ゼロ・シークァリウス

情報

【原初の時】たるシヤに仕える108人の配下の中で特に強大な力を持つ10人“十纏”に数えられる1人。
かつて存在していた殺し屋同盟【ナハト】と並んで恐れられる暗殺者同盟【暗殺一族(ファミリア)】の創始者にして、【原初十二悪魔】が一柱。「命が絶える」という恐怖の対応悪魔でもある。
普段は少年とも少女ともとれる中世的で幼い姿をしているが、本来は正に悪魔といったような外見。漆黒の肌に濃紺色の髪、そして白と黒が反転した眼をしており、猛禽類のような翼と蛇の尾を持つ。
大災によって滅んだ大国【病災統一国家パズズ】の元皇帝。現在は自分の国を滅ぼした元凶の国(【魔骸神国コーヴルヴェーレ】)で暮らしている。
子孫や配偶者はおらず、家族・血族と呼べる存在はいない。また同様に、友人と呼べる存在もいない。死の恐怖による支配しか知らない彼には、誰かと対等な関係を築くことができなかったからである。彼が自分の配下に「シークァリウス」の姓を名乗らせるのは、多かれ少なかれそれをコンプレックスに思っているからだと思われる。
【光の精霊女王】の加護を受けた勇者によって殺されかけるも、シヤによって救われ、そのまま配下に加えられた経歴を持つ。そのために他者に支配される原因となった精霊族を嫌悪しており、この世から精霊族を根絶する野望を抱いている。
世界で初めて暗殺を行った存在と言われており、「暗殺の始祖」とまで呼ばれている。シヤの配下として働く傍ら、紅茶に呪詛をかけたり寝込みを襲ったりなど、毎日のようにシヤの首を狙っている。
服装はシヤの身につけているものとよく似た執事服で、違いは燕尾でないことと懐中時計がないこと程度。この格好は本人曰く「屈辱」とのこと。
ありとあらゆる殺傷行為そのものに性的興奮を覚える異常性癖「殺戮性愛(ボレアフィリア)」を持つ性的倒錯者。傷つけ苦しめ弄び殺すことを最上の娯楽とし、血と肉の海の中で寝息を立てる快楽殺人狂。殺神罪さえも幾度となく犯しており、全世界線で指名手配を受けている。
狡猾だが自分の思い通りにならないと癇癪を起こす極めて我儘な性格で、配下や同僚たちも彼の扱いには細心の注意を払っている。
「殺したい」という欲求を抑えることができないため、国民に被害が及ばないように、他の“十纏”の監視を常に受けている。

台詞

• 「キミはどんな声で泣くのかなぁ～？」

• 「そんな怯えた顔しないでよ…殺したくなっちゃう…♡」

• 「これで人生おしまいなんだから、キミが今までに受けたことのない最高の拷問をあげるね？」

• 「いつか必ず貴様をぶっ殺す。首を洗って待ってろ。」
  　　シヤ・ヴォールス・アフトクラトルに対して　

• 「朕に歯向かうなァッ！！！」
  　　激昂時　

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