汎異記号(世界群)

Last-modified: 2024-04-27 (土) 13:57:57

このページでは東方Lostwordメインストーリーの重要な要素である並行世界、およびそれらに付記された汎異記号について解説する。
メインストーリーに対する重要なネタバレも含むため、メイン・秘封Lostwordのストーリーを一通り読んだ後の閲覧を推奨とする。

ゲームシステムとしての汎異記号の成り立ち

元々汎異記号は、2021年11月30日のアップデートにより追加された要素である。
このアップデートにより、仲間の名前の横に「汎異記号(アルファベットと数字の組み合わせ)」が付くようになった。
ゲームシステムとしての詳細は汎異記号を参照のこと。
このアップデートの少し前から超フェス限の他にフェス限定として自機組の2周目キャラが少しずつ実装されており
それら別バージョンと1周目の同名のキャラとを区別するために付けられた記号であるが、
同時に汎異記号のフレーバーテキストに該当の世界群の詳細が書かれたことで、メインストーリーに深く関わる設定としての意味合いも持つようになった。

用語

世界群についての説明は、第1章第1節「すべてが幻想になる」第3話における主人公&霊夢&魔理沙&早苗と並行世界の紫とのやり取りが最も詳しい。
下記用語説明はそれらの内容、および汎異記号の各解説を踏まえて解釈したものである。

並行世界(パラレルワールド)

紫曰く「選択的揺らぎによって生み出される、多元世界体系」。
より簡単に言うと無数の選択によって変化した「if(例えば)の世界」のこと。

世界群

上記並行世界の集まりを指す。あくまで「群」なので世界群の中にも複数の並行世界がある。
これは早苗の言葉を借りると「同じ結果になる分岐の差異は、『収束する』」ためである。
つまり世界群とは「同一の結果に収束する並行世界の集まり」と解釈できる。
同一世界群の中でも別々の選択が行われた並行世界が複数あるケースはメイン第4章に入ってから顕著になり、
中には同一世界群でもロストワードが異なるケースも示唆されている。

汎異記号(はんいきごう)

世界群を区別するために定義された文字列のこと。仲間画面の下に記載されているのが汎異記号である。

汎異記号解説_汎例.jpg

原則汎異記号は、アルファベット1文字+数字(+細区分を示すアルファベットなど)によって表される。
仲間の汎異記号が異なる場合、同名のキャラクターでもゲーム中では異なるキャラクターとして扱われる。
衣装も汎異記号ごとに専用となる。
また仲間画面の汎異記号をタップすると、世界群の解説が読める。

汎異記号解説_解説.jpg

この解説、実はおいのりのPUキャラクターデータでも読めるようになっている。
引く気がない、あるいは引けない超フェス以上のキャラクターでも上記の情報は(能力などと併せて)一読をお勧めする。

ストーリー内ではまだ汎異記号自体についての言及は誰からもされておらず、あくまで神の視点でしか捉えられないゲームシステムと思われたが、
アリス・マーガトロイド(精密ドロイド技師)のホーム画面「信頼度:なかよし」のセリフにて、
主人公からの汎異記号についての問いに対する返答がなされている。

汎異記号解説_アリス・マーガトロイド(精密ドロイド技師)_信頼度:なかよし.jpg

それによれば、少なくとも汎異記号について尋ねた主人公とそれに返答したアリス、
そしてアリスの口から語られた『あの連中』は、汎異記号の概念を認識していることが伺える。

世界団

世界の性質が似ている世界群を集めた、世界群のより大きな括りのこと。
アルファベット1文字で表され、汎異記号の接頭に用いられる。
このアルファベットを用いて「○系列の世界群」と表現される場合もあるが、「○世界団に属する世界群」と同義である。
世界団が同じキャラクターでも逸脱度(後述)が異なれば異なるキャラクターとして扱われる場合がある。
B3世界群の鈴仙B5世界群の鈴仙が代表的な例である。
またアルファベットにはそれぞれの由来となる単語・熟語があり、その頭文字を用いる。
由来に引用する単語・熟語は言語や占星術に関連するものが多い。

逸脱度

世界群が持つ「例外的要素」の多さを数値で表したもの。
汎異記号において世界団のアルファベットに続く数字が逸脱度である。
世界群解説では逸脱度毎に共通のテキストが使われているが、
数字が大きくなるほど世界群として成立するかも怪しい解説に変化していく。
ただし例外はA世界団で、汎異記号の後の数字は「順番」を表す。
その順番はほぼ東方Project原作の作品番号(「東方Project第○弾」の数字)と一致している。

逸脱度と解説の関連

逸脱度解説
0不明(対応する汎異記号の説明が公開されていない)
1逸脱要素は最も低い
2そこまで例外的要素は多くない
3やや例外的要素が目立つ
4不明(対応する汎異記号が公開されていない)
5例外的要素を多く含んでいる
6~7不明(対応する汎異記号が公開されていない)
8ほぼ本来的には成立しえない
9成立の経緯に関する見当は立っていない
10~79不明(対応する汎異記号が公開されていない)
80不明(存在こそするが、そもそも逸脱度なのかすらわからない)

A世界団における汎異記号の数値と東方Project作品との関連

数値作品名
1~5未登場。いわゆる「旧作(PC98版作品群)」に一致すると推測される。
6東方紅魔郷
7東方妖々夢
8東方永夜抄
9東方花映塚
10東方風神録
10.3F1世界群、H5世界群の解説にて分岐点群の名称として登場。
時系列的には風神録と緋想天(10.5)の間となり、東方儚月抄≒第二次月面戦争ではないかと推測される。
11東方地霊殿
12東方星蓮船
12.3分岐点群の名称として登場。東方非想天則
13東方神霊廟
14東方輝針城
15H5世界群の解説にて分岐点群の名称として登場。東方紺珠伝と推測される。
16~未登場。

分岐(点群)

重大な選択が行われたことによって、1つの世界群が別々の世界群に分かれること。
またそのタイミングが「分岐点」であり、世界群に合わせて分岐点群と呼称する。
代表的な分岐点群は「A6」「A7」「A8」など分岐した世界群と同じ汎異記号を用いる。

合流 or 収束

複数の世界群が1つの世界群にまとまること。つまり分岐の逆である。
「合流」とも「収束」とも呼称するが、どちらでも意味は同じ。
分岐点群と同様「合流点群」も存在すると考えられるが、ゲーム中で使われた実績はない。

衝突

ある事例における部分的、かつ人為的な合流と言えるもの。
世界規模ながらも限定的な接続・接触によって、その部分集合を介した異世界交流と概念伝達を可能とした。

新たな世界群が発生するわけではなく、衝突の結果能力を変質させた個人に対して汎異記号が割り当てられる。
汎異記号命名規則も従来のものとは異なっており、
主となる世界団のアルファベット(大文字)に従となる世界団(群)のアルファベット(小文字)を連結させた文字列が用いられている。

汎異記号別世界群解説

サマリー

世界団汎異記号主要な分岐点主要な合流点
L世界団L0不明不明
L1不明(多数あると推測される)不明(多数あると推測される)
L80不明(多数あると推測される)不明(多数あると推測される)
Lrなしなし
LR世界団LR1不明不明
LM世界団LM1不明不明
A世界団A6「A6分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A7「A7分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A7A「A7分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A7B「A7分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A8「A8分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A9「A9分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A10「A10分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A11「A11分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A12「A12分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A13「A13分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
A14「A14分岐点群」を起因とする。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
B世界団B2不明(「A8分岐点群」より前と考えられている)。非常に多くの世界と合流する傾向にある(収束傾向)。
B3不明(「A8分岐点群」より前と考えられている)。非常に多くの世界と合流する傾向にある(収束傾向)。
B5不明(情報の著しい不足)。不明(情報の著しい不足)。
C世界団C3不明(あまりにも多くの分岐点群を中継している)。不明(情報の著しい不足)。
Cz1なしなし
E世界団E1不明(「A6分岐点群」より前と考えられている)。不明(情報の著しい不足)。
E9不明(情報の著しい不足)。不明(情報の著しい不足)。
F世界団F1「A10.3分岐点群」とほぼ同じ。不明(情報の著しい不足)。
H世界団H5不明(情報の著しい不足)。不明(情報の著しい不足)。
R世界団R2「A7分岐点群」とほぼ同じ。非常に多くの世界と合流する傾向にある(収束傾向)。
R8不明(何らかの超越的干渉要素に起因すると予想)。不明(情報の著しい不足)。
S世界団S2「A11分岐点群」とほぼ同じ。不明(情報の著しい不足)。
S5「A11分岐点群」とほぼ同じ。不明(情報の著しい不足)。
T世界団T5不明(情報の著しい不足)。不明(情報の著しい不足)。
W世界団W1「A12.3分岐点群」とほぼ同じ。不明(情報の著しい不足)。
W2「A12.3分岐点群」とほぼ同じ。不明(情報の著しい不足)。
W5平安時代頃に分岐したと推測される。不明(情報の著しい不足)。
Y世界団Y5不明(情報の著しい不足)。不明(情報の著しい不足)。
Z世界団Z1「A6分岐点群」とほぼ同じ。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
Z3「A6分岐点群」とほぼ同じ。この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

L世界団

東方Lostwordのストーリー中核となる世界団。
この団に属する世界群は、「数多の『分岐』と『合流』を繰り返した、一際複雑な世界群」と説明される。言うなれば二次創作の極北である

由来

不明。
当然Lostword……と見せかけて他の世界団に類する由来があるのかもしれない。
候補としては「文字通りの」「字義通りの」を意味するLiteral(リテラル)か。

L0世界群

L80世界群の説明にのみ登場する世界群。
逸脱度0、すなわち一切の逸脱が存在しないナチュラルな幻想郷と言える。

出身キャラクター
なし。

L1世界群

「主人公」が最初にたどり着いた世界群。メインストーリーやイベントの根幹をなす並行世界である。
L0とL1の乖離を生んだ「例外的要素」とは果たして何なのかは、今のところ明らかになっていない。
……のだが、どー考えても「主人公」の存在がL0との乖離を生んでいるようにしか見えない。月に一回ヘンテコな祭りが催されたりしてるし
裏を返せばL0世界群は、「主人公」が観測した時点で逸脱度が0ではなくなる、机上にしか存在し得ない世界群なのかもしれない。

ゲーム内探索においては、序章の他、第閑章「人間の里」のメイン舞台となる。
また、毎月下旬に開催される各種イベントも一部を除いてこの世界がメイン舞台である。

解説原文

数多の「分岐」と「合流」を繰り返した、一番複雑な世界群。
単純な「並行世界」や「可能性の形」として扱うことはできない。
この世界が「基底」に選ばれた特別な理由が存在するのか。
それとも「そう思えること」自体が観測者の主観にすぎないのか。
いつか明かされる日を信じ、待っている。

出身キャラクター
多数のため割愛。

L80世界群

終局に至りつつある世界群…と説明される。MVプロジェクトでフィーチャーされたキャラを並行世界存在として扱うために創造された世界群
逸脱度は空前絶後の80。
逸脱度であるかどうかもよくわからない。

  • 元ネタの候補になりそうなのは「CD SINGLE規格」の8cm(=80mm)盤。
    音楽記録媒体であり、またその数字自体にも八、∞←→0などの意味深要素がうかがえる。
    目を惹く程度にはインパクトのある数字に盛れるのも理由の一つか。

この世界群出身のキャラクターは何らかの要因で幻想郷の終焉を経験し、記憶や能力の大部分を失っている。
「記憶遺跡」にて謎の存在と邂逅し、自身に縁深い特別なアイテム(触媒)と共に『復元者(レストアリ)』となり、長い旅路を経て「主人公」により召喚されL1世界群に至る。
一度は完全に失われた能力を新規に再構築しているため、能力名(消失)の形をとる。そして能力を一度喪失してる割にムチャクチャ強い

解説原文

数多の「分岐」と「合流」を繰り返した、一番複雑な世界群。
単純な「並行世界」や「可能性の形」として扱うことはできない。
 
『L80世界群』は、『L0世界群』からの可能性差分がかなり大きい。
この世界群に属する者たちは『閉じた運命』を辿ることが多い。
しかしその根本的な原因については、この世界群の内部を探るだけでは判明しそうになさそうだ。

出身キャラクター&所有触媒一覧

  • 各触媒は個(または集合知的な)の人格を宿している。
    一部の絵札解説(出身キャラクターの二つ名と同名の絵札)にて、『私』『儂』等の一人称で語り手となっている事を確認できる。
キャラクター所有触媒触媒化した事象
博麗霊夢(カルマスピード)装甲(アーマード)陰陽玉玄爺
霧雨魔理沙(夜に裂く光)ダークフライヤー「流星祈願会」
紅美鈴(Be the change)星辰太歳星君
十六夜咲夜(月と十六夜)妖剣シルバーブレード・エクステンデッド夢月*1
血剣ヴァンパイアファング幻月*2
レミリア・スカーレット(指先の熱)グングニル・ムスペルヘイム紅魔館
フランドール・スカーレット(I'm Alright!)マジカルメガトンメイスフランドールの部屋
アリス・マーガトロイド(斑にマーガレット)リトルアリスthe Grimoire of Alice*3
魂魄妖夢(Disillusion)待宵人魂灯魂魄妖忌*4
西行寺幽々子(刻の境界)青楼剣
楼中剣
西行妖
鈴仙・優曇華院・イナバ(祭月夜)ルナティックスマートガン
ルナティックバウンサー
「兎角同盟」
蓬莱山輝夜(祭月夜)アーケードマスドライバー「月都万象展」
藤原妹紅(白銀の風)口碑套(こうひとう)調岩笠(つきのいはかさ)
東風谷早苗(その手に触れるキセキまで)真澄鏡(ますみのかがみ)
八栄鈴(やさかのすず)
「外の世界での思い出」
八坂神奈子(サヨナラはどこか蒼い)武装拝殿数多の神霊たち
古明地さとり(NAЯAKA)思念動物(アニマ)地霊殿
古明地こいし(月、想ふ時)緑飛隼(りょくひじゅん)集合的無意識そのもの
茨木華扇(PHANTOM PAIN)幻肢剣・鬼切丸「頼みの綱」*5

Lr世界群

異世界団の知見を得た隠岐奈はそれぞれ「式神モニター」「二童子体験」という体で、にとりこころフランを式神化・二童子化する実証実験を行う。
その結果、能力を変質させた四人に割り当てられた汎異記号がLrである。
その成立は類を見ないものであり、またその影響からは一風変わった成果も得られたようで、さながら拡大解釈とも言える役割(ロール)の流動性が生まれた。

この世界群に属する住人は東方LostWordのストーリー中核たるL世界団にも属している関係上、
超フェス限定としては例外的に並行存在特攻が刺さらない。

解説原文

銀河同士が衝突合体するように、世界同士が衝突合体することもあるらしい。
L世界団』へ『R世界団』を従属させる形で衝突させ、その共通部分を抽出した第三の世界。
それが『Lr世界群』である。
いわば部分的な異界渡りであり、任意の情報のみを取り寄せる簡易版と捉えてもいいだろう。
このような所業は、大妖怪級でもさらに特別な力を持つような存在でなければ、机上の空論に留まるところである。

結果的に起きたこと。
それは、や二といった、『使役性の高い従者』の存在定義の拡張であった。

出身キャラクター

LR世界団&LM世界団

一緒くたに説明したほうがわかりやすいため、例外的に項目を統一して記載する。
「R文書」に記載された世界団がLR世界団で、「M文書」に記載された世界団がLM世界団である。
イニシャルからそれぞれ宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンが観測した幻想郷の記録と想定されるが、明言はされていない。

LR1世界群

R文書の中でも比較的初期に書かれたものであり、Ⅰ類に分類されるためこの汎異記号がついたようだ。

解説原文

『R文書』に記録されている内容。
それが『LR世界団』である。
『LR1世界群』は、R文書のⅠ類に分類される範囲。
 
多くの謎を含んでいる文書であり、膨大な文書群のほんの一部のみが漂流してきたものであると考えられている。
R文書の著者はすべて同一人物とする説が唱えられているが、異説もある。
M文書との共観部分があるため、相互の補完して解読されてきた。
Ⅰ類に分類される文書は、時系列的に最初に書かれた内容であると推察されている。

出身キャラクター

LM1世界群

M文書の中でも比較的初期に書かれたものであり、Ⅰ類に分類されるためこの汎異記号がついたようだ。

解説原文

『M文書』に記録されている内容。
それが『LM世界団』である。
『LM1世界群』は、M文書のⅠ類に分類される範囲。
 
場所と時を無視するかのように発見される文書であり、非常に怪しまれている。
特に、発見時の媒体の劣化度合いが、内容の順序と一致しない。
そのため、M文書は偽書であり、著者も複数に渡ると長らく考えられてきた。
R文書が発見されたことで見解は改められ、M文書は独自の書式を持つ価値の高い資料と認められるに至った。
Ⅰ類に分類される文書は、時系列的に最初に書かれた内容であると推察されている。

出身キャラクター

L?世界群

LMに属するか、LRに属するかもよくわからないため別項目として記載する。
秘封倶楽部の二人、宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンが観測した世界群?である。
秘封LWの「主人公」が居を構える「サナトリウム」から謎の鉄道に乗って向かった先にある地。
そこは「東京最終区」と呼ばれる卯東京の一区画であり、新たな東京を造るために埋め立てられた旧い東京であった。
古い都市であることを示すかのように草木が絡み付いた東京駅の駅舎、同じく住宅街が特徴的な場所だが…

  • 廃墟化してるにも関わらず、住人がいる。その住人を目当てに営業するチェーン店まで存在する
    • また、住居の内装は20世紀後半を思わせる現代人にとっては少し古臭い
  • 東京の最下層に位置するにも関わらず普通に青空が見えるし昼夜の概念もある
  • おまけに前述の通り、植物が繁茂してる
  • 住人も住人で現代風の装束を着た、幻想郷の住人と同姓同名の人間?が普通に登場する
  • そして極め付けに住人の一人、東風谷早苗が蓮子と小学生時代からの友人であり、かつその頃のエピソードを蓮子が事細かに思い出せるという原作には一切存在しない設定まで存在する。
  • 探索戦では旧作ザコキャラの化け化けやイビルアイが跋扈している…

と、ツッコミどころが満載のオモシロ都市が東京最終区である。
なお、そこいらの矛盾を説明する資料は皆無。
この最終区を探検する蓮子とメリーの外見がコロコロ変わることに関しては、科学世紀にこじつけた理由が事細かに説明されているのとギャップが凄まじい。

蛇足

鉄道において首都や主要都市に向かう方角を「上り」逆方向を「下り」と呼ぶように、
地理的な関係によって上下を決めているのなら「最下層」の矛盾は説明可能ではある。
つまり、酉京都により近い位置に卯東京を構築すれば元の東京は卯東京よりも「下」になる。
「埋め立て」というのも婉曲的な表現であり、物理的に埋め立てたわけではないのだろう。きっとそうだ。

出身キャラクター
なし

A世界団

異変が解決しない世界群を集めた謎多き世界団。
メインストーリーでは「複霊」としての登場のみとなるが、紅魔塔では時折新キャラ顔見せも兼ねて本人たちが現れることもある。
「異変が解決しない異変*6」がどうして「複数の世界群で」発生しているのか。今のところは全くの謎である。

この世界の住人は東方原作をコンセプトとしてデザインされているが、継続している異変に順応してL1と比べ微差ながら変化した能力を持つ者が出てきている。
ゲーム的なパラメータが妖精でも漏れなくフェス限相当(6900族)に引き上げられ、L1住人より明らかに強くなっていることが多い。初期に実装されロートル化したキャラクターの救済措置
また、この世界団に属する住人には並行存在特攻が刺さらない。これに何らかの設定上の理由があるのかどうかは現時点では不明。

由来

不明。
Anotherとか(Shanghai)Aliceとか言われているが、この世界団の事象を勘案するとAncient Writing(古文)あたりではないだろうか?

A6世界群

紅い霧に包まれた世界群。
東方Project第「6」弾「東方紅魔郷」が由来と思われる。
紅霧異変がいつまでも解決しない中でも住人は逞しく生きているようだが、
紅霧は博麗大結界を超えて外界まで紅に染めており、菫子が調査に乗り出す事態になっているという。

異変が停滞していることを証明するように、紅魔郷の全キャラクターが実装されてなお出身キャラクターは増え続けている。
その多くは紅霧異変が継続していることを前提とした「イフの世界」の幻想郷住人たちである。

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」に属する世界群のひとつ。
「A6世界群」は、「A世界団」の中でも6番目のもの。
他の記号とは異なり、逸脱度を現すものではない。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A6分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A7世界群

冬が終わらない世界群。
東方Project第「7」弾「東方妖々夢」が由来と思われる。
春雪異変が延々続いている状態。氷河期かな? 人類大丈夫?

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」に属する世界群のひとつ。
「A7世界群」は、「A世界団」の中でも7番目のもの。
他の記号とは異なり、逸脱度を現すものではない。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A7分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A7A世界群

A7世界群の亜流とも呼ぶべき世界群。
原作「東方妖々夢」においてA装備を選択したキャラクターがモチーフとなっている。
同一世界群においても選択によっては性質が変化し得ることを示す一例である。
A7Bともども複霊として登場し、自分自身同士で弾幕ごっこを始めるというカオスな構図を展開した。

キャラクターデザインとしては妖々夢での自機選択画面及び体験版Plusで没となった立ち絵に由来する。

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」に属する世界群のひとつ。
「A7A世界群」は、「A7世界群」とほとんど重複している世界群であり、容易に混交しやすい傾向にある。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A7分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A7B世界群

同じく、A7世界群の亜流と呼ぶべき世界群。
こちらは原作「東方妖々夢」においてB装備を選択したキャラクターがモチーフとなっている。
キャラクターデザインとしては妖々夢本編での立ち絵に由来する。

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」に属する世界群のひとつ。
「A7B世界群」は、「A7世界群」とほとんど重複している世界群であり、容易に混交しやすい傾向にある。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A7分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A8世界群

永遠の夜の世界群。
東方Project第「8」弾「東方永夜抄」が由来と思われる。
世界規模でヤバいことになってないだろうか? アメリカ大陸が灼熱の荒野に。

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」に属する世界群のひとつ。
「A8世界群」は、「A世界団」の中でも8番目のもの。
他の記号とは異なり、逸脱度を現すものではない。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A8分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A9世界群

花が咲き乱れる世界群。
東方Project第「9」弾「東方花映塚」が由来と思われる。
Win版初期三部作から一転穏当な異変世界となったが、いくら霊を彼岸に送っても開花が終わらないのはいろいろと不穏。

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」に属する世界群のひとつ。
「A9世界群」は、「A世界団」の中でも9番目のもの。
他の記号とは異なり、逸脱度を現すものではない。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A9分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A10世界群

山の神々が騒ぐ世界群。
東方Project第「10」弾「東方風神録」が由来と思われる。
守矢神社が霊夢を門前払いし続けた結果、守矢神社と山の妖怪が戦争状態になっているらしい。

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」属する世界群のひとつ。
「A10世界群」は、「A世界団」の中でも10番目のもの。
他の記号とは異なり、逸脱度を現すものではない。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A10分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A11世界群

地底の怨霊が騒ぐ世界群。
東方Project第「11」弾「東方地霊殿」が由来と思われる。
怨霊が地底から吹き出る異変が長期化してもさとりはなぜか動かなかったらしい。

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」属する世界群のひとつ。
「A11世界群」は、「A世界団」の中でも11番目のもの。
他の記号とは異なり、逸脱度を現すものではない。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A11分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A12世界群

謎の宝船が飛ぶ世界群。
東方Project第「12」弾「東方星蓮船」が由来と思われる。
聖が封印から解き放たれても何故か魔界から戻らず、宝船は飛び続けている。

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」属する世界群のひとつ。
「A12世界群」は、「A世界団」の中でも12番目のもの。
他の記号とは異なり、逸脱度を現すものではない。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A12分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A13世界群

神霊が溢れる世界群。
東方Project第「13」弾「東方神霊廟」が由来と思われる。
太子が復活してもなお神霊は湧き続けている。

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」属する世界群のひとつ。
「A13世界群」は、「A世界団」の中でも13番目のもの。
他の記号とは異なり、逸脱度を現すものではない。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A13分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

A14世界群

ひっくり返り続ける世界群。
東方Project第「14」弾「東方輝針城」が由来と思われる。
打出の小槌の魔力回収が起こらず逆転状態が維持されているという。
その裏側には異変長期化を操る「真の黒幕」の存在が匂わされているが……?

解説原文

「A系列の世界団(A世界団)」属する世界群のひとつ。
「A14世界群」は、「A世界団」の中でも14番目のもの。
他の記号とは異なり、逸脱度を現すものではない。
なお「A」の記号の由来は今のところ不明である。
【主要な分岐点】
「A14分岐点群」を起因とする。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

B世界団

「帝都」と称される月の都を中心とした、近未来的な世界団である。
この世界団の住人は約一名を除いて近未来的かつ大胆なアレンジが施されている。
その約一名も大概なのだが…

由来

Binary data(バイナリデータ)。
コンピュータが解読可能な、2進数のデータ群のこと。

B2世界群

地球外生命体と化した「約一名」ことちび純狐の出身世界群。
彼女がなぜ元の世界群を飛び出し、より逸脱度の高いB3、B5世界群の月を攻めているのかは、今のところ不明である。

解説原文

「B系列の世界団(B世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「B2世界群」は、「B世界団」の中でも逸脱度「2」近傍であり、そこまで例外的要素は多くない部類。
なお「B」は「Binary data」、つまり「バイナリデータ」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
不明(「A8分岐点群」より前と考えられている)。
【主要な合流点】
非常に多くの世界と合流する傾向にある(収束傾向)。

出身キャラクター

B3世界群

「帝都」を中心とする超近代的世界群。
この世界の住人はとある理由により能力を封印もしくは秘匿しており、それらを月の超科学によってエミュレートしている。
一見豊かに見えるが定期的に宇宙怪獣の襲撃に晒されており、そんな中でも月兎たちは幸福を強制されるというパラノイアを想起させるディストピアと化している。
更にはその体制を維持するために他の世界群から資源の搾取を継続的に行っており、万能ではないことを伺わせている。
帝都側に属する月人月兎、対立する人間たちとなど、多くのキャラクターがひしめく世界群でもある。

解説原文

「B系列の世界団(B世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「B3世界群」は、「B世界団」の中でも逸脱度「3」近傍であり、やや例外的要素が目立つ部類。
なお「B」は「Binary data」、つまり「バイナリデータ」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
不明(「A8分岐点群」より前と考えられている)。
【主要な合流点】
非常に多くの世界と合流する傾向にある(収束傾向)。

出身キャラクター

B5世界群

総じて、帝都に反旗を翻す者たちの世界群。
宇宙怪獣純狐に降伏した鈴仙、帝都反乱軍の司令となった妹紅、帝都地下廃区画「ザナドゥ」に追いやられた者たちなどその経緯は様々。
ただ、帝都と敵対している点においては一貫している。
その結果、何ゆえに逸脱度がより高くなってしまったのかは謎である。

解説原文

「B系列の世界団(B世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「B5世界群」は、「B世界団」の中でも逸脱度「5」近傍であり、例外的要素を多く含んでいる部類。
なお「B」は「Binary data」、つまり「バイナリデータ」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
不明(情報の著しい不足)。
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。

出身キャラクター

C世界団

温暖化か、天変地異か。夥しい量の水に覆われた世界団である。
登場したのは今のところC3世界群だけだが、他のC系列世界群も同様であるという。

由来

Colloquialism(口語)。
いわゆる「話し言葉」を意味する。

C3世界群

第4章の、最初の舞台となった世界群。その後4章3編EXにて本編(4章3編本編以降)と並行する形で引き続きメイン舞台となる*7
ティザー動画の唐突な海底&海岸画像でプレイヤーの度肝を抜いた。
常夏に酔う世界群と形容されており、言葉通りに年中真夏である。これで真冬だろうと水着が出せるし実際出した
住民は常夏の海岸となった幻想郷を前に揃ってハイテンションだが、夜になると一転迷子妖精(別名「レヴァニアの落とし子」)に怯え宴席で身を寄せ合う。

海面上昇によって陸地が非常に少なく、主要な島となる「本島」の他は、
妖怪の山の山体が海面上昇で崩れる形で形成された諸島(八ヶ島(やつがしま)*8)があるぐらいである。
また地底も当然水没したため、旧地獄の妖怪たちは「旅行」と称して地上に特区を作りそこに滞在している。
全部が全部常夏の楽園、というわけにはいかないのである。

4章開始時点では、海上に可能性空間移動船が墜落しており、残骸となって浮上している。
中は墜落によって荒れ果てているが、一部の機能はそのまま稼働可能となっている。
L1世界から主人公を追ってきた面々は、以後この船を拠点に各種調査を行うことになる。

4章3編EXでは、海面上昇の異変解決のためにこの世界のスカーレットと共に調査に乗り出し、その過程で八ヶ島(やつがしま)を巡ることに。
途中で赤い魔理沙と合流しつつ、島ごとに異なる大会に備えて行動している住人達と関わることとなる。

4章3編EXのネタバレ注意

海面上昇の異変解決というのは表向きの理由であり、と赤い魔理沙が可能性空間移動船の復元と船の乗組員を探すために、
主人公をスカーレット姉妹と同行させたというのが実態である。
八ヶ島(やつがしま)を巡って散り散りになった可能性空間移動船の部品*9と船の乗組員を集めるのが4章3編EXでの当面の目的となる。

可能性空間移動船の艦橋にて、赤い魔理沙が紫にこの世界についての考察を語っており、それによれば
「この世界で夏が続くのは気質に関する異変が原因で、夏以外の季節はどこかに隠されている」
「この世界は帝都によって変化させられた世界ではなく、結果的に帝都が都合よく利用しているだけ」と推測している。
それを聞いた上で紫は「この世界は可能性空間移動船の墜落によって変化した世界で、今、更なる段階に至りつつある」と返し、互いの理解を一致させた。
その後、主人公&スカーレット姉妹と合流した赤い魔理沙は、
「この世界が可能性空間移動船そのもので、元々存在した世界と、今や完全に融合している」
「今やこの世界の性質は、過去方向のものも含めて、全て墜落後の『可能性』によって書き換えが完了している」と主人公らに語った。

最多のA6、二番目のB3に次いで、現在三番目の多さとなる出身キャラクター数だが、
現在更新中の4章および4章3編EXでの描写や、ゲーム内実装済みのC3住民のホーム画面セリフから、
他にも水着姿になっている、もしくはなろうとしている人物が多く示唆されており、
今後もこの世界の出身キャラクターは更に増えていくだろうと推測される。

解説原文

「C系列の世界団(C世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「C3世界群」は、「C世界団」の中でも逸脱度「3」近傍であり、やや例外的要素が目立つ部類。
なお「C」は「Colloqualism」、つまり「口語」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
不明(あまりにも多くの分岐点群を中継している)。C世界団に属する世界は原則的に、おびただしい量の水に満たされており、他に類似する世界の例が少ないため、その起源と成り立ちを知るには苦労しそうだ。
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。ただし他の世界群どころか、他の世界団との合流も起きやすい傾向にあることが知られている。

出身キャラクター

Cz1世界群

C世界団に移動して、その影響を受けたZ1世界群の住人の世界群。
現状は実質的に、海の魔力に当てられた「紅夢の魔女」個人が世界群そのものである。

解説原文

『異界渡り』が実現した後に発生した世界群のひとつ。
『Z1世界群』の出身者が、『C世界団』の環境に適応することで形成されたのが、『Cz1世界群』である。
世界団をまたぐ情報混交は、異界渡りの実現を前提としなければほぼありえない現象だ。
鉄より重い元素は、超新星爆発を介さなければ生成されないのと同じ。

南国の海が嫌いな人なんてほとんどいない。
星の魔法に支配された面々も、南国の海で多少はゆるい性格へと引っ張られていることだろう。
それくらいここは何もかもが浮ついているし、本気なんて出したら熱中症になってしまう。
それに、夜空の星は最高だし。

出身キャラクター

E世界団

秘封Lostword「偽りの楽園を求めて」で初登場した世界団。
ゴシックホラーな世界。

由来

Englisce Spræc*10古英語)。
文字通り、現代英語の祖となった言語のこと。
中世暗黒期の雰囲気を漂わせる紅魔館に相応しい由来と言えるだろうか。

E1世界群

中世の空気を醸す世界群。
学園世界群のような孤島に紅魔館が存在する。
平和な孤島に見えるが住人は血が流れることを嫌っており、紅魔館の住人たちは吸血を行わないことを条件に滞在を受け入れられている。

解説原文

「E系列の世界団(E世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「E1世界群」は、「E世界団」の中でも逸脱度「1」近傍であり、逸脱要素は最も低い部類。
なお「E」は「Englisce Sprӕc」、つまり「古英語」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
不明(「A6分岐点群」より前と考えられている)。
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。

出身キャラクター

E9世界群

L80に次ぐ逸脱度を持つ世界群。
なんで成立しちゃったのか全くわからんとまで言われている。
E1世界にいる小レミリアは本来ここの住人である。
元々のE9レミリアは強大な力を持つ吸血鬼であったが、何らかの要因で人格の一部が切り離され、満身創痍の状態でE1に流れてきたという。
いかなる経緯でE9という世界群が成立し得たのか。
そもそも逸脱度9にもなるとどんな世界群になるのか。
詳細は謎のままである。

解説原文

「E系列の世界団(E世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「E9世界群」は、「E世界団」の中でも逸脱度「9」近傍であり、成立の経緯に関する見当は立っていない部類。
なお「E」は「Englisce Sprӕc」、つまり「古英語」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
不明(情報の著しい不足)。
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。

出身キャラクター

F世界団

主人公たちよりも早くに並行世界のエトランゼとなった幻想郷住人たちの出身世界団。
出身者は多くないが、実装未達のまま登場しているキャラクターの一部が候補ではある。

由来

Formula(数式)。
数学的な文字、記号を一定の規則に則って結合した文字列。数学者にとっての言語と言える。

F1世界群

F世界団としては唯一確認されている世界群。
この世界の住人は、超巨大宇宙船風の「可能性空間移動船」を使ってロストワード異変の首謀者を追い続けているようだ。
これを見る限り、B3世界群と負けず劣らずの超科学を駆使する世界群と推測される。
が、可能性空間移動船といえば記憶遺跡でも顔出しした岡崎夢美教授の船の名でもある。
彼女がエトランゼを後押ししている可能性はなきにしもあらず。
その一方で分岐点は第二次月面戦争(A10.3)だが…?

解説原文

「F系列の世界団(F世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「F1世界群」は、「F世界団」の中でも逸脱度「1」近傍であり、逸脱要素は最も低い部類。
なお「F」は「Formula」、つまり「数式」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
「A10.3分岐点群」とほぼ同じ。
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。

出身キャラクター

H世界団

住人の能力や容姿に著しい変質が見られる世界団。
東方ミリしらな人たちが能力とかからキャラクターを推察してみた結果
詳細は各世界群の説明に譲るが、変質に至った理由は謎のままである。

由来

Hypercorrection(過剰修正)。
正しい言葉遣いであるにも関わらず、より一般的な規範の影響で間違いと扱われる言葉などのこと。
またはその逆に、間違った言葉遣いであるにも関わらず正しいと扱われる言葉も過剰修正である。
ら抜き言葉の影響で正しいもの扱いされる「さ入り言葉」(謙譲語の意味合いで「読まさせていただきます」とか)がその一例。

H5世界群

「帝都」を襲撃する宇宙怪獣たちの原産地。
ちび純狐もまた宇宙怪獣を自称するが、その成立過程は大きく異なる。
H5世界群のそれは複数の妖怪の能力を合成して、いわば妖怪キメラを創り出すという厨二病くせぇものである。
「最初の宇宙怪獣」風見幽香がどのような経緯で怪獣を創造する手法を見出したのか。
なぜ彼女らが「帝都」襲撃に至っているのか。
なぜ特定の分岐点群、永夜異変(A8)、第二次月面戦争(A10.3)、月人侵略異変(A15)から分岐した世界群から合流する傾向が見られるのか。
現状わかっている情報からでは紐解けていない謎は数多い。

解説原文

「H系列の世界団(H世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「H5世界群」は、「H世界団」の中でも逸脱度「5」近傍であり、例外的要素を多く含んでいる部類。
なお「H」は「Hypercorrection」、つまり「過剰修正」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
不明(情報の著しい不足)。
H世界団に属する世界は原則的に、そこに住む者たちの持つ『能力』に、目立つほど大きな変化が認められる。
最も古い分岐点は、生命体の起源近くにまで遡るものと予想されている。
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。
ただし合流の必然性こそ認められていないが、「A8分岐点群」「A10.3分岐点群」「A15分岐点群」からの分岐世界と交わる例が発見されている。

出身キャラクター

R世界団

反復する歴史の世界団。
第3章「白玉擂台」の関係者がこの世界団に属している。

由来

Recursive acronym(再帰的頭字語)。
略称表記の単語が正式名称の中に含まれる言葉のこと。
具体例としては完全フリーなUnix系OSとして設計されたGNU(GNU is Not Unix)がある。
画像圧縮方式の代表であるPNGも該当する(PNG is Not Gif)が、これは非公式である。*11

R2世界群

冥界を中心に大きく変容した世界群である。
定期的に訪れる「刻」の度に誰かの魂を西行妖に捧げないと「終わり」が来るという。
これを食い止めるため異世界群から呼び出した者同士を闘わせ、敗者の魂を斬るというハイパー理不尽が繰り返されている。
白玉楼の外は「影」と呼ばれる謎の敵対的存在が徘徊してる上に、冥界からの出口を探すだけでも一苦労。
しかも出たら出たで下界は空前絶後の魔境と化しており「賢者」と呼称する存在によって細々とした生活が営まれている。
ロストワード判明後の擂台は並行世界住人同士の腕試しの場として開放されるようになったと思われるが……開放されるの、ロストワード判明前(第3章第1編クリア後)なんだよなぁ……

解説原文

「R系列の世界団(R世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「R2世界群」は、「R世界団」の中でも逸脱度「2」近傍であり、そこまで例外的要素は多くない部類。
なお「R」は「Recursive acronym」、つまり「再帰的頭字語」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
「A7分岐点群」とほぼ同じ。
【主要な合流点】
非常に多くの世界と合流する傾向にある(収束傾向)。

出身キャラクター

R8世界群

幽玄の剣聖・魂魄妖夢の本来の出身世界群。
逸脱度はE9世界群登場までダントツの首位であった。
しかし世界そのものは描写されたことがなく、詳細は不明。
肝心の妖夢も世界群の記憶を失っている。
そしてR2本来の妖夢はどこに行ったのかというと……

解説原文

「R系列の世界団(R世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「R8世界群」は、「R世界団」の中でも逸脱度「8」近傍であり、ほぼ本来的には成立しえない部類。
なお「R」は「Recursive acronym」、つまり「再帰的頭字語」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
不明(何らかの超越的干渉要素に起因すると予想)。
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。

出身キャラクター

S世界団

歴史の地層に埋没した世界団。
どういうことか全てが最初から埋まっているらしい。
この世界団における「地上」はどんな状態なのか、今のところは謎である。

由来

Synonym(同物異名)。
生物学において同じ種に対して複数の学名がつけられている場合、それぞれをシノニムと言う。
またこの言葉は情報処理においても「別名」「衝突」などの意味合いで使われている。

S2世界群

小さな地底重鎮・古明地さとりの出身世界群。
従来のさとりは地上から地底に入ったのに対し、地底重鎮さとりは最初から地底にいたという。
しかし分岐点群はA11、すなわち地霊異変を境として分岐したことになる。
この2つが示す矛盾はどういうことなのか?

解説原文

「S系列の世界団(S世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「S2世界群」は、「S世界団」の中でも逸脱度「2」近傍であり、そこまで例外的要素は多くない部類。
なお「S」は「Synonym」、つまり「同物異名」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
「A11分岐点群」とほぼ同じ。
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。

出身キャラクター

S5世界群

ナーサリーナースお燐、チャコールメイカーお空の出身世界群。
二人とも良くも悪くも老成しており、地霊異変の時代から相当な時間が経過したことを暗に示しているようである。
この二人の謎は二つ。
一つは、彼女ら二人が地底重鎮さとりと異なる世界群の出身者であるにも関わらず、さとりの部下として一緒にいること。
もう一つは、S2世界群から加筆されたかのような解説文のテキストである。
地霊異変の時代に何があったら「何度も繰り返し」分岐するような事案が発生するのだろうか?

解説原文

「S系列の世界団(S世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「S5世界群」は、「S世界団」の中でも逸脱度「5」近傍であり、例外的要素を多く含んでいる部類。
なお「S」は「Synonym」、つまり「同物異名」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
「A11分岐点群」とほぼ同じ。
しかし単純な分岐ではなく、何度も繰り返し『同じ世界団へ向けて』分岐し、合流している。
これは意味することは何なのか……?
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。
断片的な情報から推察するに、どうやら地底のみで構成された世界であるようだ。
いったいどうしたらそんな世界になるというのだろうか。

出身キャラクター

T世界団

熱気と狂気に浮かされた世界団。
どういうわけか開拓期のアメリカのような雰囲気に満ちている。

由来

Transliteration(翻字)。
言語学において特定の言語を記した文字表記を別の文字による表記に移すこと。
代表的なのは日本語のローマ字表記である。
技術的な問題により特定の言語を印刷できない、などの理由により翻字が用いられることがある。
日本語フォントの存在しないコンピュータやソフトウェアでチャットを行う、といった用途もあった。

T5世界群

Z3世界群アリスの祈りに呼応して召喚された白蓮と天子の出身世界群。
何をどうしたのか幻想郷は大陸レベルに拡充し、しかも大半が荒野化。
超長距離に及ぶ過酷な幻想郷横断レースを繰り広げながら弾幕勝負を行うタフな世界だという。
多分いともたやすく行われるえげつない行為を働く大統領とかがいる。

解説原文

「T系列の世界団(T世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「T5世界群」は、「T世界団」の中でも逸脱度「5」近傍であり、例外的要素を多く含んでいる部類。
なお「T」は「Transliteration」、つまり「翻字」を意図して付けられた記号であると考えられている。

大陸レベルのサイズまで広がった幻想郷は、荒野がその大半を占めている。
この世界群における「異変」とは、弾幕を交えつつ駆け抜ける壮大な横断レースのこと。
勝てば願いが叶うらしいが、真相は不明。

【主要な分岐点】
不明(情報の著しい不足)。
ただし、幻想郷の気候が変化する複数の異変から、影響が積み上げられて分岐に至ったという仮説がある。

【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。
ただし、「広大な世界」を擁する世界と、比較的容易に混交する傾向があるようだ。

出身キャラクター

W世界団

鉄と蒸気の世界と形容される、スチームパンクな世界団。
成立したのはA12.3分岐点群、すなわち「東方非想天則」にて守矢二柱が核融合の力でエネルギー革命を起こそうとしていた時期に遡る。

由来

Whistle signal(汽笛)。
蒸気機関に取り付け、音を鳴らす仕組みを持つ笛のこと。
Wikipediaでは「警笛」に転送される。単純だがわかりやすい、周囲に合図や警告を送る手段の一つ。

W1世界群

新・鬼の国にて酒呑童子を名乗る伊吹萃香の出身世界群。
しかし萃香本人は遥か昔に並行世界を転移したらしく、
逸脱度は最も低いのに実態はよくわからないという謎な世界群になってしまっている。
解説文も恐ろしくシンプルである。

解説原文

「W系列の世界団(W世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「W1世界群」は、「W世界団」の中で逸脱度「1」近傍であり、逸脱要素は最も低い部類。
なお「W」は「Whistle signal」、つまり「汽笛」を意図して付けられた記号であると考えられている。

【主要な分岐点】
「A12.3分岐点群」とほぼ同じ。

【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。

出身キャラクター

W2世界群

守矢二柱の製鉄神としての性質が強く出た世界群。
しかしなぜか二柱は小型化している。

解説原文

「W系列の世界団(W世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「W2世界群」は、「W世界団」の中でも逸脱度「2」近傍であり、そこまで例外的要素は多くない部類。
なお「W」は「Whistle signall、つまり「汽笛」を意図して付けられた記号であると考えられている。

【主要な分岐点】
「A12.3分岐点群」とほぼ同じ。
ただし、それ以前にも分岐は断続的に発生しており、特に幻想郷関連の歴史にイレギュラーが多い。
ちなみにであるが、神格保有者(主に神様と呼ばれる)の体格が縮小する原因さえも、同世界群内の別世界同士で異なる傾向がある。
信仰のあり方に異常が見られる世界群、と言い換えられるかもしれない。

【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。

出身キャラクター

W5世界群

史実から外れ、酒呑童子によって建国された「新・鬼の国」を中心とする世界群。
本来は幻想郷に到達しなかった世界群だが、後にW世界団へと合流したようだ。
金属を消費し膨大なエネルギーを生み出すことでバランスを保っているという。

解説原文

「W系列の世界団(W世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「W5世界群」は、「W世界団」の中でも逸脱度「5」近傍であり、例外的要素を多く含んでいる部類。
なお 「W」は 「Whistle signal」、つまり「汽笛」を意図して付けられた記号であると考えられている。

【主要な分岐点】
W1と同じく、主に「A12.3分岐点群」からと考えられていた。
しかし逸脱はそれ以前から断続的に起きていることが判明したため、分岐はより古い時代(おそらく平安時代か、それに相当する同等の時代)に起きていたことになる。

【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。
鬼の影響が強い世界へは、合流しやすい傾向があるのではないかと推測されている。

出身キャラクター

Y世界団

神仙思想の影響を強く受ける世界団。

由来

Yáo*12)。
「コウ」と読む。卦を構成する記号のこと。
陽爻(⚊)、陰爻(⚋)の二種類があり、三爻による8種類の組み合わせがおなじみの八卦である。

Y5世界群

帝都反乱軍の軍師を勤める因幡てゐの出身世界群ではない
てゐ自身の能力テキストを参照する限りどうやら「審神」召喚のためにB3世界群のてゐに神霊を憑依させたものであるようだ。
すなわちてゐに憑依する神霊の出身世界群である。
なぜ反乱軍側にてゐがついているのかは今のところ不明。

解説原文

「Y系列の世界団(Y世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「Y5世界群」は、「Y世界団」の中でも逸脱度「5」近傍であり、例外的要素を多く含んでいる部類。
なお「Y」は「Yáo」、つまり「爻」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
不明(情報の著しい不足)。
少なくとも、統一的な法則は存在しないように見える。
複数回の分岐が再統合されたものと考えたほうが無難であろう。
【主要な合流点】
不明(情報の著しい不足)。
しかし傾向に関してはある程度判明しており、合流した結果の世界は『神仙思想』の影響を深く受けていることが分かっている。
これはY5世界群のみではなく、Y世界団に属する全世界の傾向と見てよい。

出身キャラクター

Z世界団

第2章「紅魔塔」の主要な舞台となった世界団。

由来

Zodiac sign(黄道十二星座)。
黄道を経過する十三の星座のうちへびつかい座を除いた12星座を指す。

Z1世界群

月まで届くバベルの塔の如き超巨大建造物「紅魔塔」を擁する世界群。
紅魔塔は千年前に現れた「紅夢の魔女」を隔離するための施設として、紅魔館が変じたものである。
以後千年に渡り紅魔塔は無尽蔵に増築を続けていたが、「主人公」たちがロストワードを見つけて以降は改装され、様々な並行世界の住人が集う高難易度コンテンツ一大アミューズメント施設となった。
なお事件解決後も紅魔塔の増築は続けられており、その目的は「ロストワード異変の元凶」に到達することに変化した。

解説原文

「Z系列の世界団(Z世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「Z1世界群」は、「Z世界団」の中でも逸脱度「1」近傍であり、逸脱要素は最も低い部類。
なお「Z」は「Zodiac sign」、つまり「黄道十二星座」を意図して付けられた記号であると考えられている。
【主要な分岐点】
「A6分岐点群」とほぼ同じ。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。

出身キャラクター

Z3世界群

「紅夢の魔女」の影響を受けて星の魔法に目覚めた魔法少女たちの世界群……と説明されている。
七色の人形使いたるアリスどころか元々魔法少女属性のないレミリアまでもが星属性に傾倒したスペカの使い手になるなど、強い影響力があるようだ。
「紅夢の魔女」が放つ熱と光の影響により、幻想郷は過酷な砂漠世界と化している。
同時に、なぜか「魔獣」と呼称される複霊の襲撃に晒されており、魔法少女たちはそれらと戦っているという。
また、千年の時間が経過しているにも関わらずなぜか千年前の人間が普通に生活を送っているというおかしな事象も確認されている。
同じ紅夢の魔女が存在する世界群であるにも関わらずZ1と別世界扱いになっている理由は、今のところ不明。
何らかの選択により紅夢の魔女の影響力が強くなった結果、逸脱度が上昇したということなのだろうか?

解説原文

「Z系列の世界団(Z世界団)」に属する世界群のひとつ。
特に「Z3世界群」は、「Z世界団」の中でも逸脱度「3」近傍であり、やや例外的要素が目立つ部類。
なお「Z」は「Zodiac sign」、つまり「黄道十二星座」を意図して付けられた記号であると考えられている。
紅夢の魔女の影響を受け、星の魔法に目覚めた魔法少女たちの世界である。
魔獣と呼ばれる敵性存在から幻想郷を守るため、彼女たちは戦う……らしい。
【主要な分岐点】
「A6分岐点群」とほぼ同じ。
ただし、魔法少女と呼ばれる存在になりうる存在は、追随分岐しこの世界群へ合流する傾向がある。
【主要な合流点】
この世界はほぼ合流しない(発散傾向)。
ただし、魔物となりうる存在は、他の世界群から越境してこの世界群へ合流する傾向がある。

出身キャラクター

汎異記号不明の世界群

下記に挙げたもの以外にも、第3章第3編で登場したプリズムリバー三姉妹の出身世界群や、第3章完結編で登場した正邪・針妙丸・ナズーリン・星・ぬえの出身世界群などが存在している。

学園世界群(仮)

ロストワード異変のチュートリアル的な存在となった、1章のメイン舞台。
絶海の孤島に「神社学院」と呼ばれる学園と、田畑や洞窟などがあるだけの世界である。
C世界団に性質は近いが、こちらの方はロストワード異変によって消滅の危機に瀕していた。
1章完結後は、学園はそのままに復興が進んでいるらしい。「八雲の野望」シリーズで唯一、イベントに登場を果たした異世界群でもある。

逆転世界群(仮)

第3章「白玉擂台」にて「主人公」たちの対戦相手となった妖精たちの出身世界群。
妖怪と妖精のヒエラルキーが逆転しており、異変解決の主役はもっぱら妖精であるという。
光の三妖精がその中でも最高の英雄として君臨している。
もしかして、なんかやった?

交換式小箱の世界

博麗神社学院 八雲の野望からイベントで度々登場しているゲーム機「交換式小箱」の中の世界。早い話劇中劇
元々上記の「学園世界群の紫」が世界再建のために作られたこともあり、ファミコンを思わせる見た目でありながら、幻想郷を住民ごと再現でききたりと実際にはVRに近い。
仮想空間ではあるものの、限定的ではあるが小箱内の住民が現実世界に干渉した事例もあるので、1つの世界として捉えることもできる。

小ネタ

能力名の接尾辞について

キャラクターの能力名(~程度の能力)につく接尾辞(「秘匿」「封印」「歪曲」他)は世界団や勢力によって異なっている。
接尾辞は能力不詳でない限り、今のところ例外なく下表の通りである。
秘封LW実装より前に登場した世界団の出身能力者は共通して「?」が接尾辞となる。
4章で初めて登場したF1世界群の古明地こいしや記号L?で登場したLr世界群の面々についても同様である。ロスワの人最初はそこまで考えてなかったと思うよ
現状Cz1魔理沙の「?(海)」のみだが、複数の接尾辞が適用される場合もある。

接尾辞世界団/勢力
消失L80世界群
秘匿B世界団の帝都勢力*13
封印B世界団の反乱軍勢力
抹消B世界団の宇宙怪獣勢力
C世界団(海て……)
歪曲E世界団
変異H世界団
埋没S世界団
熱狂T世界団
暴走W世界団
封神Y世界団
F、Lr、R、Z世界団

気質・能力フレーバーテキストの接頭辞について

キャラクターの気質名や能力名(~程度の能力)の部分をタップするとフレーバーテキストを見ることができる。
文頭の「(キャラクター名)の能力(東方LWオリジナル)」の前につく接頭辞も世界団や勢力によって異なる。ほか一部キャラに至っては固有のものも存在する。
デフォルトの衣装の解説にも同じ接頭辞が使われているが、一部キャラは能力と衣装で異なる場合もある。

接頭辞世界団/勢力
(なし)L1世界群
終局へ至りつつあるL80世界群
変生世界のLr世界群
交わることのない世界のLR1世界群・LM1世界群
紅い霧に包まれた世界のA6世界群
冬が終わらない世界のA7世界群
永遠の夜の世界のA8世界群
花が咲き乱れる世界のA9世界群
山の神々が騒ぐ世界のA10世界群
地底の怨霊が騒ぐ世界のA11世界群
謎の宝船が飛ぶ世界のA12世界群
神霊が溢れる世界のA13世界群
ひっくり返り続ける世界のA14世界群
地球外生命体(?)としてのB2世界群の純狐
月面基地のB世界団の反乱軍勢力
帝都のB世界団の帝都関係者
霊河鉄道のB世界団の霊河鉄道関係者
帝都から追放されたB3世界群のヘカーティア
秘されたB5世界群のアリス*14
電子音楽家のB5世界群のプリズムリバー三姉妹
鹵獲されたB5世界群の鈴仙
機械道具のB5世界群のメディスン
常夏に酔う世界のC世界団
運命を歪められたE世界団
異界を旅するF世界団(こいしを除く)
怪獣としてのH世界団(幽香を除く)
怪獣博士のH5世界群の幽香
白玉擂台のR世界団*15
埋没都市のF1世界群のこいし・S世界団
レーサーのT世界団
鉄と蒸気の世界のW世界団
神仙世界のY5世界群
紅魔塔のZ1世界群の魔理沙*16
魔法少女のZ3世界群
 

コメント

  • 中々深いゲームやなって -- 2023-06-28 (水) 23:45:12
  • 大量にばら撒かれた伏線を回収する日が楽しみだ -- 2024-01-25 (木) 13:27:32
  • 当方未所持分の接頭辞の記載、本当にありがとうございます。 -- 2024-03-03 (日) 09:38:03
  • 有志さんたち凄すぎる -- 2024-03-24 (日) 07:29:10
  • これ公式でも見られるようにして欲しいよね -- 2024-04-12 (金) 13:35:27

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*1 「東方幻想郷」Extraボスで、夢幻姉妹の妹の方。能力テキストでは「夢の月」と表記。
*2 「東方幻想郷」Extraボスで、夢幻姉妹の姉の方。能力テキストでは「幻の月」と表記。
*3 実体は魔界の神(神綺)の思念を帯びた姿。絵札解説文の『私』も、描写から神綺だと推測される。
*4 絵札解説文の語り手だと推測されるが、能力テキストでは誰の人格かは明言されていない。
*5 自称「茨木童子を退治した者」。一人称「ボク」で女の子だと主張している…いやどうしてこうなった。
*6 ストーリー内や各種フレーバーテキストによっては「(異変)長期化異変」「拡張異変」「異変の長期化」とも称されている。
*7 時系列的にはスカーレット姉妹との弾幕戦を経て主人公・青い霊夢黄色い早苗の三人をゲートで帝都に再び送った後であり、可能性空間移動船と筆記帳を組み合わせることで、帝都に向かった主人公とC3世界に留まる主人公が並行できる状態となっている。
*8 各諸島の通称は1/8ヶ島~8/8ヶ島であり、4章3編EXの各タイトルでも「○/8ヶ島にて」と称されている。
*9 C3世界の住人達は船の部品だと知らず『おねがいボール』と称しており、それはどんな願いも叶えるとされるもので各大会の優勝賞品だと認識している。
*10 æはaとeの合字。機種依存文字のため環境によっては文字化けする。
*11 本来の正式名称はPortable Network Graphics
*12 áはaにアキュート・アクセントを付加した文字。機種依存文字のため環境によっては文字化けする。
*13 地下区画に廃棄された「元」帝都側の存在も含まれる。
*14 デフォルト衣装および気質の解説では「機械技師の」となっている。
*15 デフォルト衣装の解説テキストでの表記。能力テキストではR2世界群の幽々子は「霊魂蒐める白玉擂台の主としての」で、R8世界群の妖夢は「謎多き浪人剣聖としての」となっている。
*16 能力テキストでは「紅夢の魔女としての」となっている。