第11回 秋華賞
THE SHUKA SHO (GI)
2006年10月15日 (日)
芝・右・内 2000m 3歳 牝 混合 指定 定量(55.0kg)
Fall in Love
秋に出会い 秋に始まる 恋物語、第三章
第11回 秋華賞 (GI)
あなたも私と恋におちますか?
枠順
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
| 1 | 1 | キストゥヘヴン | 牝3 | 55.0 | 安藤勝己 | 戸田博文 |
| 2 | ソリッドプラチナム | 牝3 | 55.0 | 小牧太 | 田中章博 | |
| 2 | 3 | タッチザピーク | 牝3 | 55.0 | 池添謙一 | 田中章博 |
| 4 | シェルズレイ | 牝3 | 55.0 | 岩田康誠 | 松田国英 | |
| 3 | 5 | フサイチパンドラ | 牝3 | 55.0 | 福永祐一 | 白井寿昭 |
| 6 | ブルーメンブラット | 牝3 | 55.0 | 川島信二 | 安藤正敏 | |
| 4 | 7 | シークレットコード | 牝3 | 55.0 | 横山典弘 | 森秀行 |
| 8 | ホウショウルビー | 牝3 | 55.0 | 藤岡佑介 | 領家政蔵 | |
| 5 | 9 | アドマイヤキッス | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 松田博資 |
| 10 | ヤマトマリオン | 牝3 | 55.0 | 幸英明 | 安達昭夫 | |
| 6 | 11 | キープユアスマイル | 牝3 | 55.0 | 田中勝春 | 高橋祥泰 |
| 12 | カワカミプリンセス | 牝3 | 55.0 | 本田優 | 西浦勝一 | |
| 7 | 13 | サンドリオン | 牝3 | 55.0 | 秋山真一 | 安田隆行 |
| 14 | ブロンコーネ | 牝3 | 55.0 | 和田竜二 | 池江泰郎 | |
| 15 | ニシノフジムスメ | 牝3 | 55.0 | 藤田伸二 | 藤原英昭 | |
| 8 | 16 | アサヒライジング | 牝3 | 55.0 | 柴田善臣 | 古賀慎明 |
| 17 | トシザサンサン | 牝3 | 55.0 | 熊沢重文 | 鮫島一歩 | |
| 18 | コイウタ | 牝3 | 55.0 | 吉田隼人 | 奥平雅士 |
展望
無敗のオークス馬と無冠の女王の二強対決が濃厚。
とは言え割って入りそうな馬も多く、なかなか魅力的なメンバーが集まった。
本命を集めそうなのが無冠の女王アドマイヤキッス。
取り逃した二冠の分まで、最後の一冠に全てを賭けて来るだろう。
春のクラシックは惜敗が続いたが、前走ローズSが圧巻の競馬。
欲を言えばオークスの444kgから+4kgしか回復していなかった点だが、
現時点では隙もなく、大幅な馬体減でもない限りは人気を集めそうだ。
一方のカワカミプリンセスは無敗のオークス馬から無敗の秋華賞馬を目論む。
ぶっつけ本番は当初の予定通り、京都は初となるが元々4戦しかしていない馬で、
初物づくしのオークス制覇だったことからもそこは不安材料でもないはず。
オークスの走りを見る限り距離短縮もむしろ歓迎で、押し切る競馬なら圧勝すら。
調教は順調だがやはり不安はぶっつけの一点、パドックを要注目。
桜の女王キストゥヘヴンは2頭から若干離されてのこの位置。
ただし前哨戦のセントライト記念5着で評価しづらさから来るものもあるか。
牡馬に混じっての5着を評価するか、荒れたレースで3F36.0を物足りないというか。
距離が長かったオークスでも何だかんだで6着、新勢力が乏しい現状なら射程圏内だろう。
アメリカンオークスで一皮向けた感のあるアサヒライジングも面白い。
先行逃げ切りタイプも、海外で出遅れた事から大外追い込みを見せたのは記憶に新しい。
自在性が増せばその分レースに対応しやすくなる、着順以上に大きな収穫だった。
あとは休養明けがどう出るか、鞍上は触れずにおく。
狂気のフサイチパンドラもオークス2着・ローズS3着と纏まってきた。
当てにしづらい気性と、トップレベルに引けを取らない潜在能力。
いかにも買いづらい馬だが軽視出来ないのも事実。
唯一の新興勢力がマーメイドS優勝のソリッドプラチナム。
初年度ステイゴールド産駒でデータは少ないが、平坦なコースには中々の強さを見せる傾向。
京都内回りなら条件は悪くないはず、父の果たせなかった夢を娘が適えるか。
前走ローズSで思い切った競馬、新たな境地を開いたシェルズレイ。
素質の高さに距離不問のブルーメンブラット。忘れた頃に飛んでくるニシノフジムスメ。
3連勝で紫苑Sを制したサンドリオン。故障明けのコイウタ辺りまでが圏内か。
予想
姐御
◎アドマイヤキッス ○カワカミプリンセス ▲フサイチパンドラ
△アサヒライジング キストゥヘヴン ニシノフジムスメ
注ブルーメンブラッド
やはり前走を使われているアドマイヤキッスを推す
春の実力馬、ローテの実力馬が近年連対対象
ここは実力馬上位で
カワカミプリンセスは休み明けなのでこの位置に
フサイチパンドラは桜花賞以外安定してるのがいいだろう
的にされるだろうが粘りのアサヒライジング
キストゥヘヴン ニシノフジムスメの実力馬で
札幌で見せた脅威の脚のブルーメンブラッドも捨てがたい
えあ
◎:アドマイヤキッス ○:ソリッドプラチナム ▲:カワカミプリンセス
△:アサヒライジング・フサイチパンドラ
注:ブルーメンブラット
データ通り、前哨戦を使った馬を有利に取りたい。
アドマイヤキッスは+6kgが好感触、前走を位置から差されては流石に見過ごせない。
エアメサイアに雰囲気が似ている感はある、最後の一冠を取れる馬だ。
ソリッドプラチナムは贅沢を言えば馬体重が増えて欲しかったが、
前走スタートで不利あっての5着は評価しても良い、ステイゴールド産駒は平坦なら。
カワカミプリンセスは陣営のテイエムオーシャンでの実績を踏まえ休養明けはあまり気にせず。
馬体重も成長分と見て良いと思うが・・・気にしないといいつつ、ちょっとだけ気にする。
アサヒライジングの堅実性とフサイチパンドラの自在性を取る。
穴にはブルーメンブラットかコイウタか悩んだけれど、臨戦態勢を考え前者を注意。
個人的にはコイウタも頑張って欲しいのだが・・・・。
結果
予想を裏切ってコイウタ・トシザサンサンの8枠2頭がハナを奪い、
シェルズレイが外目3番手でアサヒライジングが離れた4番手の意外な展開。
1000m通過が58.4で明らかに速い流れ、後方有利な流れも京都内回りでは通用しない。
3角でカワカミプリンセスが早くも上がっていき、フサイチパンドラもそれを見て内から進出。
4角回ってシェルズレイが抜け出しを図るも完全に勝ちパターンへ持ち込んだアサヒライジング。
シェルズレイをじわじわと交わし先頭へ、中フサイチパンドラと外カワカミプリンセスが追い上げ。
最後はカワカミプリンセスが粘りこむアサヒライジングをロングスパートで差しきってゴール。
2着アサヒライジング、3着は脅威の粘りを見せるシェルズレイを交わしたフサイチパンドラ。
4着にようやく追い込んできたアドマイヤキッス、5着粘ってシェルズレイ。
短評
1着:カワカミプリンセス
一瞬の斬れや位置取り以上に能力そのものが試される、となれば浮上するのはこの馬。
ぶっつけや無敗5連勝なんてものよりも、今回の競馬その物が既に規格外。
ハイペースを中団から3角仕掛け、バテずに先行馬を交わしきる牝馬、そうはいない。
オークス時点で言っていたカワカミプリンセスの時代、本当に到来してしまわれた。
女王杯にスイープトウショウが出てくるようなら新旧女傑対決と言っていいだろう。
2着:アサヒライジング
この馬も相当な能力を持った馬だろう、例年なら1つや2つGIを獲っていてもおかしくない。
勝った馬が強すぎただけで、この馬に敗因を求めるのは酷と言うもの。
叩いて2走目になるエリザベス女王杯も3歳代表の1頭として期待してよさそうだ。
3着:フサイチパンドラ
折り合えばこれ位の競馬など訳ない、矯正具が上手く働いたか。
どちらかと言うと決め手よりも地力型で展開が向いた感もあるが。
しかしまだまだ全幅の信頼を置くには気性に不安を抱くのは仕方の無いことだろう。
もう少しだけ様子を見る必要はありそうだ。
4着:アドマイヤキッス
伸びてはいるのだが決め手勝負でない以上素直に能力差を認めるしかないだろう。
結局無冠で終わってしまったが、重賞の1つや2つはまだまだ獲れる。
GIとなると1・2着馬が厄介な存在になってくる気はするが・・・。
5着:シェルズレイ
想像以上に粘った、ローズSの粘りは本物だったのだろう。
6着:キストゥヘヴン
決め手勝負では台頭するが地力勝負では出番なし。
8着:ブルーメンブラット
10着:ソリッドプラチナム
11着:ニシノフジムスメ
現時点では上位馬との差がそっくりそのまま能力の差なのだろう。