ここでは、Tier 7 ~ 8で使用可能になる代替レシピの個別解説を行います。
全体概要とレシピ一覧は概要&一覧を、他のTier帯は、各ページを参照してください。
概要&一覧 | Tier 1 ~ 2 | Tier 3 ~ 4 | Tier 5 ~ 6 | Tier 7 ~ 8 (←現在地)
汚濁アルミナ溶液、電極アルミ・スクラップ、即席スクラップ、純アルミニウムのインゴット
- アルミナ溶液
- レシピ詳細 || 汚濁アルミナ溶液 || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「ボーキサイト精製」- アルミのスクラップ
- レシピ詳細 || 電極アルミ・スクラップ | 即席スクラップ || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件(電極アルミ・スクラップ): マイルストーン「ボーキサイト精製」
前提条件(即席スクラップ): マイルストーン「ボーキサイト精製」、マイルストーン「航空工学」- アルミのインゴット
- レシピ詳細 || 純アルミニウムのインゴット || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「ボーキサイト精製」
Tier7で大量に要求されるアルミ関連の代替レシピです。
「ボーキサイト→アルミナ溶液→アルミのスクラップ→アルミのインゴット」という流れを基本に、それぞれの工程に代替レシピが用意されています。
上記工程の中間産物を利用するものはバッテリーの基本レシピしかないので、ボーキサイトからアルミのインゴットまではひとまとまりにして考えるのが合理的でしょう。
- 汚濁アルミナ溶液
- 基本レシピから水とボーキサイトの使用量を減らして、代わりにシリカの出力を無くしたものになります。
個数効率*1・消費電力・床面積・ライン単純化などのあらゆる点で基本レシピより優れています。 - 電極アルミ・スクラップ
- 石炭の代わりに石油コークスを利用します。
両資源の供給能力を見つつ、余裕がある方を使うと良いでしょう。
なお、アルミナ溶液の個数効率は電極アルミ、消費電力は基本レシピに分があります。 - 純アルミニウムのインゴット
- 基本レシピからシリカの入力を削って代わりに出力のアルミインゴットを減らしたものです。
個数効率は落ちますが、シリカの輸送を考えなくて済むのでラインの組み上げが大幅に楽になります。
更に消費電力抑制にも寄与します。
これらの数値データは表として後述しますが、上述の3種類のレシピをうまく組み合わせることで、自分の工場に合った柔軟な生産が可能になります。
- 即席スクラップ
- やや特殊なレシピで、ボーキサイトから一足飛びにアルミのスクラップを生産できます。
ボーキサイトあたりの個数効率も全代替レシピ中でトップタイになりますが、追加の入力として硫酸(硫黄)が必要になってしまいます。
この硫黄の消費量が非常に多く、ボーキサイトを全てこのレシピで処理した場合、硫黄を全埋蔵量の半分近く消費してしまうことになります。
アルミナ溶液製造工程が無くなるメリットも硫酸の製造工程追加で帳消しとなり、それどころか電力効率や土地効率は全レシピ中で最も劣ります。
硫黄は終盤の生産や発電で多彩な利用法がある資源であることを考えると、通常の生産手段として採用する価値は無いでしょう。
一方、原子力発電の副産物として出てくる硫酸の消費先としては一考の価値があります。プルトニウム加工でアルミが必要になるため、うまく還流させることで有効活用ができるでしょう。
- アルミのインゴット 100個/分 当たりの必要資源 (ボーキサイトからの2~3工程、ボーキサイトの個数効率順)
- 石油コークス生産に「代替: 廃重油」、シリカの生産に廉価シリカを使用
- 排出される余剰シリカ・合成樹脂(石油コークス製造過程)は無視
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)アルミナ
溶液アルミの
スクラップアルミの
インゴットボーキ
サイト未加工
石英石灰岩 原油 石炭 硫黄 水 汚濁 電極 基本 75 54 89 8 - - 23 143 17.8 即席 基本 75 54 89 - 50 25 30 156 17.3 汚濁 基本 基本 83 54 89 - 50 - 33 129 16.1 基本 電極 基本 90 38 63 8 - - 83 143 15.6 基本 基本 基本 100 36 60 - 50 - 100 128 13.7 汚濁 電極 純アルミ 100 - - 10 - - 30 73 9.2 即席 純アルミ 100 - - - 67 33 40 90 8.5 汚濁 基本 純アルミ 111 - - - 67 - 44 54 6.9 基本 電極 純アルミ 120 - - 10 - - 110 102 10.7 基本 基本 純アルミ 133 - - - 67 - 133 86 8.6
総括すると、十分なハードドライブが入手できているのであれば基本的には次の方針で行くと良いでしょう。
- アルミナ溶液は、汚濁アルミナ。
- アルミのスクラップは、下記の通り。
- 個数効率を極めたいなら電極スクラップ。
- そうでないなら、石炭と原油の供給余力を見て基本レシピまたは電極スクラップ。
- 即席は非推奨。
- アルミのインゴットは、以下の通り。
- 個数効率を求めるなら、シリカの供給能力が許す限り基本レシピ*2。シリカが足りない分のみ純アルミ。
- ラインの単純化を重視するなら、全て純アルミ。
アルクラッド筐体
- アルミ筐体
- レシピ詳細 || アルクラッド筐体 || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「ボーキサイト精製」
溶融クイックワイヤーのアルミ版といったレシピで、銅を添加することでアルミを節約できます。
また、製作機から組立機に変わる都合上、単工程で見れば電力効率が大きく悪化します。
一方、工程全体で見た場合、電力消費が激しいアルミのインゴットの必要量を抑制できる点が効いてきます。
そのため、銅のインゴットを基本レシピまたは銅合金で生産しているのであれば、鉱石からの消費電力は大差ありません。
純銅のインゴットを採用している場合、アルクラッド筐体の方が電気代が約4~6割増になります。
- アルミ筐体 100個/分 当たりの必要資源 (アルミのインゴットからの1工程)
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)アルミの
インゴット銅の
インゴット基本 150 - 6.7 2.1 アルクラッド筐体 133 67 13.3 2.1
- アルミ筐体 100個/分 当たりの必要資源 (鉱石からの全工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
- アルミ精錬工程: 汚濁アルミナと純アルミのインゴット
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)ボーキ
サイト銅鉱石 鉄鉱石 石炭 水 基本 167 - - 100 67 88 12.4 アルクラッド筐体 148 67 - 89 59 94 13.6 アルクラッド筐体 &
銅合金のインゴット148 33 17 89 59 96 12.2 アルクラッド筐体 &
純銅のインゴット148 27 - 89 77 142 16.9
クラシック・バッテリー
- バッテリー
- レシピ詳細 || クラシック・バッテリー || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「航空工学」
Update #4でバッテリーの基本レシピが変更され、旧基本レシピが代替レシピ化されました。それがこのレシピです。
基本レシピと比べて直接の原料が全て変わっています。
両レシピを比較するなら、間接的にアルミ製品・銅・硫黄を共通で利用し、追加で各レシピが水やプラスチックを要求すると考えると良いでしょう。
- 個数効率・電力効率
- ボーキサイト・硫黄・電力の消費量を2/3前後に削減できます。
銅やプラスチックの使用量増を加味しても十分お釣りが来ます。 - ラインの単純化
- 一長一短です。
基本レシピではアルミ精錬ラインに硫酸だけ引き込めば生産できましたが、クラシックバッテリーでは銅とプラスチックも要求される点で生産ラインが複雑になります。
一方、アルミナ溶液を使わなくなる点はアルミ精錬ラインの単純化に寄与します。
即ち、本レシピを採用するとアルミナ溶液の用途をアルミのスクラップに1本化できるため、「ボーキサイト→アルミインゴット」の3工程を完全に一体化できます。
- バッテリー 100個/分 当たりの必要資源 (下記原料からの最大4工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
- 汚濁アルミナ溶液と純アルミのインゴットを使用
- 石炭は、「アルミナ溶液 → アルミのスクラップ」の工程で使用
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)ボーキ
サイト銅の
インゴット硫黄 石炭 プラスチック 水 基本 333 - 250 100 - 483 707 53.2 基本 & アルクラッド筐体 315 67 250 89 - 476 705 52.0 クラシック・バッテリー 194 *3208 150 117 200 78 405 56.1
熱交換器
- ヒートシンク
- レシピ詳細 || 熱交換器 || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「先進的なアルミニウム生産」
端的に言えば、ゴムを使用することでアルミや銅を節約するレシピです。
単独で使って銅を完全排除する他、アルクラッド筐体と併用してアルミの量を最小化することもできます。
燃料式発電が主力の場合、銅・アルミ・原油ともに終盤は高需要な資源ですので、供給能力に応じて代替レシピの採用是非を判断すると良いでしょう。
原子力発電が主力の場合、原油は余りがちな資源になるので積極採用する価値があります。
また、基本レシピでヒートシンクを冷却システムに加工する場合、ゴムが共通原料になるのでラインの簡素化も期待できます。
- ヒートシンク 100個/分 当たりの必要資源 (インゴット・ゴムからの2工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)アルミの
インゴット銅の
インゴットゴム 水 基本 500 767 - - 570 108 蒸気加熱銅板 500 467 - 300 900 112 熱交換器 450 - 300 - 170 30 熱交換器 & アルクラッド筐体 400 200 300 - 190 30
冷却装置
- 冷却システム
- レシピ詳細 || 冷却装置 || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「先進的なアルミニウム生産」
窒素を節約するためにアルミと電気を使うレシピです。
- 個数効率
- 基本レシピと比べると窒素ガスを52%もカットできるため、窒素供給が逼迫しているなら有用なレシピです。
一方、ヒートシンク、ひいてはアルミが25%増となるため、こちらの供給が逼迫しているなら避けましょう。
また、副原料(ゴム&水かモーターか)も変わりますが、資源の希少性と使用量を考えれば、窒素・アルミと比べて取るに足りません。
- 消費電力・土地効率
- 原料のレシピ構成にかかわらず、電力効率と土地効率は数割悪化します。
- ラインの単純化
- 入力が1つ減るという点ではラインの単純化にも貢献します。
ただし、ヒートシンクを熱交換器のレシピで一体生産している場合は、基本レシピのゴムが共通原料となるため、入力数はトントンです。
- 冷却システム 100個/分 当たりの必要資源 (下記原料からの2~3工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)窒素ガス アルミの
インゴット銅の
インゴットゴム モーター 水 基本 2500 1000 1533 200 - 500 2473 291 蒸気加熱銅板 2500 1000 933 200 - 1100 3133 299 熱交換器 2500 900 - 800 - 500 1673 134 熱交換器 & アルクラッド筐体 2500 800 400 800 - 500 1713 134 冷却装置 1200 1250 1917 - 50 - 3425 390 蒸気加熱銅板 & 冷却装置 1200 1250 1167 - 50 750 4250 400 熱交換器 & 冷却装置 1200 1125 - 750 50 - 2425 194 熱交換器 & アルクラッド筐体 &
冷却装置1200 1000 500 750 50 - 2475 194
無線制御システム
- 無線制御ユニット
- レシピ詳細 || 無線制御システム | 無線接続ユニット || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「ボーキサイト精製」
無線制御ユニットの代替レシピの1つで、コンピューターの代わりに回路基板とゴムを使用すると共に、残る水晶発振器とアルミ筐体の必要量が変動します。
下記の通り、基本レシピと比較すると一長一短な面が多いため、各資源の需給バランスや土地事情と相談した上で採用是非を決めると良いでしょう。
- 個数効率
- 他の代替レシピの採用状況にもよりますが、要求される幅広い資源を2~4割程度削減すると同時に、これを台無しにするかのごとくアルミの要求量が25%増加します。
このレシピを採用する場合、アルクラッド筐体を併用してアルミ生産ラインへの負荷を軽減したいところです。
アルクラッド筐体を採用したとしても、アルミ筐体・無線制御ユニット共に標準レシピの場合と比べて銅の消費量を10%余り削減できます。
資源全体での個数効率にとしては、評価基準にもよりますが概ねトントンといったところでしょう。
- 消費電力
- 製造速度の速さと水晶発振器の使用量削減などが寄与し、消費電力に関しては優秀なレシピです。
具体的には、無線制御ユニットを1個/分で生産するには、鉱石採掘から最終工程までの全電力(輸送を除く)を合計して120~200MW程度必要です。
このレシピを採用すると、各原料の代替レシピがどうであれ2~3割程度の節電が見込めます。
- 要求原料
- このレシピ単体で見ると入力が1つ増えるため、ライン組みが面倒になります。
一方、絶縁水晶発振器を併用して無線制御ユニット・水晶発振器・回路基板・AIリミッターを一体生産すると、一部の原料を共通化できるため基本レシピと比べて入力が減ります。
更に、回路基板の代替レシピで入力を増やさずに種類を調整できるため、柔軟な運用が可能です。
この性質から、多数の工程を包括する大規模工場に向いています。製造チャート
無線制御ユニット (代替:無線制御システム)
┣アルミ筐体
┣水晶発振器 (代替:絶縁水晶発振器)
┃┣石英結晶
┃┣ゴム
┃┗AIリミッター
┃ ┣銅板
┃ ┗クイックワイヤー
┣回路基板
┃┣銅板
┃┗プラスチック
┗ゴム
回路基板は、「銅板の代わりにクイックワイヤー」や「プラスチックの代わりにシリカか石油コークス」が選択可能
シリカを選択した場合、未加工石英として入力するなら原料が1つ減る。
- 無線制御ユニット 10個/分 当たりの必要資源 (鉱石からの全工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ編成
- 単純化重視
- 鉄のワイヤー・縫合鉄板
- カテリウム回路基板・熱交換器
- 電極アルミスクラップ
- 無線接続ユニット:クイックワイヤーケーブル
- 個数効率特化
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・純石英結晶・廉価シリカ
- 汚濁アルミナ・電極アルミスクラップ・廃重油・ゴムとプラスチックの個数効率最大化
- 蒸気加熱銅板・溶融クイックワイヤー・アルクラッド筐体・絶縁水晶発振器
- シリカ系:シリコン回路基板・シリコン高速コネクター
- カテリウム系:カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)未加工
石英ボーキ
サイト鉄鉱石 銅鉱石 カテリウム
鉱石石炭 原油 石灰岩 水 基本 270 240 215 315 - 120 435 - 240 1660 227 無線制御システム 250 300 100 180 - 150 350 - 300 1150 147 無線接続ユニット 300 200 - 587 672 100 120 - 200 1337 218 単純化重視 150 240 187 - 174 - 189 - 72 1146 152 無線制御システム &
単純化重視100 300 124 - 86 - 251 - 90 922 121 無線接続ユニット &
単純化重視200 180 - - 756 - 295 - 54 1233 173 個数効率特化 179 160 - 118 65 - 64 190 413 1580 165 無線制御システム &
個数効率特化186 200 - 95 35 - 77 238 389 1335 141 無線接続ユニット &
個数効率特化 (カテリウム系)240 120 120 233 201 - 62 143 711 2318 264 無線接続ユニット &
個数効率特化 (シリカ系)366 120 - 150 100 - 52 353 499 1932 210
無線接続ユニット
- 無線制御ユニット
- レシピ詳細 || 無線制御システム | 無線接続ユニット || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「ボーキサイト精製」、マイルストーン「先進的なアルミニウム生産」
基本レシピから綺麗に全ての原料が変わっていますが、端的に言えば他の全てを犠牲にしてでもアルミを節約したい人向けのレシピです。
アルミの節約に関しては優秀で、このレシピ単独で使用するだけでも17%カット、更に熱交換器とアルクラッド筐体を併用することで34%もカットできます。
その代償として、銅・石英の消費量が大幅に増加する上、新たにカテリウムも要求されます(具体的な数量は下表参照)。
元からカテリウムコンピューターやカテリウム回路基板を採用している場合はカテリウムは新規ではありませんが、これを基準にしてもなお要求量が大幅に増加します。
更に、上流工程である程度の代替レシピを導入している場合は電力効率や専有面積も数割悪化します。
これらの苦難を乗り越えてでもアルミを節約したくなるほどに供給不足なら、採用価値のあるレシピです。
- 無線制御ユニット 10個/分 当たりの必要資源 (鉱石からの全工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ編成
- 単純化重視
- 鉄のワイヤー・縫合鉄板
- カテリウム回路基板・熱交換器
- 電極アルミスクラップ
- 無線接続ユニット:クイックワイヤーケーブル
- 個数効率特化
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・純石英結晶・廉価シリカ
- 汚濁アルミナ・電極アルミスクラップ・廃重油・ゴムとプラスチックの個数効率最大化
- 蒸気加熱銅板・溶融クイックワイヤー・アルクラッド筐体・絶縁水晶発振器・カテリウムコンピューター
- シリカ系:シリコン回路基板・シリコン高速コネクター
- カテリウム系:カテリウム回路基板
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)未加工
石英ボーキ
サイト鉄鉱石 銅鉱石 カテリウム
鉱石石炭 原油 石灰岩 水 基本 270 240 215 315 - 120 435 - 240 1660 227 無線制御システム 250 300 100 180 - 150 350 - 300 1150 147 無線接続ユニット 300 200 - 587 672 100 120 - 200 1337 218 単純化重視 150 240 187 - 174 - 189 - 72 1146 152 無線制御システム &
単純化重視100 300 124 - 86 - 251 - 90 922 121 無線接続ユニット &
単純化重視200 180 - - 756 - 295 - 54 1233 173 個数効率特化 179 160 - 118 65 - 64 190 413 1580 165 無線制御システム &
個数効率特化186 200 - 95 35 - 77 238 389 1335 141 無線接続ユニット &
個数効率特化 (カテリウム系)240 120 120 233 201 - 62 143 711 2318 264 無線接続ユニット &
個数効率特化 (シリカ系)366 120 - 150 100 - 52 353 499 1932 210
オーバークロック・スーパーコンピューター
- スーパーコンピューター
- レシピ詳細 || オーバークロック・スーパーコンピューター | 超性能コンピューター || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「航空工学」、マイルストーン「先進的なアルミニウム生産」
基本レシピから原料が綺麗サッパリ変わっています。
多少上流工程に遡ったところで、共通原料はコンピューターくらいしか無いという徹底ぶりです(代替レシピ次第では、これすら無くなりますが)。
個数効率の点では、カテリウムと若干の銅を節約できますが、それに全く見合わないレベルで石英・ボーキサイト・窒素ガスが要求されます。
更に、電力効率や土地効率でも基本レシピと同等以下なので、採用価値は見出し難いところです。
無理にでも利点を挙げるなら、単工程で見れば組立機で高速生産できるので省スペースです。
- スーパーコンピューター 10個/分 当たりの必要資源 (鉱石からの全工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
- OCSC = オーバークロック・スーパーコンピューター
レシピ編成
- 単純化重視
- 鉄のワイヤー・熱交換器
- カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター
- 汚濁アルミナ・純アルミのインゴット
- スーパーコンピューター基本レシピ: クイックワイヤーケーブル
- 超性能コンピューター: クイックワイヤー固定子・カテリウムワイヤー
- 個数効率特化
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・純石英結晶・廉価シリカ
- 汚濁アルミナ・電極アルミスクラップ・廃重油・ゴムとプラスチックの個数効率最大化
- 鉄のワイヤー・溶融クイックワイヤー
- カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター
- クラシックバッテリー・アルクラッド筐体・熱交換器・絶縁水晶発振器
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)鉄鉱石 銅鉱石 カテリウム
鉱石石炭 原油 硫黄 未加工
石英ボーキ
サイト窒素ガス 石灰岩 水 基本 260 1600 1248 - 2340 - - - - - - 5120 759 OCSC 645 1405 - 510 1395 - 960 1020 750 - 1170 6191 827 超性能コンピューター 263 1008 120 143 1305 250 25 350 - - 700 3663 480 単純化重視 - 200 2070 - 1226 - - - - - - 3249 447 OCSC & 単純化重視 603 - 522 692 855 - 450 1100 750 - 590 4303 532 超性能コンピューター &
単純化重視30 100 794 130 495 250 - 333 - - 483 2139 250 個数効率特化 179 601 561 - 254 - - - - - 2013 5843 622 OCSC & 個数効率特化 - 401 195 - 291 - 664 660 750 786 1742 6179 630 超性能コンピューター &
個数効率特化217 222 178 45 190 150 94 131 - 156 1128 3537 389 - OCSC = オーバークロック・スーパーコンピューター
超性能コンピューター
- スーパーコンピューター
- レシピ詳細 || オーバークロック・スーパーコンピューター | 超性能コンピューター || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「航空工学」、マイルストーン「原子力」
こちらも基本レシピから大きく原料が変わっています。
中でも特筆すべきは、高速コネクターが無くなりバッテリーが追加された事です。
その他の点も含めて基本レシピと比べると、以下の特徴があります。
- 個数効率
- アルミと硫黄が増える一方でカテリウム・銅・原油を節約できます。
いずれも終盤に供給が逼迫しやすいので、需給バランス次第で採用価値が変わります。 - ラインの単純さ
- 基本レシピなら、ラインの単純化に特化すればクイックワイヤー・銅板・原油だけで生産できます。
しかし、超性能コンピューターだとバッテリーが完全に追加入力、ついでに電磁制御棒用の固定子も追加入力です。
したがって、ラインの複雑化は避けられません。 - 電力効率・土地効率
- 超性能コンピューターに圧倒的な分があります。
ある程度の生産規模があれば、ラインの複雑化をドローン輸送で補ってもなお電力効率での優位性を維持できます。
長所も短所も多岐に渡るので、各人の事情に合わせて採用是非を判断しましょう。
- スーパーコンピューター 10個/分 当たりの必要資源 (鉱石からの全工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
- OCSC = オーバークロック・スーパーコンピューター
レシピ編成
- 単純化重視
- 鉄のワイヤー・熱交換器
- カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター
- 汚濁アルミナ・純アルミのインゴット
- スーパーコンピューター基本レシピ: クイックワイヤーケーブル
- 超性能コンピューター: クイックワイヤー固定子・カテリウムワイヤー
- 個数効率特化
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・純石英結晶・廉価シリカ
- 汚濁アルミナ・電極アルミスクラップ・廃重油・ゴムとプラスチックの個数効率最大化
- 鉄のワイヤー・溶融クイックワイヤー
- カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター
- クラシックバッテリー・アルクラッド筐体・熱交換器・絶縁水晶発振器
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)鉄鉱石 銅鉱石 カテリウム
鉱石石炭 原油 硫黄 未加工
石英ボーキ
サイト窒素ガス 石灰岩 水 基本 260 1600 1248 - 2340 - - - - - - 5120 759 OCSC 645 1405 - 510 1395 - 960 1020 750 - 1170 6191 827 超性能コンピューター 263 1008 120 143 1305 250 25 350 - - 700 3663 480 単純化重視 - 200 2070 - 1226 - - - - - - 3249 447 OCSC & 単純化重視 603 - 522 692 855 - 450 1100 750 - 590 4303 532 超性能コンピューター &
単純化重視30 100 794 130 495 250 - 333 - - 483 2139 250 個数効率特化 179 601 561 - 254 - - - - - 2013 5843 622 OCSC & 個数効率特化 - 401 195 - 291 - 664 660 750 786 1742 6179 630 超性能コンピューター &
個数効率特化217 222 178 45 190 150 94 131 - 156 1128 3537 389 - OCSC = オーバークロック・スーパーコンピューター
熱融合フレーム
- 溶融モジュラー・フレーム
- レシピ詳細 || 熱融合フレーム || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「先進的なアルミニウム生産」、マイルストーン「粒子濃縮」
無線接続ユニットに続く、アルミ節約特化レシピです。
基本レシピと比べ、窒素の使用量が28%増える代わりにアルミの使用量を2/3に抑制できます。
通常、窒素はアルミほど供給量が逼迫しないため、個数効率に関しては上昇したと言って問題ないでしょう。
一方、ライン組みは複雑化します。
第一に、少量とはいえ燃料が追加入力となる点が厄介です。
燃料の用途は、この代替レシピ以外では石油製品の製造と燃料式発電所くらいです。
そのため、基本的には燃料の長距離輸送が必要になることはありません。
しかし、このレシピを採用すると、燃料の長距離輸送を視野に入れる必要が出てきてしまいます。
第二に窒素ガスを硝酸に加工する必要があるため、ひと手間増えます。
しかも、硝酸は充填機での処理速度が遅いため、窒素ガスで輸送するか硝酸として輸送するかも悩みどころです。
ラインの単純化を重視するか、アルミの節約を重視するかでレシピを選ぶと良いでしょう。
- 溶融モジュラーフレーム 100個/分 当たりの必要資源 (ヘビーモジュラーフレームからの1工程)
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)ヘビー
モジュラー
フレームアルミの
インゴット窒素ガス 銅の
インゴット燃料 鉄板
(硝酸用)水 基本 100 7500 2500 - - - - 5333 404 アルクラッド筐体 100 6667 2500 3333 - - - 5667 404 熱融合フレーム 100 5000 3200 - 1000 267 800 4633 270
希釈燃料
- 燃料
- レシピ詳細 || 希釈燃料 || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「ボーキサイト精製」
混合機(Blender)版の燃料レシピです。 精製施設(Refinery)を使用する「容器入り希釈燃料」のレシピと異なり、水と廃重油を液体のまま混ぜるだけで良くなっています。
しかも、充填機(Packager)が不要になる点を踏まえると、容器入り希釈燃料より消費電力・床面積ともに優れています。
ただし、容器入り燃料として輸出したい場合は、「希釈燃料→容器詰め」より容器入り希釈燃料を直接使用する方が省電力です。
用途に合わせて使い分けると良いでしょう。
発電量ベースのデータは、発電・送電を参照してください。
- 燃料 100個/分 当たりの必要資源 (原油からの1~3工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ 必要原料 (個/分) 副産物
(個/分)消費電力
(MW)床面積
(土台換算)原油 水 合成樹脂 基本 150 - 75 75 7.8 廃重油 & 残留燃料 113 - 75 188 19.5 廃重油 & 容器入り希釈燃料 38 100 25 138 12.4 廃重油 & 希釈燃料 38 100 25 129 8.4
- 容器入り燃料 100個/分 当たりの必要資源 (原油からの1~3工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ 必要原料 (個/分) 副産物(個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)原油 水 空の容器 合成樹脂 基本 150 - 100 75 100 10.3 廃重油 & 残留燃料 113 - 100 75 213 22.0 廃重油 & 容器入り希釈燃料 38 100 100 25 121 10.8 廃重油 & 希釈燃料 38 100 100 25 154 10.9
混合ターボ燃料
混合機(Blender)版のターボ燃料レシピです。
精製施設(Refinery)を利用するレシピと比べて必要素材が変更となっており、石炭の代わりに石油コークスを使用します。
その結果、(精製設備版の)ターボ燃料と比較して、以下の特徴を持ちます。
- 必要原料が原油・石炭・硫黄の3入力だったものが原油・硫黄の2入力になったため、設置場所の自由度が上がった
- 硫黄の消費量が減った
- 廃重油・燃料を両方直接入力に取るため生産ラインは若干複雑化した
また、希釈燃料で発電する場合と比較すると、以下の特徴を持ちます。
- 発電量あたりの原油使用量は少ないが、硫黄が必要になる
- 水の必要量は、希釈燃料の方が多い
このレシピが解禁される頃には生産用の硫黄需要が本格的に出てきますし、硫黄は希少性の高い資源ですので無理にターボ燃料のレシピを使わずともいいかもしれません。
具体的な数値は、発電・送電を参照してください。
電動モーター
- モーター
- レシピ詳細 || 精密モーター | 電動モーター || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「航空工学」
固定子を電磁制御棒に置き換えるレシピです。
電磁制御棒の原料が固定子とAIリミッターなので、AIリミッターを追加してローターと固定子を節約するレシピとも言い換えられます。
個数効率の点では、鋼鉄や鉄を節約するために銅やカテリウムを使う形になります。
鋼鉄の節約効果は大きい一方、銅やカテリウムの必要量増加も大きいため、一長一短が明確です。
石炭や原油が不足気味かつ銅に余裕があるなら採用してみても良いでしょう。
ラインの単純化を重視する場合、AIリミッターが純粋な追加入力となる一方、固定子やローターのラインを小規模化できるため、こちらも一長一短です。
明確に一方が優れていると言えるレシピではないので、お好みでどうぞ。
- モーター 100個/分 当たりの必要資源 (インゴットからの全工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ構成
- 単純化重視
- 高密度鋼のインゴット・鉄のワイヤー・溶融クイックワイヤー
- 縫合鉄板・鋼鉄のローター
- 個数効率特化
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・純石英結晶・高密度鋼のインゴット
- 汚濁アルミナ・電極アルミスクラップ・廃重油・ゴムとプラスチックの個数効率最大化
- 鋳造ネジ・鉄のワイヤー・溶融クイックワイヤー・蒸気加熱銅板
- 絶縁水晶発振器
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)鉄鉱石 銅鉱石 石炭 原油 カテリウム
鉱石未加工
石英水 基本 3150 800 900 - - - - 3810 839 電動モーター 1463 800 338 - 600 - - 2409 531 精密モーター 1288 433 225 - - 500 - 3030 491 基本 & 単純化重視 2556 - 1000 - - - - 2939 575 電動モーター & 単純化重視 1092 917 425 - 250 - - 2088 406 精密モーター & 単純化重視 1261 - 250 - - 500 - 2748 408 基本 & 個数効率特化 2013 - 600 - - - 1150 4878 793 電動モーター & 個数効率特化 906 267 225 - 167 - 1112 3916 556 精密モーター & 個数効率特化 503 89 150 39 56 214 734 3188 385
ターボ電動モーター
- ターボ・モーター
- レシピ詳細 || ターボ電動モーター | ターボ・プレッシャー・モーター || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「原子力」、マイルストーン「最先端生産技術」
ターボモーターのレシピの内、冷却システムとゴムを電磁制御棒とローターに差し替えるレシピです。
残る無線制御ユニットとモーターの必要数も変更されます。
詳細は後述しますが、窒素全廃・アルミの節約・ラインの単純化が最大のメリットです。
一方、カテリウム・銅・石英の需要が増えやすいことと、小規模工場との相性が悪いことが欠点です。
詳細は以下の通りです。
- 個数効率
- 鉱石ベースの値は末尾の表に載せますが、ややこしいので解説もしておきます。
何よりも特筆すべきは窒素ガスが完全に不要になる点です。
更に、アルミニウムも2割前後削減できます。
一方、クイックワイヤー・銅板・水晶発振器の需要が増えます。
その結果、メジャーな代替レシピ(※1)を採用しているとカテリウム・銅・石英の消費が増えます。
(※1: 鉄のワイヤーまたは溶融ワイヤー、および純アルミのインゴット)
- ラインの単純化
- えげつないレベルでモーターとの原料統一が図られているレシピです。
無線制御ユニットは別工場から輸入するなら、ターボモーターを鋼管・ワイヤー・AIリミッターの3つだけで生産できます。ターボモーター
├無線制御ユニット
├モーター
│├固定子
││├鋼管
││└ワイヤー
│└ローター (代替: 鋼鉄のローター)
│ ├鋼管
│ └ワイヤー
├電磁制御棒
│├固定子
││├鋼管
││└ワイヤー
│└AIリミッター
└ローター (代替: 鋼鉄のローター)
├鋼管
└ワイヤー
そのため、モーター工場を広い場所に建てておけば、後から比較的容易にターボモーター工場に改装できます。
ただし、最低でもモーターとターボモーターの2工程は一体化しておかないと輸送が面倒なことになるので、狭い場所に建てるには向きません。
- 電力効率
- 基本レシピからは若干改善されます。
しかし、電力効率ではターボプレッシャーモーターが圧巻ですので、節電目当てならプレッシャーの方が良いでしょう。
- ターボモーター 10個/分 当たりの必要資源 (鉱石からの全工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ編成
- 単純化重視
- 汚濁アルミナ・純アルミのインゴット
- 鋳造ネジ・鉄のワイヤー・熱交換器
- カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター・鋼鉄のローター
- 縫合鉄板・鋼鉄のフレーム・被覆型ヘビーフレーム
- 個数効率特化
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・純石英結晶・廉価シリカ
- 汚濁アルミナ・電極アルミスクラップ・廃重油・ゴムとプラスチックの個数効率最大化
- 鋳造ネジ・鉄のワイヤー・溶融クイックワイヤー・蒸気加熱銅板・アルクラッド筐体
- ターボ精密モーター・カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター・絶縁水晶発振器
- 縫合鉄板・被覆型ヘビーフレーム・熱融合フレーム
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)鉄鉱石 銅鉱石 カテリウム
鉱石石炭 原油 未加工
石英ボーキ
サイト窒素ガス 石灰岩 水 基本 1690 1563 - 800 1350 740 880 1000 - 1080 7046 1041 ターボ電動モーター 1755 1398 200 683 1305 810 720 - - 720 6692 1035 ターボプレッシャーモーター 2263 635 - 1240 435 518 735 605 375 735 4751 751 単純化重視 1395 - 348 960 1170 300 933 1000 - 573 5373 717 ターボ電動モーター &
単純化重視1467 167 722 835 495 450 800 - - 320 4710 701 ターボプレッシャーモーター &
単純化重視1294 - 174 1031 165 150 817 605 360 327 3232 485 個数効率特化 201 335 152 60 355 614 560 1000 667 2057 7012 715 ターボ電動モーター &
個数効率特化359 463 264 110 202 586 480 - 571 1747 6789 758 ターボプレッシャーモーター &
個数効率特化504 135 76 327 119 420 438 640 701 1114 4476 525
ターボ・プレッシャー・モーター
- ターボ・モーター
- レシピ詳細 || ターボ電動モーター | ターボ・プレッシャー・モーター || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「粒子濃縮」
モーターを除く原料が全て変わっていますが、以下のように考えると少しは分かりやすくなります。
- モーター → 維持(数は変更)
- 無線制御ユニット → 圧力変換キューブ (無線制御ユニット+溶融モジュラーフレーム)
- 冷却システム(主に窒素とアルミ) → 容器入り窒素ガス(窒素とアルミ)
- ゴム(冷却システムの原料兼任) → 固定子(モーターの原料兼任)
詳細は以下の通りですが、個数効率や電力効率を取るなら本レシピ*5、ラインの単純化や窒素排除を優先するならターボ電動モーターとすると良いでしょう。
- 個数効率・電力効率
- 以下の通り非常に優秀です。
- 銅・石英:大幅に消費量減少(具体的な値は下表参照、以下同じ)。
- カテリウム:カテリウムコンピューター等を併用している場合、カテリウムも削減
- 石炭・原油:高密度鋼だと石炭増・原油減、コークス鋼だと両方削減
- ボーキサイト:基本レシピより減、ターボ電動モーター並
- 窒素ガス:基本レシピより減、ターボ電動モーターには及ばない
- 鉄・石灰:大幅増だが、元より余裕のある資源なので悪影響は比較的少ない
- 消費電力と総床面積も3~4割減少
- ラインの単純化
- ターボ電動モーターのようなライン単純化効果は乏しい上、容器入り窒素ガスが要求される点が厄介です。
容器入り窒素ガスの原料たる空の液体タンクは、本レシピと輸送用にしか使いません。
輸送用はタンクを使い回せるので、基本的には恒久的なタンク生産ラインは不要です。
しかし、本レシピを採用するとタンクの恒久生産ラインが必要になる点に注意しましょう。
念のために補足しておくと、容器入り窒素ガス1個は窒素ガス4m3です。
窒素ガスの生産・輸送量を計算する際は、この点を忘れずに。
- ターボモーター 10個/分 当たりの必要資源 (鉱石からの全工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ編成
- 単純化重視
- 汚濁アルミナ・純アルミのインゴット
- 鋳造ネジ・鉄のワイヤー・熱交換器
- カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター・鋼鉄のローター
- 縫合鉄板・鋼鉄のフレーム・被覆型ヘビーフレーム
- 個数効率特化
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・純石英結晶・廉価シリカ
- 汚濁アルミナ・電極アルミスクラップ・廃重油・ゴムとプラスチックの個数効率最大化
- 鋳造ネジ・鉄のワイヤー・溶融クイックワイヤー・蒸気加熱銅板・アルクラッド筐体
- ターボ精密モーター・カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター・絶縁水晶発振器
- 縫合鉄板・被覆型ヘビーフレーム・熱融合フレーム
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)鉄鉱石 銅鉱石 カテリウム
鉱石石炭 原油 未加工
石英ボーキ
サイト窒素ガス 石灰岩 水 基本 1690 1563 - 800 1350 740 880 1000 - 1080 7046 1041 ターボ電動モーター 1755 1398 200 683 1305 810 720 - - 720 6692 1035 ターボプレッシャーモーター 2263 635 - 1240 435 518 735 605 375 735 4751 751 単純化重視 1395 - 348 960 1170 300 933 1000 - 573 5373 717 ターボ電動モーター &
単純化重視1467 167 722 835 495 450 800 - - 320 4710 701 ターボプレッシャーモーター &
単純化重視1294 - 174 1031 165 150 817 605 360 327 3232 485 個数効率特化 201 335 152 60 355 614 560 1000 667 2057 7012 715 ターボ電動モーター &
個数効率特化359 463 264 110 202 586 480 - 571 1747 6789 758 ターボプレッシャーモーター &
個数効率特化504 135 76 327 119 420 438 640 701 1114 4476 525
電磁接続ロッド
- 電磁制御棒
- レシピ詳細 || 電磁接続ロッド || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「原子力」、MAM分析「AIリミッター」
AIリミッターの代わりに高速コネクターを使用するレシピですが、今ひとつメリットが見えてきません。
高速コネクターはAIリミッターと比べて製造工程が複雑なため、ラインの単純化とは真逆に位置します。
個数効率で見ても、原料の代替レシピの組み合わせにかかわらず、基本的に電磁接続ロッドの方が劣ります。
強いてメリットを挙げるのなら、以下の2点でしょう。
- 生産速度が上昇するので単一工程で見るなら省スペース・省電力である。
もっとも、原料の生産ラインも含めて考えれば基本レシピより劣る。 - シリコン高速コネクターやシリコン回路基板と併用すれば、シリカと引き換えに他資源の個数効率・電力効率・土地効率が大きく向上する。
ただし、シリカの必要量に対して他資源の節約量が見合っていないので、未加工石英が使い道に困るほど余っている状況でないと採用は厳しい。
AIリミッターに使われる銅板をあえて回避するためのレシピです。
鉄のワイヤー、クイックワイヤー・ケーブル、カテリウム回路基板、熱交換器と併用して銅を使用しないラインが作れます。
- 電磁制御棒 100個/分 当たりの必要資源 (鉱石からの全工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ編成
- 単純化重視
- 鉄のワイヤー
- 個数効率特化
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・高密度鋼のインゴット・廉価シリカ
- ゴムとプラスチックの個数効率最大化
- 鉄のワイヤー・溶融クイックワイヤー・蒸気加熱銅板
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・純石英結晶・廉価シリカ
- シリカ系:シリコン回路基板・シリコン高速コネクター
- カテリウム系:カテリウム回路基板・カテリウムコンピューター
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)カテリウム
鉱石銅鉱石 鉄鉱石 石炭 原油 未加工
石英石灰岩 水 基本 1200 1600 675 675 - - - - 2268 462 電磁接続ロッド 1680 1100 450 450 300 - - - 2670 470 単純化重視 1200 1000 1117 450 - - - - 2331 491 単純化重視 &
コークス鋼のインゴット1200 1000 1173 - 127 - - - 2452 495 電磁接続ロッド & 単純化重視 1890 - 782 - 328 - - - 2703 440 個数効率特化 333 533 601 450 - - - 1532 4862 616 電磁接続ロッド &
個数効率特化 (カテリウム系)502 502 700 300 24 - - 1317 4943 632 電磁接続ロッド &
個数効率特化 (シリカ系)250 294 401 300 - 315 525 785 3978 498
注入型ウラン・セル、ウラン燃料ユニット
- 被覆型ウラン・セル
- レシピ詳細 || 注入型ウラン・セル || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「原子力」、MAM分析「カテリウムのインゴット」、MAM分析「石英」、MAM分析「硫黄」- ウラン燃料棒
- レシピ詳細 || ウラン燃料ユニット || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「原子力」、MAM分析「石英結晶」
前者はコンクリートの代わりにシリカとクイックワイヤーを使い、後者はコンクリート被覆型鋼梁の代わりに水晶発振器とビーコンを使うことで、ウランの個数効率を改善するレシピです。
どちらのレシピもウランの個数効率が約1.5倍に改善します。
併用すれば基本レシピの42%のウランでウラン燃料棒を作成できるため、原子力発電所を最大限活用するなら導入したいレシピです。
ウラン以外の個数効率に関しては、そもそもの消費量が少ないのでカテリウム以外は取るに足りません。
カテリウムだけは注入型ウランセルに大量使用する*6ので、最低でも溶融クイックワイヤーの併用を推奨します。
一方、個数効率改善の代償としてラインの複雑化が待っています。
- シリカ
- 基本レシピによるウラン燃料棒作成には用いないため1入力追加が必要です。
- クイックワイヤー
- 相当上流工程のAIリミッターくらいにしか使いません。
したがって、よほど多数の工程を一体生産している工場でなければ、こちらも追加入力となるでしょう。 - 水晶発振器
- 基本レシピで作るにせよ絶縁水晶発振器で作るにせよ、発振器の原料の内の2つは燃料棒の他工程と共通点がありません。
やはり入力数増加は避けがたいでしょう。 - ビーコン
- 初歩的な素材だけで作れるのは良いのですが、やはり他工程との共通原料が乏しいのがネックです。
唯一、水晶発振器とは多少の入力一本化が期待できます(基本レシピならケーブルが共通、代替レシピならビーコンが発振器を使う)。
基本レシピで要求されたコンクリートやコンクリート被覆型鋼梁が無くなることを加味しても、入力数の増加は避けがたいところです。
- ウラン燃料棒 10個/分 当たりの必要資源 (鉱石からの工程、消費電力は揚水ポンプを含む)
レシピ編成
- 単純化重視
- 鉄のワイヤー・鋳造ネジ・縫合鉄板・クイックワイヤー固定子
- 個数効率特化
- 純鉄のインゴット・純銅のインゴット・純カテリウムのインゴット・高密度鋼のインゴット・純石英結晶・廉価シリカ・生コンクリート
- ゴムとプラスチックの個数効率最大化
- 鉄のワイヤー・溶融クイックワイヤー・蒸気加熱銅板・コンクリート被覆型鋼管・クリスタルビーコン
レシピ 必要原料 (個/分) 消費電力
(MW)床面積
(土台換算)ウラン
セルウラン
燃料棒その他 ウラン カテリウム
鉱石鉄鉱石 銅鉱石 未加工
石英硫黄 石炭 原油 石灰岩 水 基本 基本 基本 1000 600 818 800 - 600 818 - 1350 600 4767 566 注入型 基本 基本 625 1725 818 800 225 625 818 - 450 - 4467 625 基本 ユニット 基本 667 400 635 863 300 400 225 - 600 400 4078 525 注入型 ユニット 基本 417 1150 635 863 450 417 225 - - - 3878 564 基本 基本 単純化 1000 938 360 500 - 600 360 - 1350 600 4564 541 注入型 基本 単純化 625 2063 360 500 225 625 360 - 450 - 4264 599 基本 ユニット 単純化 667 625 537 333 330 400 127 - 600 400 3861 471 注入型 ユニット 単純化 417 1375 537 333 480 417 127 - - - 3661 510 基本 基本 個数効率 1000 167 414 267 - 600 435 - 675 1993 6043 635 注入型 基本 個数効率 625 479 414 579 161 625 435 - 493 1539 6988 817 基本 ユニット 個数効率 667 148 215 236 141 400 177 26 300 1464 4720 486 注入型 ユニット 個数効率 417 356 215 445 249 417 177 26 179 1161 5350 607
親物質性ウラン
- 非分裂性ウラン
- レシピ詳細 || 親物質性ウラン || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「粒子濃縮」
ウラン廃棄物を非分裂性ウランにする際に、シリカの代わりにウランを注入するレシピです。
核燃料棒関連でシリカを使うのは、ここと代替レシピの注入型ウランセルくらいなので、親物質性ウランを採用すれば核燃料ラインからシリカを完全排除できます。
ウラン廃棄物の個数効率も改善しますが、以下の通り原子力ライン全体で見た個数効率は芳しくありません。
したがって、個数効率よりラインの簡素化を重視する人向けのレシピです。
レシピ | 原子力 発電所*7 | ウラン (個/分) | プルトニウム 廃棄物 (個/分) | |
他工程 | 非分裂性 ウラン | |||
基本 | 基本 | 1.00 | 13.33 | 0.33 |
親物質 | 1.00 | 12.50 | 0.50 | |
代替 | 基本 | 1.00 | 4.41 | 0.47 |
親物質 | 1.00 | 5.00 | 0.73 |
また、プルトニウム燃料棒の製造工程をウラン廃棄物の処理工程とする人にとっては、2倍*8もの非分裂性ウランが生成する余計なお世話レシピとなるでしょう。
即席プルトニウム・セル
- 被覆型プルトニウム・セル
- レシピ詳細 || 即席プルトニウム・セル || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「粒子濃縮」
非分裂性ウランを粒子加速器に直接投入することで、プルトニウムペレットを飛ばしてプルトニウムセルを得る工程です。
アルミ筐体を使用するとはいえ量は大したことありませんし、それでいて工程数削減やウラン廃棄物のライン単純化に寄与します。
また、加速器の数が1.5倍になりますが、原子力関連工程全体で見た場合の消費電力や総床面積は大差ありません。
その上に個数効率も15%程度改善するため、プルトニウム燃料棒も発電に使う人にとっては心強いレシピです。
一方、プルトニウム燃料棒の製造工程をウラン廃棄物の処理工程とする人にとっては、処理すべきプルトニウムセル数と必要資源の増加をラインの単純化のために受け入れるか否かが悩ましい部分です。
プルトニウム燃料ユニット
- プルトニウム燃料棒
- レシピ詳細 || プルトニウム燃料ユニット || レシピ一覧 (生産物別・性質別)
前提条件: マイルストーン「粒子濃縮」
プルトニウム燃料棒の製造工程を、被覆型プルトニウム・セルと圧力変換キューブの2原料のみで生産できるようになるレシピです。
基本レシピ・代替レシピ共に、原料生産に関係する代替レシピ数が膨大で、もはや資源効率や電力効率を定量的に議論するのは困難です。
ただ、以下の点は紛れもないメリットですので、プルトニウム燃料棒を発電に使うなら採用を一考する価値はあるでしょう。
- 鋼梁・ヒートシンクは、いずれも他の原子力関連工程で使う場面が少ない。これを圧力変換キューブで代替できるため、輸入品目が1つ減る。
- 製造機が組立機に変わるため省スペースな上、基本レシピより高速。
- ウランの個数効率が改善する。
一方、プルトニウム燃料棒をAWESOMEシンクに流す場合、圧力変換キューブが約25万ptであるのに対しプルトニウム燃料棒が約15万ptと獲得ポイントが大きく下がってしまいます。
シンクを単なるゴミ箱と考えるならともかく、ポイント効率も考えるなら標準レシピを使う方が良さそうです。