Fusilier

Last-modified: 2021-08-19 (木) 01:24:59

フューズィリエ

Fusilier.jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier2種別ツリー艦艇
艦種駆逐艦派生元Friant
国家フランス派生先Bourrasque
生存性継戦能力(A) 7,900
(B) 9,300
装甲3-10mm
・防郭 0-1mm
・艦首・艦尾 0-1mm
・砲郭 0-1mm
・装甲甲板 0-1mm
機動性機関出力前期 0,000馬力[hp]
後期 0,000馬力[hp]
最大速力 34.0ノット[kt]
旋回半径530m
転舵所要時間(A) 4.0秒
(B) 2.9秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離5.6km9.0km7.6km2.0km
航空発見距離2.8km0.0km5.8km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
A-Bmod.18.2km0m
mod.29.0km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
A-B(前期)100mm/45 Mle 19214基×1門HE弾 1400(6%)
AP弾 1600
6.6秒9.0秒
(後期)100mm/45 Mle 19214基×1門HE弾 1500(0%)
AP弾 1700
6.6秒9.0秒




魚雷艦体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
A-B(前期)550mm lance-torpilles2基×2門(4門)743335秒7.5km52kt1.2km
(後期)550mm lance-torpilles2基×3門(6門)743335秒7.5km52kt1.2km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
A0.0mm基×門00.0km
B0.0mm基×門00.0km



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4

・開発ツリー

開発ツリー
軍艦名
(必要経験値/購入クレジット)
モジュールスロット
(必要経験値)
当艦モジュールスロット1
(1,260)
モジュールスロット2
(1,890)
モジュールスロット3
(2,520)
Bourrasque
(-/-)
 
船体
Hull-min.pngFusilier(B)2,600
主砲
Main Battery-min.png艦砲 100mm/45 Mle 1921320
射撃管制装置(照準装置)
Gun Fire Control System-min.png照準装置 PCA No2 Mle 2320

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:5 秒
消耗品の準備時間:40 秒
十字キー上
エンジンブーストI.pngエンジンブースト2 回消耗品の動作時間:120 秒
消耗品の準備時間:180 秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

フューズィリエは一次大戦の終戦後間もなく提案された駆逐艦の設計案です。戦闘においてより幅広い任務に対応できるよう、従来の駆逐艦に比して大幅に大型化されていました。
設計年:1914

解説

※最大散布界やAP弾貫通力などゲーム内で見れない情報については、PC版wikiを参考に解説文を書いている

史実

Fusilierの設計案

19世紀のフランス海軍は世界に冠たる大海軍であり、数々の技術革新を成し遂げる世界最先端の近代海軍でもあった。
しかし、そんな華々しい歴史も今は昔。20世紀に入り急速に衰微したフランス海軍はいともあっさりと世界に冠たる大海軍の地位から転げ落ちていた。
第一次大戦において国土防衛のために全てをなげうったことは事態を一層悪化させた。ほぼ全てのリソースは陸戦へと投じられ、造船に回されるリソースはわずかな残余のみであった。

 

そうした次第であったので、終戦時のフランス海軍が近代的駆逐艦の不足にあえぐのも無理からぬことであった。
ブークリエ級やビッスン級、それに日本製のアラブ級といった艦級は辛うじて近代的なものと言えたが、どれも世界最先端にはほど遠いものであった。
累代の仇である英国の駆逐艦に比して何もかもが劣るものしか手元にないという状況は、フランス海軍の首脳たちにとって深刻な悩みであった。
思い余ってその怨敵である英国からW級駆逐艦を2隻ほど輸入しようと考えるほどに彼らの悩みは深かった。そして、それすらも予算不足で実行に移せないほどに困窮していた。

 

ともかくも、英国の駆逐艦に比肩し得る新型駆逐艦を可及的かつ速やかに建造せねばならないことだけは確かであった。
終戦から一年近くが経った1920年4月1日、海軍最高評議会より一つの新型駆逐艦設計案が提案された。

 
基準排水量1350t
最高速度33ノット
航続距離3000浬(15ノットでの巡航時)
兵装100mm単装砲 4基
75mm単装砲 2基
連装 or 三連装発射管 2基
 

この設計案は英国の最新鋭駆逐艦であるV級W級への対抗を眼目とするものであり、海軍技術部門からの承認を得ることにも成功した。
しかしこの時すでに海外では120mm級の主砲が新造駆逐艦の武装の主流となりつつあったのである。
新造駆逐艦どころか既存駆逐艦をこの級の主砲へ改装する作業すら行われているほどであり、こうした状況によってフランス海軍は「新型駆逐艦は諸外国の120mm級駆逐艦に対して口径上の優越を確保したものでなければならない」という考え方へと急速に傾いていった。

 

その結果100mm砲搭載の新型駆逐艦設計案はあえなく廃案となり、新型駆逐艦設計案は最新鋭砲である130mm砲を搭載したより排水量の大きな設計案へと移行してゆくことになるのである。

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