Indefatigable

Last-modified: 2025-10-31 (金) 16:04:18

インディファティガブル級巡洋戦艦 1番艦 インディファティガブル

Indefatigable.jpg

装甲厚の詳細

Indefatigable000.jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier4種別プレミアム艦艇
艦種戦艦派生元-
国家イギリス派生先-
生存性継戦能力47,800
装甲全体 10-254mm
・艦首・船尾 0-1mm
・上部構造 0-1mm
・砲郭 0-1mm
・主砲 0-1mm
・重要区画 0-1mm
対水雷防御ダメージ低減5%
機動性機関出力43,000馬力[hp]
最大速力28ノット[kt]
旋回半径630m
転舵所要時間11.2秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離13.0km14.7km15.0km10.7km
航空発見距離10.4km16.5km13.4km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
-mod.114.7km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
-305mm/45 BL BVIII*4基×2門HE弾 5,000(34%)
AP弾 9,000
27.5秒45.0秒


副砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
-102mm/50 BL PII16基×1門HE弾 1,500(6%)7.5秒4.5km


魚雷艦体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ(浸水)装填射程雷速発見
-450mm Mk VII2基×1門(1門)8,800(63%)95秒6.0km53kt1.2km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
-40mm/39 QF Mk.II6基×1門342.5km
76.2 mm/45 QF HA Mk.IV4基×1門83.0km



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+20%:主砲旋回速度
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界
Secondary Battery Modification 2-min.png副砲改良2+20%:副砲最大射程
-20%:副砲弾の最大散布界
AirDefense 2_0.jpg対空砲改良2+20%:対空砲座の最大射程

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:15 秒
消耗品の準備時間:80 秒
十字キー上
修理班I.png修理班2 回消耗品の動作時間:20 秒
消耗品の準備時間:120 秒
回復:1.6% HP/秒
十字キー右
強化型副砲照準器.png強化型副砲照準器3 回副砲の安定性:+100%
副砲の散布界:-50%
消耗品の動作時間:30秒
消耗品の準備時間:160秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

「HMS Indefatigable」は1909年に起工され、1911年に第1巡洋戦艦戦隊の一員として就役しました。1913年、地中海に移送された本艦は、巡洋戦艦 「Goeben」の追跡を支援し、ダーダネルス海峡の封鎖に参加しました。1915年、「Indefatigable」はイギリスに帰還し、第2巡洋戦艦戦隊に加わりました。翌年、本艦はユトランド沖海戦において弾薬庫が爆発し、沈没しました。
就役:1911
同型艦数:3

解説

  • 概要
    イギリスTier4プレミアム巡洋戦艦。
    2025年5月19日からのイベント*1にて直接購入するかコンテナから低確率で入手できる。
  • 主砲
    305mm砲を連装砲塔に収め、4基10門搭載。砲配置はこの時代に典型的な「梯形配置*2」だが、第2・第3砲塔の位置を前後にずらす事で角度制限こそあるものの全ての砲を片舷に指向可能となっている。砲射程はそれなりだが本艦は船足が速いので特段不足は感じにくい。しかし遠距離では散布が悪い事から射程ギリギリで撃ち続けてもダメージを出す事が難しく、効率良くダメージを出せる距離まで詰める必要がある。
    AP弾はダメージが優秀でHE弾は発火率が優秀なのでどちらの砲弾を選択しても戦果を挙げられるだろう。
  • 副砲
    102mm砲を片舷に8門搭載。舷側に砲郭を設けて艦上構造物をぐるり取り囲むタイプではなく、艦上構造物に砲郭を設けるという珍しいタイプ。ところが単装砲の上に配置が分散されている事から相手との距離を詰める際のサブ火力としては頼りにならない*3。とはいえ射程は格上並みにあるので近接戦闘においては忘れずに使用したい。
  • 魚雷
    450mmクラスの魚雷を片舷辺り1基、両舷合わせて2基2射線搭載。とはいえ片舷1射線の単射魚雷なので対駆逐艦・巡洋艦に対する防御用としては使えない…自分より鈍重な戦艦に対する牽制用と心得よう。一応射程が5kmを超え、AP弾2発分の威力があるので当たれば相手がビックリする
    Dreadnought?Bellerophon等ではゲーム上廃止された水中魚雷発射管が艦尾にある。
  • 対空
    無いよりまし程度にはあるが3km以内でしか機能しないので当てにしないほうがいい。
  • 抗堪性
    結論を先に言うと巡洋戦艦の装甲に期待するのはやめた方が良い。敵の砲弾が命中すれば漏れなくダメージが入る上に装甲値による軽減も期待できない。各種耐性も本物の戦艦とは比較にならない。
    素のHPは47,800と体力的にも劣っている。更に艦種の特性故に防御面には全く期待できない事から、普通に考えれば生存性は低いと言わざるを得ない。
  • 機動性
    素の最高速度は約28ノット。ティア帯と艦種(巡洋戦艦)を考慮すると十分に優秀と言える。加速力や舵も戦艦というカテゴリ内においては非常に優秀。
  • 隠蔽性
    素の被発見距離は13kmと悪くはない。巡洋戦艦お得意の「味方駆逐艦・巡洋艦に追従して敵に痛撃を与えてから引き撃ちに移行する」作戦がやり易い。
  • 総評
    PC版では英国第2戦艦ツリーの魁となっている本艦は、Legendsのイギリス巡洋戦艦ツリー同様にライバルであるドイツの第2戦艦ツリーの「副砲が強い巡洋戦艦」とは全く異なる味付けがなされている。本艦の戦い方はむしろ速度開花した後のフランス戦艦のそれに近く、まずは敵の一群のうち火力と装甲に劣る巡洋艦を撃破、続いて残った敵を掃討しつつ敵戦艦は最後に皆で囲んで叩くのがお勧めである。ティア帯を考慮すると破格の攻撃力を備えている為、敵が体制を整える前に先制できればそれだけで敵を混乱に陥れる事ができるだろう。ただしツリー艦同様に本艦も防御面に関しては本当に脆く、機動性と隠蔽に優れるという特徴を持つため、これらを活かした攻防の知識が必須。Legendsでは何故かティアが上がってしまっているためやや慣れが必要だろう

史実

艦歴

「インディファティガブル (HMS Indefatigable)」は1908年度計画により建造された英国海軍の巡洋戦艦の1番艦である。本艦級は世界最初の巡洋戦艦といわれた「インヴィンシブル級」巡洋戦艦の改良型として建造され、本艦の起工は1909年2月、進水は同年10月、竣工・就役は1911年2月であった。就役後は1番艦である本艦のみ本国艦隊に所属していたが、後に2番艦および3番艦が所属する地中海艦隊に移動。1914年8月にはドイツ巡洋戦艦「ゲーベン」と軽巡洋艦「ブレスラウ」の追撃戦に参加、一度はこれらを補足するも機関不調により取り逃がしてしまう。第1次世界大戦中には英国海軍の主力艦隊であるグランド・フリートに所属、翌1916年5月末の「ユトランド沖海戦」に参加。この時本艦は英国海軍の巡洋戦艦群6隻の最後尾に位置しており、ドイツ巡洋戦艦群5隻と砲戦に入った。15時48分にドイツ巡洋戦艦群が砲撃開始、本艦を含む英国海軍の巡洋戦艦群も応戦に入ったが正確な照準ができずにいた。16時頃にドイツ巡洋戦艦「フォン・デア・タン」の主砲2発ないし3発が艦尾に命中、続いて艦首にも2発命中した。この艦首の命中弾により弾薬庫が爆発、誘爆により轟沈した。1019人の乗組員のうち、救助された生存者は2人だけであった。

小ネタ

艦名の由来

 本艦の艦名は英語の形容詞である「indefatigable(疲れ知らずの・不屈の、という意)」から採られている。
 この命名法そのものは英国海軍の巡洋戦艦としては一般的なものであったが…本艦の場合は史実における艦の最期(轟沈)故にその名が「皮肉」と取られてしまうのはやむを得ないだろう。

コメント欄

  • 知らない戦艦ですね。。 -- 2025-10-31 (金) 14:35:54
    • Legendsでもクレートから入手するしかなくて珍しいし、史実で見てもイマイチという悲しみ -- 2025-10-31 (金) 16:04:18

*1 期間は6月30日まで
*2 梯形とは平行四辺形の事を指す。
*3 艦後部に後ろ向きに集中配置されているので敵駆逐に後ろから肉薄された場合等には役に立つのかもしれない。