチビキャラを出してくることもあった。とはいえ1.5時代の話だが。 -- 2026-06-10 (水) 17:34:51
    似たような現象が起きてたので一応コメント。プロンプトに原神が入っていてかつLoRAを多用していると神子の狐姿みたいな動物が出てくる。LoRAを減らすか原神以外なら大丈夫。 -- 2026-06-09 (火) 21:51:22
    あるあるw 勝手に犬抱いたり引きの構図で空間を謎の動物で埋めたり。こっちはturbo loraだけ挿してる環境。特に横長だと頻度高いな。 -- 2026-06-10 (水) 13:19:53
    推測だが、LoRAのoutput_nameに"anima"を含んでいると、"animal"だと勝手に補間して何らかの動物を生成している? -- 2026-06-10 (水) 16:30:52

  • 真因は明らかではない。
    • 学習しさえすれば解消できる問題なので、base-v1.0モデルのトレーニング不足か?*9
    • 上のコメントを見ると、質問者は「cat,dog,animal」のようにカンマの後にスペースを入れない形プロンプトを書いていることがわかる。Animaの記法を守らなかったために何かの文章を意図しない解釈をして動物を発生させた可能性がある。
  • 暫定対応
    • 「solo」などで生成したいキャラクタを強調し、それ以外のマスコットの発生を抑制すると良い
    • 細かいアーティファクト系は、flow_shiftを高めにして高周波成分を抑制する。
  • 安定を取るならば、配布済みの別モデルを探す方が確実

Forge neoの場合

sd-forge-negpipを使用して、

(animal, speech bubble, text, wet,sweat, water drop, puff of air,sigh:-1)

のように-1で強調すると消せる。

学習

モデルを自分好みに改良したい人向け。

LoRA学習ツール

🫖Google colabでお試し無料インスタントLoRA

下記以外にも有効なツールはいろいろあるので、ぜひ探してみて下さい。
(有料のものは課金誘導になってしまうので、ちょっと紹介できない💦)

sd-scripts

外部リンク(github)
中~上級者向け。
LoRA及びfine tuningが可能です。
詳しくはdocを参照のこと。
fine tuning用のdocはありませんが、fine tuningAnimaのLoRAのdocに書いてあります。

Kohya_lora_param_gui

外部リンク(github)
sd-scriptsを利用した標準的なLoRA学習ツール。UIのモデルの種類の項目でANIMAを選んで使用します。
構成階層とデータセットの形式に注意。

Anima-LoRA-Factory

外部リンク(github)
不可思議ちゃん氏によるGUIでのanima用LoRA学習ツール。内部にsd-scriptsを使用している
キャプション一括編集機能やWD14 Taggerでの自動タグ付け機能もある。

Anima-Standalone-Trainer

外部リンク(github)
gazingstars123氏によるGUIでのanima用LoRA学習ツール。
sd-scriptsを基にGUI化して使いやすくしたとのこと。
マルチGPU対応を強みとしている。

diffusion-pipe

外部リンク(github)
Anima開発時に使用した初期のツール。
上級者向け

ツールの使用方法

Anima専用設定は特になく、従来のモデル学習の延長線上の知識が求められる。

  • 初めて学習に挑戦したい場合は、まずはツールのマニュアルを参照のこと。
    わからない場合は、AIに質問すればほとんど解決するはず。
  • 既にSDXLなどの旧モデルで学習してきたユーザーが移行する際は、下記の知識が必要

ハードウェア要件

  • SDXL学習できるスペックがあれば問題なし。
    • VRAM16GBで余裕、12GBで一応可能、8GBでも努力で行ける
  • sd-scriptsは、VRAMリソース効率化オプションにより、さらに要件は緩和されている。
    SDXL以降に登場したFLUX.1などの大型モデル対応のために、さまざまなVRAMリソース効率化オプションが大幅に充実化された。マルチGPU対応強化などもある。

使用可能な設定 (従来のSDXL学習ユーザー向け)

sd-scriptsを例として、使用可能なオプションへの影響は下記の通り

  • noise schedulerがFlow Matching方式へ変更。
    • 旧方式となるε-prediction, v-prediction関連のオプションは使用不可。
      v_parameterization
      zero_terminal_snr
      scale_v_pred_loss_like_noise_pred
    • SNRという概念がないため下記は使用不可。
      min_snr_gamma
      debiased_estimation
      huber scheduler=snr    ただし、constantは使える
    • flow_shiftによるtimestepサンプリング分布を使用する手段を用いる(後述)
      従来:timestepサンプリング分布は一様で、timestep毎にlossの倍率を変える
      今回:timestepごとのlossの倍率は一様で、timestepのサンプリング分布を変える
      260622_timestep_sampling_sigmoid_sigmoid_scale1.jpeg
  • max_token_lengthが増加
  • UNetからDiTへの変更に伴い、モデルは複雑化
    • パラメータが減った一方、計算時間(特にlossからgradの算出時間)は倍増。
      • ただし、学習効率は悪くないため、必要stepの短さでSDXLよりも早く収束する可能性有り。学習目的や規模によるが、LoRAユーザーに関しては、使用ツールのUI改善やベースモデルの汎用性の高さなどから、既存ユーザーから速度低下に対する悪い報告は上がっていない模様。
      • 一方、大規模な学習やfine tuningに関しては、精緻な結果を得る上で低質なVAE, TEの取り扱いの課題を始めとして対応に苦慮しておりノウハウ蓄積が不足気味(2026/6/6時点)。

学習時の注意

下記はsd-scriptsを例として説明します

llm_adapterの学習率は lr = 0 (学習OFF)を推奨。ただし例外有り

  • 公式が学習を禁止している
    内容

    引用元:civitai.com/anima/base-v1.0

    • LLMアダプタのトレーニングは行わないでください。私が作成したトレーニングスクリプト「diffusion-pipe」では、llm_adapter_lr=0を設定することでトレーニングを完全に無効にできます。また、サンプル設定ではこれがデフォルト値となっています。
      • sd-scriptsのような他のトレーナーにも同様のオプションがあり、それらを利用すべきです。
      • LLMアダプタは、テキスト埋め込みが拡散モデルに渡される前に処理を行うため、生成される画像に大きな影響を与えます。アダプタ自体には驚くほど多くの知識が含まれており、学習によって容易に劣化する可能性があります。

    以下原文
    Finetuning tips

    • Don't train the LLM adapter. My own training script, diffusion-pipe, lets you set llm_adapter_lr=0 to completely disable training it, and the example config has this as a default.
      • Other trainers like sd-scripts have similar options that should be used.
      • The LLM adapter processes the text embeddings before they get to the diffusion model, and therefore has an outsized influence on the generated images. The adapter itself contains a surprising amount of knowledge and is easy to degrade by training it.
  • llm_adapterはDiTとText Encoderをつなぐ部分。baseモデルはかなり綿密に設計されており、学習すると崩れやすいとの報告がある*11
  • 学習OFFにすることによってVRAM削減にもなる
  • 上級者向けではあるが、Hugging Face/Anima/discussions #67を読むと、llm_adapterの学習意義について参考になる
  • あくまでも配布モデルを活かしたいユーザーに対して学習禁止されているだけである。下記のケースではllm adapter学習を試す価値あり。

TextEncoderは学習NG

99.99%のとしあきが期待するような学習対象はTextEncoderにはない*13

timestep_sampling(任意)

  • timestepのサンプリング分布を変える設定。
  • 設定例
    --timestep_sampling="sigmoid" --sigmoid_scale=1.0   (中盤優位な滑らか分布)
    --timestep_sampling="shift"  --discrete_flow_shift=1.5  (生成序盤、構図優先な分布)
    sigmoid, shift以外はお勧めしない
    詳細
    • uniform:一様分布であり、学習に不向き。
    • sigma:固有の設定が必要であり、Animaでの利用者も見受けられないので、ノウハウ蓄積が弱い
    • flux_shift:Anima登場前にFLUX.1向けに導入されたもの。shift戦略はモデルによって異なるのでそのまま使って成功する保証はない
    • 例外としてtimestep_samplingを一様にして、lossの重み倍率loss_weightingをいじればワンチャンあるが、一般的な方法ではないためお勧めはできない
  • 実際にどんな分布になるか? →こちらを参照
  • よくわからないうちはデフォルト設定(無設定)から始めるべし。
    設定によって学習結果が大きく変わることだけは覚えておこう。
    沼りやすいパラメータなので、知りたい人は調べてね。
  • 設定が不適切な場合、下記のような影響がある
    • 画像全体が茶色く汚染
    • グリッド状のアーティファクトが発生
    • 構図優先し過ぎて、ディティール学習困難
    • ディティール学習しすぎて、画像が溶ける
  • shiftを選択時の注意
    discrete_flow_shiftは生成時に使用するflow_shiftと同じ機能ではあるが、目的が異なるため同値が最適とは言いにくい。
    ユーザーによってshift=1.0~7.0の差異があるが、明確な根拠はなく好みによる所が大きい
  • 最適解が曖昧なパラメータであり、ケースバイケース*14

高速化

triton導入

  • JITでプログラム実行の際にコードが合理化され、学習が少しだけ速くなるライブラリ。
  • インストール方法はリンク先を参照
    triton

高速化ライブラリ導入

  • それぞれインストールの手間は必要だが、速くなるらしい
    気になる人は挑戦してみましょう*15
    triton導入(先述)が前提です

Tips

Animaを使う際のお役立ち情報

スタイルエクスプローラ

外部リンク
40,000人のアーティストのスタイルが収録されている。
特定のアーティストの絵柄を利用する場合や、あまりにも絵柄が不安定な際のネガティブ検討に利用すると良いだろう。

アニマデックス

外部リンク
アーティストStyleサンプル+キャラクターデータサンプルが揃っていてさらに登録済みLoRAも探すことが出来る

Anima用DMD2 LoRA

Civitai Cosmos-Predict2.5-2B base distilled extracted DMD2 LoRA
SDXLでも使われていた低stepsでの高速出力化LoRA
設定例はSteps6~8、CFG1~1.5程度
Geforce 4060Tiでは1024x1024画像出力時に32steps CFG4で約35秒、LoRAを利用して6steps CFG1で4秒となった(同条件で2回目以降の出力実測値)

注意事項はAnima Turbo LoRAと同様。

Anima ControlNet-LLLite

https://github.com/kohya-ss/ComfyUI-Anima-LLLite
Anima用のControlNet(LLLite)。
LoRA由来技術でControlNet類似(LoRA Like Lite)の制御をするもので、ControlNetとはカスタムノードや拡張機能、モデルは別扱い。

Forge NeoではControlNet-LLLiteControlNet Integratedメニューに統合して実装されており、ControlNetControlNet-LLLiteの区別を意識せずに使うことができる。
ただしモデルはAnima ControlNet-LLLite用を別途ダウンロード必要。
https://huggingface.co/kohya-ss/Anima-LLLite

Anima LLLite Regional Controlnet

https://huggingface.co/Sen-sou/Anima-LLLite-Regional-Controlnet
Anima ControlNet-LLLiteを使って領域書き分けをするモデル。
開発者は実験モデルとしているが、実際に利用したユーザーの評判はかなり高い。
Forge CoupleやAttention Coupleノードと組み合わせることでさらに精度を高めることもでき、サンプルワークフローにはAttention Coupleノードが組み込まれている。
注意事項や制約もあるため、利用にあたってはREADMEをよく読みワークフローを理解すること。

Ranbell Image

https://github.com/ranbell/ranbell_image

  • プロンプト作成支援ツール
  • 一枚絵や複数画像からストーリー作って自然文付きプロンプトで画像生成したり、
    色や雰囲気で画像検索できる機能がある画像スタジオ。
    プロンプト作成に悩んだ時使うといい。

*1 sd-scriptsanima_train_network.pyに「# Rectified flow target: noise - latents」とありFlow Matchingの目的関数を使っていることが分かる
*2 EDM由来のσ値重み付きx0予測。GitHubリポジトリの/cosmos_predict2/models/text2image_model.pyに「pred_mse_B_C_T_H_W = (x0_B_C_T_H_W - model_pred.x0) ** 2」とありx0予測値をベースに評価していることが分かる
*3 辞書の中身を知りたい場合はvocab.jsonを検索してみてください。
*4 正確に表現するならば、SDXL系列にもVAEは必要であるが、モデルに内蔵されており、ユーザーが別途導入する必要がないケースが大半
*5 26/6/6時点の仕様
*6 Preview3からその説明文が公式に追加された
*7 という説明がベース版で追加された
*8 参考:よくある質問#e22ef062
*9 筆者はそもそも一度も見たことないのでわかりません。
*10 正確にはQwen3の制限長は32768ではあるが、DiTの受け手側がT5=512であり、512を超過する意味はほとんどない
*11 kohya氏のXや、その他ユーザーの記事より
*12 実際にfine tuningでllm_adapter有り無しの効果を検証しました。
llm adapter学習なしだと、新規のキャラタグ、新規の画風タグ、アンダースコアルールがほとんど学習できませんでした。DiTの少数の遊んでいるパラメータ内で強引に回している感じ。

*13 実際に、TEを学習対象外にしても1つのモデルであらゆる画風・スタイル・ポーズ・対象物を共存できることを確認済み。残りの0.01%というのはいわば未知の条件で学習する人のことを想定しています。
TEを06B→08Bへ換装するくらいの手段を躊躇わないくらい飢えていて、さらに独自調整することを厭わないマニアックな人

*14 原理上、学習率やデータセットやオプティマイザ等との相性問題がありtimestep_samplingの内容だけで議論は難しい。
データセットが構図重視、ディティール重視か、オプティマイザの1次モーメントの慣性力(beta等)が高く全timestepに対して平均化する力が強いかどうか、という点だけでも大きな分岐が発生する

*15 筆者は検証環境が整っていないため、公式の提案をそのまま紹介するに留めます。