ブーラスク級駆逐艦
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 3 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | Fusilier |
国家 | フランス | 派生先 | Jaguar |
生存性 | 継戦能力 | (A) 9,300 (B) 11,700 | |
装甲 | 3-10mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
機動性 | 機関出力 | 33,000馬力[hp] | |
最大速力 | 33.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 560m | ||
転舵所要時間 | (A) 4.1秒 (B) 3.0秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 5.8km | 9.5km | 7.8km | 2.2km | |
航空発見距離 | 2.9km | 0.0km | 5.9km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 8.7km | 0m | |
mod.2 | 9.5km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 130mm/40 Mle 1919 | 4基×1門 | HE弾 2,050(9%) AP弾 2,450 | 6.3秒 | 18.0秒 |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | (前期)550mm lance-torpilles | 2基×3門(6門) | 11267 | 80秒 | 7.5km | 57kt | 1.2km | |
(後期)550mm lance-torpilles | 2基×3門(6門) | 11267 | 75秒 | 7.7km | 59kt | 1.2km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 13.2mm/76 Mle 1929 | 4基×1門 | 10 | 1.2km | |
B | 13.2mm/76 CAD Mle 1929 | 2基×2門 | 7 | 1.2km | |
37mm/50 CAS Mle 1925 | 2基×1門 | 3 | 3.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (4,800) | ━ | モジュールスロット2 (7,200) | ━ | モジュールスロット3 (12,000) | ━ | Jaguar (24,000/-) |
船体 | ||
---|---|---|
Bourrasque(B) | 17,000 | |
魚雷 | ||
魚雷 550mm 19D Mle 1 | 2,120 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
照準装置 PCA No3 Mle 2 | 2,120 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:40 秒 | |
十字キー上 | |||
エンジンブースト | 2 回 | 最大速度 +20 % 消耗品の動作時間:120 秒 消耗品の準備時間:180 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ブーラスク級駆逐艦はフランスとして初の新世代型駆逐艦であり、他国の駆逐艦を火力で凌ぐべく強力な 130 mm 砲を搭載していました。
就役:1925
同型艦数:12
解説
- 概要
フランスティア3駆逐艦。 - 主砲
130mm単装砲を4機搭載。射程が8.7km、管制装置を乗せ換えて9.5kmとなる。特別遠投できるわけでもなく、駆逐艦としては鈍足であるため接近戦の頻度は高い。
威力はHE・AP共に悪くなく、HEの発火率は9%ある。駆逐艦相手や横腹を向けた同格以下の巡洋艦に対しては無視できない威力を出す。
砲塔旋回は遅めなため、回避しながらの射撃は苦手。
- 魚雷
3連装魚雷を2基搭載している。威力は悪くなく、雷足57ノットもTier3としては平均的な値。
隠蔽雷撃は不可能ではないが余裕に乏しい。砲戦で接近された際には役に立つだろう。
- 対空
飾りのようなものである。B船体で若干増強されるがそれでも心許ない。対空の低さはフランス駆逐にずっとついて回る弱点であるため、ここで慣れよう。
艦載機に目を付けられたら素直に離脱した方が良い。駆逐艦の仕事は最後まで生き残ることである。
- 抗堪性
初期船体で9,700、B船体で11,700。同格駆逐艦と比べて非常に高い。単純な撃ち合いではまず負けることはないだろう。
とはいえ駆逐艦なので集中砲火には耐えられない。周りの状況をよく見て、多いリソースを活用しよう。
- 機動性
33ノットの鈍足である。幸い転舵時間や旋回半径はさほど悪くなく、敵弾回避は難しくない。
エンジンブーストを使うことで2分間39.6ノットの高速を出すことができる。
この高い効果率がフランス駆逐艦のエンジンブーストである。回避や離脱、陣地転換など、有効に使おう。
- 隠蔽性
素で5.8km。同格ワーストではないが悪い方に入る。ここまでくると煙幕が無いのも少し慣れてきただろうか。
とにかく先手を取られることを前提で動くのが肝心。
- 総評
高い砲威力、乏しい対空、悪い隠蔽、煙幕無し、そして高性能なエンジンブースト。Tierも半ばに入ってフランス駆逐の特徴が順当に出てきた。次級Jaguarになるとさらにその特徴が際立つ。
Tierが低いからと慢心せず、今のうちからフランス駆逐の戦い方を心掛けると後々もっと活躍できるようになる。頑張ろう。
史実
「ブーラスク」級駆逐艦はフランス海軍が「新艦隊計画」に基づき、1922年度海軍計画において12隻の建造を計画した駆逐艦級である。フランス海軍内部における類別は「艦隊水雷艇」であった。
ネームシップである「ブーラスク」は1923年11月起工、1925年8月進水、1926年9月竣工・就役。特徴としては主砲に「130mm L/40 Mle1919」速射砲を装備、同時期の他国駆逐艦よりもやや大きめの口径を有してた。また、対艦攻撃用に550mm魚雷発射管を3連装で2基搭載していた。姉妹艦もほぼ同時期に起工しており、竣工・就役も1926~28年にかけて順次行われている。これらの艦の艦名は風の種類にちなんで名付けられている。
「ブーラスク」級駆逐艦のうち4隻は1940年に相次いで失われている。5月23日には「オラージュ」がドイツの爆撃機によって沈められ、5月30日にはダンケルクからの撤退戦において「ブーラスク」が砲撃によって破壊され、その後自沈処分。5月31日に「シロッコ」がダンケルクにてドイツの魚雷艇との交戦により沈没。5月30日に同じ作戦においてドイツの魚雷艇により酷く損傷した「シクローヌ」も鹵獲を防ぐために6月18日にブレストで自沈処分。その他の艦も1942年の11月に自沈処分となった艦が多い。
また3隻は鹵獲され他国海軍に身を置いている。「ミストラル」は1940年7月にカタパルト作戦の途上でプリマス港でイギリス海軍に鹵獲され、その後自由フランス海軍に所属。1950年2月に除籍後、解体処分となった。「ウーラガン」も同様に鹵獲されたが、こちらは最初に自由ポーランド軍に所属したのちに、最終的に自由フランス海軍に所属。1949年4月に除籍後、解体処分。「トロンベ」は1942年11月に自沈処分された後にイタリア海軍によって浮揚・修理され「FR31」と改名後にイタリア海軍に就役。1943年10月に返還されて1950年に除籍後、解体処分。
フランス海軍籍のまま第2次世界大戦を生き抜いて解体されたのは「シムーン」と「テメレール」の2隻のみであった。
小ネタ
本級の設計はポーランド海軍の「ブルザ」級駆逐艦の元となっている。
同型艦にはシナリオダイナモ作戦?でレンタル艦として実装されていたCycloneがいる。