Oaks06

Last-modified: 2006-07-04 (火) 23:23:54

第67回 優駿牝馬(オークス)

THE YUSHUN HIMBA (JAPANESE OAKS) (GI)
2006年5月21日 (日)
芝・左 2400m 3歳・牝 指定 定量(55.0kg)


未知の距離へ…乙女が駆ける
Speed !?  Stamina !?  Spirit !?
色 鮮やかに 咲き
颯爽と限界を超えて行け
春風を嵐に変えて


枠順

┏━━━━━━━━━━━━━┓ ∧_∧  5/21 東京11R 芝・左 2400m
┃優駿牝馬(GI) 第67回オークス.┃(´∀` )<3歳牝(指定)オープン 定量 発走15:40
┣━┯━┯━━━━━━━━━┻○━○┯━┯━━━┯━━━━━┯━━━━┓
┃1 │1 │(父)ブルーメンブラット  ..[牝3]│55│川  島│(西)安藤正│矢車賞 1┃
┃1 │2 │(市)フサイチパンドラ     [牝3]│55│福  永│(西)白井寿│桜花賞14┃
┃2 │3 │(父)アクロスザヘイブン   [牝3]│55│小  野│(東)中野隆│フロ-ラS. 3┃
┃2 │4 │(父)ヤマニンファビュル   [牝3]│55│石橋守│(西)河内洋│スイートピ 2┃
┃3 │5 │(父)ニシノフジムスメ   ..[牝3]│55│藤  田│(西)藤原英│忘れな、1┃
┃3 │6 │(父)コイウタ          .[牝3]│55│横山典│(東)奥平雅│桜花賞 3┃
┃4 │7 │(市)ユメノオーラ        .[牝3]│55│渡  辺│(西)川村禎│桜花賞13┃
┃4 │8 │シークレットコード      .[牝3]│55│G・ボス│(西)森秀行│阪神JF.2┃
┃5 │9 │(父)カワカミプリンセス   [牝3]│55│本  田│(西)西浦勝│スイートピ 1┃
┃5 │10│(父)アサヒライジング     [牝3]│55│柴田善│(東)古賀慎│桜花賞 4┃
┃6 │11│(市)テイエムプリキュア  、[牝3]│55│熊  沢│(西)五十嵐│フロ-ラS. 7┃
┃6 │12│(父)キープユアスマイル 、[牝3]│55│田中勝│(東)高橋祥│3歳5百 1┃
┃7 │13│(市)アドマイヤキッス   ..[牝3]│55│武  豊│(西)松田博│桜花賞 2┃
┃7 │14│ブロンコーネ          .[牝3]│55│吉田豊│(西)池江郎│フロ-ラS. 2┃
┃7 │15│シェルズレイ         .[牝3]│55│岩  田│(西)松田国│桜花賞 5┃
┃8 │16│(市)マイネジャーダ     [牝3]│55│四  位│(東)阿部新│3歳5百 1┃
┃8 │17│(父)(市)キストゥヘヴン   [牝3]│55│安藤勝│(東)戸田博│桜花賞 1┃
┃8 │18│ヤマトマリオン        .[牝3]│55│菊  沢│(西)安達昭│フロ-ラS. 1┃
┗━┷━┷━━━━━━━━━━━━━┷━┷━━━┷━━━━━┷━━━━┛

展望

JRAも珍しいくらいに上手くキャッチコピーを作ってきたもんだなぁと思わせる。
3歳牝馬にとっての2400は未知なる過酷な距離、スピード・スタミナ・精神面、
そういった限界をあっさりと、颯爽と超えていく馬がオークス馬となるものだ。
今年の3歳牝馬にはそういった馬が見当たらない事から混戦は必至。
人気も割れることが予想される。
それにしてもこの10年、一度たりともハイペースになったことは無い。
いやむしろ、10年で平均ペースであった事すらなく、ほぼ常にスローペース。
ダイワエルシエーロのそれが唯一平均ペースに近いスローだったくらいだろう。
今年もそれらしい逃げ馬は見当たらずスローペース賀予想されることから、
道中折り合える事は重要な課題の一つとなるだろう。
 
桜花賞2着アドマイヤキッスが前走に続きここでも一番人気。
何よりもこの時期この距離、折り合い面で不安が無いのは大きい。
チューリップ賞は8割程度に急仕上げで勝利も、桜花賞は馬体減が影響したか。
間隔が開いての叩き3走目、相変わらず強気な陣営がきっちり仕上げてくるなら、
雪辱を果たすことは十分に可能だろう、死角の少ない1頭。
 
2番手には桜花賞馬キストゥヘヴン、直線一気は府中向きか。
ファイトガリバー、スイープトウショウなど、桜花賞馬の実績は決して悪くない。
折り合えば距離を越える強烈な末脚はここでも大きな武器。
桜花賞よりオークスの印象、桜花賞を勝ったことで逆に若干の不安も覚える。
連対を外さないものの今年6戦目、ローテーションも若干マイナスか。
 
スポーツ紙面での本命がキス&キッスなら、芸能欄での大本命は当然コイウタ。
安定感と気性が好材料、関東馬故にここも順調に仕上げてくるはず。
フジキセキ産駒で距離に若干の不安を覚えるものの、クイーンCとの相性は抜群。
追ってバテないあの脚が2400でも見られるのなら当然上位の一角から外せない。
 
珍しく別路線組から魅惑の大器が現れた、カワカミプリンセス。
新馬戦の逃げ、君子蘭賞の後方差し、スイートピーSの好位差しと内容も十分。
スイートピーSからオークスの路線は実績が少ないが、内容のある3連勝でここでも人気。
キングヘイロー産駒は母父からスタミナが補えるなら十分距離も持つ、
シアトルスルーならその辺の心配も無用だろう、少ないキャリアだが果たして。
 
能力だけなら本命候補、フサイチパンドラは折り合いが鍵。
長い2400を折り合えば一気に優勝圏内だが、桜花賞の走りを見ると信頼はしづらい。
マイルですら掛かってしまう気性は、スロー必至なオークスでは致命的。
逆に折り合ったら、3角マクりでも府中の直線を押し切る能力は十分持っている。
人気を見る限りではデメリット以上に能力の魅力で支持が集まっているが果たして。
 
ニシノフジムスメは桜花賞を抽選で外れ、泣く泣く回った忘れな草賞で1着
1600の桜花賞から想定外の忘れな草賞2000を使った事が逆に良い距離経験となった。
桜花賞へ向けて極限に仕上げたはずが、ここに来て想定外の調子上向き、
ブルーメンブラットを破った実績もあり高い人気を集めている、要注目の1頭か。
 
逃げ馬アサヒライジングも血統だけならオークスは十分射程距離内。
桜花賞の走りを見る限りでは厳しそうに思えるが、ロイヤルタッチ×ミナガワマンナ。
この血統面は明らかな中~長距離馬で、ハナに拘らず折り合えるのなら或いは。
スローで逃げて直線粘るというパターンでも、ダイワエルシエーロの再来か。
 
ブルーメンブラットも実績こそ見劣りするが、大器と呼ばれる1頭。
2着に敗れた忘れな草賞後、矢車賞(500万)で6馬身差の大圧勝劇を見せている。
忘れな草賞から中2週の矢車賞、そして中1週でこのオークスと気になる臨戦態勢。
(2.3.1.0)の安定した成績と矢車賞の6馬身圧勝をどこまで信頼するかがポイント。
 
2歳女王テイエムプリキュアは例年の2歳女王に習ってか、クラシックで苦戦中。
中々エンジンの掛からない(いや掛かっていてもそうは見えない)あの末脚、
府中ならと思われていたがフローラSでその望みもほぼ絶たれてしまった。
後は大胆な騎乗で前に位置取って押し切るのが理想だろう。
とは言えおっ付けっぱなしな道中を見る限り、テンから行けるタイプではない。
 
距離に対する不安が無い貴重な一頭はヤマトマリオン。
オペラハウス×アンバーシャダイから来るスタミナは2400でも全く枯れないだろう。
問題はそのスタミナを大きく削る激しい気性、いい脚を持つだけに道中どうするか。
フローラSのレベルはさほど高くなかったにせよ、重賞馬は侮れない。
ダートも数戦しているが、芝も全く問題は無いだろう。
 
阪神JF2着、今年初戦となるシークレットコードは本番をこの形で迎える事になった。
ぶっつけだがグレン・ボスとのコンビは調教からの付き合いとなる。
仕上がっていれば当然怖い1頭だが5ヶ月ぶりのレースは流石に厳しいか。
 
ブロンコーネは2戦目の未勝利を勝ちあがり、フローラSを2着。
キャリアの浅さは気になるが、スタミナはありそうだ、距離は持つだろう。
まだまだ成長段階にありどこまで通用するか疑いもあるが、末は確かに延びてくるタイプ。
 
スイートピーS2着のヤマニンファビュル、フローラS3着アクロスザヘイブンなども魅力か。

予想

あね

◎アドマイヤキッス ○キストゥへヴン ▲カワカミプリンセス
△コイウタ ニシノフジムスメ アサヒライジング フサイチパンドラ
☆ シークレットコード
 
キス キッス 恋の歌から
キッス キス お姫様に
 
アドマイヤキッスがこの距離なら一番持ち味を出せそうな気もする
調教の具合も良さそうだし 安定でとるならこの馬だね
本番で馬体重+になるのかがカギかな 騎乗の武も今年は調子はいいしね
 
キストゥへヴンはあの切れ味がある脚が出せるか
距離が長くなる分 切れすぎてしまうのかが・・・さあどっち
外そうにも外せないね しかし2冠はできるかどうか・・・
 
カワカミプリンセスは3連勝中 勢いだけなら迫力があるかな
ただ、OPレースは使われているけどGIになるとどうか
力負けをしてしまうかそれを返す力があるのかじっくり見てみたい
 
コイウタは▲ではなくて残念ながら△に
問題は距離 レース自体一番のセンスはあるんだろうね
それをどこまで補えるかが課題かな
調教は前半から追ったみたいで最後は失速してるようにみえますけど
悪くはないかな 今回は武-横山ラインはありえそうなだけに怖いです
 
ニシノフジムスメ 忘れな草賞の勝ちっぷりを評価
素質は高いと思う この時の状態をキープなら
 
アサヒライジングは迷った
ブルーメンブラット ヤマニンファビュルこれら2頭の
先行争いに加わるでしょう 粘る持ち味もあるだけに
ハナをきるか 抑えていくかがこの馬の重要な部分 
無理に争わなさそうかな・・・
今までのレースを見てるだけにこの馬を選んでみました
 
フサイチパンドラ
本音なら切りたいね シェルズレイ ヤマトマリオンなどを
候補にしたかった気難しい気性がどうでるかだろうね
気分よく走れれば 強いはず 騎乗の福永君は今年は大レースを飛ばしすぎな為
軽く買うべきかな
 
シークレットコード
阪神JF以来となりますがこればでかいな 前走の間隔があいている 距離も未数値 
騎手は案外やりそうな感じ 一応は東京コースで勝ちがあるだけに面白みはあるんじゃないかな
プリキュアの調子が上向きだけに悩んだけど
映画の ダ・ヴィンチ・コードが公開されるだけに 秘密の暗号が重要だったり

えあ

◎:アドマイヤキッス ○:キストゥヘヴン ▲:ニシノフジムスメ
△:アサヒライジング・コイウタ・ヤマトマリオン
穴:テイエムプリキュア
 
本命はやはりアドマイヤキッスで仕方ない、オーラがオークス馬のそれに似てる。
全てにおいてかなり高いLvで纏まってる感じで雰囲気のある馬だと思う。
大崩れはないものの、精神部分の強さだけで勝てるかちょっと不安はある。
 
対抗には強烈な末脚が個性となるキストゥヘヴン、やや気性が勝ってるが大丈夫だろう。
フラワーCに桜花賞と、落ち着けばしっかり末脚が炸裂、やってくれるはず。
小柄な馬体も好印象を与える、こういう馬は無性に応援したくなる。
 
単穴にニシノフジムスメ、血統的にはさっぱり分からないが距離に不安は無いだろう。
忘れな草賞は一つのターニングポイントで、破った相手がその後のトライアルでも好走。
質の高いレースだったと思わせるものがある、ここは狙ってみたい1頭。
 
アサヒライジングが楽に先行するようだと粘りこまれる、距離の不安もなさそうに見える。
コイウタは前走積極的に行って最後アドマイヤキッスを差し返す勢い、府中実績もある。
ヤマトマリオンは馬場が渋っても大丈夫、距離もむしろプラスだしあとは気性(地下馬道)次第。
 
穴には2歳女王のテイエムプリキュアを敢えて、チークピーシーズ効果に期待したい。
ここで駄目ならもう駄目だろう、早熟ではないと思うんだが・・・。
 
フサイチパンドラは輸送+スタンド前発走+人気から切る。
カワカミプリンセスはちょっと迷った、3連勝で器も大きいと思う。
でもコイウタの堅実な重賞実績とヤマトマリオンの不完全さを取る。

結果

着順馬番馬名姐御えあ性齢斤量騎手タイム着差馬体重人気
159(父)カワカミプリンセス 牝355.0本田優2:26.2 484 -43
212(市)フサイチパンドラ 牝355.0福永祐一2:26.33/4馬身494 +125
3510(父)アサヒライジング牝355.0柴田善臣2:26.4クビ488 -67
4713(市)アドマイヤキッス牝355.0武豊2:26.61 1/4馬身444 01
535(父)ニシノフジムスメ牝355.0藤田伸二2:26.81馬身462 +86
6817(父)(市)キストゥヘヴン牝355.0安藤勝己2:26.93/4馬身422 +42
7715シェルズレイ  牝355.0岩田康誠2:26.9アタマ460 +611
8816(市)マイネジャーダ  牝355.0四位洋文2:27.11 1/2馬身466 -418
911(父)ブルーメンブラット  牝355.0川島信二2:27.1ハナ450 -28
1048シークレットコード 牝355.0G.ボス2:27.52 1/2馬身474 -613
11611(市)テイエムプリキュア 牝355.0熊沢重文2:27.5ハナ484 -210
12612(父)キープユアスマイル  牝355.0田中勝春2:28.45馬身406 014
13818ヤマトマリオン 牝355.0菊沢隆徳2:29.14馬身450 -29
1423(父)アクロスザヘイブン  牝355.0小野次郎2:29.95馬身456 -415
1547(市)ユメノオーラ  牝355.0渡辺薫彦2:30.11馬身438 -417
16714ブロンコーネ  牝355.0吉田豊2:30.31 1/4馬身472 012
1724(父)ヤマニンファビュル  牝355.0石橋守2:33.9大差492 -616
中止36(父)コイウタ牝355.0横山典弘  454 -44

ファンファーレで想像通りフサイチパンドラがイレ込む。
アドマイヤキッス好スタート、ニシノフジムスメは恒例の出遅れ。
まずはヤマニンファビュルが行き、アサヒライジングは控えて2番手、各馬思い思いの位置取り。
先頭を切ったヤマニンファビュルが後続をぐんぐん離し気付けば10馬身以上の差。
2番手アサヒライジング、ヤマトマリオン接近、内シェルズレイ、アクロスザヘイブン。
フサイチパンドラは思ったより前に行かず先行集団できっちり折り合っている。
更にはコイウタ、カワカミプリンセスがその外、出遅れたニシノフジムスメはその後ろ早くも中団。
アドマイヤキッス・キストゥヘヴンがその後方。ヤマニンファビュルの1000m通過は58秒台。
10馬身後方の2番手アサヒライジングは恐らく60秒前後、平均やや速いペース。
3角手前でコイウタがずるずる後退、そのまま競争中止、場内は騒然。
カワカミプリンセス進出、それに併せる様にフサイチパンドラも、
あれだけあったヤマニンファビュルのリードは早くも射程圏内で4角へ。
アサヒライジングがヤマニンファビュルを飲み込み最後の直線500m。
内流れ込むアサヒライジングが桜花賞のように3馬身リード。
更には馬場の真ん中からカワカミプリンセス、その外フサイチパンドラの2頭脚色が良い。
その2頭を更に追う形でアドマイヤキッス、キストゥヘヴンが追撃も捉えられない。
坂を登りきって残り200m、前3頭アサヒライジングのリードは1馬身。
カワカミプリンセスの脚が止まらない、アサヒライジングを捉えて先頭へ、
フサイチパンドラもそれを懸命に追い、アサヒライジングを交わす。
アドマイヤキッスも伸びてはいるが大勢ついた、先頭カワカミプリンセスでゴール。
2着懸命に追ったフサイチパンドラ、3着粘ったアサヒライジング、4着アドマイヤキッス、
5着には良い脚で追い込んできたニシノフジムスメがキストゥヘヴンを交わして入線。

短評

ヤマニンファビュルの暴走はさておき、アサヒライジング以下は珍しく平均ペースと言って良い。
やはり一瞬の斬れや抜群のスピードよりも、オークスという舞台は総合能力を問うのだと感じる。
そういう意味でこの順位はある意味順当な結果ともいえるか。
 
1着:カワカミプリンセス
直線馬場の真ん中やや内から一完歩ずつ確実に伸びる。4連勝で無敗のオークス馬誕生。
意外というほどでもなく、これくらいの能力は下馬評でも言われていた、がやはり驚きではある。
あのメンコはやっぱりテイエムオーシャンのメンコだろうか、
本田優・西浦勝一のテイエムオーシャンコンビが、オークスと言う忘れ物を5年ぶりに取り戻す。
現時点での完成度で2400mをこうもあっさりと乗り切られたんじゃ、
更なる成長が期待される秋は、順調にいけば間違いなくこの馬が中心になるだろう。
2着:フサイチパンドラ
相変わらず激しいイレ込み、ファンファーレを聴いて更にイレ込んでいた。
スタートは綺麗に決まったものの、その辺りのイレ込みが最後の一伸びに影響した(福永JK談)。
あのイレ込みで道中しっかり折り合い、最後までバテずに走るのはポテンシャルの高さ故か。
気性以外の部分は間違いなく世代牝馬の中でも屈指の物を持っている事を証明。
まだまだ全力のパフォーマンスではないはず、精神面の成長を期待したい。
3着:アサヒライジング
ヤマニンファビュルから大きく離れての2番手、柴田善が得意とするパターン。
平均ペースの東京2400mをある意味逃げてこの着順は、能力の高さを物語っている。
手前替えやハミ受けに問題があったらしく、まだまだ改善の余地がある。
秋の京都2000mは期待していい、現時点では全力を出し切った、頑張った。賞賛。
4着:アドマイヤキッス
総合能力でこの順位となるとやっぱり一抹の寂しさというか、物足りなさを感じる。
4角の手応えを見たときは、行けると思ったんだけどなぁ。
昨年、"スケールの小さいアドマイヤグルーヴ"と酷評したエアメサイアに似たものを感じる。
もしかしたら秋にもう一化けあるかもしれないから今回は酷評しない。
5着:ニシノフジムスメ
出遅れ、ペースが思ったより速く、早めに順位を戻した事が結果裏目に繋がった感。
例年のそれであれば正しい位置取りだったとも言えるだろうが。
それで5着はやはり忘れな草賞のレベルが低くなかった証拠じゃないだろうか。
とは言え・・・上位3頭と比べるとちょっと見劣り感はある。
6着:キストゥヘヴン
直線ちょっと一杯になってた、やっぱり距離の限界かもしれない。
一杯になりつつも内のシェルズレイを交わしきった辺り、桜花賞馬の貫禄を垣間見た。
マイル~中距離戦でもう一度見てみたい馬。
10着:シークレットコード
結果は微妙だが騎手は間違いなく一流の乗り方だった。
要は休養明けで馬がついて来なかっただけ、叩き2走目は侮れない。
11着:テイエムプリキュア
3角からおっつけっぱなし、伸びない、バテない、もうだめなのかな。
13着:ヤマトマリオン
位置取りを考える限り、能力差としか言えない。掛かったか?
競争中止:コイウタ
右肩跛行。
無理させてハ行から他の故障を誘発するより、大舞台であっても大事を取った横山典。
私はその選択を支持したい。 きっと秋には元気な姿を見せてくれる、今回は縁が無かった。
最悪の事態を想定してしまっただけに、とにかく無事でよかった、本当によかった。

総括

最強世代と言われたスペシャルウイークの世代、
その一角を担ったキングヘイローの産駒ニシノフジムスメが5着、
カワカミプリンセスが優勝と、ここでも最強世代の面目躍如。
それにしても、テイエムオーシャンと陣営の因果関係もだが、
このキングヘイローとの因果関係もまた何とも運命的なものを感じる。
 
キングヘイロー産駒カワカミプリンセスが、
父の成し遂げられなかった悲願のクラシック制覇を、
2着フサイチパンドラ騎乗の福永祐一(キングヘイロー3歳時主戦)、
3着アサヒライジング騎乗の柴田善臣(キングヘイロー高松宮記念優勝時騎手)、
の2名を引き連れて成し遂げるというのは、意味深なものを感じる。