SatsukiSho05

Last-modified: 2006-05-27 (土) 17:35:46

第65回 皐月賞

THE SATSUKI SHO (JAPANESE 2000 GUINEAS) (GI)
2005年4月17日 (日)
芝・右 2000m 3歳 牡 牝 指定 定量(牡57.0kg 牝55.0kg)


展望

今年の皐月賞は無敗の3連勝で挑むディープインパクトが中心である事に間違いない。
弥生賞を着差以上での勝利や鞭を入れて走った事が無い、どれだけの能力があるのか魅力十分。
しかし後方から一気に抜き去るタイプの有力馬が、今年はいつに無く多いため不動の大本命とは言い難い。
ディープインパクトに限らず毎日杯勝利のローゼンクロイツしかり若葉S優勝のアドマイヤフジしかり、
後方待機組はどのように馬群を捌き、いつ仕掛けるのかでレースはガラッと変わるだろう。
中山競馬場芝2000Mはコーナーを4回回り、直線は短い310M、18頭と多頭数。
過去にもスペシャルウイークやタニノギムレットなど、後方から進んで惜敗した馬も記憶に新しい。
逆に前目に付ける競馬が出来る馬は出来るだけマークしておきたい。
弥生賞2着で同レースから積極的に前につけられるようになったアドマイヤジャパン。
弥生賞3着で2歳王者、ハイペースをもろともしない脅威の粘りマイネルレコルト。
毎日杯3着できさらぎ賞優勝、斬れは無いが粘りは一級コンゴウリキシオー。
アーリントンCを逃げ切った新星ビッグプラネット辺り。
ダイワメジャーやノーリーズンに代表されるような先行逃げ切りは十分に在り得ると心の隅の思っておきたい。
分からないのはスプリングS組、レースのレベルは確かに疑うべきだが多頭数レースであった事は見逃せない。
1着ダンスインザモアは馬群を縫い器用な立ち回りをした代表だろう。
能力的な部分では上に挙げた馬から一歩見劣りする部分はあるが、器用さは評価できる。
また同レース3着のトップガンジョーも4角で積極的に前を捉えたところは、
本番に繋がるいいレースをしたのではないだろうか。
レースのレベル自体は低いが、伏兵馬としてはまだまだ無視できない。
 
ストーミーカフェ、ストームバリトンなどの実績馬や、
キングストレイル、サムライハート等の良血馬が相次いでリタイアしている中、役者は揃ってきた。

予想

姉御

ディープインパクトは外せないかな・・・
ただ有力馬は後方待機が多いのがちょっとねぇ
やはり先行で粘れる、後方から差してくる馬を競り勝てる馬を押さないといけないかな
◎ディープインパクト ○マイネルレコルト 穴注ダンスインザモア
(8 ストラスアイラ 265.1 33.9 - 63.1 に単勝500円かけるとは_| ̄|○ )

えあ

ディープインパクトという馬に、他馬がどれだけ肉薄できるかという形にはなっているが、
中山2000Mの多頭数レースは実力だけでは乗り切れない。
有力どころに後方待機の馬が多いだけに、先行馬も注目しておく必要があるだろう。
◎ディープインパクト ○マイネルレコルト ▲コンゴウリキシオー

結果

着順馬番馬名姐御えあ性齢斤量騎手タイム着差馬体重人気
1714(市)ディープインパクト牡357.0武豊1:59.2 444 -21
2510シックスセンス  牡357.0四位洋文1:59.62 1/2馬身448 -412
3816アドマイヤジャパン  牡357.0横山典弘1:59.81馬身482 +23
423(市)マイネルレコルト牡357.0後藤浩輝2:00.01 1/2馬身460 +102
511(父)アドマイヤフジ  牡357.0福永祐一2:00.0クビ520 +28
647ペールギュント  牡357.0池添謙一2:00.0アタマ500 -89
7817(父)スキップジャック  牡357.0勝浦正樹2:00.21 1/4馬身484 +414
8818(父)ダンスインザモア 牡357.0蛯名正義2:00.2クビ498 +45
9713ローゼンクロイツ  牡357.0安藤勝己2:00.3クビ462 04
1012(父)(市)トップガンジョー  牡357.0小牧太2:00.3ハナ486 -813
11612タガノデンジャラス  牡357.0安田康彦2:00.43/4馬身450 +211
1235ヴァーミリアン  牡357.0M.デムーロ2:00.4クビ490 +27
1336ビッグプラネット  牡357.0柴田善臣2:00.61 1/4馬身464 +46
1448(市)ストラスアイラ  牡357.0吉田豊2:00.6クビ470 -818
15611(父)パリブレスト  牡357.0田中勝春2:00.71/2馬身470 016
1624(外)コンゴウリキシオー 牡357.0藤田伸二2:01.01 3/4馬身486 -1010
17715(外)エイシンヴァイデン  牡357.0武幸四郎2:01.31 3/4馬身476 +817
1859ダイワキングコン  牡357.0北村宏司2:01.41/2馬身444 -415

短評・総括

1着:ディープインパクト
中山に衝撃が走った。まさに名前の通りディープインパクト。
真面目に三冠を語る年なのかもと思わせる強さ。一頭次元が違うかもしれない。
あの武豊を興奮させるほど、中山の大観衆を魅了するほど、とても強く・・・。
4着:マイネルレコルト
何時もどおり前に付け押し切る形だった、実力は出し切ったはず。
距離的にはダービーよりNHKマイルカップ向きかもしれない。
8着:ダンスインザモア
スプリングSでエビショーが言ってたとおり距離はここが限界か。
しかし血統的には菊花賞を勝ってもおかしくない、血の謎というところか。
14着:ストラスアイラ
父パラダイスクリークという点で難しいところだと思った。
評判は良かったんだけどなぁ。
16着:コンゴウリキシオー
うーん・・・実力差かもしれない。距離的にもダービーは微妙。