Pobeda

ポベダ級航空母艦 ポベダ (クロンシュタット級巡洋艦改装案)

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦載機

・艦艇の特技
発射時程最適化
飛行隊が撃破された場合、次の航空機ウェーブの準備時間が50％短縮される。

ゲーム内説明

クロンシュタット級巡洋艦の船体をベースとした大型航空母艦の計画案。主砲として130mm両用砲を採用していた。

解説

・艦載機
同時に攻撃中隊を5中隊も扱えるTier8で唯一の空母である。

・戦闘機
本艦にそんなものはない。同志よ、贅沢は敵なのだ。ティア8なのに戦闘機を一機も搭載していないのはかなりの欠点
ティア8で戦闘機による制空能力がゼロなのは．．．敵の戦闘機によって消し去られる可能性も十分あり得る。そんな船である。

・爆撃機
5機2中隊。一度に運用できる機体数は10機。うまく移動させないと戦闘機がないので敵の戦闘機に食いつかれ放題である。
3回全滅すればもう飛ばせない。発火率も燃やせないやつやとりあえずばらまく奴ら以外の単発爆撃の爆撃機を運用する空母の中では20%とかなり低いのであくまで盾という意味合いが強いだろう。単発ダメージも爆撃がショボいといわれがちな日空の翔鶴より低い。
爆撃機HPは雷撃機と一緒なので爆撃機の性能によっては(優秀なら...優秀...ねぇ...)盾業務を雷撃機と交代交代にして、機体数を温存することも検討すべし。一応戦闘機という盾をもらった先発同志空母よりは発火率、投下数、ダメージともに微妙に勝っているので性能が高い…はずだ。(散布界次第だが)
整備時間はペラペラ艦載機をゾンビのように上げてくる空母たちとは違って4.1秒と地味に長め。全滅すれば半減するが...毎回全滅させるなんてことをすれば前述の通りだ。

・雷撃機
Tier8にして加賀と同数の中隊数に加え、加賀より中隊当たりの機数が多い。ただ搭載機数は加賀より少ない(もしかして下位互換...ナンデデスカ!!)。また雷速が同格では若干遅め。本艦のメインダメージソースである。こちらも全中隊3回全滅で完売御礼である。
しかし、とんでもない欠陥がある。それは
単発ダメージ1298、雷撃機HP1510
しかないのである。
魚雷ダメージについては一応同格最低は同郷のあいつだが...そいつと40ダメージしか変わらない。どのくらい低いかというと3中隊12本全部当てて15576。しかし、これは魚雷防御前の数値なので水雷防御の高い戦艦などには単発3桁ダメージになるだろう。
他空母の雷撃機中隊との比較では、翔鶴の2中隊のダメージに及ばない。単発ダメージでは米空はおろか魚雷がショボいことで定評のある...じゃなくて名高いじゃなくて知られる独空にすら400ダメージ近く水をあけられている。目標問わず、毎回全弾命中させる気で行かないとダメージが寂しくなるだろう。

機体耐久1510×4/中隊については4機3中隊で一度に12機も運用に入れるのにも関わらず
米空ツリーTier5ボーグHP1501×4/中隊、Tier6インディペンデンスHP1541×4/中隊という空母とも呼べないようなTier5,6の空母の5寄りなので
インディペンデンスの雷撃中隊より脆い、ボーグといい勝負
ということになる。もちろんその雷撃機を平然とTier8で運用しているエンプラやホーネットとかいうのもいるが彼らはHPが1581...さらに本艦と中隊機数が同じホーネットでも4機2中隊で30機搭載するというバランスなので...本艦の運用機数と搭載機数のバランスが悪く(運用中隊数に比べて搭載機が数少ない)、艦載機管理がいかに重要で大変であるかがうかがえる。
これらのことより対空が低い艦or対水雷防御の低い艦にしか攻撃できないので9艦が多いマッチを引くと...そういうことだ。逆に対空が低い駆逐や巡洋を思いっきりいたぶってあげよう。くれぐれも駆逐巡洋アイコンに引かれてフリスラやエステル、DZPに喧嘩を売らないように。
整備時間4.7秒は翔鶴に後れをとる。一応レキシントンよりは早い...こちらも全滅させれば整備時間は半減するが...前述の通りそのために全滅なんてことをすると...
ちなみに同格最大のHP(機体当たり)を誇るインプラカブルは4.7秒。最大と最小が同じ整備時間とはなんとも無常な世界線だ。

一度に12本投下するので浸水率が15%でも12本命中で8割(約85%)以上で浸水が発生する。これでのダメージも重要なダメージソースとなるだろう。

・主砲
普通の空母と大差ないダメージ、射程である。肉薄駆逐には多少使える...という程度である。だが本艦の場合雷撃機中隊数が多く駆逐処理には長けており、対空の低い駆逐艦は他空母にも増して大事な外貨じゃなくてダメージを稼げるダメージソースになるので肉薄されるまで残しておくことが少ないだろう...艦載機が尽きても巡洋艦みたいに動けるあいつの主砲とは違う。

・対空
大口径がやや優秀で小口径も最低限は有しているが対空警戒がないため敵空母に粘着されたら戦闘機もないので味方戦艦に張り付いて(こんな時のための隠蔽...?だとしても敵艦載機にスポットされて集中砲火だろうが)みるくらいしか対策のしようがない。現実的なラインとして母艦と敵空母の間の艦載機が通る空域に味方艦が入るように母艦を移動して先に味方に削ってもらう...迂回してくるレベルで執拗なやつは...諦めだ。だがそこまでしてくれるほど敵の艦載機を引き付けられているならそれはそれで仕事をしているともいえよう。

・装甲
同格ではかなり高いHP。飛行甲板もバイアス装甲化されているはずなので...え?装甲防御6%?同郷チカロフと仲良く同格最低?とても装甲空母とは言えない?主砲が使えないタンクonly空母のパイオニアかもしれないだろ
フォローをいれておくと、火災浸水耐性は高い方だ。

・機動性
平均的だ。足の速い重巡からは逃げきれない。転舵は若干優秀。「見つからないこと」というのは長生きする空母の秘訣だ。

・隠蔽性
9.90kmと良い。これで同格平均程度の整備時間でも回転率を上げることができるだろう。

・生存性
平均的だが艦載機は違うようだ。

・消耗品
空母セット。(石炭、燃料、補給)

・艦艇スキル/艦長スキル
中隊を全滅させると整備時間が半減。
→だからといってミリの艦載機を敵の対空砲火で捨てるなんてもってのほかだ。1機でも惜しい。守れ。

・装備
　・兵装　空母内格納庫改良Ⅲ　搭載機数を増やすしかない。空母内格納庫改良Ⅱでもいいかもしれないが...爆撃機が減ってしまうのも惜しい気がする。
　・防御　加速or舵　　　　　　無搭載でも全然問題なし
　・適正　隠蔽　　　　　　　　積んで前に出る事で少しでも同格空母より回転率を上げ、差をつけたい。

・エリート特性
　・エリート雷撃機中隊　雷撃機HP＋3%　雷撃機準備時間－8%　　　　メインの雷撃機の強化を推奨
　・エリート整備士　急降下爆撃機準備時間－5%　雷撃機準備時間－5%　戦闘機準備時間－5%
　・功績　EXPアップ+10%
・総論
「とりあえず数で押せ」というコンセプトのようだが同格空母では戦闘機インフレが起きており、さらに水上艦の艦対空インフレが盛んなTierである。加えて回転率も中隊全滅時以外特段速くもない。偶数空母の特権として空母魔境Tier7を飛ばせるという利点があるが本艦の場合「まだ一部のぶっ壊れ空母が制空しているだけで艦対空はそこまででもない(つまり奴らを引かなければなんとかなる)」Tier7の方が動きやすいような気までさせてくる。
一応先発のソ連Tier8プレミアム空母のチカロフより攻撃力は一回り(それも素のチカロフが小さいので一回り大きくても微々たる差...)良いが、戦闘機がないことで苦戦を強いられるだろう。
まず空母の優先事項である索敵は敵戦闘機に食いつかれれば満足にできないし、無理やりできても中隊は壊滅的なダメージを被る。そうすればその後の艦載機管理の都合上大胆な手が打ちにくくなる(そもそも打ちにくいがさらに)。
駆逐艦の処理については一歩抜きんでているものの、「魚雷の単発ダメージ、機体のもろさ、戦闘機がないこと・搭載機数と機体の耐久・一度に運用する機数のバランスの悪さによる艦載機温存の難しさ」と攻守に欠点が3拍子揃っておりかなり艦載機の管理に気を付けなければならない。

ここまで欠点のオンパレードのようになってしまったが、ひとつひとつの操作を慎重に行い確実にダメージをだすことのできる艦長ならば必ず味方に貢献することができるだろう。
どんな船にも得意不得意がある。本艦の不得意な分野が若干環境に厳しいだけである。
ゲーム性という観点から見ても本艦は本来の空母の「あるべき姿」を提言しているのかもしれない。
現状の空母の状況に不満があり、「被弾しないでただ飛行機飛ばすだけなら相応の攻撃力にしろ。」と思っている方は乗ってみてもいいかもしれない。
ぜひソ連の同志たちの希望を格納庫に秘め、彼らの夢を大海原の空に飛ばして祖国のすばらしさを資本家のプライベートボートたちに見せつけよう。

戦闘名誉章

史実

…

小ネタ

Победа「勝利」発音はパビェーダに近い。

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