シャカル級大型駆逐艦ジャグアール
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 4 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | Bourrasque |
国家 | フランス | 派生先 | Guépard |
生存性 | 継戦能力 | (A) 12,800 (B) 16,600 | |
装甲 | 3-10mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
機動性 | 機関出力 | 50,000馬力[hp] | |
最大速力 | 35.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 660m | ||
転舵所要時間 | (A) 5.7秒 (B) 4.0秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
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海面発見距離 | 6.0km | 10.1km | 8.0km | 2.3km | |
航空発見距離 | 3.0km | 0.0km | 5.0km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 9.1km | 0m | |
mod.2 | 10.1km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
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A-B | 130mm/40 Mle 1919 | 5基×1門 | HE弾 2,050(9%) AP弾 2,450 | 6.6秒 | 18.0秒 |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
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A-B | (前期)550mm lance-torpilles | 2基×3門(6門) | 14,833 | 95秒 | 7.0km | 66kt | 1.4km | |
(後期)550mm lance-torpilles | 2基×3門(6門) | 14,833 | 90秒 | 7.0km | 68kt | 1.4km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
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A | 13.2mm/76 mle1929 | 2基×1門 | 5 | 1.2km | |
75.0mm/50 mle1922 | 2基×1門 | 3 | 3.0km | ||
B | 13.2mm/76 CAD mle1929 | 2基×2門 | 7 | 1.2km | |
37.0mm/50 mle1933 | 2基×2門 | 5 | 3.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (11,000) | ━ | モジュールスロット2 (16,500) | ━ | モジュールスロット3 (27,500) | ━ | Guépard (55,000/2,400,000) |
船体 | ||
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Jaguar(B) | 100,000 | |
魚雷 | ||
魚雷550mm 23DT Mle 2 | 12,500 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
照準装置 PCA No4 Mle 2 | 12,500 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:40 秒 | |
十字キー上 | |||
エンジンブースト | 2 回 | 消耗品の動作時間:120 秒 消耗品の準備時間:180 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ジャグアールは、フランス語で "contre-torpilleurs" (水雷艇駆逐艦) と呼ばれる艦種の端緒でした。日本語では「大型駆逐艦」と呼ばれるこの艦種は高速であり、その速力はフランス海軍においては典型的でした。当時の一般的な駆逐艦に比して大型であり、強力な砲熕兵装を誇っていました。
就役:1923
同型艦数:6
解説
- 抗堪性
HPはB船体で16,600とTier4駆逐艦としては驚く程に高く、同格のHPが1万弱なのを比較するば約1.5倍の差がある。値だけ見れば格上のTier5~6の駆逐艦に匹敵する。また、HP関連スキルを取得すればHPは18,350まで増強される。
- 主砲
130mm単装砲5基5門を搭載。フランス駆逐艦らしく射角が悪いため撃ちづらく、初速が遅いため偏差射撃に苦労する砲である。しかし、威力と発射レートは高いためDPMは上位に入る。艦長スキルでレートを上げたいところ。
砲塔旋回時間が遅いため最大で舵を切ると砲塔が追いつかない。UG又は艦長スキルのどちらかで補強すれば砲塔旋回が追いつくようになるので敵砲弾を避けて戦うプレイスタイルなら要検討。
大口径なおかげで軽巡のバイタルをぶち抜くのも容易に可能なのでHE弾に固執せず、要所でAP弾を上手く使っていきたい。
- 魚雷
射程7kmで威力も高め。艦長スキルで隠蔽特化しなくても隠蔽雷撃が行える。
しかし、装填時間が後期型でも90秒と長いのが欠点。門数が控えめのため面制圧力も頼りない。
- 対空
短距離と中距離に貧弱な対空兵装が2基づつ搭載されている。この対空兵装をUGやスキルで補強するよりメリットは薄く、対空性能以外を補強した方が良いだろう。射程が航空発見距離より短いので対空兵装は常時オンでも問題ない。
- 機動性
35.5ノットはTier4の駆逐艦としては平均よりやや遅い。消耗品の「エンジンブースト」を使用すると42.5ノットまで上昇する。
旋回半径は660mと巡洋艦並に悪い。島が多く狭いマップだと座礁しやすいので砲撃の際は操艦に十分注意する必要がある。
- 隠蔽性
素で6km、スキル&迷彩で5.4kmという値は決して良い数値ではなく、同格ではPodvoiskyについでワースト2位となる。
ただこのtier帯なら隠蔽スキルをつけていない駆逐艦も少なくないはずなので、そんなプレイヤー相手なら先手を取ることは可能。自身のスキル取得済みが前提だが。
- 総評
本艦はフランス駆逐艦らしい巡洋艦と駆逐艦の中間的な性能を有している。
立ち位置的には最前線で戦う駆逐艦とその後方から支援する巡洋艦の間ぐらいがベスト。
味方の駆逐艦を援護しつつcapを狙い、攻めてくる敵の大型艦を射程十分の魚雷で狙い撃つなど、捕食者の名前らしい獰猛な戦い方が出来る。
注意点としては本艦を含めたフランス駆逐艦ツリーの艦艇は消耗品「発煙装置」を搭載出来ないという問題を抱えている。
いざという時に被発見を遮る手段を持たない本艦は他国艦よりも姿を晒す時間が多くなるのは避けられない。
Tier3~4は狭いマップで戦う事が多いため座礁しないよう操艦し、射撃しつつも敵砲弾を避けて戦うプレイスタイルが必要になる。
史実
1860年代より、フランスでは、強力な武装を有する小型艦による攻撃力を重視した青年学派と呼ばれる海軍戦略が台頭していた。これを受けて、1881年、フランス共和国議会下院は装甲戦艦の建造を中断するかわりに70隻の水雷艇の建造予算を認可し、1886年にはさらに100隻の水雷艇と14隻の高速巡洋艦が加わった。
これらの兵力整備の結果、19世紀末には、世界最大の水雷艇戦力を有するに至った。しかし一方で、これらの水雷艇に対抗するためイギリス海軍が創出した新艦種である駆逐艦は相対的に軽視され、水雷艇から駆逐艦への移行は列国と比して遅れをとり、第一次世界大戦時に至っても、水雷戦力の整備は極めて不十分なものとなっていた。これを補うため、大戦中には大日本帝国海軍の樺型駆逐艦の同型艦を12隻発注し、アラブ級として運用せざるを得なかった。
この反省から、大戦後には水雷戦力の再構築が計画された。この計画では、従来通りに敵艦隊への水雷襲撃を任務とする艦隊水雷艇とともに、一回り大きな水雷艇駆逐艦が盛り込まれた。これは主隊前方に進出する先遣部隊や外周を固める艦隊護衛艦としての運用を想定しており、いわば軽巡洋艦の任務を肩代わりするものであった。そして1922年度計画で、この新しい艦種の初の艦級として建造されたのが本級である。
なお本級の計画にあたっては、大戦後に賠償艦としてドイツから獲得した「アミラル・セネ」が大きな影響を与えている。これはドイツ帝国海軍の新型駆逐艦S-113として建造されたもので、2,000トン級で45口径15cm砲搭載の有力な大型駆逐艦であった。フランスと地中海の覇を競っていたイタリア海軍も同型艦の引き渡しを受けており、その影響を受けた大型駆逐艦が建造される可能性があったことから、これへの対抗も意識されていた。
小ネタ
本艦級の艦名は、ネコ科の大型動物から採られている。本艦「ジャグアール」の綴りは「jaguar」であり、つまりはジャガーである。
ちなみに同型艦はというと「シャカル」は「Chacal」でありジャッカル。「ティーグル」は「Tigre」でありトラ。「レオパール」は「Léopard」でありヒョウ。「パンテール」は「Panthère」でありクロヒョウ。「ランクス」は「Lynx」でありオオヤマネコ。ライバルのイタリア駆逐艦においても同じような命名法となっている艦も存在する。
本艦級の3番艦「ティーグル」は数奇な運命を辿った艦として有名。1926年2月に「ジャグアール」級の中で最も速く竣工・就役した彼女はネームシップにこそなれなかったものの、姉妹達の中で最も強力な名前をもらった。第2次世界大戦においてはダンケルクの戦い(1940年5月~6月)に参加して姉妹の「ジャグアール」「シャカル」の沈没を見届け、1942年11月にトゥーロンで自沈。
彼女の命運もここに尽きたと思われたが…「パンテール」「ティーグル」は何とイタリア海軍によって浮揚・修理されイタリア海軍の駆逐艦「FR22」「FR23」として就役。イタリア海軍艦艇として一生を送るかと思いきや、1943年9月にイタリアと連合国の間で休戦が成立。この休戦のごたごたで「パンテール」はイタリア北西部の港町ラ・スペツィアで自沈。「ティーグル」は連合国に引き渡された後に艦名を戻して自由フランス軍によって運用され、無事に第2次世界大戦を生き延びた。1954年に除籍され、解体。
コメント欄
- 強い -- ゔぇ? 2021-11-15 (月) 07:36:43