械皇

Last-modified: 2022-11-17 (木) 17:42:01

説明

械皇(カイオウ)とは地獄列島エルラルドが製造・保有している人型兵器である。
死塔の場?の底にデカいガレージや製造工場があるが、爆丸印家の誰も見たことがない上に、設計図も無ければ製造方法も不明。
メタモリック合金を装甲に使用しているので、常識的に有り得ない武装搭載・変形ができる。但し当然だが装備を増やせば重くなり、変形機構を多様すれば機体に負荷が掛かる。
操縦に関してはレバーやボタンによる姿勢制御・アーム操作、脚部のペダルでの移動・ブースト飛行に加え、操縦者がコンソールから武器を選び、AIが最適なモーションパターンを実行し、内蔵武装を使うようなシステムで動く。AIのモーションパターン構築にはマニュアルで変形プログラムの作成と実行を繰り返してAIに学習させると言う非常に面倒な作業がいる。移動等といった基本的な事ならAIの動作サポートによって一般人でも簡単に操縦できるが、複雑で細かな動きとなれば相当な訓練がいる。AIがオートモードを搭載しているなら、子供でも乗り回せる。爆丸印家は基本的にこのオートモードを封印している。また操作中にAIが敵と認識する機体がセンサーの半径内に存在しない場合、誤動作で武装を使用しないようにロックが掛けられる。
通常の稼働モード以外にジェネレーターに高密度なエネルギーを一気に送り込んで、一時的かつ爆発的な機動力で行動できる「超真導」というシステムがある。しかし数秒のチャージ時間を要し、再発動まで時間がかかるので乱発できない。
だが操縦者が爆発的な魔力を持つ場合、身体の様々な所に光の鎖を幾つも差し込む事により思考や感覚で制御して動かす事もできる。操縦者が後者の場合、操縦は必要ないが、機体のダメージが操縦者にフィードバックされる他、通常の肉体感覚もフィードバックされるので、変形等を使う際の精神的な圧が凄まじい。
電力で稼働する他、操縦者の爆発的魔力を糧にして操縦ができる。修復に関しては物理的に修復できるが、前述の通り設計図がないので細かい所までは直しようがない。魔力と時間があればそれを使って修復が可能だが、それにはエルラルドギアがハマっているような程の莫大な魔力でなければ修復は不可能。損傷によっては魔力消費に留まらず、操縦者の生命力を使うほどにもなり得る。そうなった場合、昏睡や死に繋がる恐れもある。
エルラルド人が乗り込むなら不要なのだが、基本的にコアポッドは胸部にある。脚部付近をトンデモ変形させて全高を下げたり、手摺り付きの階段を作ったりするプログラムで、一般人でも楽に乗り降りできる。

メタモリック合金

械皇の装甲に使われる形状記憶合金の一種。分子レベルでICチップが埋め込まれており、械皇は特殊な電気信号を送りこれを変形させる事で、常識的に有り得ない武装が搭載できる。但しAIにその動作プログラムが無ければならない。
現在地上においてはエルラルド人以外、誰も知らない未知の素材である。
叢雨曰く「真空・無重力状態で無ければ製造は不可能なので、人口製の場合には莫大な費用が掛かる」らしいがエルラルド島でどうやって造られているのかは不明。

コアポッド

械皇の操縦席そのもの。こちらも設計図は無い。
ジェット噴射で浮遊し、生命維持装置が搭載されており、爆風や衝撃から身を守れる程に超絶頑丈。ポッド内に一週間分の水分・食料を詰め込めるストックポケットがある。そして10日間以上も持つ酸素が積んである。水中・宇宙でも結構生きてられる(流石にシャワーはない。)。誰でも補充できる。そして備えられている共通コネクタによって、ポッドが抜けている他の械皇に乗り換える事ができる。操縦席前方のモニターは機体のカメラと直結しており、その左右のモニターではレーダーで分かる範囲の状況確認・機体情報・機体後方の確認を行える。

該当機体

モロス・ハデス
Sinネーレウス

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