Runpod.io

Last-modified: 2025-12-07 (日) 23:15:31

クラウドGPUの一種「Runpod.io」で各種ソフトを起動する方法を解説する。

価格

下記ページの「Secure Cloud」の価格が参考になる。
https://www.runpod.io/pricing

だいたい0.3USD/hのレートでRTX4090をレンタルできる。(2025年12月7日現在)

リージョン

理想は日本リージョンだが、GPUの選択肢がほとんどないため、実際はEUかUSを選択することになる。

ストレージ

ストレージには2種類ある。

コンテナストレージ

GPUに付属する。OS等が入っている。数GBしかなく、起動するたびにデータがリセットされる。
DL時間を考えると、ここにモデルを入れるのは現実的ではない。

ネットワークボリューム

任意で作成するクラウドストレージ。
ただし、ネットワークボリュームはリージョンに紐づいているため、このリージョンが使えるGPUを左右する。

各種ソフトの使い方

自分でインストールするのではなく、GPUの起動時にテンプレートを選択する。
テンプレートがネットワークボリュームに対応していないと、データが消失するリスクがある。
ここではデータの永続化ができるテンプレートを紹介する。

Forge(digitalcreativeai)

https://www.digitalcreativeai.net/ja/post/install-webui-forge-runpod-network-volume

日本語チュートリアル付き。WebUIは自動で起動する。
モデルのダウンロードはCivitBrowser等を使用するか、JupyterLabのターミナルでwgetコマンドを使用する。

認証について

JupyterLabとForgeの両方にパスワード認証をかけられる。

その他

Jupyterでファイルを削除するとゴミ箱に入るため、/workspace/.Trash-0内のファイルを削除する必要がある。

ComfyUI(NextDiffusion)

https://www.nextdiffusion.ai/tutorials/how-to-run-comfyui-on-runpod

ターミナルからComfyUIを起動する必要がある。
最初にGPUのURLにアクセスし、「./run_gpu.sh」を起動する