Teio-Sho05

Last-modified: 2006-07-08 (土) 20:06:11

第28回 帝王賞

2005年6月29日 大井 ダ2000・左・外
4歳上 交流指定 定量

枠順

┏━━━━━━━━━━┓ ∧_∧  6/29 大井9R ダート・右外 2000m
┃第28回帝王賞(GI)   ┃(´∀` )<4歳以上(指定交流)オープン 定量 発走20:15
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┃1 │1 │ナイキアディライト     .[牡5]│57│石崎隆│(船)出川龍│かしわ...3┃
┃2 │2 │[J]ユートピア        [牡5]│57│安藤勝│(栗)橋口弘│安田記14┃
┃3 │3 │タカオライアン        [牡6]│57│森下博│(大)大山一│大井記 5┃
┃4 │4 │[J]スターキングマン  .[牡6]│57│デザ-モ│(栗)森秀行│東海S 2┃
┃4 │5 │クールアイバー       .[牡7]│57│坂井英│(大)高柳恒│大井記 4┃
┃5 │6 │ケージーチカラ     .[牡5]│57│鈴木啓│(大)岡部盛│大井記 1┃
┃5 │7 │[J]クーリンガー      [牡6]│57│和田竜│(栗)岩元市│東海S 5┃
┃6 │8 │[兵]ニューシーストリー...[牡4]│57│大山真│(園)尾原強│英知大 2┃
┃6 │9 │[J]ストロングブラッド   [牡6]│57│内田博│(美)増澤末│埼玉杯消┃
┃7 │10│[J]タイムパラドックス 、[牡7]│57│武  豊│(栗)松田博│東海S 3┃
┃7 │11│モエレトレジャー    ..[牡4]│57│金子正│(川)足立勝│大井記12┃
┃8 │12│トーシンブリザード     [牡7]│57│石崎駿│(船)佐藤賢│埼玉杯 3┃
┃8 │13│サクラハーン       [牡6]│57│佐藤隆│(船)川島正│ふさの...3┃
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予想

上半期ダート重賞総決算の統一G1帝王賞
メンバー的にも今年は中々かな
今年は雨が降るかもってナところだから荒れるか
予想として

◎タイムパラドックス ○クーリンガー ▲ナイキアディライト △ケージチカラ
注意 ストロングブラッド

個人的に ミツアキタービンをこのレースで見たかったけど回避だもんな・・・
唯一、他地区遠征馬であるニューシーストリーに頑張ってもらいたいが
力の差は、はっきりしてるからなぁ(笑
JRA勢が有利やろう・・・南関東馬がどこまで対抗できるか
見物かな

結果

競馬ブックの影響か近走の成績か、絶好の1枠1番を引いたナイキアディライトが3.2倍の一番人気。
とは言え混戦と言う事もあり差の無い3.7倍で2番人気タイムパラドックス。
以下東海S2着のスターキングマン4.8倍、ユートピア、クーリンガーが6倍台、
かしわ記念を制したストロングブラッドは距離延長が嫌われたか8.4倍の6番人気どまり。
単勝6番人気までが10倍を切り、ナイキアディライトvsJRA勢の構図。
ナイキアディライトの逃げでレースは進むが道中サクラハーンに絡まれる。
ユートピアが逃げるナイキアディライトを見ながらの絶好3番手の位置取り。
ストロングブラッドはかしわ記念と同じくナイキアディライトを窺う4番手、
クーリンガー、トーシンブリザード、モエレトレジャーと続き、
タイムパラドックスは東海Sの敗退を反省しこの位置。
逃げたナイキアディライトはサクラハーンを振り切る為に1000M60.5の厳しいペース。
レースは3コーナーで動き、トーシンブリザードとクーリンガーが一気にナイキアディライトを捉える。
満を持してタイムパラドックス武豊も手が動き徐々に前へ進出。
4コーナーストロングブラッドも前へ進出しナイキアディライトを捕まえに掛かり直線へ。
直線最内で逃げ粘るナイキアディライトをストロングブラッドが振り切り先頭へ。
2番手に後退したが粘るナイキアディライト、後続を寄せ付けない。
クーリンガー、トーシンブリザードは逆に、ナイキアディライトに離されていく。
後続からユートピアも抜け出してくるがナイキアディライトとの差は詰まらず。
しかし忘れていたように、見えない大外から一気に飛んできたのはタイムパラドックス。
メンバー唯一の3F37秒台であっという間に2頭を抜き去り1馬身半の差をつけゴール。
2着には低評価をあざ笑うようにストロングブラッドが。
1番人気も苦しいペースで楽をさせてもらえなかったが、逃げ粘ったナイキアディライトが3着。
以下3コーナーで一旦後退していたユートピアが4着、5着にクーリンガーが入った。

短評

1着:タイムパラドックス
意外にもこれが大井競馬場初勝利、昨年までは同厩舎アドマイヤドンが居たのもある。
昨年秋からの充実度は素晴らしいものがあり完全に同僚アドマイヤドンから王者を奪取した。
今年に入りマイル戦を使うなどちぐはぐなレース選択に加え年齢的なズブさも現れていた。
前走はペースに泣かされるなど本来の走りが出来ずに居たが、ようやく本領を発揮。
今後海外には目を向けず旭川BGCへ、出せる国内レースは全て出すと調教師は意気込む。
秋のGI、JBCクラシック・JCダート・東京大賞典と3連覇も十分に狙える位置にいる。
2着:ストロングブラッド
クーリンガーやスターキングマンより低評価だったが伊達にGIを勝った馬ではない。
勝ちに行っての2着、負けて尚強し。距離不安説も2000Mはこなせそうだ、秋に期待が持てる。
もう少し目をやっても良い馬、芝で出てきたときはバッサリ切っていいだろうが(笑)
3着:ナイキアディライト、こちらも距離が若干長かったろうが、よく粘った。
地方所属の古馬勢の中ではコスモバルク以上の実績だと言って良いだろう。
展開次第では2000Mも大丈夫だがこちらはマイルのほうが向いているか、南部杯に期待。
4着:ユートピア
3コーナーまでの位置取りを生かせず4コーナーでモタつく。
直線で盛り返していたが、本質的には不器用なのかもしれない。
芝よりはダートの方が安定した成績を残しており、秋はダート路線に絞った方が好成績を残せそう。
5着:クーリンガー
いつもより後ろの位置取り、本来はユートピアのような位置を取りたかったのではないだろうか。
斬れる脚の無いこの馬で中団に位置取り、前のナイキ・ストロングより終い3Fが掛かっていては意味が無い。
半周りほどスケールを小さくしたストロングブラッドと言う印象もある。
6着:ケージーチカラ
最大の敗因は主戦的場文の騎乗停止による乗り代わりだったかもしれない。