宵ノ宮 月夜(よいのみや つくよ)

工事中

情報

【原初十二悪魔】が一角たるシヤの末裔にして、かつて永遠の夜を作り上げんとした危険思想宗教団体【玲瓏偃月教】の二代目教皇。遥かな昔にこの世から淘汰された【魔女】の血脈の継承者であり、三日月を模る魔女紋は左目に刻まれている。
連邦の友好国である【月夜宗国ユエグァン】の国民のほとんどを信者として抱き込んでおり、国内において非常に強い発言力と影響力を持つ。国王でさえ彼女に逆らうことはできず、この国の全ては彼女のためにあると言っても過言ではない。今も尚宗教の拡大には余念がなく、各国で(物見遊山のついでに)布教を続けている。
信者たちのことは基本的に労働力として扱っているが、彼女なりに大切に思っている模様。
月明かりのように白い髪と瞳を持つ、平安貴族のような出で立ちの麗人であり、【世界十大美女】にも当然のように数えられている。自らの美しさに関して絶大な自信と矜持を抱いていて、それを認めさせるためとあらば何ヶ月でもかけることができる。
初代教皇の娘に当たるが、自分を舞台装置としてしか見ていなかった彼女への情は一切無く、彼女の遺した者のほとんどは焼き捨てている。1274頁にも上る教義が書かれていた聖書でさえも例外ではなく、以前とは宗教としての毛色が全く変わっているのもそのため。
いかなる世間のしがらみにもとらわれることなく我道を全力疾走する、極めて自由な性格であり、「敵対組織のトップの友人を自称する」「元浮浪者を側近として迎える」「アイドルとしてテレビにも出る」などなど、行動の一切が奇抜奇天烈で予測不能。また、非常に傲岸不遜(ワガママ)で、容姿を筆頭として自身のありとあらゆる要素を肯定的に見ており、自分のために人をこき使うことになんの躊躇いも無い一方、救いを求める手を振り払えない献身的な一面もあり、突然遠方の救助活動やボランティアに参加して数週間本拠地を空ける、なんてことも珍しくない。
宗教活動や慈善活動の傍で、上述の通りアイドルとしても活躍しており、普段の傲慢さと旺盛なファンサ精神とのギャップや圧倒的表現力から絶大な人気を誇る。それは大陸最大規模の音楽イベント【天魔大音楽祭】にて【歌手最強】とのコラボが実現するほどで、ライブでは感動のあまり号泣する者さえ現れていた。
普段は自分が最高の存在であると称して憚らない彼女だが、その【歌手最強】のことだけは「別次元」であるとして純粋に尊敬している。
新しもの好きで珍品には目が無く、自分の知らないものには兎に角興味を示す。感性はまるで男児のようで、巨大生物やメカニカルなものには特に強い関心を示す傾向にある。

台詞

• 「妾は月夜。いと美しき導き手じゃ。」

• 「おぉぉぉぉぉぉ！！！ なんじゃあの生き物は！ でかい、でかいぞ！」
  「見てみるのじゃアヤ！ わくわくするのぉ！」
  　　アヤに対して　

• 「科学のちからはすごいのぉ…」
  「のぅのぅ！ もっと見せてくれんか？」
  　　スズナに対して　

• 「『正しさ』はいつだって人を殺す。」
  「ならば妾は、『愚かさ』で人を救おうぞ。」

• 「居場所なんぞいくらでもくれてやろう。」
  「それを如何に使うかは、お主次第じゃがな。」
  　　過去、ライに対して　

余談

モデル

• 「＜Infinite Dendrogram＞：扶桑月夜」

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