2007年 11月中旬の日記
20日 第24回マイルチャンピオンシップ回顧
GIを4勝したダイワメジャーが出走しているにも拘らず単勝1桁台に5頭がひしめく。
しかし蓋を開ければ圧倒的な能力差をまざまざと見せ付ける横綱相撲、
年齢による衰えを心配された王者が、さも当然のように5勝目を掻っ攫って行った。
1着:ダイワメジャー ◎
着差はそれほどでもないにしても、安田記念では前を捉え今回は後ろを完封。
相手に恵まれているのは否定しないが、骨っぽい馬が相手でも完封しそうな気はする。
昨年と同タイムでの勝利は年齢的に能力をほぼ横ばいで維持させたと言う事。
4~5歳ならまだしも、5~6歳と言うのは非常に稀な例でありマイル路線ではことさら珍しい。
また、サンデー産駒が3歳クラシックを優勝してこの長いピークを見せるのは、この馬が初めての例?
晩年のサンデーが産んだディープと並ぶ最高傑作の1頭と言って良い。
とにもかくにも一時代をその手で作り上げたダイワメジャーと陣営には脱帽。
2着:スーパーホーネット
パドックを見るに一頃と比べ随分馬体に風格が出てきていた、本格化。
とは言え前残りの展開を踏まえてもやはりダイワメジャー相手では力量差は否めず。
残り200mからのあと半馬身が永遠に思えた、クビ差以上の何かを感じた。
もう1つ2つ重賞を取るようなら来年の中心になる1頭だろう。
3着:スズカフェニックス 注
ようやく雰囲気が戻ってきた印象を受けるが、高松宮記念と比べるとやはり見劣り。
それでも3着に突っ込んでくるところはGI馬のそれだろう、或いは武豊の手腕か。
大外を回らされてなければと言う感、内が荒れていただけにかなり外目に追いやられた。
4着:アグネスアーク △
競走後に下馬するほどの故障だからレース中にも何らかの影響があったのだろう。
それで4着に来るのだから能力は非凡、とは言え故障がなくても疲労困憊だったはずで、
結果論ではあるが陣営のローテーションや管理には若干の疑問を感じざるを得ない。
今後の競争に影響が無ければ良いのだが・・・、マイル~中距離の主役となれる1頭なだけに心配だ。
5着:カンパニー ○
出足がつかず後方から、4角は最内を通り荒れた馬場を通って追い込むも5着まで。
コース取り次第ではもう少し上の着順もあったのだろうが、コメントどおり右回りに戸惑ったのかも。
マイナー種牡馬産駒でこれだけ走れば上等との感もあるにはあるのだが、もう一花あっていいはず。
6着:キングストレイル 注
あの位置取りでこの着順は流石に力負けの印象を受ける。
走るときを見分けづらい馬である。
8着:べクラックス ▲
差し脚勝負の展開にならなかったのは悔やまれるが、流石にダイワメジャー相手に後ろへ位置取り過ぎた感。
10着:マイネルシーガル
富士Sの勝ち馬とマイルCSの相性の悪さはどこからくるんだろう・・・。
まだ3歳でもう少し成長してくるようならとは思うが果たして。
10着(同着):ジョリーダンス △
先行して粘りこめなかったのはやはり能力差なのだろうか。
12着:フサイチリシャール
ハナを切るも粘りこめず、どうにも一時期の能力を失った気がしてならない。
やはり非根幹の1400や1800が合う馬なのかも、1400mの阪神CやスワンSなら注視したい馬。
18日 第24回マイルチャンピオンシップ 予想
世代交代はあるのか、王者は存在するのか、
混戦マイル路線の行き着く先はいったいどっち?
◎:ダイワメジャー
だってしょうがないじゃん、と言った感じ、大崩れは考えづらい。
距離、メンバー、展開、中間調整、全てにおいて不安なし。
あんま好きじゃないけど、ここを力で負けるようならもう潮時。
○:カンパニー
追い切りが抜群だっただけに人気を集めているが、それとは関係なく好みの馬だから。
中間が今一だった天皇賞であの成績なだけに更なる上積みを見込める、
と素直に信じて良いものだろうか、ちょっと心配ではある。
▲:べクラックス
高速馬場に対応出来る海外馬はJCでも好走必至、軽視は出来ない。
思ったより人気にならないようなので狙ってみたい。
△:ジョリーダンス
安田記念3着は伊達じゃない、控えれば斬れ、先行してもよし、意外と器用に見える。
父ダンスインザダーク、スワンステークスの大敗は度外視、京都は合うはず。
△:アグネスアーク
流石にそろそろ疲労を心配したい時機に差し掛かっているがどうか。
生粋のマイラーよりはやや中距離にシフトしている方が条件的には良い、この馬もそう。
注:キングストレイル
名伯楽がベタ惚れするほどだから潜在能力は高いはず、距離も伸びて期待度も高まる。
サンデー×ノーザンテーストならマイルの条件はぴったり、そろそろ激走の予感。
注:スズカフェニックス
目に見える調教時計以上に、見えない潜在的部分で前走とは一変、気配が変わった印象を受ける。
腐ってもGI馬、東京新聞杯優勝、安田記念もそれほど差のない5着から距離は大丈夫なはず
15日 第24回マイルチャンピオンシップ 展望
混迷極めるスプリント~マイル路線、どの馬にもチャンスがある。
確固たる王者は昨年の中距離王、スペシャリストは何処へ行った。
連覇を狙うマイル王ダイワメジャーを止める馬は現れるか、興味は尽きない。
やはり中心はダイワメジャー、今年も春の安田記念を制しておりこの距離に死角はない。
宝塚記念は調整ミス、天皇賞・秋は直線での不利と理由は明らかで、順当ならば連覇は固い。
ただ、一時と比べ迫力に欠ける面があるのも事実、ピークをどの辺りと取るかで好みが分かれる。
前走天皇賞激走組が人気を集めるか、2着アグネスアークはマイル実績がないのが不安。
ただ、天皇賞は不利があったにも拘らずあの斬れ、まともな競馬だったらと夢は膨らむ。
カンパニーも表には見えづらかったが不利があっての3着と素質の高さを再確認させた。
京都はどちらかといえば向いており、マイルもこなせる事から前走以上の期待が掛かる。
春のスプリント王スズカフェニックスはスプリンターズSで大敗したが、調整不足によるもの。
叩いて2走目ならそれなりの走りは見せてくれるはず、安田記念5着から距離は大丈夫。
魅惑のキングストレイル、JBCスプリント2着から挑むプリサイスマシーンも面白い存在。
前者はようやく適鞍GIが巡ってきた、陣営の只ならぬ気合がそれを裏付ける。
後者は力のいる馬場では距離不問で粘りこむ、年齢による衰えを一向に感じさせない。
前哨戦スワンS1着のスーパーホーネットは懐かしの05年朝日杯FS2着馬。
勝っては大敗を繰り返していたがここにきて本格化したか、斬れで勝負する馬だけに展開が鍵。
2着フサイチリシャールはその05年朝日杯FSの優勝馬、その後クラシックを賑わすも短距離路線で迷走。
一時期はダートにも手を出したがやはり1600前後がベストか、気懸かりなのは非根幹の1800が得意なこと。
牝馬コイウタ・ジョリーダンスは前走大敗組だが叩いて気配は上昇。
前者はヴィクトリアマイル優勝、後者は安田記念3着と実績は良好、マイルならと思わせる。
レベルの高い3歳牝馬からはNHKマイルC優勝のピンクカメオが参戦、54kgを生かせるか。
対する3歳牡馬代表は富士Sを勝ったマイネルシーガル、秋2走は安定感がある。
出走が叶えば未完の大器キンシャサノキセキ、無冠の帝王フサイチホウオー辺りも面白そうだが。
ターフを賑わせたローエングリンはこれが引退レース、現実は厳しいが最後の一華で報われても良い馬だ。
(スイープトウショウは引退済、コンゴウリキシオーは香港遠征により回避)
13日 第32回エリザベス女王杯 回顧
こうなると最優秀3歳牝馬どころか年度代表まで見えてくるから不思議。
1着:ダイワスカーレット
自分の形に持ち込んだらここまで強いかっていうくらいのパフォーマンス。
もう誰も手が着けられないんじゃないか、先行して34.1の脚(メンバー最速が33.9)はお手上げ。
京都外回り2200mはやっぱり平均ペース以下で流れた時の前残りが想像以上にある。
オースミハルカもそうだったっけなぁ、やっぱ4角の下り坂と直線に坂がないからか・・・。
自分から鈴を付けに行く馬も居なくて、下手すると牝馬戦線では独壇場かも。
2着:フサイチパンドラ
まともにやれればこれくらいは走るけれど、いつまともに走るのか見当もつかない。
相手が強いほど走る馬なのかもしれない、いわゆるステイゴールド型。
C.ルメールだと分かってれば切らなかったなぁ、この男、癖の強い牝馬だと異常に強い。
なぜちゃんとチェックしておかなかったんだと・・・。
3着:スイープトウショウ
流石に1着が34.1では届かない、とは言え随分と前につけて競馬をするようになったなぁ。
まぁ・・・引退なんですが。おつかれさまスイープトウショウ、一時代をありがとう。
宝塚記念で魅せた強烈な末脚とトレセン内での貴女の尻っぱねはきっと永遠に語り継がれるでしょう。
4着:ディアデラノビア
まぁ・・・前残りだったしね。もう少し斬れても良い印象はあったんだけどなぁ。
5着:アドマイヤキッス
個人的には2200はちょっと長いんじゃないかなって思うし、如何に京都でもこの辺りが限界かなと。
7着:アサヒライジング
出遅れが全て。
11着:ローブデコルテ
やっぱオークスはフロックなのか!? にしても前につけたもんだ・・・。
末を生かす馬じゃないのかな、どうなんだ。
12日 11/11Gvれびぅ
自分が指揮をするって週に限って、自身の単独行動が増える、
ってのはどういう了見ですかと自問自答してみるもののこれと言った答えは出ませんでした。
中々上手く行かないもんだなぁと、なるほどそういうことか。
指揮すると不安になる、されるとそんな心配しないで良いのにって思う。
でもまぁ半分から8割位はずっと蜃気楼に思いを馳せてたせいなんだろうね
と言うことでGvなのに全く空気を読めないえあさんのれびぅ、はじまるよー(o>∇<o)ノ
こうやって適当に流せばいいってもんじゃないってのは、理解してます・・・
今週の編成
キャラ詳細は以下の通り。
LK3 / Pri2 / SL2 / Dan2 / HiPri + WS / Wiz / Cru
13キャラ、これが通常Re-colleの一番オーソドックス(?)な構成かな。
中の人詳細は以下の通り。(青字は2PC)
SL&Pri / Pri / LK&Dan / Dan&HiPri / LK / LK&SL + WS&Wiz / Cru
8人、くす・まえ・にて・せり・そま・てんちょ・とも・えあ、
一番オーソドックスn(以下略
すただ
V1に行くも、黄昏の守り神が高飛びEmCを決めたのを目の当たりにし、リログで帰った私。
V5に行くも、防衛してるし突撃したら普通にとっ捕まって壊されて、泣き寝入りした私。
V5に行くも、今日も今日とておぱんつの人に誤クリック(ry、凄い勢いで白ぽ叩く私。
いいんだよ、もう・・・他の人が調子良いから・・・泣かないもん、何もかもが嫌になった私。
単独行動
V2 20:47:26 Re-Collections
神々の黄昏 Ragnarokによる防衛との報告、攻めの数はそれほどでもないものの、
上手くやれば結構良いとこまでいけそうっていう情報はあったものの、
既にV5へ行っていたメンバーもいたので待ってる時間も惜しいし、V5に付随したい人はそっちに派遣、
私は私でそれが終わったらV2だなと思い下調べで単独V2へ様子見。
ER前には誰もおらず、中を見ると既にライン崩壊、エンペ周りで凌ぎあい中。
報告のような状況から一転し既に落城ムードだったのでこの状態からV2攻めは間に合わないと踏んで報告せず。
指を銜えて見てるのもなんなのでダメ元でエンペアタックに参加。
忘れないでが展開してたのかディスペルだったのか、攻めが取り付いてる割に割れない。
私もエンペ周りまで近づき、ディスペルを警戒して2HQだけ掛けて殴ってみると、案の定ディスペル。
バーサークしてればここでローヤル叩いてげんなりするところだけど、そうじゃないからSPが0で困ることもなし、
如何にもSPありません><みたいな感じで暫く息を潜めながら素殴りしつつ様子を伺う。
ディスペル教授が動いた上に私に誰かが重なってるのを確認し、チャンス到来と見てバーサーク開始。
目立たないよう2HQと水だけ掛けてバーサーク、ディスペルがこなくてラッキー。
でもみんなで攻めようかって雰囲気をぶち壊した私、凄く空気読めてません。
V2 20:59:55 Re-Collections
落城したものの砦前には誰もおらず、城主もレーサーっぽいのでとりあえず突撃。
対抗の拳聖がノピで追いついてくるも先着、エンペ周りで拳聖をいたぶる、が逃げられる。
足止め出来るスキルがないんだよなぁ・・・まぁあんまのんびりしてられないしエンペアタックを試みる。
敢えてカタナではなくブロソ(カード分を考慮せず素Atkの高さ故)に㌦服対策の闇水振らず、
エンペを叩きつつ人も殴れるような感じに仕立て上げて、2HQ、バーサーク。
エンペを叩きはじめると近づいてくる拳聖、そしてエンペから一転拳聖を刻む私、光る白ぽエフェクト。
数刻繰り返してるうちに別の対抗ギルドのLK1人追加、純粋なエンペアタック対抗戦スタート。
かに見えた矢先、更に別のギルドのHiWizが到着しSG展開、死ぬ拳聖、凍結する対抗LK。
私は私でバーサーク状態からSGでHPを半分くらい持って行かれる。
2回目のSGできっと死ぬと思いHiWizに粘着してみるもSWを出されしまい詠唱ばーの速さから万事休す。
諦めながらエンペを叩き直すとちょー痛いSGが再び・・・死んだ・・・。
かに見えたがなんと割れて、HP1152で辛うじて生き延びる!
らっきー、らっきー、らっきー、らっきー!
全体行動
V2 20:47:26 Re-Collections → V2 20:53:35 Яespect
落城後に遅れてやってきたメンバーと合流、例の空気が読めないギルドごっこ。
バーサークが切れても会話できない状態が続いてたはずなんだけど、
何故みんなで残ってKYごっこしようってなったのか、今ひとつ覚えてない。
でもいいんです、楽しかったから。
アサクロはてんちょに任せて、タフなLKやめんどくさい補助職が私の相手。
バラバラにやってきたのもあってLK以外は結構あっさりと追い返すにいたる。
が残ったLK群が結構タフなんだよね・・・、埒が明かないと思いFARもあったので対人槍でバーサーク。
片っ端からつんつん、ヒールしてるプリも長期戦の原因と踏んでつんつん。
何分かやってるうちにあらかた潰し終わる、が1人だけ異常にタフなLKがすんげー粘ってる。
5~6人vs1人で倒しきれないうちら、まるで某Fの人の再来か!?
とか思ったり思わなかったりしながら結局その人に割られたわけだけど。
まぁ楽しかったのでよし。
遅れてきた人たちに割られる位なら、熱くやりあった相手が割る方がいっそ清清しいかなと。
V2 21:17:05 Re-Collections
EmCを利用して落城、その後例によって全員で空気が読めないぎるd
でも相手が悪すぎ・・・。
みんなみっくみくにされて泣きながら帰還。
回顧
指揮難しいなぁ・・・。
ただ、何となく思ったのは、目的を持たなきゃダメってことと、
ある程度目的を持った指揮をするために1週間をちゃんと使わないとダメってこと。
ましてや週末を蜃気楼用キャラ育成に費やすなんて・・・完全に意識はそっちに行ってたし、
それでもちゃんと指揮出来るなら別に構わない、でも他の人ならいざ知らず、私は出来ない子だかr
自身の出たとこ勝負指揮の稚拙さを身を持って体験しているんだから、
無計画で2時間を乗り切るくらいなら指揮なんて名乗り出るべきではなかったなと思った。
多少実績を犠牲にしてでも面白可笑しく楽しい2時間を過ごすための何かを考えたい。
沈黙槍は使う機会を得ませんでした・・・。
思い描くそれと現実の姿に生じるギャップにつくづくです。
最近睡眠槍もそれほど使う機会を得ません、っていうか使えば良いのに使わないだけか。
対人槍もFARバーサークになっちゃって上手く使ってない気がするし、
ポールアクスは重いです、いや持っていくけどさ・・・。
どっちかってとバーサーク後のSP補給にInt+2が役立つとかそういう感じ、すげーダメダメじゃん。
SC足りないだけなんだよね・・・もっと落ち着けば良いんだ私。
久々に某Fから始まるろーどないとの人を見た、元気ですかー!
いつかおぱんつの人に一矢報いるんだー。
いつか「あ、私も誤クリッk」とかしてやるんだー。
いつか・・・ね。
多分遠い未来。
なんつか・・・ゲームやめるのが先かもしれないってくらい遠い未来の気がする。
ところで、全然話は変わりますけど、誰かうちでGvしません?
興味のある人は適当に、見かけたところで一声どうぞ。
結構真剣です。
ホントはエリザベス女王杯の回顧を書きたかった、なんて言えない。
11日 第32回エリザベス女王杯 予想
ウオッカの出走取り消しでとうとう13頭、寂しいねぇ。
福島記念をアルコセニョーラが勝ち3歳牝馬のレベルの高さが囁かれているがそれを敢えて。
◎:スイープトウショウ
中間調教は一応の結果を見せた気はする、前走4着もよくよく見ればいつもの競馬をしていない上に+18kg。
むしろこれで4着に入るくらいなのだからまともにやれれば一番強いのは間違いなくこの馬。
まぁ・・・いっつもまともにやれないから困るんだけど・・・。相性の良い京都でもう一華咲かせるか。
○:アサヒライジング
昨年の牝馬三冠はほぼ地力を問われるものだった事を重視すると勝ち切れないものの大崩れしない魅力は大きい。
切れこそないが粘り腰はダイワスカーレット以上と見る、ましてやこの距離ならなおさら。
▲:ダイワスカーレット
最大のライバルが直前で出走取り消し、俄然期待が集まる。
粘れない距離ではないはず、ここを勝つようなら今年の3歳牝馬はかなりのレベルと言えるだろう。
△:ローブデコルテ
オークス馬がこの位置での評価、意外と美味しいんじゃない?
前走や米遠征での敗因ははっきりしている、ここは試金石。
△:ディアデラノビア
ここにきて武豊を確保できたのは大きい、ベッラレイアの二の舞にならなければ・・・。
注:ディアチャンス
札幌記念で目を引くのは逃げ切ったフサイチパンドラよりむしろ前残りを豪快に差しきろうとしたこちら。
サクラメガワンダー・アグネスアーク辺りとも互角にやりあえるならここでも期待は出来る。
が、そうなるとフサイチパンドラも注視しなきゃいけなくなるから厄介なわけで。
フサイチパンドラの取捨選択が大きな鍵を握る。
8日 第32回エリザベス女王杯 展望
年に2回しかない牝馬限定GIにしてはなんつーか、登録17頭って少ないね。
(レインダンスが熱発により回避、16頭以下でのレースとなる)
とは言え、ウオッカ(東京優駿)にダイワスカーレット(桜花賞、秋華賞)にローブデコルテ(優駿牝馬)、
3歳勢だけでも3頭4つのGIの勲章を引っさげており、それを迎え撃つ古馬牝馬も
キストゥヘヴン(桜花賞)、フサイチパンドラ(エリザベス女王杯)、
大御所スイープトウショウ(宝塚記念、エリザベス女王杯、秋華賞)と3頭で5つのGIタイトル。
6頭でGIタイトル9つ、かなり重厚なメンバーで、密度の濃いエリザベス女王杯になりそうだ。
惜しむらくはここにカワカミプリンセスが居ない事だろうか。
ウオッカ・ダイワスカーレットの3歳両巨頭 vs アサヒライジング vs スイープトウショウの構図。
何はなくともダービー馬、実績面で劣っても3歳代表はやはりウオッカ。
秋華賞3着は休養明け初戦が響いてのもの、叩き2戦目で期待度は上昇、距離が伸びるのも良い。
多くのファンが望んだであろうジャパンカップを蹴っての参戦だけに負けるわけにはいかない。
もう一頭の代表、3歳牝馬のカテゴリーならばウオッカよりも上と言っても良いダイワスカーレット。
驚異的な先行力は大きな武器、距離が伸びる今回はややマイナス材料で直線が延びるのも気懸かり。
GIでウオッカを破ってもそれ以上の評価を得られないなら勝ち続けるしかないはず。三度目の正直なるか。
一方古馬陣営の代表はスイープトウショウではなくアサヒライジングか。
同型になりそうなダイワスカーレットが居てどうかという不安はあるが、底知れない粘り腰はここでも脅威。
使われてよくなるタイプなだけに、このところの成績の安定さは高く評価できるだろう、勝ち負け。
実績はずば抜けているものの順調さに欠けるスイープトウショウ、GI3勝もここではやや陰る。
中間の調教、当日の気配次第で大きく評価が変わる馬なだけにおいそれとここでは言えないが・・・。
前走がスワンステークスと言うのも更に気になるところ、この馬の場合は己との勝負が全てか。
オークス馬ローブデコルテの秋華賞惨敗は馬インフルエンザによる急仕上げと大外枠も原因だろう。
一概に能力とは言いがたく秋華賞を叩いての巻き返しは必至で要注意だろう。
ディアデラノビアは年齢的にこれがラストチャンスかもしれない。
長いものの坂がなく前が止まりづらい京都外回りの直線、一瞬の脚をどう使うかが鍵。
昨年の覇者フサイチパンドラの札幌記念勝ちは正直レベルが疑わしく信頼は置けない。
昨年から大きく化けた印象はなくここでも厳しい、意外性は一番ある馬だが果たして。
秋華賞2着レインダンスは夏からの安定感が好印象、とは言え休みなく疲労は気になる。(回避か)
アドマイヤキッスは今ひとつ勝ち切れないものの、能力的にはそこまで悪くはないように思うが・・・。
デアリングハート・キストゥヘヴンは流石に距離が長く厳しいように思われる。
ステイゴールド産駒ソリッドプラチナムもどう贔屓目に見たところでここは無理か。