発電
発電は、各種発電機で行います。
発電機は全部で7種類あります。
地熱発電機以外はいずれも、中に搬入された燃料を一定時間ごとに1つずつ消費することで、電力を生成し続けます。
いずれの発電機も複数の燃料を使用可能ですが、いずれの燃料でも電力産出量は一定で、燃料消費速度が変わります。
また、1つの電力網の中に複数の発電機を建てれば、電力網としての発電量は単純に合算されます。
各発電施設の発電量と燃料消費速度は、下表の通りです。
名称 | 燃料 | 燃焼時間(秒) | 消費量 (個/分) または (m3/分) | 発電量 (MW) | 自動化 | 説明 |
バイオマス・バーナー(HUB) | 異星生物甲殻 | 12.5 | 4.80 | 20 | × | 最初期の発電機。HUBに固定で最大2基備わる。 燃料の搬入は手で行わなければならない 電力需要に応じて燃料消費速度が変動 |
異星生物器官 | 12.5 | 4.80 | ||||
木 | 5.0 | 12.00 | ||||
菌糸 | 1.0 | 60.00 | ||||
草 | 0.8 | 80.00 | ||||
バイオマス | 9.0 | 6.67 | ||||
固体バイオ燃料 | 22.5 | 2.67 | ||||
包装済み液体バイオ燃料 | 37.5 | 1.60 | ||||
バイオマス・バーナー | 異星生物甲殻 | 8.3 | 7.23 | 30 | △ | 最初期の発電機。 搬入は自動化できるが燃料の入手のみ自動化する方法がない 電力需要に応じて燃料消費速度が変動 |
異星生物器官 | 8.3 | 7.23 | ||||
木 | 3.3 | 18.18 | ||||
菌糸 | 0.7 | 85.71 | ||||
草 | 0.5 | 120.00 | ||||
バイオマス | 6.0 | 10.00 | ||||
固体バイオ燃料 | 15.0 | 4.00 | ||||
包装済み液体バイオ燃料 | 25.0 | 2.40 | ||||
石炭発電機 | 石炭 | 4.0 | 15.00 | 75 | ○ | 石炭で稼働する発電機 水を45㎥/分必要とする |
圧縮石炭 | 8.4 | 7.14 | ||||
石油コークス | 2.4 | 25.00 | ||||
燃料式発電機 | 燃料 | 3.0 | 20.00 | 250 | ○ | 石油を精製した燃料で稼働する発電機 |
液体バイオ燃料 | 3.0 | 20.00 | ||||
ターボ燃料 | 8.0 | 7.50 | ||||
ロケット燃料 | 14.4 | 4.17 | ||||
イオン燃料 | 20.0 | 3.00 | ||||
地熱発電機 | - | - | - | 右記 | - | 間欠泉の熱で稼働する燃料不要の発電機。 間欠泉の純度によって発電量が変わる。 更に、時間と共に発電量が上下する。 低純度:50-150MW (平均100MW) 普 通:100-300MW (平均200MW) 高純度:200-600MW (平均400MW) |
原子力発電所 | ウラン燃料棒 | 300.0 | 0.20 | 2500 | ○ | ウラン燃料棒またはプルトニウム燃料棒を消費して発電する発電所 水を240㎥/分必要とする ウラン燃料棒使用時はウラン廃棄物10個/分の搬出が必要 プルトニウム燃料棒使用時はプルトニウム廃棄物1個/分の搬出が必要 |
プルトニウム燃料棒 | 600.0 | 0.10 | ||||
FICSONIUM燃料棒 | 60.0 | 1.00 | ||||
異星の増幅装置 | - | - | - | 500:右記 | ○ | 燃料不要で発電する増幅装置 異星のパワーマトリックスの有無によって増幅量が変わる。 計算式:総発電量=発電機発電量×(1+0.1×異界の増幅装置+0.2×異界のパワーマトリックス)。 通常:500MW+10% 異星のパワーマトリックス使用:500MW+30% |
異星のパワーマトリックス | 12.0 | 5.0 |
バイオマス・バーナーは電力需要に合わせて出力を調整し、それに応じて燃料の消費速度も変動します。他の発電機で電力需要を賄える場合は稼働停止します。
他の発電機は常に全力で発電をするようになっており、燃料の消費速度は常に一定となります。
原子力発電所は発電中に一定数の廃棄物が生成され、詰まると発電が停止します。
ウラン廃棄物はそのままでは廃棄不能ですが、別のマイルストーンを達成するとプルトニウム燃料棒の材料として利用可能になります。
プルトニウム燃料棒に加工するとAWESOMEシンクに廃棄可能になるため、永続的な発電ラインになります。
あるいは、プルトニウム燃料棒を原子力発電所に投入して発電することも可能です。
その場合はプルトニウム廃棄物が排出され、これは更に別のマイルストーンによる新規加工レシピを経てFICSONIUM燃料棒へと変換し処理することができます。
FICSONIUM燃料棒による原子力発電では廃棄物を出しません。
異星の増幅装置の仕様についてはこちらを参照。
オーバークロック時の性能
発電施設はオーバークロックしても発電効率に変化はありません。そのため、土地の節約とラインの単純化をほぼノーコストで行えます。
発電燃料の供給速度とパワーシャードが許す限りオーバークロックして使うことをオススメします。
施設名 | 発電燃料 | オーバークロック | |||
---|---|---|---|---|---|
100% | 150% | 200% | 250% | ||
HUB | バイオマス系 | 20MW | 30MW | 40MW | 50MW |
バイオマス・バーナー | バイオマス系 | 30MW | 45MW | 60MW | 75MW |
石炭発電機 | 発電量 | 75MW | 112.5MW | 150MW | 187.5MW |
水 | 45㎥ | 67.5㎥ | 90㎥ | 112.5㎥ | |
石炭 | 15個 | 22.5個 | 30個 | 37.5個 | |
石油コークス | 25個 | 37.5個 | 50個 | 62.5個 | |
圧縮石炭 | 7.14個 | 10.71個 | 14.28個 | 17.85個 | |
燃料発電機 | 発電量 | 250MW | 375MW | 500MW | 625MW |
燃料 | 20㎥ | 30㎥ | 40㎥ | 50㎥ | |
液体バイオ燃料 | 20㎥ | 30㎥ | 40㎥ | 50㎥ | |
ターボ燃料 | 7.5㎥ | 11.25㎥ | 15㎥ | 18.75㎥ | |
ロケット燃料 | 4.17㎥ | 6.25㎥ | 8.33㎥ | 10.42㎥ | |
イオン燃料 | 3㎥ | 4.5㎥ | 6㎥ | 7.5㎥ | |
原子力発電所 | 発電量 | 2500MW | 3750MW | 5000MW | 6250MW |
水 | 240㎥ | 360㎥ | 480㎥ | 600㎥ | |
ウラン燃料棒 | 0.2個 | 0.3個 | 0.4個 | 0.5個 | |
プルトニウム燃料棒 | 0.1個 | 0.15個 | 0.2個 | 0.25個 | |
FICSONIUM燃料棒 | 1個 | 1.5個 | 2個 | 2.5個 | |
ウラン廃棄物(排出) | 10個 | 15個 | 20個 | 25個 | |
プルトニウム廃棄物(排出) | 1個 | 1.5個 | 2個 | 2.5個 | |
地熱発電機 | 間欠泉ノード | 低純度:平均100MW 中純度:平均200MW 高純度:平均400MW | 不可 |
バイオマス・バーナー(30MW)の燃料
発電燃料 | 消費個数/分 | スタック個数 | 1スタックの発電時間 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100% | 150% | 200% | 250% | 100% | 150% | 200% | 250% | ||
葉 | 120個 | 180個 | 240個 | 300個 | 500個 | 250秒 | 166.6秒 | 125秒 | 100秒 |
菌糸 | 90個 | 135個 | 180個 | 225個 | 200個 | 300秒 | 200秒 | 150秒 | 120秒 |
木 | 18個 | 27個 | 36個 | 45個 | 200個 | 660秒 | 440秒 | 330秒 | 264秒 |
異星生物の遺骸系 | 7.2個 | 10.8個 | 14.4個 | 18個 | 50個 | 416.5秒 | 277.6秒 | 208.25秒 | 166.6秒 |
バイオマス | 15個 | 22.5個 | 30個 | 37.5個 | 200個 | 800秒 | 533.3秒 | 400秒 | 320秒 |
固体バイオ燃料 | 4個 | 6個 | 8個 | 10個 | 200個 | 3000秒 | 2000秒 | 1500秒 | 1200秒 |
包装済み液体バイオ燃料 | 2.4個 | 3.6個 | 4.8個 | 6個 | 100個 | 2500秒 | 1666.6秒 | 1250秒 | 1000秒 |
送電と電力網
発電機で生産した電力は、電線を用いて各施設に分配する必要があります。
しかし、基本的に1つの施設には1本までしか電線を繋げません。
そのため、間に電柱を中継ポイントとして設ける必要があります。電極には、そのグレードに応じて4本~10本までの電線を繋げることができるのです。
これで、分配を行うことができるようになります。発電機から他の機械まで電線の経路が繋がってさえいれば、どれだけ離れていても電力を供給することができるのです。
電柱と電線で作られた、ひとつながりの電力分配経路を 電力網 と呼びます。
Satisfactoryの電力網の取扱いはシンプルです。
1つの電力網の中に複数基、あるいは複数種類の発電機を組み込んでも問題なく稼働し、それぞれの発電機の発電量が加算されます。
1本の長い電線に何百MW流しても、電線が焼き切れることも、送電ロスが発生することもありません。スゴイ!
電力グラフ
電力網に繋がった発電機や電極に向かってEキーを押すと、UIを開くことができます。
このグラフは、直近数十秒間における、その電力網内での電力の供給・消費量、そして最大の供給量を確認するためのものです。
- Consum.(オレンジ)
現在稼働または待機状態*1の機械・照明等の消費量です。 - Production(濃いグレー)
現在の電力供給量です。バイオマスバーナーが電力網内に存在しない場合Capacityと同値になります。
バイオマスバーナーが電力網内に存在する場合、この数値を超えた瞬間に稼働し始め元の数値を下回るまでConsum.と同値になります。 - Capacity(薄いグレー)
最大電力供給量です。蓄電装置が無い場合、Consum.がこの値を超えると停電します。
蓄電装置が存在する場合、この数値を超えた瞬間に稼働します。もちろん、蓄電装置内の電気が尽きる前にCapacityがConsum.を上回らなければ停電します。 - Max Cons.(水色)
この電力網内に存在するすべての機械・照明が稼働状態になると消費する電力量です。 - 電池マーク
この電力網内に存在する蓄電装置の充電量、満充電までの時間です。
「<」印をクリックすると詳細を表示させることができます。
ブレーカーが落ちた! そんなときは
エンジニアフレンドリーな発電網。しかし1つだけ弱点があります。
それは鋼鉄アンロックまで蓄電施設がないこと。冗長性の確保がとても難しいのです。
つまり、総発電量が50MWだったとして、一瞬でも消費量が50.1MWとかになってしまうと……。
ガシュゥゥゥゥン……!
と、電力網全体のブレーカーが落ちてしまうのです。
これにより、一時的に電力網の電力供給が一切ストップしてしまいます。電力が必要なあらゆる施設が停止することになります。
復旧するには、発電機か電柱のUIをEキーで開いてください。
左側にブレーカーレバーが現れていますので、それをドラッグして下に引き下げます。それにより、電力復旧が試みられます。
しかし、電力需要過多の状態が続いていれば、すぐにまたブレーカーが落ちてしまうでしょう。
そんなときは、各施設のUIを見て回り、消費電力の大きそうな施設・すぐに復旧させる必要のない施設を「スタンバイ」にしましょう。
右下にあるスイッチからオンオフできます。
十分に需要量を下げてからブレーカーをONにすることで、とりあえず電力網は復旧できます。
その後で、電力供給を補う方法を考えると良いでしょう。
なおこの時、ブレーカー復旧のために施設のオーバークロックを下げて対応するのはオススメしません。
ブレーカーが落ちる寸前まで進んでいた生産が、復旧後には進捗とオーバークロックレベルを保ったまま再開されるからです。
次の生産に入ってから新たなオーバークロックレベルが適用されるため、何度かブレーカーレバーを引く必要性が出てしまいます。
"ブレーカーが落ちた状態の電力網"と"稼働状態の電力網"を電線や電源スイッチで接続すると、稼働状態の方のブレーカーが落ちてしまいます。
接続した状態でブレーカーをあげ直すか、ブレーカーをあげてから接続する必要があります。
最悪な状況
例えば、石炭発電機の水不足で停電が起きたとすると、発電しようにも水が無く、水を汲み上げようにも電力が無いという状態になり、発電機を動かしようがなくなることがあります。
水不足に陥った石炭発電機が一部であれば、生産設備をスタンバイにしたり電力網から切り離したりして電力需要を抑制した上でブレーカーレバーを引き下げれば比較的容易に復旧できます。
しかし、全ての石炭発電機が水不足になった場合、復旧がより困難になります。具体的には、揚水ポンプを電力網から切り離し、バイオマスバーナー等で一時的にポンプへの電力供給を行わなければなりません。
当然ながら、原油やウランの採掘・加工施設でも同様の現象は発生しうるため、燃料発電機や原子力発電所でも同様のトラブルが発生する可能性があります。
更に、ブレーカーレバーを引き下げる際に電力需要抑制が不十分だと、ブレーカーが再び落ちる前に発電所が微量の燃料や水を消費します。
そのため、復旧を失敗しすぎると燃料や水が尽きた発電機の数が増え、復旧が余計に困難になることがあります。
復旧させる際は、充分に需要を抑制したかを確認してからブレーカーレバーを引くほうが無難です。
このようなリスクを抑制するためには、以下の方法が有効です。
- 発電機の一部を燃料や水の生産設備に直結させ、他の電力網から独立させる。これにより、例え主電力網が電力不足になったとしても燃料や水の生産設備に波及しなくなる。
- 適度にコンテナやタンクを設置し、そこに燃料や水を貯蔵しておく。これによって燃料が尽きるリスクが減少し、復旧が容易になる。
- 蓄電設備を多めに設置しておく。蓄電量が減少すると警告が出るので、充分な蓄電設備があれば警告が出てから対応すれば停電を回避できることが多い。
もちろん、こまめに電力の需給バランスを確認し、停電を防ぐのが最も確実な対策です。
送電網整理のすゝめ
ゲーム序盤はアンロックされたものを次々と構築していき、混線した送電網を作りがちです。
気づかぬ内に消費電力が発電量を超えて突然ブレーカーが落ちるなんてことが頻繁に起きるでしょう。
その際何でもまとめて繋ごうとせず、発電系統とその資源供給のみの配線網を、製造ライン等から分離しておくと復旧がしやすくなります。
停電しても一度発電系統とその資源供給のセットを他と分離し、発電は継続しながら増設した上でその他の配線網と繋ぎ直すとスムーズに復旧できるでしょう。
また、鋼鉄・カテリウム研究後にアンロックされるPower swichを後から実装する時もやりやすくなります。
一例としてご参考までに。
レシピや発電方式毎の必要資源・土地
使用する発電機と代替レシピの採用状況によって、発電に必要な資源数や床面積は大きく異なります。
おおよその傾向としては以下の通りになります。
- 資源効率: 石炭 ≒ 燃料式 (基本レシピ) < 燃料式 (代替レシピ) < 原子力
- 土地効率: 石炭 ≒ 燃料式 < 原子力
- 設備数 : 石炭 > 燃料式 > 原子力
- ラインの単純さ: 石炭 > 燃料式 > 原子力
具体的な数値は、下表の通りになります。
実効発電量1000MW当たりの必要資源等 (実効発電量: 発電量から燃料類生産に必要な電力を差し引いたもの)
計算条件詳細
- 採鉱機はMk.3・中純度・オーバークロックなしとして計算した。
- 「ウラン原発」は、ウラン燃料棒で発電後にウラン廃棄物をプルトニウム燃料棒に加工し、AWESOMEシンクに投棄したものとして計算した。
- その他のパラメータは以下の通りとした。
項目 採掘設備 製造設備 発電設備 輸送設備 消費電力 算入 算入 算入 無視 床面積 無視 算入 算入 無視 設備数 算入 算入 算入 無視
燃料・レシピ | 必要原料 (個/分, ㎥/分) | 床面積 (土台換算) | 設備数 | ||||||
石炭 | 原油 | ウラン | 硫黄 | 水 | その他 | プルトニウム 廃棄物 | |||
燃料・レシピ | 石炭 | 原油 | ウラン | 硫黄 | 水 | その他 | プルトニウム | 床面積 | 設備数 |
石炭 | 228.6 | - | - | - | 686 | - | - | 64 | 21.9 |
圧縮石炭 | 116.3 | - | - | 116.28 | 733 | - | - | 80 | 28.0 |
廃重油 → 石油コークス | - | 118.1 | - | - | 850 | - | - | 104 | 34.8 |
燃料 (基本レシピ) | - | 133.3 | - | - | - | - | - | 53 | 10.7 |
廃重油 → 残留燃料 | - | 109.8 | - | - | - | - | - | 70 | 15.1 |
廃重油 → 希釈燃料 | - | 33.8 | - | - | 90 | - | - | 55 | 10.6 |
廃重油 → ターボ重油 | 33.1 | 31.0 | - | 33.08 | - | - | - | 56 | 11.3 |
廃重油 → 希釈燃料 → ターボ燃料 | 27.3 | 15.3 | - | 27.25 | 41 | - | - | 59 | 12.1 |
廃重油 → 希釈燃料 → 混合ターボ燃料 | - | 24.9 | - | 16.57 | 11 | - | - | 53 | 9.5 |
ウラン原発 (基本レシピ) | 10.5 | - | 9.01 | 6.76 | 144 | *257.4 | - | 20 | 5.9 |
ウラン原発 (最高個数効率) | 3.3 | 0.5 | 3.78 | 5.15 | 157 | *330.3 | - | 21 | 4.9 |
ウラン&プルトニウム原発 (最高個数効率) | 1.5 | 0.6 | 1.92 | 2.85 | 142 | *421.2 | 0.21 | 17 | 3.5 |
燃料式発電所の代替レシピ詳細
原油由来の燃料は、代替レシピの活用により大幅に発電効率を改善できます。
なお、項目作成者が異なることもあり、前項と本項で基準が異なることに注意してください(前項は発電量当たり、本項は原油産出量当たり)。
- 原油300m3/分当たりの実効発電量
パターン レシピ(生産加工工程) 最終的な燃料 実効出力 燃焼式
発電機数実質電力
(MW)1 単純に燃料に加工 燃料 10 2350 2 「代替:圧縮石炭」「ターボ燃料」 ターボ燃料 22 5003 3 「代替:廃重油」「代替: 希釈燃料」 燃料 40 8967 4 「代替:圧縮石炭」「代替:廃重油」「代替:ターボ重油」 ターボ燃料 42 9688 5 「代替:廃重油」「代替: 希釈燃料」「代替: 混合ターボ燃料」 ターボ燃料 53 12128 6 「代替:圧縮石炭」「代替:廃重油」「代替: 希釈燃料」「ターボ燃料」 ターボ燃料 88 19580 7 「代替:圧縮石炭」「代替:廃重油」「代替: 希釈燃料」「ターボ燃料」
「硝酸」「ロケット燃料」ロケット燃料 266 63016 8 「代替:廃重油」「代替: 希釈燃料」「代替: ニトロロケット燃料」 ロケット燃料 288 70367 9 「代替:廃重油」「代替: 希釈燃料」「代替: 混合ターボ燃料」
「硝酸」「ロケット燃料」「ターボ燃料」ロケット燃料 173 41248
- 補足
- 「代替: 希釈燃料」の代わりに「代替:容器入り希釈燃料」を使用しても、ほとんど同じ結果になります。
- 原油抽出機・採鉱機・輸送設備 (トラックステーションやパイプラインポンプ)は無視しています。
- イオン燃料はジェットパック用のハイエンド燃料として調整されており、発電用としてはコスパが悪いです。
加工コストの激烈な重さに対して燃料効率がさほど向上しない為、検討対象からは除外しています
このように代替レシピを活用することで、単位資源量当たりの発電量を大幅に引き上げることができます。
一方、加工に必要設備数も増加することに加え、ターボ燃料では資源ノード数の少ない硫黄も要求されるため、これらの要素とのトレードオフとなります。
各パターンの詳細な製造条件は、以下の通りです。
- パターン1
原油をそのまま燃料に加工した場合レシピ 必要設備数 原材料1 原材料2 生産物1 生産物2 発電量(マイナスは消費) 燃料 精製施設5 原油300 燃料200 合成樹脂150 -150MW 燃焼式発電
(燃料)燃焼式発電機10 燃料200 2500MW 実質生産電力⇒ 2350MW
- パターン2
「代替: 廃重油」なしで、原油をそのままターボ燃料に加工した場合
原油をそのまま燃料に加工するよりも、発電効率は2.2倍になるレシピ 必要設備数 原材料1 原材料2 生産物1 生産物2 発電量(マイナスは消費) 燃料 精製施設5 原油300 燃料200 合成樹脂150 -150MW 代替:圧縮石炭 組立機5.33(6) 硫黄133.33 石炭133.33 圧縮石炭133.33 -80MW ターボ燃料 精製施設8.89(9) 燃料200 圧縮石炭133.33 ターボ燃料166.67 -267MW 燃焼式発電
(ターボ燃料)燃焼式発電機22 ターボ燃料165 5500MW 実質生産電力⇒ 5003MW
- パターン3
「代替: 廃重油」を経由して、「代替: 希釈燃料」または「代替: 容器入り希釈燃料」を使用した場合
原油をそのまま燃料に加工するよりも、発電効率がおよそ4倍に跳ね上がる※ の色の部分は、「代替: 希釈燃料」の代替レシピを使う場合。レシピ 必要設備数 原材料1 原材料2 生産物1 生産物2 発電量(マイナスは消費) 代替:廃重油 精製施設10 原油300 廃重油400 合成樹脂200 -300MW 揚水ポンプ 揚水ポンプ6.67(7) 水800 -133MW 代替: 希釈燃料 混合機8 水800 廃重油400 燃料800 -600MW 包装済み水 充填機13.33(14) 水800 空の容器800 包装済み水800 -133MW 容器入り希釈燃料 精製施設13.33(14) 包装済み水800 廃重油400 包装済み燃料800 -400MW 未包装燃料 充填機13.33(14) 包装済み燃料800 燃料800 空の容器800 -133MW 燃焼式発電
(燃料)燃焼式発電機40 燃料800 10000MW 実質生産電力⇒ 8967MW
(8900MW)
※ の色の部分は、「代替:容器入り希釈燃料」の代替レシピを使う場合。
- パターン4
「代替: 廃重油」を経由して、「代替: ターボ重油」を採用した場合
「代替: 希釈燃料」が優秀すぎるせいで、特定の時期における隙間需要(=やや早期入手可能な点)しか強みがないのが残念なレシピレシピ 必要設備数 原材料1 原材料2 生産物1 生産物2 発電量(マイナスは消費) 代替:廃重油 精製施設10 原油300 廃重油400 合成樹脂200 -300MW 代替:圧縮石炭 組立機12.8(13) 硫黄320 石炭320 圧縮石炭320 -192MW 代替:ターボ重油 精製施設10.67(11) 廃重油400 圧縮石炭320 ターボ燃料320 -320MW 燃焼式発電
(ターボ燃料)燃焼式発電機42 ターボ燃料315 10500MW 実質生産電力⇒ 9688MW
- パターン5
「代替: 廃重油」から「代替: 希釈燃料」または「代替: 容器入り希釈燃料」を経由し、「代替: 混合ターボ燃料」に加工した場合
原油300あたりの発電効率はパターン6の2/3に落ちるが、発電量あたりの硫黄の消費を約半分に抑えつつ石炭消費も除外できる
加工工程や配分がややこしいのが難点だが、原油ではなく硫黄(石炭)の消費量を見た場合の発電効率はこちらが最優※ の色の部分は、「代替: 希釈燃料」の代替レシピを使う場合。レシピ 必要設備数 原材料1
原材料3原材料2
原材料4生産物1 生産物2 発電量(マイナスは消費) 代替:廃重油 精製施設10 原油300 廃重油400 合成樹脂200 -300MW 揚水ポンプ 揚水ポンプ1.11(2) 水133.33 -22MW 代替: 希釈燃料 混合機1.33(2) 水133.33 廃重油66.67 燃料133.33 -100MW 包装済み水 充填機2.22(3) 水133.33 空の容器133.33 包装済み水133.33 -22MW 容器入り希釈燃料 精製施設2.22(3) 包装済み水133.33 廃重油66.67 包装済み燃料133.33 -67MW 未包装燃料 充填機2.22(3) 包装済み燃料133.33 燃料133.33 空の容器133.33 -22MW 石油コークス 精製施設1.67(2) 廃重油66.67 石油コークス200 -33MW 代替: 混合ターボ燃料 混合機8.89(9) 燃料133.33 廃重油266.67 ターボ燃料400 -667MW 硫黄200 石油コークス200 燃焼式発電
(ターボ燃料)燃焼式発電機53 ターボ燃料397.5 13250MW 実質生産電力⇒ 12128MW
(12117MW)
※ の色の部分は、「代替:容器入り希釈燃料」の代替レシピを使う場合。
- パターン6
「代替: 廃重油」、「代替: 希釈燃料」または「代替: 容器入り希釈燃料」を経て、基本レシピでターボ燃料を作成した場合
発電効率は、原油をそのまま燃料にした場合の8.8倍、原油をそのままターボ燃料にした場合の4倍
原油あたりからのターボ燃料の精製量(=個数効率)を重視したパターンだが、硫黄と石炭の消費量もそれ相応に重い※ の色の部分は、「代替: 希釈燃料」の代替レシピを使う場合。レシピ 必要設備数 原材料1 原材料2 生産物1 生産物2 発電量(マイナスは消費) 代替:廃重油 精製施設10 原油300 廃重油400 合成樹脂200 -300MW 揚水ポンプ 揚水ポンプ6.67(7) 水800 -133MW 代替: 希釈燃料 混合機8 水800 廃重油400 燃料800 -600MW 包装済み水 充填機13.33(14) 水800 空の容器800 包装済み水800 -133MW 容器入り希釈燃料 精製施設13.33(14) 包装済み水800 廃重油400 包装済み燃料800 -400MW 未包装燃料 充填機13.33(14) 包装済み燃料800 燃料800 空の容器800 -133MW 代替:圧縮石炭 組立機21.33(22) 硫黄533.33 石炭533.33 圧縮石炭533.33 -320MW ターボ燃料 精製施設35.56(36) 燃料800 圧縮石炭533.33 ターボ燃料666.67 -1067MW 燃焼式発電
(ターボ燃料)燃焼式発電機88 ターボ燃料660 22000MW 実質生産電力⇒ 19580MW
(19213MW)
※ の色の部分は、「代替:容器入り希釈燃料」の代替レシピを使う場合。
- パターン7
パターン6を採用して精製したターボ燃料を、基本レシピでロケット燃料に加工した場合
「代替: 希釈燃料」で4倍化、「ターボ燃料」で2.2倍化、「ロケット燃料」で更に3倍化した結果の、脅威の燃焼効率26.4倍
副産物として生成された圧縮石炭をターボ燃料の精製工程に還流する事で、石炭と硫黄の消費量を抑えられるのも強みレシピ 必要設備数 原材料1 原材料2 生産物1 生産物2 発電量(マイナスは消費) 代替:廃重油 精製施設10 原油300 廃重油400 合成樹脂200 -300MW 揚水ポンプ 揚水ポンプ7.59(8) 水911.11 -151MW 代替: 希釈燃料 混合機8 水800 廃重油400 燃料800 -600MW 代替:圧縮石炭 組立機16.88(17) 硫黄422.22 石炭422.22 圧縮石炭422.22 -254MW ターボ燃料 精製施設35.56(36) 燃料800 圧縮石炭533.33 ターボ燃料666.67 -1067MW 硝酸 混合機3.70(4) 鉄板37.04 硝酸111.11 -278MW 窒素ガス444.44 水111.11 ロケット燃料 混合機11.11(12) ターボ燃料666.67 硝酸111.11 ロケット燃料1111.11 圧縮石炭111.11 -834MW 燃焼式発電
(ロケット燃料)燃焼式発電機266 ロケット燃料1108.33 66500MW 実質生産電力⇒ 63016MW
- パターン8
「代替: 希釈燃料」で精製した燃料を、「代替: ニトロロケット燃料」の採用により直接ロケット燃料に加工するパターン
加工工程が驚くほど単純化するが、副生される圧縮石炭の還流先も失い、窒素ガスの消費量が約1.5倍、硫黄の消費量に至っては約2倍に
ただし原油あたりの燃焼効率はむしろパターン7よりも向上する(希釈燃料で4倍化、ニトロロケット燃料で7.2倍化、合計28.8倍)レシピ 必要設備数 原材料1 原材料2 生産物1 生産物2 発電量(マイナスは消費) 代替:廃重油 精製施設10 原油300 廃重油400 合成樹脂200 -300MW 揚水ポンプ 揚水ポンプ6.67(7) 水800 -133MW 代替: 希釈燃料 混合機8 水800 廃重油400 燃料800 -600MW 代替: ニトロロケット燃料 混合機8 燃料800 窒素ガス600 ロケット燃料1200 圧縮石炭120 -600MW 硫黄800 石炭400 燃焼式発電
(ロケット燃料)燃焼式発電機288 ロケット燃料1200 72000MW 実質生産電力⇒ 70367MW
- パターン9
「代替: 混合ターボ燃料」をベースに、硫黄の消費を極限まで抑えつつ、原料から石炭も排除したパターン。
代償として、ライン組みは恐ろしく複雑怪奇になり、加工工程での電力消費も増える。
特に「代替: 希釈燃料」「石油コークス」「代替: 混合ターボ燃料」の工程は、廃重油や燃料を過剰に消費してしまわないよう、
設備のオーバークロックやダウンクロックを駆使して消費量を固定しないと、ラインが上手く回らない。
発電量を安定させるコツは、副生される圧縮石炭を全てターボ燃料に変換するのではなく、少し少なめに変換する事。
その上で少量余った圧縮石炭をオーバフロー設定でAWESOME Sinkに流すようにすると、その部分がガス抜き箇所になる。
なお原油300あたりの発電量でみると、パターン7が約63000、パターン8が約70000、パターン9が約41000と大きく見劣りするが、
硫黄400あたりの発電量でみると、パターン7が約60000、パターン8が約35000、パターン9が約95000と評価が逆転する。レシピ 必要設備数 原材料1
原材料3原材料2
原材料4生産物1 生産物2 発電量(マイナスは消費) 代替:廃重油 精製施設10 原油300 廃重油400 合成樹脂200 -300MW 揚水ポンプ 揚水ポンプ2.44(3) 水292.44 -49MW 代替: 希釈燃料 混合機2.2(3) 水220 廃重油110 燃料220 -165MW 石油コークス 精製施設1.45(2) 廃重油58 石油コークス174 -44MW 代替: 混合ターボ燃料 混合機7.73(8) 燃料116 廃重油232 ターボ燃料348 -580MW 硫黄174 石油コークス174 硝酸 混合機2.42(3) 鉄板24.15 硝酸72.44 -182MW 窒素ガス289.78 水72.44 ロケット燃料 混合機7.24(8) ターボ燃料434.67 硝酸72.44 ロケット燃料724.44 圧縮石炭72.44 -543MW ターボ燃料 精製施設4.62(5) 燃料104 圧縮石炭69.33 ターボ燃料86.67 -139MW 燃焼式発電
(ターボ燃料)燃焼式発電機173 ロケット燃料720.82 43250MW 実質生産電力⇒ 41248MW
発電量の理論上限値
採掘できる資源を全て発電に回したとすると、得られる発電量は以下の通り。
当然、石炭・原油・硫黄を全て発電に回したら肝心の製品が作れないので、主に「資源の何割を電力に回すか」を考える際の参考用。
注意事項
- 採掘設備は全てMk.3を最大オーバークロックしたものとして採掘可能資源量を計算
- 純出力は、総出力から燃料加工や発電用揚水に必要な電力を概算して差し引いたもの
- 採掘機・揚水ポンプ等も含んでいるが、輸送関連(トラックステーションやパイプラインポンプ)は含まない
- ウラン・プルトニウム燃料棒は、生産に関与する代替レシピが多いため誤差が大きめ
発電機 | 燃料 | レシピ | 生産電力 (MW) | 備考 | |
総出力 | 純出力 | ||||
合計 | 合計 | 最大効率 | 1 853 000 | 1 734 658 | |
石炭 | 石炭 | 採掘 | 154 500 | 132 357 | |
石炭 | 圧縮石炭 | - | 71 820 | 57 571 | 硫黄が先に枯渇 |
石炭 | 石油コークス | 基本 | 52 650 | 37 148 | *5 |
石炭 | 石油コークス | 代替:廃重油 | 140 400 | 99 060 | |
燃料式 | 燃料 | 基本 | 97 500 | 84 892 | |
燃料式 | 燃料 | 廃重油/希釈燃料 | 390 000 | 342 942 | |
燃料式 | ターボ燃料 | 廃重油/希釈燃料/ターボ燃料 | 285 000 | 248 778 | 硫黄が先に枯渇 *6 |
燃料式 | ターボ燃料 | 廃重油/希釈燃料/混合ターボ燃料 | 456 000 | 409 642 | 硫黄が先に枯渇 *7 |
燃料式 | 燃料&ターボ燃料 | 廃重油/希釈燃料/ターボ燃料 | 504 000 | 451 850 | 原油と硫黄を全量使用 |
原子力 | ウラン単独 | 基本 | 262 500 | 224 557 | *8 |
原子力 | ウラン単独 | 最大発電量 | 630 000 | 546 747 | |
原子力 | ウラン/プルトニウム併用 | 基本 | 393 750 | 358 721 | プルトニウム廃棄物: 52.5個/分 |
原子力 | ウラン/プルトニウム併用 | 最大発電量 | 1 190 000 | 1 099 593 | プルトニウム廃棄物: 224個/分 |
地熱 | 間欠泉 | - | 4 500 | 4 500 | 経時変化があるが、その平均値 |