第36回 高松宮記念
THE TAKAMATSUNOMIYA KINEN (GI)
2006年3月26日 (日)
芝・右 1200m 4歳上 国際 指定 定量(牡57.0kg 牝55.0kg)
短距離のスペシャリスト
中京競馬場に集結
強靭な筋力
優れた瞬発力
速さの限界に挑め
枠順
┏━━━━━━━━━━┓ ∧_∧ 3/26 中京11R 芝・左 1200m
┃第36回高松宮記念(GI)..┃(´∀` )<4歳以上(国際)(指定)オープン 定量 発走15:40
┣━┯━┯━━━━━━┻○━○━━━━┯━┯━━━┯━━━━━┯━━━━┓
┃1 │1 │(外)キーンランドスワン ..[牡7]│57│四 位│(西)森秀行│シルクロー11┃
┃1 │2 │Bトウショウギア [牡6]│57│赤 木│(東)池上昌│フェブラs16┃
┃2 │3 │(父市地)プリサイスマシーン..[牡7]│57│岩 田│(東)萩原清│南部杯 4┃
┃2 │4 │(父)マルカキセキ [牡5]│57│吉田稔│(西)瀬戸口│オーシャンS7┃
┃3 │5 │マイネルアルビオン [牡4]│57│柴 山│(東)畠山吉│オーシャンS6┃
┃3 │6 │B(市)[地]ネイティヴハート ...[牡8]│57│内田博│(船)坂本昇│オーシャンS1┃
┃4 │7 │リミットレスビッド [牡7]│57│田中勝│(西)加用正│フェブラ...11┃
┃4 │8 │(父)ブルーショットガン [牡7]│57│藤 岡│(西)武宏平│阪急杯 1┃
┃5 │9 │B(外)シンボリグラン .[牡4]│57│デム-ロ│(東)畠山吉│オーシャンS3┃
┃5 │10│Bカネツテンビー [牝7]│55│江田照│(東)武藤善│シルクロー 9┃
┃6 │11│オレハマッテルゼ .[牡6]│57│柴田善│(西)音無秀│阪急杯 3┃
┃6 │12│(市)ギャラントアロー .[牡6]│57│ 幸 │(西)崎山博│オーシャンS5┃
┃7 │13│(父)シーイズトウショウ [牝6]│55│池 添│(西)鶴留明│オーシャンS9┃
┃7 │14│ラインクラフト [牝4]│55│福 永│(西)瀬戸口│阪神牝 4┃
┃7 │15│(市)ウインクリューガー ..[牡6]│57│中 舘│(西)松元茂│阪急杯 7┃
┃8 │16│(父)タマモホットプレイ .[牡5]│57│渡 辺│(西)南井克│阪急杯 9┃
┃8 │17│(市)ゴールデンキャスト [牡6]│57│小 牧│(西)橋口弘│オ-シャS.11┃
┃8 │18│コパノフウジン .[牡4]│57│佐藤哲│(西)宮 徹│オーシャンS2┃
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展望
驚く事に21頭揃った中でGIを勝利しているのは牝馬or3歳限定戦のラインクラフトしか目に付かない。
実際はウインクリューガーも03年のNHKマイルCを制しはているのだがその後未勝利。
昨年秋の短距離~マイル戦線からは想像もつかない混戦と相成った。
出走するのであればという条件が付くが、
昨年の桜花賞馬ラインクラフトが本命に据えられるだろうか。
昨年秋のマイルCSでは3歳牝馬ながらの3着が示すように牡馬・古馬と混じっても、
全くと言っていい程見劣りしない力を持っていることを示した。
とは言え今年初戦が未経験の1200mでは中々手を出しづらい。
クラシック戦線であれ程問題視されていたスタミナが逆にこの場では大きな武器。
反面、器用さには問題ないがスプリンターに混じってのスピードはどうか。
放牧先での熱発により、デキはあまり期待できないにしろ、
このメンバーであれば八分あたりのデキでも十分勝算がある。
実績面で頭2つほど抜けているため、出走するのであれば大本命か。
ラインクラフトが出て来なければもう、何が勝ってもおかしくない面々。
昨秋辺りから短距離適正を見せ始めたシンボリグランだが、
2歳時は選んで厩舎期待のクラシック候補生、2000Mの芝を使われ好走していた。
しかし気性の荒さゆえか、掛かってしまい中々勝ち星に恵まれなかった。
長い距離で掛かるよりもいっそ短いところで集中して走らせる、という方針転換がビンゴ。
葵SでOP入りすると、3歳GIIIファルコンSとラジオたんぱ賞は敗れたものの、
夏を休んで秋初戦の福島民友Cで2着、オーロCを1着、勢いに乗り暮れのCBC賞を制した。
今年初戦のオーシャンSは3着だが、出遅れが原因とハッキリしており、
現時点では間違いなく上位、負け続けている関東勢の期待を背負う1頭だ。
OP勝ちこそないが今年に入りガーネットS3着、シルクロードS4着、オーシャンS2着、
芝ダート共に重賞戦線で好走しているコパノフウジン。
一昨年マイネルレコルトが樹立した朝日杯FSレコードの立役者とも言える彼。
テンの速さはかなりのものがあるが、逆にやや詰めの甘い。
重賞で大崩れしない安定感はこのメンバーなら流石に目を引く。
内枠を引いてじっくりロスなく走るようなら、かなり強力な1頭だがさて。
大本命と言える馬が存在しないこの状況なら上位と言っていいだろう。
マルカキセキは昨年のスプリンターズSの4着からどこまで成長しただろうか。
あの頃の上位陣は揃って引退しており、そろそろ主役に躍り出る時期なのだが。
スプリンターズS後アンドロメダSを57.5kgで楽勝し流石というところを見せたが、
CBC賞・淀短距離Sと2走続けて不利を受けての5着、オーシャンSは7着と歯がゆいばかり。
元々ダートで戦績をあげてきているだけに、ここは正念場と言える。
アイルラヴァゲインも潜在能力は高く、多少人気を集めることになるだろう。
とはいえ昨春あれだけの競馬をしたにも拘らず、休養明けて秋になり古馬戦線で今ひとつ。
重賞での2着が中々叶わず、本賞金が未だに上積み出来ていない状況。
5番人気以下がない、大雨の京成杯AH以外は掲示板を外さない実績はあるが、
勝ち味が遅いととるか勝ち切れないととるか、やや選択が難しい1頭。
シーイズトウショウも得意の平坦小回りに舞台を移してならどうか。
期待されたスプリンターズSは長距離輸送がたかって-30kgでは勝負どころではなかった。
前走オーシャンSも中山で-18kg、中間で馬体が戻ってくるようなら面白い。
目安は470kg台か、とは言え上位というにはやや物足りない感は否めない。
ダート帰りのリミットレスビットも一昨年CBC賞3着、昨年のシルクロードS4着と実績はある。
その後芝1200mのOPを数戦し案外だったがダートで開花。元々は芝でもやれる馬。
現時点では脇役の1頭と言わざるを得ないが、馬場が荒れパワーを要求するようであれば。
昇級初戦だったシルクロードSで2着に入ったマイネルアルビオン。
3歳時は葵S2着など早い段階からスピードを見せてきたが、身体が完成しきっていなかった。
秋の休養を挟み使えるようになった成長面を期待したい、ここが試金石。
古豪ギャラントアローも今年の淀短距離Sで59kgを背負い逃げ切り。
ペースが落ち着き不良馬場で前が止まらない展開を味方につけてのものだが、
本番でも競る相手が出てこないようならあるいは。
プリサイスマシーンだが流石にこの距離は忙しい、実績は上位だが距離にはやや疑問。
ゴールデンキャストはセントウルSのみ爆走する、反面それ以外が案外。
タマモホットプレイは56kgまで、57kgを背負うGIでは厳しいか。
ネイティブハートも年齢を考えると難しい、馬場が渋るか荒れれば或いは・・・。
ブルーショットガンはスタミナ勝負なら来る可能性がある、後は幹夫引退がどう出るか。
影のGI馬ウィンクリューガーはやや距離が短い、マイルならとも思うがこのメンバーならもしかして。
距離実績はないが安定感はあるオレハマッテルゼ、あと200M長ければという印象。
中京では走るカネツテンビー、昨年2着で往年の力が戻ればキーンランドスワン。
とにかく大混戦で何が勝つのかさっぱり分からないのが今年の宮記念。
当てれば一攫千金は間違いないが、こうも混戦では的中させるのは至難の業か。
予想
あね
◎ラインクラフト ○シンボリグラン ▲オレハマッテルゼ
△ブルーショットガン シーイズトウショウ タマモホットプレイ ネイティブハート
印を決めるのが本当に難しいメンバーです
◎にはラインクラフトをあげてみました
ここを得て新設G1に向かうルートをいくんでしょうね
負けてはいれられないはず
シンボリグランは成績からして外せないです 前走は惜しくも3着でしたが
能力通りにでれば勝ち負けはできる
オレハマッテルゼ んーこの馬は1600 マイルが向いていると思うけど
はまると来る可能性が大 騎乗の腕が一番左右されてるんかも
ブルーショットガン ここ近年の高松宮は阪急杯連対馬が確実に連対してる
年齢的にやや買い控えたい部分もあるけど 阪急杯のような好走もありえるよって注意
シーイズトウショウ スプリントは十八番 前走は馬体重が激減して9着
馬体重が戻れれば 力がある馬なのだから入賞圏内はいけると思いたい
タマモホットプレイ 大外枠での差し馬 去年のアドマイヤを思うような感じもする
連にからむ事も多い枠なので注意 展開が重要
ただコバノフウジンの方が魅力はあるんだけどね・・あえてこっちを
ネイティブハート ご存知内田博幸騎乗 ここでも1発やってくれそうな気もある
芝G1初タイトルを取れるか 応援でもしたい 馬年齢は関係ない 穴狙いに
えあ
◎:ラインクラフト ○:シーイズトウショウ ▲:シンボリグラン
△:コパノフウジン・カネツテンビー・マルカキセキ
穴:マイネルアルビオン
八分のデキでもここならラインクラフトが上位と取る。
ギャラントアローが引っ張って、その外シーイズ、更に外にラインクラフトが理想。
内を避ければ先行勢でも勝負できる、牝馬限定とは言え2000MGIの連対実績が、
この距離で考えた場合、溢れんばかりのスタミナで押し切る下地になれば。
ギャラント1頭分外を走れるシーイズも押し切れそうな予感がするので対抗まで上げる。
GIとなると多少格の面で不安はあるが、平坦小回りコースでのスプリント重賞3勝の実績を買って。
シンボリグランは人気がちょっと高すぎるように思うので遭えて評価を下げる。
気性の面で不安が残る為、絶対的な本命に据えるのはやや躊躇いを覚える。
能力の高さは認めるんだが・・・。
マルカキセキは内枠と中京適正の無さが嫌われたか、思いの外オッズが高い。
力はあるはずなのでここは美味しい1頭か。
コパノフウジンは大外だったのが痛いところだが器用さを買いたい。
すっと先行集団~中団あたりにつけられれば或いは。
カネツテンビーは中京の適正を買ってのこの位置、人気薄になりそうなので。
マイネルアルビオンというより、柴山雄一にそろそろ華を持たせてやりたいなと。
実際勝ち負けレベルの能力はあると思うんだがどうだろう。
結果
| 着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 姐御 | えあ | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 馬体重 | 人気 |
| 1 | 6 | 11 | オレハマッテルゼ | ▲ | 牡6 | 57.0 | 柴田善臣 | 1:08.0 | 470 -4 | 4 | ||
| 2 | 7 | 14 | ラインクラフト | ◎ | ◎ | 牝4 | 55.0 | 福永祐一 | 1:08.0 | クビ | 470 +4 | 2 |
| 3 | 7 | 13 | (父)シーイズトウショウ | △ | ○ | 牝6 | 55.0 | 池添謙一 | 1:08.3 | 1 3/4馬身 | 476 +12 | 3 |
| 4 | 2 | 3 | (父)(市)(地)プリサイスマシーン | 牡7 | 57.0 | 岩田康誠 | 1:08.3 | アタマ | 480 +1 | 7 | ||
| 5 | 3 | 6 | (市)[地]ネイティヴハート | △ | 牡8 | 57.0 | 内田博幸 | 1:08.3 | アタマ | 490 -4 | 11 | |
| 6 | 5 | 9 | (外)シンボリグラン | ○ | ▲ | 牡4 | 57.0 | M.デムーロ | 1:08.4 | 1/2馬身 | 526 -2 | 1 |
| 7 | 4 | 7 | リミットレスビッド | 牡7 | 57.0 | 田中勝春 | 1:08.4 | クビ | 500 +2 | 5 | ||
| 8 | 8 | 17 | (市)ゴールデンキャスト | 牡6 | 57.0 | 小牧太 | 1:08.5 | クビ | 486 +4 | 18 | ||
| 9 | 8 | 16 | (父)タマモホットプレイ | △ | 牡5 | 57.0 | 渡辺薫彦 | 1:08.6 | 1/2馬身 | 474 +2 | 8 | |
| 10 | 5 | 10 | カネツテンビー | △ | 牝7 | 55.0 | 江田照男 | 1:08.7 | 1/2馬身 | 492 -2 | 10 | |
| 11 | 4 | 8 | (父)ブルーショットガン | △ | 牡7 | 57.0 | 藤岡佑介 | 1:08.7 | ハナ | 452 -2 | 15 | |
| 12 | 6 | 12 | (市)ギャラントアロー | 牡6 | 57.0 | 幸英明 | 1:08.8 | 1/2馬身 | 510 +6 | 13 | ||
| 13 | 2 | 4 | (父)マルカキセキ | △ | 牡5 | 57.0 | 吉田稔 | 1:08.8 | ハナ | 532 +16 | 6 | |
| 14 | 7 | 15 | (市)ウインクリューガー | 牡6 | 57.0 | 中舘英二 | 1:08.8 | アタマ | 494 -2 | 17 | ||
| 15 | 8 | 18 | コパノフウジン | △ | 牡4 | 57.0 | 佐藤哲三 | 1:08.9 | クビ | 472 +6 | 12 | |
| 16 | 1 | 1 | (外)キーンランドスワン | 牡7 | 57.0 | 四位洋文 | 1:08.9 | クビ | 492 +4 | 14 | ||
| 17 | 3 | 5 | マイネルアルビオン | 穴 | 牡4 | 57.0 | 柴山雄一 | 1:09.0 | 1/2馬身 | 536 -4 | 9 | |
| 18 | 1 | 2 | トウショウギア | 牡6 | 57.0 | 赤木高太郎 | 1:09.2 | 1 1/4馬身 | 514 -6 | 16 |
シンボリグランやや出遅れ、コパノフウジン外枠も果敢に前へ、やはりギャラントアローが逃げる。
内プリサイスマシーンが3番手、外シーイズトウショウ4番手、更に外ラインクラフトが抑えながら5番手。
最内からトウショウギア、間にオレハマッテルゼ、外ゴールデンキャスト。
その後続も差が無く、内マルカキセキ、少し下がってネイティブハートその外、
更に外にリミットレスビット、大外ブルーショットガン。
ネイティブハートを交わす勢いでカネツテンビー、マイネルアルビオン内でひっそり。
シンボリグランはかなり下げてのこの位置、外にウインクリューガー。
更に後方タマモホットプレイ、キーンランドスワン最後方。
早くも3コーナー、ギャラントアロー2馬身リード、内プリサイス・外コパノ。
コパノフウジンの外、シーイズトウショウとラインクラフトが前を捉える。
4角では、更に内の方からオレハマッテルゼも抜けてくる。
直線に入り残り300m、ドバイの半分以下の直線で順位が目まぐるしく入れ替わる。
逃げ粘るギャラントアロー、捉えるプリサイスマシーン、その外からコパノフウジンも合わせる。
真ん中柴田善が追ってオレハマッテルゼ・シーイズトウショウと併せ、ラインクラフトは大外
残り100mを切ってオレハマッテルゼがプリサイスとシーイズの間からグッと抜け出す。
シーイズトウショウを交わすのに手間取ったラインクラフト、時既に遅し。
オレハマッテルゼとの1馬身差を何とかつめるがクビまで迫った所でゴール。
マイルは詰めが甘く、1400も微妙だったオレハマッテルゼが何と1200mGI制覇。
2着ラインクラフト、3着シーイズトウショウが粘る、4着密かにプリサイスマシーン。
5着には何と地方の雄ネイティブハートが物凄い勢いで入線してきていた。
短評
例年と比べれば、内はそれ程荒れていなかったようで、
スローペースも相まって、後方勢には辛い競馬になった。
1着:オレハマッテルゼ
短距離に目を向けるのは主戦柴田善からの提言、一戦毎にそれを確かなものとしたのだろう。
4角5番手から直線力強く抜け出し33.9で纏められると後続は手出しできない。
距離的にはマイルもこなせるはずで、安田記念でスプリント王の真価を問いたい。
2着:ラインクラフト
やや忙しかったか、それでも2着なのだから相変わらず地力はかなりのもの。
34.0は内外の距離差だろう、初代ヴィクトリアマイル女王への視界が開けた。
3着:シーイズトウショウ
輸送・距離・競馬場の作り、と全ての条件が備わっていたここで勝てなかったのはかなり痛い。
しかし、直線に入りラインクラフトに食いついたのは褒めてあげたい。
4着:プリサイスマシーン
距離が短いかとも思ったがよもやの4着、とは言え勝つに至る程の勢いはなかった。適距離でどうか。
5着:ネイティブハート
勝負がついた所から一気に、メンバー2位タイの33.7を繰り出し馬群の中から飛んできた。
正直なところ、ここまでぶっ飛んでくるとは思いもしなかった、老いて益々盛ん。
6着:シンボリグラン
出遅れ。直線33.6で上がるも前詰る。気性難が全て、ちゃんと走ってれば・・・と言う内容。
9着:タマモホットプレイ
外枠、後方2番手、と苦しい条件。展開次第ではとも思うが、斤量はどうなんだろう。
10着:カネツテンビー
得意な中京でこれでは、能力差か。
11着:ブルーショットガン
藤岡に代わっての初戦、ここからだろう。
13着:マルカキセキ
16kg増で前走の18kg減からの馬体回復、でもそれだけ。不満が残る。
15着:コパノフウジン
スタート後2番手につける積極策、結果前に出すぎた感、力負け。
17着:マイネルアルビオン
内枠が災いしたか。