紅夢の魔女の新年

Last-modified: 2025-02-06 (木) 07:59:24

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基本情報

画像詳細
紅夢の魔女の新年.jpg名前紅夢の魔女の新年
レアリティ★5
属性
イラストNaBaBa
入手VS複霊
備考対Cf1#霊夢
'24/1/1~
装備時上昇ステータス
強化値+0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10強化値
速力+20+24+28+32+36+40+44+48+52+56+60速力
陽攻+30+36+42+48+54+60+66+72+78+84+90陽攻
#特性
限界突破0限界突破4
特性1装備スペカの星属性の威力を25%アップ(1T)装備スペカの星属性の威力を50%アップ(1T)
特性2装備スペカの肉弾の威力を25%アップ(1T)装備スペカの肉弾の威力を50%アップ(1T)
特性3攻撃式が使用時に対象全体の陽防を1段階ダウン(2T)攻撃式が使用時に対象全体の陽防を2段階ダウン(2T)
#解説
解説1桶の中の若水が波紋を立てる。
水面の氷を砕き、その下に流れる水を汲んだものだ。
新年一番のその水は、墨を溶かされ、墨汁となり、どかりと桶のまま置かれる。
菜種油で油煙を作り、膠と練り合わせ、龍脳で香り付けした墨だ。古来からの製法で作られたため、油分を含んでおり粘っこく、非常に艶のある黒を生む。
ちゃぷり、ちゃぷりと桶の中の墨汁は、未だゆったりと波打っている。
解説2人生は、後戻りができない。
どれだけ後悔をしても、過去がなくなることはない。
それは書道においても同じ。
白紙に文字を書くという行為は、一画間違えただけで、もう取り返しのつかない結果になる。
ゆえに、一筆一筆、思いを込めて綴る。
そんな中、魔理沙は豪快に筆を桶に突っ込み、墨は滴るのも構わず筆を振り上げて、書き殴った。
「芸術はパワーだぜ」
解説3「千年間の成果を見せてやる」
新年の澄んだ空気に、墨の香りが立ち込める。
ぶおん、ぶおん、と、よほど書き初めとは思えない重圧な音が風を切り、びしゃん、と黒い飛沫が三日月のような奇跡を描く。
魔理沙は白紙の上で、踊り狂うように筆を振るう。
まるで体内から生じるエネルギーを持て余す子供のように。
あるいは意思を持った太陽が、言葉を紡ぐ奇跡のように。
霧雨魔理沙はその一文字一文字に全身全霊を乗せる。
解説4ペケ印の墨がついた頬を緩ませながら、書き初めに挑む紅霧の魔女。
大胆に、無計画に見えるその動きも、千年間の魔法研究あってこその計画性がある。
そも『墨』とは、火と土を含む象形文字である。
魔理沙の研究分野的にも、使いこなせないわけがない。
にやり、と魔理沙は笑みを浮かべる。
惑星の回転が一切の狂いなく行われるように、筆先は迷うことを知らない。
なぜなら──
「覚悟はとっくにできてるぜ。青いの」
解説5「夢に恋しな」
辛く長い時間だったからこそ、今この時を楽しめた。
魔理沙は無限に膨張し続ける自分の熱を抑え込みながら、ずっと研究を続けていた。
かつての魔理沙に必要だったのは熱の抑え方だったが、今の魔理沙に必要なのは、発散し、その熱を形にすることだ。
やりたいことと、やるべきことを歯車のように噛み合わせ、無限の熱量でそれを駆動させる。
魔理沙は大きな一歩を踏み出す。
いつかはきっと、もっと大きな巨きな輝きになる。
初めての外の世界。初めての服。初めての力。
さぁ、今、新しい一年が始まる。
 

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