代替レシピ/Tier1-2

Last-modified: 2023-04-12 (水) 10:12:58

ここでは、Tier 1 ~ 2で使用可能になる代替(だいたい)レシピの個別解説を行います。
全体概要とレシピ一覧は概要&一覧を、他のTier帯は、各ページを参照してください。

概要&一覧 | Tier 1 ~ 2 (←現在地) | Tier 3 ~ 4 | Tier 5 ~ 6 | Tier 7 ~ 8

 

鋳造ネジ

ネジ
レシピ詳細 || 鋳造ネジ | 鋼鉄のネジ || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: なし

通常、鉄のインゴット→鉄のロッド→ネジ というステップを踏んで作るネジを、鉄のインゴットから直接作れるようになるレシピです。
生産工程が半分になるのに素材数の効率は元のレシピと変わらず、さらにネジの生産速度は1.25倍になっているという完全上位互換レシピです。
最序盤のうちにハードドライブを拾って、このレシピを取れるとラインがすっきりするでしょう。

Tier 3以降は、鋼鉄から更に省電力・省スペースでネジを生産する代替レシピが存在します。
鋳造ネジは鉄より埋蔵量の少ない石炭を使わない点がメリットになるので、状況に応じて使い分けると良いでしょう。

  • ネジ 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの1 ~ 2工程)
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    鉄の
    インゴット
    鋼鉄の
    インゴット
    基本25.0-16.75.2
    鋳造ネジ25.0-8.02.5
    鋼鉄のネジ-7.72.10.6
    基本 & 鋼鉄のロッド-6.312.13.8

鉄のワイヤー

ワイヤー
レシピ詳細 || 鉄のワイヤー | 溶融ワイヤー | カテリウム・ワイヤー || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: なし

通常、銅から生産するワイヤーを鉄で作れるようになってしまいます。
銅の存在意義をTier 3で銅板が必要になるまで完全に奪ってしまう強力なレシピです。
しかも、Tier 3時点では銅板は建材用途のみですので、Tier 6までは銅ノードはその場で銅板を生産してるだけになりえます。

更に、基本的に鉄鉱石は銅鉱石と比べて埋蔵量当たりの消費量が少ないため、例えワイヤーを全て鉄のワイヤーに置き換えても資源不足リスクは低めです。
したがって、銅の節約レシピとして終盤まで活躍します。

  • ワイヤー 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの1工程)
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    銅の
    インゴット
    鉄の
    インゴット
    カテリウム
    インゴット
    基本50.0--13.34.2
    鉄のワイヤー-55.6-17.85.6
    カテリウムワイヤー--12.53.31.0
    溶融ワイヤー13.3-3.316.72.6

ネジ留め鉄板

強化鉄板
レシピ詳細 || 縫合鉄板 | ネジ留め鉄板 | 接着鉄板 || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: なし

通常レシピと全く同じ種類の材料で、なんと通常レシピより個数効率が劣るという変わったレシピです。
代わりに製造速度が3倍に向上しています。

要求されるネジの量が膨大なので、コンベアMk.3アンロックまではダウンクロックして使用することになります。
具体的には、コンベアMk.2で組立機をダウンクロック48%*1とすると、基本レシピと比べて製造速度44%増・消費電力約70%減となります。

上位のコンベアMk.3アンロック以降は、その製造速度を生かしてコンベアや電力配線の簡素化も期待できます。
各種のモジュラー・フレーム作成にも必須の素材となるため、個数効率より節電省スペースを重視するなら終盤まで活躍が見込めます。

  • 強化鉄板 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの2~3工程)
    • ゴム・プラスチック・カテリウムを使用するレシピは省略
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    鉄の
    インゴット
    銅の
    インゴット
    鋼鉄の
    インゴット
    基本1200--620147
    鋳造ネジ1200--516114
    ネジ留め鉄板 & 鋳造ネジ1317--35395
    縫合鉄板 & 鉄のワイヤー870--452100
    縫合鉄板500333-42290
    鋼鉄のネジ900-9244592
    ネジ留め鉄板 & 鋼鉄のネジ900-12825464

縫合鉄板

強化鉄板
レシピ詳細 || 縫合鉄板 | ネジ留め鉄板 | 接着鉄板 || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: なし

強化鉄板でネジで止める代わりにワイヤーで縫い付けるレシピです。
銅やカテリウムと引き換えに鉄を節約できます。
この他、鉄のワイヤーと併用することで、強化鉄板を鉄のインゴットだけから作る場合の個数効率を最大化できます。

  • 強化鉄板 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの2~3工程)
    • ゴム・プラスチック・カテリウムを使用するレシピは省略
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    鉄の
    インゴット
    銅の
    インゴット
    鋼鉄の
    インゴット
    基本1200--620147
    鋳造ネジ1200--516114
    ネジ留め鉄板 & 鋳造ネジ1317--35395
    縫合鉄板 & 鉄のワイヤー870--452100
    縫合鉄板500333-42290
    鋼鉄のネジ900-9244592
    ネジ留め鉄板 & 鋼鉄のネジ900-12825464

ネジ留めフレーム

モジュラー・フレーム
レシピ詳細 || ネジ留めフレーム | 鋼鉄のフレーム || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: マイルストーン「パーツ組立」

ネジ留め鉄板のモジュラーフレーム版といった立ち位置で、個数効率の悪化と引き換えに製造速度が2.5倍に向上しています。
大量のネジが要求されるのがネックですが、ネジ留め鉄板や鋳造ネジと併用することで消費電力を4割も削減できる序盤の強い味方です。
なお、ネジが基本レシピの場合は逆に消費電力が増加するので、鋳造ネジまたは鋼鉄のネジが事実上の前提レシピになります。

一方、ヘビーモジュラーフレームの量産体制に入る辺りから、鋼鉄のフレームの優位性が際立ってきます(詳細)。
そのあおりでネジ止めフレームは「個数効率最重視の鋳造ネジ&縫合鉄板&鉄のワイヤーの組み合わせをベースに、個数効率を若干妥協して節電省スペースを図る」人向けの隙間産業的な立ち位置になります。

  • モジュラーフレーム 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの2~3工程)
    • 鉄と鋼鉄のみから作れるレシピの内、主要なもののみ記載
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    鉄の
    インゴット
    鋼鉄の
    インゴット
    基本2400-1840388
    鋳造ネジ2400-1684339
    鋳造ネジ & ネジ留め鉄板2575-1440309
    鋳造ネジ & ネジ留めフレーム2500-1298288
    鋳造ネジ & ネジ留め鉄板&
    ネジ留めフレーム
    2675-1054259
    縫合鉄板&鉄のワイヤー1906-1588316
    鋳造ネジ & 縫合鉄板 &
    鉄のワイヤー &
    ネジ留めフレーム
    2006-1202266
    鋼鉄のネジ & 鋼鉄のフレーム600562863160
    鋼鉄のネジ & ネジ止め鉄板 &
    鋼鉄のフレーム
    600585736141
    縫合鉄板 & 鉄のワイヤー &
    鋼鉄のフレーム
    580500868165

廉価シリカ、上質コンクリート

シリカ
レシピ詳細 || 廉価シリカ || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: MAM分析「シリカ」
コンクリート
レシピ詳細 || 上質コンクリート | 生コンクリート | ラバー・コンクリート || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: MAM分析「石英」

未加工石英と石灰岩を相互に混ぜて個数効率を向上させるレシピです。

石灰岩は並大抵のことでは不足しない資源ですので、上質コンクリートは採用価値を見いだせません。

未加工石英はTier 1~2時点では使い道がほとんどありませんので、この時点で廉価シリカを取る必要はありません。
これが活躍するのはTier 7以降です。
終盤は代替レシピの採用状況次第で未加工石英の需給バランスが激変します。
特にアルミニウムを最大個数効率でフル生産したい場合、シリカが基本レシピだと未加工石英の84%をアルミニウム精錬に持っていかれます。
これを筆頭に、シリカを大量使用するようなレシピ構成にする場合は、有用性の高いレシピです。
一方、石灰岩が追加入力となる分だけラインが複雑になることや、電力効率と土地効率が著しく悪いことが欠点です。
廉価シリカでシリカの生産量を上積みするか、シリカを使用する代替レシピを避けて需要を抑制するかについては、よく考えましょう。

  • シリカ 100個/分 当たりの必要資源 (未加工石英からの1工程)
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    未加工
    石英
    石灰岩
    基本60.0-10.73.3
    廉価シリカ42.971.457.18.9
  • コンクリート 100個/分 当たりの必要資源 (石灰岩からの1工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    石灰岩未加工
    石英
    ゴム
    基本300---26.78.3
    生コンクリート150--12558.33.9
    上質コンクリート12018--63.210.4
    ラバーコンクリート111-22-33.35.2

溶融ワイヤー、溶融クイックワイヤー

ワイヤー
レシピ詳細 || 鉄のワイヤー | 溶融ワイヤー | カテリウム・ワイヤー || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: MAM分析「カテリウム」
クイックワイヤー
レシピ詳細 || 溶融クイックワイヤー || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: MAM分析「カテリウムのインゴット」

銅とカテリウムのインゴットを混ぜて、ワイヤーとクイックワイヤーの個数効率を向上させるレシピです。
カテリウムやクイックワイヤーの本格的な出番はもう少し後なので、この段階では優先して取ることはありません。

将来的には銅とカテリウムを同一の工場で扱うレシピ(A.I.リミッターなど)があるので、このラインで溶融ワイヤーや溶融クイックワイヤーを併用すると個数効率を容易に向上させられます。

(例) ワイヤー120とクイックワイヤー60を生産する場合:

基本レシピ
  • 銅60 → ワイヤー120
  • カテリウム12→クイックワイヤー60
溶融ワイヤー・溶融クイックワイヤー
  • カテリウム4 + 銅16 → ワイヤー120
  • カテリウム5 + 銅25 → クイックワイヤー60
  • 合計: 銅41(32%減)、カテリウム 7 (25%減)

また、終盤はカテリウムの供給量が逼迫しやすくなります。
したがって、ラインの複雑化と引き換えにカテリウムを節約するために溶融クイックワイヤーが有用です。

  • ワイヤー 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの1工程)
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    銅の
    インゴット
    鉄の
    インゴット
    カテリウム
    インゴット
    基本50.0--13.34.2
    鉄のワイヤー-55.6-17.85.6
    カテリウムワイヤー--12.53.31.0
    溶融ワイヤー13.3-3.316.72.6
  • クイックワイヤー 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの1工程)
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    カテリウム
    インゴット
    銅の
    インゴット
    基本20.0-67.312.1
    溶融クイックワイヤー8.341.741.98.0

カテリウム・ワイヤー

ワイヤー
レシピ詳細 || 鉄のワイヤー | 溶融ワイヤー | カテリウム・ワイヤー || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: MAM分析「カテリウム」

銅の代わりにカテリウムを使ってワイヤーを生産するレシピです。
他のレシピと比べて圧倒的な電力効率・土地効率と、絶望的な個数効率を持っています。
あまりにも個数効率が悪すぎるので、これを採用するに値することは極稀でしょう。

一応、銅を使わなくなるのでラインの簡素化ができる場合も無くはないですが、その目的なら鉄のワイヤーがあります。
鉄の方が多くの場所で採掘できますし、産出量不足のリスクも低い資源ですので、カテリウムワイヤーより鉄のワイヤーのほうが有用です。

超ニッチ市場になりますが、「ワイヤーを使うが鉄も銅も使わないレシピ」でラインを簡素化したい場合は選択肢になるかもしれません。
具体的には以下の2つが該当します。

 
  • ワイヤー 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの1工程)
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    銅の
    インゴット
    鉄の
    インゴット
    カテリウム
    インゴット
    基本50.0--13.34.2
    鉄のワイヤー-55.6-17.85.6
    カテリウムワイヤー--12.53.31.0
    溶融ワイヤー13.3-3.316.72.6

銅のローター

ローター
レシピ詳細 || 鋼鉄のローター | 銅のローター || レシピ一覧 (生産物別性質別)
前提条件: マイルストーン「パーツ組立」

鉄のロッドの代わりに銅板を使う代替レシピです。
鋼鉄のネジと併用すれば銅と鋼鉄で作れるため、固定子の作成ラインをある程度流用可能になり、ライン構築がしやすくなります。
鋼鉄のローターと比べると、銅の消費は1.33倍程度に増加し、鋼鉄の消費は0.45倍程度に減少します。
中盤は銅が余り気味・鋼鉄が不足気味になりやすいので、鋼鉄を節約しつつラインを簡素化できる点が魅力です。
終盤は銅を食い荒らす納品アイテムにより銅需要が急騰するので、中盤の繋ぎとしての色合いが強いレシピです。

  • ローター 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの2~3工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
    レシピ必要原料 (個/分)消費電力
    (MW)
    床面積
    (土台換算)
    鉄の
    インゴット
    銅の
    インゴット
    鋼鉄の
    インゴット
    基本1125---925230
    鋳造ネジ1125---708163
    銅のローター & 鋳造ネジ433400--35289
    銅のローター & 鋳造ネジ &
    蒸気加熱銅板
    433200-20057292
    銅のローター & 鋼鉄のネジ &
    蒸気加熱銅板
    -20013320046960
    鋼鉄のローター-300300-42084
    鋼鉄のローター & 鉄のワイヤー333-300-44793
    鋼鉄のロッド & 鋼鉄のネジ--317-46888

*1 この数値でちょうど120/分のネジを消費するようになり、電力消費は15MWから4.6MWに減少する。