Shokaku

Last-modified: 2025-11-17 (月) 20:57:35

翔鶴型航空母艦 翔鶴

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ヒストリカル迷彩

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効果︰HP+4%、爆弾ダメージ+4%、航空魚雷ダメージ+4%、海面発見距離-4%、EXPアップ+40%、シルバーアップ+40%

ハロウィーン迷彩「グレート・ゴルゴン」

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艦載機の見た目も変化している↓レキシントンとは違い、悪魔のようなモデルが採用されている
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効果︰HP+4%、爆弾ダメージ+4%、航空魚雷ダメージ+4%、海面発見距離-4%、EXPアップ+40%、シルバーアップ+40%

変更点

ver.6.5で小口径対空値が268に増加

性能諸元

編集時 ver.4.2

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

日本
艦種空母
Tier8
生存性継戦能力29736
抗堪性・防郭防御10%
・火災浸水耐性10%
・装甲7.50%
・対水雷防御10.50%
主砲射程7.20km
機動性最大速力33.20ノット[kt]
最大出力への到着時間16.88秒
転舵速度4.30度/秒
転舵所要時間13.20秒
隠蔽性10.80km



・派生艦艇

派生元Hiryu
派生先Taiho



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数装填時間最大ダメージ(火災率,防郭率)砲塔旋回速度
127mm L/40 89, 8基×2門6秒HE弾 330(4%,150%)10度/秒


対空砲種類平均ダメージ射程
大口径
小口径
227
271
3.60km
1.80km



・艦載機

爆撃機名称搭載容量整備時間爆撃機HP最大ダメージ(火災率)一機当たりの搭載弾数
3機2中隊D3A127機4.40秒17231298(25%)1
雷撃機名称搭載容量整備時間雷撃機HP最大ダメージ(浸水率)雷速魚雷射程
4機2中隊B5N227機4.50秒17702006(14%)59.74ノット3.90km
戦闘機名称搭載容量整備時間戦闘機HP戦闘機ダメージ攻撃効率,空中戦効率
4機1中隊A6M2B18機3.50秒179417365%,60%

ゲーム内説明

それまでの空母の建造で培われた経験をもとに誕生した航空母艦。前級の艦から対空武装、搭載機数、そして装甲が向上している。第二次世界大戦が進むにつれて、対空性能は大きく強化されていった。

解説

・艦載機
戦闘機と雷撃機の中隊内機数が増え、ただでさえ高かった飛龍より攻撃力が更に増した。だが艦載機がほとんどティア6の龍驤と変わらない上にティア7の鬼対空組に加えノスカロ、アラバマ、リシュリュー、ウィチタ、アイオワ、ボルチモア、デゼーウェン、フリスラ、フロー二ンゲンなどの超対空艦やパーセヴァル、三蔵など強力な戦闘機隊を持つ空母の存在もあり非常に箱にされやすい。マリアナの七面鳥撃ちにはならないように無駄の無い指揮を取ろう。

・戦闘機 A6M2B(零戦二一型)
飛龍の1中隊3機から4機に増え、撃墜を稼ぎやすくなったが、零戦の弱点であった速度不足が露呈している。また、チカロフ以外の戦闘機とドッグファイトさせると負けるのできちんと釣って味方艦の上で戦わせよう。総じてかなり弱いが、ソ連空母よりは断然マシである。
また、自身の攻撃を確実に通すため、敵の戦闘機とあえてドッグファイトさせ、敵戦闘機を消耗、足止めする使い方もある。

・雷撃機 B5N2(九七式艦上攻撃機)
こちらも飛龍の1中隊3機から4機に増え、一度に8本もの魚雷を敵に叩き込むことができるようになった。その威力は全弾ヒットさせたら駆逐艦ワンパンも可能であり、浸水を非常に入れやすく、戦艦であっても無視できない損害を与える事が出来る。だが、その代わり、飛龍よりも整備時間が長くなっているので注意。
また、今までよりも魚雷を射つ幅が広くなっているので、駆逐艦には全弾命中させにくくなっている点にも注意が必要であるものの、白龍までずっと同じ幅なので是非とも、偏差には慣れたい
この翔鶴の艦載機は九七式艦上攻撃機であり、ティア6の龍驤となんにも変わってない。ティア6の時と違い周りの対空や戦闘機はかなり高性能であり、バカスカ落とされてしまうのは要注意。数はあっても落とされやすいので丁寧かつ慎重に相手を吟味してから強力な8射線魚雷を叩き込もう。
・爆撃機 D3A1(九九式艦上爆撃機)
基本的に雷撃機を敵の防空砲火から守る為に使おう。攻撃順としては爆撃機2中隊→雷撃機2中隊がセオリーである。
あとは瀕死の駆逐艦を処理するときに使おう。

・主砲
特筆する点はない。使う機会はあまりなく、レキシントンと比較しても非常に頼りないため、これまでの空母同様主砲使用=死である。

・対空
ここに来てついにレキシントンに大きな差を付けられてしまった。アメリカ空母とこれから先もどんどん差が開くので稀に居る空母絶対殺すマンや終盤戦には注意しよう。

・装甲
史実ではなかなか優秀な防御力を誇ったがblitzではかなり薄い。バイタルを抜かれやすいので撃たれないように。(みつかる地点でアウト)

・機動性
飛龍よりだいぶもっさりしている。舵の効きも悪くなったが効きはじめたら案外曲がってくれる。速力は速いので味方艦と行動するときに便利。

・隠蔽性
こちらも飛龍より悪化したがレキシントンより遥かにマシなのでご安心を。隠蔽改良を積めば発見距離は10キロを切るので可能であればこの隠蔽性を活かしたい。

・生存性
レキシントンと比べたら各数値で劣っているが空母の生存性の高さとは被発見距離の短かさや機動性の良さである。なので見つかりやすいレキシントンと比べたら生存性は良いだろう。

・消耗品
艦載機性能の向上と隠蔽性を上げる消耗品を積もう。

・艦長スキル
以下白龍より転載。
本艦は白龍とは異なり戦闘機が微妙なので、振り切って淵田を乗せ駆逐処理の精度を上げるのが良いと思う。

艦長簡易比較表

本艦は艦長によって使用感が少し変わるので、自分のプレイスタイルに合わせよう。

艦長名アクロバット飛行+ドッグファイトの達人+ドーントレス爆撃+雷撃隊雷撃機専門家精密爆弾投下空から訪れる死
山口多聞×××××
小沢治三郎×××××
淵田美津雄×××××
田中頼三××××××

無課金の人は山口多聞(コレクションブックの真珠湾攻撃追悼記念で入手可能)、バランス良く強化したい人は小沢治三郎、雷撃に特化させたい人は淵田美津雄を選ぶと良い。なお本リスト唯一のレジェンド艦長である小沢治三郎は、巨艦ハンター+も持っていることを附記する。
田中頼三は駆逐艦向きのスキルだが、雷撃隊(魚雷隠蔽処理-20%、魚雷による敵艦モジュールへのダメージ+50%)は雷撃機にも適用される。また巨艦ハンター+もあり、視野に入れても良い。

・装備
 ・兵装 戦闘機改良Ⅰ or 空母内格納庫改良Ⅲ or 地上軍務系統改良Ⅰ
 ・防御 甲板防護改良Ⅰ
 ・適正 隠蔽システム改良Ⅰ

・エリート特性
 ・エリート急降下爆撃機中隊
 ・エリート雷撃機中隊
 ・功績 EXPアップ+10%

・総論
艦載機の火力が非常に高いので、史実同様大暴れ出来るが、
こちらも史実同様すぐに撃墜され、最悪箱になってしまう脆さもある。駆逐艦を抹殺できるかどうか。的確に相手を狙い、爆撃機を盾にして雷撃を当てられるか、同格の強力な戦闘機に対して制空出来るかどうかで翔鶴がカモになるか悪魔になるか分かれる。
操作が難しい空母だが、その中でも特に、史実同様、艦長の技量次第で性能は雲泥の差で変わる。
飛龍で培った技術をそのまま活かすことができるので史実同様、存分に暴れ回ろう。こいつを使いこなせるようになったら大鳳や白龍も使いこなせるだろう。

戦闘名誉章

レベル1234
報酬艦艇exp12.5k
シルバー125k
艦艇exp12.5k
シルバー125k
カッパー1
艦艇exp12.5k
シルバー125k
カッパー1
艦艇exp12.5k
シルバー125k
カッパー2
ミッション内容15勝巡洋艦30隻撃沈戦艦30隻撃沈駆逐艦45隻撃沈

史実

ロンドン軍縮条約脱退後、日本海軍が建造した大型空母。鳳翔以来日本の空母技術のノウハウを生かし、航行速度、搭載機数、防御力も十分で理想的な仕上がりとなっている。しかし船体が細いため、横揺れが大きく、飛行甲板の横幅も狭かった。
太平洋戦争では五航戦に属し真珠湾攻撃、インド洋作戦に参加。珊瑚海海戦では空母レキシントンを撃沈するが大破、修理のためミッドウェー海戦には参加しなかった。ミッドウェーの大敗後、一航戦として第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦を戦ったが、マリアナ沖海戦で米潜水艦カヴァラの雷撃を受け沈没した。姉妹艦の瑞鶴もレイテ沖海戦で沈没した。

小ネタ

艦名の由来

 本艦の艦名は、はるか上空を翔(かけ)る鶴という意味。空母の艦名としてはこれまで吉祥動物のうち鳳凰や龍などが主に用いられてきたが、実在する動物で特に目出たいとされる鶴を用いたのは、新鋭の大型空母故にその活躍を期待されての事であろう。

余談:艦名の読み方inアメリカ

アメリカに「翔鶴」進水の報が伝わったとき、アメリカ人は「翔鶴」の漢字の読みがわからず「カケヅル」と判読していた。しかし伝言の末、間違いによってカケヅルは「カデクル」という名前になり、艦種も戦艦ということになってしまった*1。後に「ショウカク」という正しい読み方は、通信傍受によって判明した。

不幸艦?

翔鶴は進水式において式典中に豪雨に見舞われ、正装で参列した参加者達を大慌てさせる事となった(当然これは目出たくない予兆と見做される)。更に珊瑚海海戦では大破、南太平洋海戦でも爆弾4発を受けているため不幸艦と言われる事もある*2。しかし「翔鶴」乗組員福地周夫運用長は「翔鶴こそ武運に恵まれて幸運だった。」と反論している。

艦載機の歴史

 

A6M2B

A6M2Bとは、大日本帝国海軍の主力戦闘機だった「零式艦上戦闘機」の派生型となる「零式艦上戦闘機二一型」と呼ばれる太平洋戦争時代の軍用機である。かの有名な「零戦」と呼ばれる伝説的な傑作機、その艦載機型として最初の量産型でもある。先輩である「九六式艦上戦闘機」は当時まだ飛行機開発が過渡期(複葉機から単葉機の時代)だったため、比較的余裕のある要求仕様だったのに対し、後継となる零戦に対してはかなり無茶な仕様を要求した。その結果として生まれたのが紙防御神機動という「攻撃こそ最大の防御」と云わんばかりのピーキー性能だった。

ピーキーとはいえ、配備当初は本機に対抗しうる相手がおらず、また猛訓練によって零戦を手足のごとく操る熟練パイロット達により、大戦前半の西太平洋側の制空権をほぼ奪取することができた。さらに増槽無しでも超長距離飛行(約2200km、F4Fは約1200km)が可能だったこともあり、航空母艦に限らずとも地上の基地航空隊から前線まで届きやすいメリットが大きかった。実際、大戦初期のフィリピン攻略時に台湾の台南基地航空隊が飛んできたが、米軍は「どこかに空母がいて支援しているはずだ」と誤認していたほどである。

そんな零戦だったが、大戦後半になると零戦の弱点が次々と判明し、たとえば高速状態では機動性が下がるや、高速状態で急降下すると空中分解するなどの320km/hより上の速度域では戦えないことが露呈する。また武装もF4FやF6F、P-36(米陸軍機)といったライバルらに防弾仕様が追加されたことで本機の機銃では火力不足気味になり、相対的に攻撃性が下がっている。さらに、当初より懸念とされていた紙防御だったが、発動機開発が中々進まなかったこともあり、重量制限のせいで防弾処理が遅れに遅れてしまった。結局、最終量産型の五二型に至ってやっと標準装備になったが、それでも燃料タンクの防弾化は最後まで実装されなかった。このように大戦前半の大日本帝国海軍の躍進を支えた伝説的名機でもあり、後半からの凋落っぷりもあって評価が分かれている。それでも日本の戦闘機といえば?と問われると十中八九「零戦」「ZERO」と返ってくるほど日本が世界に誇る戦闘機であることに変わりはない。

派生型について

 
Blitzの大鳳以降は零戦ではなく後継機の紫電改になるため、ここで有名な派生型だけ紹介する。なお、基本的に十の位が改造番号、一の位がエンジン換装番号となっている。

  • 十二試艦上戦闘機(A6M1)
    • 試作機1号&2号機。試験中に2号機空中分解事故が起きている。
    • M1とは三菱製1号という意味。当時は中島(A6N1)と性能競争し、のちに中島が辞退したため三菱が開発を担当することになった。ただ中島も以降の零戦をライセンス生産しており、完全に撤退したわけではない。
  • 零戦一一型(A6M2a)
    • これが零戦伝説の本当に始まり、ただ着艦フックなどはなく航空基地に配備。
    • 爆撃機のエスコート役として出撃し、迎撃してきた中華民国機を相手にほぼ完勝した。
  • 零戦二一型(A6M2b)
    • 初の艦上型で有名な白色のZERO。総生産数は約3500機ほど。
    • かの有名なミッドウェー海戦でも戦略上は空母を失った日本の敗戦だが、アメリカ側も零戦によって壊滅した航空隊がいくつもあり、結局サッチ・ウィーブ戦法といった零戦対策が確立するまでは本当に強かった。まぁ一航戦といった化け物パイロットばかりだったのもある
    • 空母部隊は二一型の後継機がなかなか届かなかったので、大戦半ばまで二一型を運用していた。そしてマリアナ沖海戦にて待望の後継機「零戦五二型」へ配置転換するのである。
  • 零戦三二型(A6M3)
    • 性能向上型。ただし「二号零戦問題(航続距離減少)」の影響で生産数343機のみ。
    • 前線に飛行場が建設されると上記問題は解消され、一応は作戦行動可能ということで一部部隊が運用していた。
  • 零戦二二型(A6M3)
    • 三二型を基本設計としつつ、翼部分だけ二一型に置き換えた急造の距離延長型。
    • ところが戦線が延び、三二型でも前線に届いてしまうので微妙な存在になってしまう。というのも三二型より運動性能が下がり、せっかく三二型の問題を解消すべく距離を延ばしたのに、むしろ届くならば本末転倒である。
    • 基地航空隊が最優先配備だったが、一部の二二型を翔鶴型で運用した記録が残っている。
  • 零戦二二甲型(A6M3a)
    • 機銃を九九式二号三型に換装したもの。以降の型もこの機銃に換装。
    • ニニ型と合わせて約560機生産された。
  • 零戦五二型(A6M5)
    • 二二型の発展型で最も生産された(約6000機)。暗緑色のZERO。
    • 機銃を強力にした甲型(A6M5a)、機銃を少し強くしつつ防弾仕様にした乙型(A6M5b)、甲型と乙型のハイブリット丙型(A6M5c)、これら3つの武装変更型がある。
    • 当時のライバルは新鋭「F6F-3」かつ零戦対策も施された部隊であり、すでに零戦で制空権を奪取するには苦しい状況だった。確かに以前の零戦と比べれば性能が向上したので前線からは歓迎されたが、それでも戦況を変えることができなかった。Blitz版も本来であればレキシントンのF6F-3は翔鶴の旧式化しつつある零戦二一型に有利なはず...なんだがなぁ...
  • 仮称零戦五三型(A6M6)
    • 五二型の発動機および防弾燃料タンクに換装した試作機(1機のみ)
    • ただ最終的に量産されることはなく終戦を迎える。
  • 零戦六二型/六三型(A6M7)
    • 五二丙型や五三型に艦載機用爆弾の懸吊架を設置した爆装型の零戦である。ちなみに当時は爆装型戦闘機、略して「爆戦」と呼称していた。一方で通常の零戦に爆弾を装備したのを戦闘爆撃機、略して「戦爆」と呼称している。
  • 零戦五四型/六四型(A6M8)
    • 五二型の発動機を中島の栄一二型から三菱の金星六二型に換装した零戦最終型式。
    • 実際は五四型が試作機で、六四型が量産機ということになる。五四型試作機は2機だけ完成してテスト飛行中に終戦を迎えている。同様に終戦直前の7月から量産予定だった六四型も生産途中で終了した。
D3A1

D3A1とは大日本帝国海軍の艦上爆撃機だった「九九式艦上爆撃機一一型」と呼ばれる太平洋戦争時代の軍用機である。固定脚ゆえに特徴的なシルエットをしており、大戦初期から末期まで各戦線で戦い続けた功労機である。九九式が登場した同世代と比べると、突出してるわけでもないが比較的そこそこ良くまとまっていることもあり、搭乗員からも特に操作性について高評価を得ている。
大戦初期こそ大躍進を遂げた本機だが、中期以降から旧式化していき、末期に至っても後継機「彗星」の配備が大幅に遅れていることもあり、終戦まで使わざるを得なかった。さらに「彗星」は艦上運用が難しいこともあり、なおさら空母部隊に積める艦爆要員が本機と戦爆(零戦二一型+爆弾)ぐらいでしかなく、F6Fやレーダー対空戦闘相手に多大な犠牲を払ってしまう。馬力向上型の「九九式ニニ型(D3A2)」でさえも性能不足を指摘され、誰が呼んだか「九九式棺箱(かんばこ)」「窮窮式艦爆」「九九式棺桶」という皮肉たっぷりな渾名がついてしまう。
このように零戦と同じく大活躍からの急転直下な転落もあるが、それでも最も多くの連合軍艦船を沈めた爆撃機ということもあり、なんだかんだアメリカ海軍相手に奮闘した記録だけ忘れないでほしい。

その他
  • 実はサンゴ海海戦において「レキシントン」に攻撃を加えており、これを撃破(雷撃処分)している。しかも本攻撃は五航戦の「翔鶴」航空隊が主導であり、奇しくもBlitz世界のTier8で相対するのは運命かもしれない。なお本海戦の攻撃指揮官である翔鶴航空隊の飛行隊長(高橋赫一)は九九艦爆に搭乗しており、爆撃後の帰投する際にF4Fに追撃され、残念ながら母艦に戻ることは叶わなかった。
  • 大日本帝国海軍の艦爆隊とセットで有名なのが「蒼龍」の艦爆隊長である江草隆繁だろう。かの御仁は艦爆隊を率いては開戦から連戦連勝の中で確実に戦果を挙げており、ミッドウェー海戦でも仮に発艦・攻撃していればアメリカ海軍の行動方針が変わっていたかもしれない、とも評されている。ただ、そんな艦爆の神様も最期はマリアナ沖海戦のあ号作戦で、米軍の猛烈な対空砲火の前に人知れず散ってしまった。
  • これだけ日本の艦爆機として代表的でありながらも、残念だが日本国内に九九式艦爆は現存してない。アメリカのテキサス州にある「国立太平洋戦争博物館」や、カリフォルニア州にある「プレーンズ・オブ・フェイム航空博物館」、またグアム準州にある「グアム太平洋戦争博物館」の3カ所で見ることができる。ただ、これら全てが性能向上型の「九九式ニニ型」であり、一一型の方は現在のところ見ることができない。
B5N2

B5N2とは大日本帝国海軍の艦上攻撃機だった「九七式艦上攻撃機一二型」と呼ばれる太平洋戦争時代の軍用機である。零戦・九九式艦爆と並んで大戦初期から末期まで戦い続けた功労機である。もともと航空魚雷性能が当時高性能であり、同世代の艦攻よりも劣っている部分があまりなかったこともあり、1942年までは本当に世界最高レベルと評しても良いほどの名機だった。
大戦中期までは主に空母部隊で運用され、後期から後継機「天山」にその座を譲ったあとで基地航空隊や空六号電探を積載したり、対潜哨戒や船団護衛などの迎撃要員として運用されている。ただ流石に旧式化しており、特に防御性能に関しては全くもって対抗手段がなかった。そもそも本機は九七式(1937年制式)であり、大戦が開戦するころには5年も経っているわけで、防弾化の改装するには発動機パワーの改良が不可避だった。しかし、本機が有するのは零戦も悩ませた"栄"発動機であり、重量制限もあって改装が難しく、九九式ニニ型("金星"発動機)のような改良派生型は生まれなかった。

その他
  • 実は開発競争時代に三菱製の「九七式二号艦上攻撃機(B5M1)」という九九式よろしく固定脚バージョンも存在した。性能的には殆ど変わらなかったが、引き込み脚が後々有利になると考えられたこともあり、こちらは開発中止となった。ただ二号は三菱製の金星発動機を積んでいたこともあり、零戦の苦悩からすると二号が選ばれた場合、また違った未来があったのかもしれない。
  • 大戦初期から末期というのは本当にその通りで、初期というのは真珠湾攻撃だと言わずもがなである。では末期はというと、不可侵破って横やりしてきた1945年8月下旬にあった対ソ戦(北千島防衛戦)における「北東航空隊」の4機が最後の抵抗として出撃している。
  • 現存機はイギリスのウェストサセックス州にある「ウィングス・ミュージアム」に北東航空隊の放棄されたものが、アメリカのハワイ州にある「真珠湾航空博物館」にも1機存在する。一方の日本国内だと、兵庫県の加西市鶉野町にある「鶉野飛行場資料館」、旧日本軍鶉野飛行場跡で実物大模型が展示されており、こちらは同じく実物大模型の「紫電改」もあるので合わせて見ることができる。なお機体番号は姫路海軍航空隊の隊長機、そして神風特別攻撃隊「白鷺隊」として菊水作戦を最終第五号まで完遂したのちに解隊された非業の番号でもある
  • 近年、種子島北端の喜志鹿崎沖(西之表市国上)の海底で発見され、収容・修復作業を準備している。現在のところ、大分県の宇佐市で展示する予定であり、続報が楽しみである。
ハロウィン迷彩の元ネタについて

翔鶴とレキシントンで実装されている。レキシントンでは全体的に天使のような姿になり、翔鶴では悪魔のような姿へと変貌できる。
元ネタは、おそらく聖書の最後の書物でもある「ヨハネの黙示録の最後の戦い」だろうと考える。
ヨハネの黙示録では、最終的に天使と悪魔との最終決戦のようなものが描かれている。
それに記すように、レキシントンと翔鶴も同じように最終決戦のようなものに仕上げているのではないかと思う。
レキシントンの天使の力で敵を燃やし、翔鶴の悪魔の力で抵抗する姿は、まるで聖書のような対戦環境へと変貌するだろう。
果たして、勝つのは天使か悪魔か。全ては乗り手次第。さぁ!ゆけ!兵士たちよ!

マリアナの七面鳥撃ちとは

太平洋戦争中、1944年6月に勃発したマリアナ沖海戦において、襲来する日本軍航空部隊に対してアメリカ海軍機動部隊が圧倒的な勝利を収めたことをあらわす表現。当時の日本はアメリカの戦闘機部隊にアウトレンジ(零戦の機がアメリカの艦載機に比べ航続距離が長いことを利用)を仕掛けようとしたが、アメリカのレーダー艦艇がいち早くそれを感知し、滅多うちにしたという歴史がある。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 性能諸元入力。しかし、艦載機のところは分からなかった為加筆を求めます。 -- 2018-08-19 (日) 11:06:39
  • ハロウィン迷彩を追加。 -- Holy_Roman_Empire? 2021-10-25 (月) 14:41:58
  • ヒストリカル迷彩を追加。効果はハロウィン迷彩と同じなので誰か追加お願いします。 -- 2021-10-26 (火) 18:02:46
    • コピペで追加 -- 2021-10-26 (火) 18:04:59
  • 史実、小ネタを追加。 -- 2021-10-29 (金) 01:37:16
  • 雷撃機戦術に挟撃雷撃の件を追加しました -- ヴェーバー? 2022-11-04 (金) 12:41:58
  • 小ネタを追加 -- 2022-11-20 (日) 01:41:44
  • 内容が古かったので少し更新しました。 -- 2023-12-20 (水) 16:52:24
  • 小ネタを追加 -- 2025-02-09 (日) 14:03:09

コメント欄

  • 翔鶴どう?箱になりやすい?ハロウィン迷彩なら持ってる。 -- 2022-08-06 (土) 19:02:50
    • 終盤に箱になることありますね、もちろん対戦相手の組み合わせ次第ですが、戦闘機と爆撃機は空になる事が最近は特に多くなりました。 -- 2022-08-07 (日) 06:39:05
      • 半年ぶりに買い直したんだけど、初戦で独空引いて爆雷両方空になった (T-Tでも9万ダメ出た -- ? 2022-08-07 (日) 15:53:41
    • 上級者がパーセバルで本気で制空すればしっかり空箱になります()まあ、戦闘機釣って駆逐艦沈めちゃえばこっちの勝ちですがね。 -- 2022-08-07 (日) 18:57:44
  • インドミニ勝てない -- 2022-12-08 (木) 03:21:33
    • それな。インドミ相手はどう戦ったら良いか分からん。パーセヴァル相手なら釣ってその間に駆逐を消毒すれば勝てるんだけど… -- 2022-12-09 (金) 13:43:40
      • パーセもインドミも戦闘機を無理やり空戦させて、その隙に対駆すれば簡単に勝てる。戦闘機なんて釣る必要は全くない。(攻撃ミスしたら確実に負かるけど) -- 2022-12-09 (金) 14:01:14
  • 爆撃機強くね? ライトニング乗ってたら爆3ウェーブで体力半分くらいから沈められた。爆が毎ウェーブに3千くらい体力飛ばしてくる。 -- 2022-12-30 (金) 13:41:04
    • 普通にそこまで強くないで。魚雷はクッソ強力だから爆撃は(対駆逐は特に)ガバガバ。木主はたまたま運悪く爆弾を喰らったんだと思う。 -- ドンマイ? 2023-02-26 (日) 02:15:38
    • まあ運ゲーだし -- 2023-12-08 (金) 14:05:22
    • 日空の爆撃はたまにクリーンヒット起こすからね。私も白露乗ってて爆撃機だけで6000近く消し飛ばされたことがあります。木主は相当運が悪いとしか… -- 2023-12-09 (土) 12:12:27
  • 大鳳までやった後に乗って見ましたが、T8空母の爆発力としてはインプラカブルを超えるものがあり、なかなかの良艦だなーと思いました。将来的に加賀乗りたい人はまずこの空母が強いと思えるくらいにならないといけないなと言った感じです -- シャルンホルストAPS? 2023-07-22 (土) 08:35:37
  • ここから白龍の面影が出始めてるねぇ…性能からして駆逐艦絶殺の強い意志を感じる -- 2023-09-25 (月) 14:47:51
  • ブラック翔鶴と翔鶴のヒス迷彩は似通っているけど、もしかして史実に基づいた迷彩ってこと? -- 2023-10-23 (月) 22:59:50
  • 最初は全然乗れなかった翔鶴だけど、買い直して使ってみたら普通に強い。戦闘機適当にぶつけて空戦させて、駆逐を雷撃でワンパンしたり十時雷撃で削れば結構勝てる。三蔵でもインドミでも割と安定して勝てるから、やはりティア8最強格やね。 -- 2024-01-13 (土) 04:15:02
  • 翔鶴は戦闘機を釣って自艦でドッグファイトさせる価値はあるほど対空に自信を持っていいですか?(゚ω゚)天城やビスマルクの上に持ってくよりマシですかね -- 龍驤乗り? 2024-03-25 (月) 17:11:17
    • 距離によるかな。基本的に空母って前線より一歩後ろにいるから自分の上に持ってくるよりは、前線の巡洋艦~戦艦のラインに持って行ったほうが早く片付く。それに、天城やビスマルクでも孤立してなかったら周囲の味方の対空も加算されるからね。 -- 2024-03-25 (月) 18:13:43
  • -- 2024-06-08 (土) 23:47:40
  • 15万ダメなんて翔鶴で出るんだ!! -- 2024-08-10 (土) 00:15:40
  • 今日初めて翔鶴手に入れた。この日のためにコツコツ貯めといたコンテナ120ちょいと7000000シルバーが数分で吹っ飛んだ······· (OO;ぴえん -- 2024-10-30 (水) 20:06:02
  • 飛龍から翔鶴に世代交代してから随分やりやすくなった   翔鶴ハ健在ナリ 我レ、此レヨリ貴艦ヲ支援スル!!!!!     -- 2024-11-07 (木) 20:43:09
  • 戦闘機は相手釣れば普通に勝てる。なんだかんだ強い -- 2024-12-15 (日) 17:03:38
  • 無理に駆逐艦を狙うよりも巡洋艦とか戦艦を狙ったほうがいいですかね? -- 2025-02-26 (水) 00:56:07
    • 駆逐艦を狙わないといつまでたっても上達しないですよ。体感、最近ほとんどの巡洋、駆逐は危険が無い限り駆逐狙ってくれないですよ。 -- 2025-02-26 (水) 07:14:53
    • 1番雷撃しやすい空母ツリーですから、積極的に対駆はした方がいいと思います、もちろん始終回避行動しまくる駆逐にしか攻撃せず低ダメージで終わるのはダメですが... -- 2025-02-26 (水) 07:15:22
  • 史実で攻撃に結構耐えたのだから、火災浸水耐性はもうちょい高くてもいい気がする... -- 2025-11-17 (月) 20:57:35

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*1 この辺りの伝言ゲームの結果により「アラスカ級」大型巡洋艦が実際に建造される事になってしまう。詳しい経緯については「アラスカ」の小ネタを参照の事。日本海軍であれば誤情報により不要な軍艦を建造したとなれば大問題だが、そこはアメリカ。大和型に匹敵するサイズの軍艦なのにさくっと2番艦まで建造し、3番艦こそ予算や使い勝手の問題で建造しなかったもののこれ位の資源の無駄使いはさほど重要視されなかった様だ。何ともスケールの大きい話である。
*2 対して姉妹艦の「瑞鶴」はマリアナ沖海戦まで1発の被弾がなかったことから幸運艦と呼ばれている。