Akatsuki

暁型駆逐艦(特III型駆逐艦)　暁

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

種類	効果	持続時間	クールタイム	使用可能回数
エンジンブーストⅡ	最大航行速度+12%	25秒間	60秒	3回

ゲーム内説明

暁は「特型」駆逐艦に属する軍艦である。吹雪型駆逐艦と比較して、より効率性に優れた推進力を持ち、速度で大きく上回る。

解説

Tier6吹雪の純粋な強化艦となる暁。吹雪と同じ要領で扱って問題ない。

・主砲
・127mm連装砲3基2門(6門)
前級から連装砲が1基増えて砲火力が増したが、装填速度の遅さ(同格の白露は発射速度が向上したものの本艦はその恩恵を受けれなかった)からDPMは平均以下に落ち込んでしまうため、継続的な砲戦は避けたい。また、砲塔旋回の遅さや隠蔽低下のリスクも考えると本艦で積極的に発砲すべき状況はかなり限定される(瞬間火力だけ見るとそれなりのレベルであるが、活用すべきは瀕死の敵の対処くらいである)ため、むやみに発砲すべきではない。

・魚雷
・610mm3連装魚雷3基3門(9門)
前級から少し威力が上がった以外は据え置きの性能。フルヒットさせれば巡洋艦はワンパン、戦艦の体力でも6~7割は持っていける。射程が被発見距離の1.4倍以上あるので、日駆お得意の隠蔽雷撃で敵戦艦のHP(とSAN値)を削っていこう。（注意点として同格駆逐艦がフルヘルスの場合、3発ヒットでは倒し切れず返り討ちに遭う可能性があるので主砲も活用しよう。）

・対空
日駆にしては対空は高い方であり、72という数値はアメリカのTier7DDマハンよりも高くシムスより低い中間の性能となっている。だがその程度では殆ど役に立たないので、回避あるのみである。

・装甲
微妙に厚いのか、203mmAPでも過貫通せずHPを結構持っていかれるので注意。
それどころか戦艦のAPに対して過貫通バリアが働かない事もそれなりにあるので見つかったら体力をごっそり持っていかれることが多い…

・機動性
前級よりかなり向上し、UGの改良推進を載せると40ktを越える。またスキルのエンジンブーストが暁からIIになっている。転舵速度と転舵所要時間も前級よりよくなっている。特にストレスは感じないはすだ。

・隠蔽性
マッチングするTier6～8の駆逐艦26艦の発見距離を以下の表にまとめた。暁は上から14番目であり、ちょうど真ん中の隠蔽性能だと言える(隠蔽特化で5.18km)。
　まず、隠蔽雷撃について。永久迷彩をつけて隠蔽性能と魚雷射程、雷速を強化すれば、隠蔽雷撃が出来る範囲は3.5km、雷速は69.35ノットとなり、隠蔽が剥がれることなく敵艦に魚雷を命中させやすくなる。隠蔽雷撃はTier7駆逐の中ではかなり得意であるといえる。
　次にCAPについて。このTier滞には、①煙幕を持っている、②暁よりも隠蔽性能が良い、③暁よりも隠蔽性能が悪いが砲撃能力が高い　のいずれかに該当する駆逐艦が多く、占領海域内に敵駆逐艦がいる場合にはCAPに苦労するかもしれない。しかし、暁は40ノットを越える速力があり、がら空きになった海域をCAPするのは非常に得意である(占領海域が3つ以上あるMAPで占領数が4、5回になることもしばしば)。　
近くに自分の脅威になる艦がいないかを確認し、野放しになっている占領海域があれば積極的にCAPしてチームに貢献しよう！

・生存性
低HPのうえ微妙に厚い装甲のためこのtierの巡洋艦のAPが刺さりやすくなっているので、持ち前の速力で回避しないとあっという間に沈んでしまう。

・装備
　・兵装　主砲改良Ⅰ　日駆にしては主砲が強い方なので、主砲の取り回しを良くするのが良いだろう。
　・防御　操舵装置改良Ⅰか推力改良Ⅰ
　・適正　隠蔽システム改良Ⅰ

・エリート特性
　・新型機関　最高速度+5%、加速度+10%
　・新型魚雷　魚雷ダメージ+3%、魚雷浸水発生率+7%
　・功績　EXPアップ+10%
ロマンを求める新型魚雷よりも、機動性を上げる新型機関が無難と思われる。

・総論
吹雪を全体的に強化したような性能になっている。当初はミンスクと双璧をなす40ノット超えの高速戦を強みにしていたが現在では40ノット超えはパンヨーロッパをはじめ多数出現しているため、スピード競争での強みはなくなった。このことから戦法変更せざるを得なく、隠蔽を向上させ、見つから無いことを大前提に、魚雷をメインで使い敵戦艦に大ダメージを与えていこう。巡洋艦が天敵になるので、狙われたら味方戦艦のところに逃げて沈めてもらおう。上手く魚雷を運用できれば大口径どころか10万以上のダメージも夢では無いので基本に忠実に立ち回るべし！

戦闘名誉章

史実

　元となった「吹雪型」は基準排水量1,700tの船体に12.7cm連装主砲3基6門、61cm魚雷3基9本という建造当時の常識をこえる強武装から各国の注目を浴び、補助艦艇を規制するロンドン海軍軍縮条約(1930)を各国が締結する遠因となったほどのエポックメーカーである。
　本艦はその「吹雪型」こと「特型駆逐艦」シリーズの最終サブタイプ(特III)である。前述のロンドン海軍軍縮条約(1930)の影響により｢暁｣｢響｣｢雷｣｢電｣の4隻のみが就役している。本来「吹雪型」の艦ではあるが、海外では「改吹雪型」と扱われることが多く、本ゲームでも独立した艦級として扱われている。
　戦歴は各艦とも開戦以降、南方攻略、ガタルカナル戦、第3次ソロモン海戦、船団護衛等と休む間もなく活動しつづけ、うち3隻が戦没。｢暁｣は第3次ソロモン海戦第1夜戦において、全艦の先導として探照灯を使用し米軽巡｢アトランタ｣を照射。当然米艦からの猛烈な反撃により沈没してしまうが、沈没直前に発射した(とされる)魚雷が｢アトランタ｣に命中。これを撃沈し復仇を成した。｢響｣のみ終戦まで生き残るが、ソ連に戦時賠償艦として接収されている。ソ連において｢ヴェルヌーイ｣次いで｢デカブリスト｣と艦名を変えつつ1953年まで運用されたのち、70年に爆撃標的艦として沈没している。(PC版wikiより)

小ネタ

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