Arc
Last-modified: 2025-10-01 (水) 23:13:18
- Intelが発売しているGPUのブランド。グラフィックボードとして売り出されたが、後にiGPUもArcブランドで統一された。
- グラボでは当初からAIアクセラレーターであるXMXコアを積んでおり、AIベンチマークでも同価格帯のGeForceと健闘している。XMXコアは今後iGPU版のArcにも搭載される予定。2025年現在のところグラボはAIベンチに限れば最適化が遅れているRadeonよりもかなり良い。
- XMXコアは純粋なグラフィック処理には使われておらず、ゲーム等だとフレーム補間やUpscaler処理に利用されている(GeForceのTensorコアも同様)。
- AI処理の標準ライブラリとなっているPyTorchが本体でArcに対応している(PyTorch2.5以降)。RadeonだとRadeon用のバックエンドを別途導入する必要があり敷居が高い。
- 画像生成にも利用できるが、ソフトウェア側の対応はGeForceのほうが良いのでそちらを選んだほうが無難。
- ハイエンドモデルの発売は当面予定されていない。半導体不足やAI需要の高まりでGeForceが高騰化しミドルレンジ市場に空白が生まれた隙をついて参入したもので、中低価格帯でのコストパフォーマンスを売りにしている。
- VRAM容量が多い研究機関・産業向けのArc ProでもGeForceのコンシューマ向けハイエンドモデル以下の価格設定になる予定。
- 3D処理やAI処理に限っては、仮にCPU部分を削ったとしても内臓GPUでは十分な性能を出しづらい。
それらの処理は大きなメモリ帯域幅を必要とするため、CPUの使うメモリ帯域と食い合いになる。
交換可能なDIMMメモリという仕組みはコスト抑制には役に立っているもののメモリの転送速度を上げるうえでは足かせとなっている。