概要
公式サイト
https://www.python.org/
https://www.python.org/downloads/
github
https://github.com/python/
https://github.com/python/cpython/
内容
- 「パイソン」と読む
- プログラミング言語の一つ。
AUTOMATIC1111はこれで書かれているからAUTOMATIC1111より先にインストールする。
Pythonはバージョンによって動作に差があるので新しくても古くてもダメで、指定のバージョンをインストールするように。
導入方法
どのバージョンが必要かは、使いたいアプリのマニュアルを読むこと。
異なるバージョンの互換性
における各バージョン間の互換性はなく、別アプリという扱いである
異なるアプリとしてOSにインストールする必要がある。
インストール方法
Windows installer (64-bit)をダウンロードする。
- Pythonのダウンロードページ
https://www.python.org/downloads/
Windows installer を実行する。
項目は何も変えずにNextを押していけばOKだが、
最初の画面で「Add Python 3.xx to PATH」に必ずチェックを入れること。入れそびれると後で設定し直すことになる。

更新方法
Python追加
- 現在、Python3.10を使っていて、Python3.14を追加したい場合は、
Python3.14を新規インストールすること。 - Python3.10は別アプリ扱いなので気にしなくて良い
環境変数(PATH)が上書きされるのでそこだけ注意すること
Python更新
インストーラを使って更新する。
Python更新(venv環境使用時)
結論:必要に応じてvenvを再構築すること!
再構築方法 → venv
先述のPython更新だと、グローバル環境のPython一式は更新されるが、各アプリ内のvenv(またはvenv相当のもの)は更新されない。
各アプリはグローバルを参照せずにvenvフォルダを参照するため、グローバルを更新してもvenv使用したアプリには寄与しない
- グローバル更新時の、各アプリの挙動
グローバル アプリ1 アプリ2 venv不使用 venv使用 更新の有無 更新した 更新が適用される 更新が適用されない
- アプリ1の場合、
グローバルPythonを参照するため、
インストール前と参照するライブラリが変化して動作しなくなる場合がある。
Python3.10使用時に、Python3.14を導入しかつPATHを通すと、Python3.14に切り替わってしまう。
それが想定通りでないと問題が発生する - アプリ2の場合、
venv環境を常に参照するため、
Pythonを更新しても状況は変わらない。
状況を変えることが目的でPythonをインストールしたならば、venv環境を再構築する必要がある。
- venvフォルダは、最初にvenvフォルダを作成したときのPythonバージョン指示に基づくため、
途中変更不可。
基本的に再インストールが必要。
ところが、
A1111などのAIアプリではPythonをvenv仮想環境に構築しているため、
アプリ内のvenv仮想環境のPythonは更新されずに古いままである。
A1111を新規にインストールしなおせば当然venv仮想環境のPythonも新しいものになるのだけれども、
ただそれだと旧環境のA1111から引き継ぎをする手間がある。
対象のPythonはvenv仮想環境内にあるのだから、A1111をインストールし直さなくてもvenv仮想環境を
構築し直せばvenv内のPythonが更新されるので、venvを再構築するのが楽。
再構築するには、フォルダvenvを中身ごとゴッソリ削除し、A1111などを起動して、再構築をおこなう。
これでA1111などの設定はそのままでvenv仮想環境Pythonが更新される。
ではここで、venv仮想環境の再構築をしないとどうなるのか。
A1111などは、venv仮想環境を再構築せずにそのままでも動く。特に不具合はおこらない。
なのでそのまま使うという手もあるけれども、それはPythonを更新した理由次第だろう。
セキュリティが理由なら、venv仮想環境内のPythonもちゃんと更新したほうがよい。
なお、webブラウザのアプリUIに表示されているPythonのバージョンが新しいものに代わって
しまうものがあり、そういうアプリだと一見更新されているように見えてしまうが、それは
まやかし(アプリのバグ)である。
venv再構築しないかぎりvenv\Scripts内にある仮想環境Pythonのバージョンは古いままであり、
これはvenv\Scripts内Python.exeのファイルのプロパティをみてみればバージョンを確認できる。
それではvenv仮想環境を再構築する場合、
venv仮想環境を再構築する際、Python以外のさまざまなモジュールがダウンロードされvenv内に構築
されていくのだが、それらモジュールのなかには以前のインストールしたときと比べてバージョン
アップされていたりするので、以前と全く同じにはならない。
そしてそれが原因でA1111などが動かなくなることがある。これは実際によくある。A1111などの
githubサイトのIssuesやDiscussionsで話題になる。
https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui/issues
そしてPython更新時にこのようなことが起こると、その原因を、Pythonを更新したからだと
決めつけてこのPythonは動かないなとど思いこんでしまいがちだ。
実際はPythonを更新していなくてもvenv仮想環境を再構築すると起こるわけだ。
前回venv仮想環境を(再)構築したのが最近なら問題なかろうが、2,3か月前だと起こるかもしれない。
まして半年も前となれば、起こってもなんら不思議ではない。
なので、venv仮想環境の再構築の際は、元に戻せるようにアプリ全体のバックアップを取っておく。
#そもそもバックアップは普段からやっておけ。venvだけでなく拡張機能の更新などで動かなくなるぞ。
また問題の切り分けをしやすくするためにも、一手間かけておくのもよい。venv再構築手順としては、
1. 作業前にA1111をまるごとアーカイブしてバックアップしておく
(バックアップは普段からやっておけ)
2. Pythonを更新する前に一度A1111のvenv仮想環境の再構築をして正常に動くか確認する
3. windowsにインストールされているPythonを更新する
4. A1111のvenv仮想環境を再度再構築
venv仮想環境の再構築の際は各種モジュールをダウンロードするので時間がかかるわけだが、一度ダウン
ロードするとキャッシュされるので、2回目以降は時間はかからない。なのでそれほど手間はかからない。
でもやはり可能であれば、Pythonを更新するのを機会に、A1111などは新規フォルダ造って最新版を
インストールしてしまうのが良いと思う。
Python再インストール(PATH設定)
更新したいのではなく、PATHを通し忘れて動かなかった場合の再インストール方法。
Pythonを再インストール
Pythonのインストーラーをもう一度起動して設定し直す手順を説明する。
インストーラーを起動し、Modifyをクリックする。
Optional Featuresの項目はそのままにしてNextをクリックする。
Add Python to environment variablesにチェックを入れて、Installをクリックする。これでPythonが動くようになるはずだ。
【参考】Pythonのバージョンチェック
コマンドプロンプトで「python -V」と入力すると、Pythonのバージョンが表示される。ここでは、Pythonのバージョン3.10.6が呼び出されていることがわかる。
トラブルシューティング
Couldn't launch python
プログラムが正常動作しないときに、ログ画面に表示されることがある警告文
発生状況
「Add Python to PATH」にチェックを入れ忘れたとかで Python へのパスが通っていない場合、以下のエラーメッセージが表示される。
Couldn't launch python
exit code: 9009
stderr:
Python was not found but can be installed from the Microsoft Store: https://go.microsoft.com/fwlink?linkID=2082640
Launch unsuccessful. Exiting.
続行するには何かキーを押してください . . .
対処方法
Pythonのインストーラーをもう一度起動して、PATHを設定し直す必要がある。
→Python再インストール方法
それでも解決しない場合、MicrosoftStoreからインストールすることで解決することもある模様、
一度Pythonを全てアンインストールしたあと、MicrosoftStoreからPython3.10をインストールしてみよう。



