ポケモントレーナー

Last-modified: 2023-07-03 (月) 14:10:11

『ポケットモンスター』シリーズについて

 通称ポケモン(国外ではこれが正式名称)。対戦育成ゲームとJRPGの代表格。開発は主にゲームフリークとクリーチャーズが担当しており、任天堂直轄の作品ではない。

 ポケットモンスター(ポケモン)と呼ばれる生物がいる世界で、手持ちのポケモン同士を対戦させるポケモンバトルと呼ばれる文化を中心にポケモンと人間との交流を描くRPG。なので他の主要なRPGとは違い主人公はあくまでもポケモントレーナーとして指示を出す非戦闘要員であり、戦闘は育成させたポケモンで行うのが特徴である。ちなみにポケモンの数は2022年10月現在で922種類。作中のみならずプレイヤー間でもポケモンバトルが可能であり対戦ゲームとしても長く親しまれている。ポケモンがいることを除けば基本的には現代・近未来的な世界観になっているが、これはMOTHERシリーズの影響である。ちなみにスマブラのポケモントレーナー(男の子)が帽子を被っているのもネスにあやかっている。

 虫取り少年だった原作者の田尻智氏の体験を元にした「収集・育成・交換を目的とするゲーム」の構想自体は1990年頃には出来上がり、ゲームボーイ向けに開発をするのも決まっていたが、資金不足や技術不足の影響で長い間開発が進まなかった歴史がある。何とか形には出来たものの、すでにゲームボーイ市場は発売から七年経ったことで下火となってしまった。そんなプレイステーションやセガサターン、NINTENDO64などの新機種やそのソフトに世の注目は集まる1996年に『ポケットモンスター赤・緑』が発売されたのである。

 発売後は当時の小学生の口コミを中心に人気が向上。この機会を逃さず、同1996年に早くもカードゲーム化*1翌1997年にはアニメ化が行われ、さらに人気を爆発。1998年には国外進出を行い、結果的にRPGゲームにおいて販売本数世界一を記録した。同時に携帯ゲーム機の価値も再評価され、ゲームボーイ市場が再活性化。以降も任天堂は携帯ゲーム機を作り続けることになる。カードゲームとアニメの方も国外進出に成功し、最も成功したゲーム発のメディアミックスと称されるようになった。

 輝かしい成功の一方でポケモン関連の事業が複雑になり、発売や権利管理を担っていた当の任天堂自身も手に余る存在となってしまった。「上手く行き過ぎて逆に危機感を感じていた」当時の任天堂社長の山内溥氏の意向もあり、予てより設立されていたグッズショップの運営会社を発展させて、ポケモン事業専門会社である「株式会社ポケモン(通称:株ポケ)」を設置(株主は任天堂、ゲームフリーク、クリーチャーズ)。以降、権利管理や関連商品販売などはここが担うようになった。これは他の任天堂系の作品はニンダイで発表されるが、ポケモン関連の情報は基本的に独立したポケモンダイレクトで発表されることにも反映されている*2。後任の任天堂歴代社長の岩田聡氏(設立に尽力)、君島達己氏(株ポケ前社長)、古川俊太郎氏(2012年から社外取締役)も同社とは何かしら関わっている。

 このように「セカンドパーティ二社+株ポケが絡む」という他の単独セカンドパーティ以上に複雑な権利関係で成り立っていることから、『スマブラ』における『ポケモン』シリーズの参戦は岩田聡氏が自らの人脈を駆使して実現させた奇跡と言っても過言ではない*3。その分、

  • ピカチュウプリンピチューはカラーバリエーションで肌の色がほとんど変わらない(帽子や装飾で代用)
  • ポケトレ以外の人間キャラのフィギュアは『スマブラDX』ではオーキド博士とカスミ(共にアニメ版のデザイン)、『スマブラfor3DS』では『X・Y』主人公とプラターヌ博士のみ(『スマブラX』『スマブラforWiiU』では存在しない)
  • 『スマブラX』での「シール」でポケモンは原作の公式イラストが使用されず、『スマブラ』でのグラフィックがそのままシールにされている
  • 『スマブラSP』でのスピリットで使われたポケモンのイラストは原作ゲーム用ではなく、ポケモンセンターやポケモングローバルリンク用のものであり、人間キャラは『スマブラSP』グラフィックのポケトレだけ*4

…と、他の任天堂タイトルとは比較的制約も多い。サードパーティ=他社であるスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーVII』の扱いに通ずる点があるとも言えるだろう。

 現在でも本編のRPG以外にも多数の外伝ゲーム、アニメ、カードゲーム、その他商品・催し物展開がされており。ゲームとしての概念を超えた凄まじいシリーズとなっている。

キャラについて

『ポケットモンスター』シリーズの主人公であり、トレーナーはその総称。略称は「ポケトレ」。
見た目はポケモン『FR・LG』の男女主人公。
男の子の方は『赤・緑』でのデザインのリファインであり、女の子の方は『FR・LG』になってからの追加*5である。
ポケモントレーナーとなっているが戦うのは彼(彼女)ではなく、彼が使役するポケットモンスター(以下ポケモン)という生物である。
ポケモン世界においてはポケモンと呼ばれる存在はメジャーで、しっぽを食べたり牧場もやっていたりする。
スネークから見てるだけかよとは言われてるモノの、あの世界の人類のフィジカルは尋常ではないためポケモンのがマシな可能性すらある。カイリューはかいこうせん
ある日主人公はオーキド博士に150+1の図鑑を完成させてくれないかと彼の孫とともに依頼されて図鑑を完成させていくことになるのだが、
その行く先々でトレーナーや悪だくみをする人の中冒険する…といったストーリー。
『ソード・シールド』まで行くとジムトレーナーにも焦点が当たり、人気が出るようになってきたが、この頃は特にそういうのはなく、
一部キャラが可愛いといった以外はただの壁ボスといった印象だった。特にカスミのスターミーは語り草となっている。

男の子

 公式名は「レッド」でアニメ主人公のサトシの元になったキャラクター。『金・銀』で再登場するが、プレイヤーの分身たる主人公と言う事もあってか台詞は一切存在しなかった。これを昇華する形で無口と言う性格付けがなされており、基本的に喋らない事が殆ど。本人曰く「言葉は不要*6」。初代主人公とあってか作中屈指の実力者として扱われている。『サン・ムーン』で登場した際には成人しており、リュウみたいな雰囲気になっていた。

女の子

 公式名は「リーフ」。この名前はファンコミュニティから逆輸入した物。レッドと同じ立ち位置なのが影響して近年まで中々出番に恵まれなかった。『ポケモンマスターズ』では年相応の快活な性格となっている。レッドとグリーン*7とは長い付き合い。

ゼニガメ

 かめのこポケモン。オーキド博士がくれる最初のポケモンの中の一つ。みずタイプ。
 カメールを経て、『青』の表紙を飾ったカメックスに進化する。

フシギソウ

 くさどくタイプのたねポケモン。最初に貰えるポケモン「フシギダネ」の進化形態。さらに育てると「フシギバナ」に進化出来る。
 初期段階や最終進化系は露出が多いのに対し、この中間形態は(フシギソウに限らず)原作でも広報や各種商品展開における露出は少ない。なのでポケモンシリーズでも無いスマブラシリーズで活躍するのは相当希少だったりする。

リザードン

 『ポケットモンスター』の表紙を飾っている、かえんポケモン。最初に貰えるポケモン「ヒトカゲ」の最終進化形態、ほのおひこうタイプ。
 初代から登場するポケモンではピカチュウと並ぶ知名度を誇り、シリーズの顔の一つとも言える存在。アニメ主人公のサトシも保有しており、彼の手持ちの中でも最強格。そのことから現在に至るまで媒体問わず出番が多い。

 対戦面においても、ほのおタイプの中では使用率が高めの人気ポケモン。ステータスや特性(固有能力)の都合上、特殊型が多い*8。速さと火力を生かして敵を焼き尽くすのが仕事。とは言え、物理も決して低くなく、技の選択肢も特殊型より多いので、そちらで運用する人もいる。
 現行最新作の『スカーレット・ヴァイオレット』では使えないが、メガシンカを二つ持っている。そのため、過去作において、型が読めないリザードンは相手にすると厄介な存在であった。

キャラクターの性能

ファイターとしては『X』で初参戦したが、リザードンは『初代64版』、ゼニガメは『DX』から登場していた。
『for』では3DSの性能不足が原因で参戦出来ず、一番人気のリザードンのみ登場する事に。
今作では性能問題の解決で復帰し、リザードンも彼の手持ちに戻っている。
前作から採用された「原作で性別が選べるファイターは両方登場させる」方針のおかげで女性主人公も選べる様になった。
Xの頃はWiiの性能限界により、ポケモンチェンジを行うとディスクの長い読み込みが入り物理的にラグを起こせるというとんでもないキャラだった(現在のホムヒカのような仕様だったゼルダ/シークも同様。ただしゼルダ/シークは片方で戦い続けられるので、撃墜時に強制チェンジが入るポケトレとは違って「自衛」は可能)。謎のスタミナ要素などもあり人気もイマイチだったが、今作でようやく本来の姿になれたという所だろう。

いわゆる状況に応じて操作キャラを変えるタイプのファイター。

  • 発生隙が良好だがリーチが劣るコンボ型のゼニガメ
  • 癖があるものの判定が暴力的で使いやすい飛び道具まで持つフシギソウ
  • 火力が高く重量級そのものだがそこそこの復帰力をもつリザードン

とそれぞれ特徴が異なっている。とくにフシギソウは崖際の攻防が滅茶苦茶強く対策が必須。
概ね小さな体ですばしっこく動き、コンボで火力を稼ぐ立ち回りのゼニガメ、中距離をムチと飛び道具で制しつつ着地狩りや復帰阻止で暴力的な判定を押し付ける搦め手・壊しのフシギソウ、それでも倒しきれなかった相手に寿命バーストを与え、重量と復帰力で試合を耐える重戦車のリザードンを順繰りに使って立ち回るのが「ポケモントレーナー」のキャラ性能となる。
少数派だが3体のうちの1体しか使わない単騎使いもいる。
注意点として空中ジャンプの消費回数は全キャラ共有であるという点があり、フシギソウが空中ジャンプをした後でもリザードンに交代すればもう一回ジャンプできる。崖外でフシギソウを追い詰めたと思っても油断しないこと。

長所 短所

  • 長所
    ・得意または苦手なキャラ、状況によって操作キャラを変えることができ、立ち回りが豊富。
    ・全員投げバがある。
    ・1F無敵の下Bポケモンチェンジで暴れ択も備える。
  • 短所
    ・真価を発揮するには3キャラを使いこなす必要がある。
    ・飛び道具への耐性がやや少ない。
    ・3キャラとも基本的に肉弾戦タイプであり、結局は魔王同様近距離での読み合いを制する必要がある。
    ・OP相殺が3キャラ共有のため、他のキャラがコンボパーツで使用した技で撃墜を狙うと意外と飛ばなかった、などが起こりえる。

要注意技・用途解説

  • 共通
    ・下B ポケモンチェンジ
    原作よろしく戦闘中に対面するポケモンを変更する。
    1Fで発生保証付き。交代する順番は固定でゼニガメ→フシギソウ→リザードン→ゼニガメ。
    原作のように交代したからと言って体力が変わるわけではなく共有。また状態異常も共有。
    1Fから完全無敵が暫く付くため暴れや着地ずらしに使ってきたりすることもある。
    割と高性能なせいか内部クールタイムが存在し2秒弱は連続して出せない。
    それ以内に出したいなら他のB技で上書きすれば可能。
    上記にあったフシギソウを遠くに吹っ飛ばしたがリザードンになって帰られたということもある。

◆ゼニガメ
・横強  しっぽはたき  発生5F
ゼニガメの喰らってはいけない技筆頭。
回転率がすさまじく一秒に3回強も出せる。しかも無敵判定付き。おまけに滑り横強でめちゃくちゃ移動するため超高性能の差し込み技でもある。
とにかくリスクが小さく、当ててから高火力コンボの始動である下投げに繋がる。
高%でもそこからダウン連が始まってしまうので絶対に受け身を取ること。
とりあえず終始拒否しなければダメな技である。

・空前  ロケットキック  発生5F
空前にありがちな普通の正面キック。
…なのだが発生も持続も優秀で着地隙も6Fと極めて短い。低空で喰らっても反撃しようとしないこと。
あらゆる用途に扱える上にコンボとしても連続で使うことで火力不足も補える。ガノンにくれ
しかし、こちらの空N置きで余裕で潰せる上にリターン勝ち出来る。ゼニガメはそこまで空中機動力が良いわけでもない。

・後投げ  りょうてなげ  発生27F
スマッシュは確かに低性能だが、コイツに関しては意味不明な程吹っ飛ぶ。崖端では130%になったあたりから危険。
しかし、ゼニガメのまともな撃墜手段はこれくらい。

 

◆フシギソウ
・空下 うらばくれつフラワー 発生11F
メテオ。フシギソウと対峙して崖外に飛ばされて崖を掴む際確実に相手がやってくるのがコレ。
なんと地形を貫通するため▽型の台座の下から復帰すると死が見える。
判定もクソつよでガノンクローの真空判定でもまず勝てない。
というか復帰でガノンクローを出しちゃってこれと相打ちになった時点で死確定。
魔王様は上Bの崖掴みが優秀なので普通に崖を掴もう。それでも2Fに合わせられると死なのでタイミングをずらす意外に道はない。

・空上 ばくれつきゅうこうか 発生12F
つぼみから上方向に花粉を吹き出し、逆噴射で下方向に加速する。
攻撃範囲と撃墜力が尋常ではない技。
空下と同じく超判定でありかち合いにはまず勝てないため頑張って逃げよう。

・空後  ムチホイール  発生7F
リーチが長く、着地隙もトップクラスに低い技。
とにかく低リスクに出せる癖に当たればコンボに移行できる牽制兼、撃墜始動技。
この技を食らった後に上Bで追撃してくることがあるので絶対に外ベク変で抜けたい。

・NB タネマシンガン 発生7F
つぼみから上方向にタネを打ち出す。
出す瞬間はフシギソウ本体にも判定があり、これが結構強い。
本体判定は地上の相手にしか当たらないのだが物凄く強く、魔王がDAでかち合った場合なんと吸われる。
どんな判定してんだ
ちなみに、これ単体で25%前後稼がれると地味に痛い。

・横B はっぱカッター 発生24F
ポケトレ勢が唯一持つそれなりに飛ぶ飛び道具。
フシギソウ自体は全体的に発生が遅かったり判定に癖があったりとした攻撃が多いのだがこれもその一つ。
なのだが、そんなものは魔王様相手にはないも等しい弱点である。発生24Fだろうが余程の至近距離じゃないと潰せない。
大抵ちょっと離れたところから連射されて障害物競争が開始する。いつものことだな!
後隙が小さいのでこれを喰らってしまうと空中からの攻撃が確定してしまう。ただの牽制技と高をくくらないように。

・上B つるのムチ 発生15F
フシギソウ唯一の復帰技。ワイヤー復帰技だがなぜか真上は掴んでくれないという融通の利かなさが弱点。
基本的にフシギソウが復帰技を出すのは崖から斜めに位置するところと覚えておこう。
また攻撃技としては見た目は地味なのだが先端の吹っ飛ばし力が異常なほど高く、下投げや空N、横Bなどから繋がってしまう。
単体で狙われることはあまりないが、自分より斜め下にフシギソウがいたら一応警戒しよう。
この技、平気で地形を貫通するので地上と崖下が近いすま村などで崖より内側に潜って、反対側にこれを出して崖付近で待機している相手に先端を当てるという魅せ技がある。実戦的とは言い難いが、フシギソウが崖付近で怪しい動きをしだしたら注意。

・後投げ つるとばし
つるで後ろに投げ飛ばすシンプルな投げ。フシギソウの投げバ。
崖背負いなら魔王様を106%でバーストさせる。また、火力自体が12%と高い。
例え60%くらいでも非常によろしくない展開になるので
崖背負いのフシギソウに対しては掴みを増やそう。

 

◆リザードン
・上スマ  ウィングバッシュ  発生6F
全上スマの中で最速かつ、後隙も優秀な技。
流石に撃墜力は控えめだが、ガーキャンでは6Fとクッパの上Bと同発生で出せ、その割にダメージも高いなど使い勝手がかなり良い。
ガードを貼っているリザードンの真上 or 真正面には近づかないように。

・空N リザードンターン 発生8F
前方に宙返りしながら尻尾を振り回す。前作からのリザードンの優秀な切り替えし。
だったが、持続が弱体化したため下方向に弱くなり着地あばれとしては弱くなった。
でも背が高くイケメンな魔王様にはちゃんと機能はする。立ち回りではしっかり注意しよう。
ただし空Nブンブンすれば前作よりこれで好き勝手されにくい。
読んで石砕きによるアーマーゴリ押しもなくなったためしっかり咎めていきたい。

・空後  くうちゅうしっぽ  発生14F
先端の撃墜力が強めの横スマ並みと、空後の中では最強クラスの撃墜力を誇る。
位置によっては信じられないような%で死ぬこともあるので背を向いたリザードンには安易に近づくのは悪手。
基本的に付き合わない方が身のため。

・横B フレアドライブ 発生23F
リザードン、ひいてはポケトレ使いの奥の手。自傷ダメージこそあるものの横移動力が半端ではなくバースト力も優秀。
縦軸が合いそうなときはとりあえずシールドをしたい。
なお開幕にスーパーアーマーがあるため一部技を差せる。空Nを読まれて撃たれたらご愁傷様です。
もしフレアドライブでの突撃が読めたなら長いアーマーがある、魔王お得意の魔人拳をぶち込んでやろう。

・上投げ ちきゅうなげ
相手を抱え上げ上から下に叩き付けるリザードンの投げバ。145%から魔王様を撃墜可能。ただし全体動作が長いためずらし猶予が大きく、外下ずらしをすればかなり耐えられる。
…なのだが、この技は一度上まで行って下まで叩き付けるという動作を挟むため台上があるとそこに叩き付ける。
つまり上に台があると撃墜ラインが下がる。戦場最上段で121%で撃墜されるのでステージよってはより一層注意。

・後ろ投げ つかみかみとばし
これもお馴染み崖背負い時の投げバ。復帰に難がある魔王だと上投げより厄介だと言える。例のごとく崖端での掴まれ厳禁。
ただし注意すべきなのは高%だけではなく、低%でも後ろ投げ→反転空後の先端当てと難度が高いものの危険な連携、果てはほかほか補正がかかっていると
崖端で後ろ投げ→フレアドライブで全キャラに対し0%即死のようなヤンチャ極まるワンチャン行動もある。
もちろん回避が間に合う上、回避されたらリザードンが死ぬ超ハイリスク技だが頭には入れておこう。
これ以外も前投げもそこそこ飛び、下投げは空前などに繋がるなど総じて掴みは警戒したい。

立ち回り

ゼニガメとリザードンはスピードを活かした差し合い、フシギソウはリーチや飛び道具による置きがメインとなる。
全員ガノンの間合いよりも広いので、変に空Nを置くよりも接近戦に持ち込んで火力勝負に持ち込んだ方が良い。

リザードン以外は復帰距離や方法に難がある。
3体の中で特に脆いと言えるのがゼニガメ。理由としては短リーチで復帰距離が短く、さらに重量がトップクラスに軽い。
それだけでなく、ポケモンチェンジで入れ替えて出てくるのがリザードンではなくフシギソウなので、
もしもダメージの溜まったゼニガメを崖外に追い出せた!という場面では是非止めを刺しに行きたい。

余談

  • ゼニガメの小ネタ
    • まるでノコノコのごとく
      横必殺技『からにこもる』は発生は遅いが動作中に攻撃を受けてもベクトルが変わるだけでノーダメージ、という便利な突進技である。
      が、万が一動作中に上から踏まれた場合はまるでマリオシリーズのノコノコのようにひっくり返って動けなくなるという弱点が存在する。
      その隙なんと164F。魔王様のホールドスマッシュやガノンパンチであの世行きが確定する。
      ガノン以外のキャラでも崖端で踏むと行動不能のまま落下していきサヨウナラである。
      ただ、狙って踏めるか?と問われるとちょっと難しいので記憶に止める小ネタ程度に済ませる方が良いだろう。

  • フシギソウの小ネタ
    • フシギソウに対しての空中炎獄について
      なんとこのファイターのみ、空中炎獄シフト(俗に言うベク変)が可能なのである。
      シフトが可能とはいえ炎獄そのものをコントロールできるということではない。
      では何処にシフトの影響が出るのかというと、
      空中炎獄で叩きつけた後のダウン位置に影響が出るのである。参照
      とはいえ大きく影響がある訳では無いので小ネタ程度に把握しとくと良いだろう

  • リザードンの小ネタ
    • 全ファイター中最もアホなCPU Lv.9
      CPUレベル9のリザードンは、終点や戦場、カロスポケモンリーグなどの平面ステージでは特殊なルーティンが組み込まれており、
      1.リザードンが崖捕まり状態である
      2.プレイヤーがステージ中央にいる
      3.プレイヤーがアピールや無操作などの無抵抗状態である
      この3つの条件を満たしたとき、大ジャンプ崖上がり⇒フレアドライブ⇒崖捕まり⇒大ジャンプ崖上がり…を、ひたすら繰り返すようになる。
      崖の捕まり回数は有限なのでそのうちループは終わるが、また崖に捕まったときに条件がそろうとまた同じことを繰り返すようになる。
      たまーにプレイヤーの高さに合わせてフレドラぶっぱしてくるが、基本的にはアピール連打だけで有利が取れちゃうのである。

*1 ちなみに、ポケモンカードゲームは国内初のトレーディングカードゲーム(TCG)である。当時の人気があったとはいえ、国内初のカードゲーム開発・展開はかなりの冒険であった。
*2 ニンダイでのポケモン関連の話があるとすれば、ポケモンのキャラクターがスマブラ参戦する内容位で稀な出来事である。
*3 https://gameboy123.web.fc2.com/sumaburaep1.html#02 https://i.imgur.com/lbtYmG9.jpg
*4 後に『名探偵ピカチュウ』『ソード・シールド』からのスピリットが追加された際はゲーム用イラストが使用されている。フィギュアも含めた人間キャラの少なさについては「あくまで主役はポケモン(生物)の方である認識だから」というユーザーの見解もあるようだ。
*5 実は『ポケットモンスター赤・緑』の公式攻略本に登場する女の子が茶髪・ロングヘアーであり、後の『FR・LG』の女主人公のデザイン元になったのではないかという説が存在する。この女の子は漫画『ポケットモンスタースペシャル』では「ブルー」として登場し、シリーズの途中で『FR・LG』女主人公の外見に変化。そして『Let's Go! ピカチュウ・イーブイ』にて、この女の子をベースに『FR・LG』女主人公の要素を取り入れた「ブルー」が登場した。
*6 これが数少ない発言での一つである。
*7 『赤・緑』で登場したキャラクター。主人公の幼馴染兼ライバルの男の子でありオーキド博士の孫。続編でもしばしば登場する。国外版では『赤・青』で発売された影響で「ブルー」と呼ばれる。
*8 ポケモンのステータスには、攻撃(打撃や斬撃などの物理攻撃で参照)と特攻(炎や水、超能力などの攻撃で参照)の二つがあり、その数値で物理と特攻のどちらが得意か決まる。ピカチュウなど両方いけるポケモンもいるが、育成の都合上、どちらかに特化させる方が多い。