フォン・デア・タン級巡洋戦艦

性能諸元
・基本性能
| Tier | 3 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
| 国家 | ドイツ | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | 36,100 | |
| 装甲 | 10-250mm ・艦首・船尾 16-200mm ・対水雷防御 16mm ・上部構造 10-250mm ・砲郭 25-250mm ・主砲 25-230mm ・補助区画 16mm ・重要区画 16-200mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | 13% | |
| 機動性 | 機関出力 | ?馬力[hp] | |
| 最大速力 | 27.5ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 600m | ||
| 転舵所要時間 | 11.4秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 11.9km | 13.5km | 13.9km | 8.5km | |
| 航空発見距離 | 9.5km | 15.2km | 12.5km | - |
| 射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | mod.1 | 13.5km |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 283mm L/45 DRH LC/1907 | 4基×2門 | HE弾 3200(19%) AP弾 7200 | 23.0秒 | 40.0秒 |
| 副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 88mm L/45 MPL C/13 150mm L/45 MPL C/06 | 4基×1門 10基×1門 | HE弾 1000(4%) HE弾 1800(10%) | 4秒 8.6秒 | 4.5km 4.5km |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | 7.92mm MF 08 88mm L/45 MPL C/13 | 8基×1門 4基×1門 | 14 7 | 1km 3km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ | ○ |
| 1 | ![]() | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 3 | 消耗品の動作時間:10 秒 消耗品の準備時間:40 秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 修理班 | 3 回 | 回復:0.5%(+180) HP/秒 消耗品動作時間:28 秒 準備時間:80 秒 |
| 十字キー右 | |||
![]() | 強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 準備時間:160秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
フォン・デア・タンは、ドイツ初の巡洋戦艦です。ナッサウ級戦艦と連携して運用するために設計されましたが、速力ではナッサウ級戦艦を大幅に上回り、装甲防御力もほぼ同等でした。
就役:1910
同型艦数:1
解説
- 概要
初心者で購入を検討されている方へ
ドイツTier3プレミアム戦艦。
モバイル版のログインボーナスとして獲得が可能。
PS版、XBOX版からでは入手不可能だが乗る事はできる。
- 主砲
283mm連装4基、合計8門を搭載している。旧式の連装砲になったScharnhorstの主砲と考えて差し支えない。
小口径なのでAP弾の貫通力が低く、19mm以上の装甲を強制貫通する事ができない。
また、HE弾の性能も悪く、ダメージが3200とTier3でも最低クラスで着火率も19%と戦艦にしては非常に低い。
一方で装填時間が23秒と非常に早く、砲塔旋回速度も素で40秒とそれなりなので手数でダメージを稼いでいこう。
なお、第二・第三砲塔の配置が特異な形になっており、艦の中心軸から大きく左右にずれているという一風変わった珍しい特徴を持つ。
これはほとんどの場合においてデメリットにしかならず、第二・第三砲塔の射角がとんでもなく悪いせいで片舷3基6門での運用が基本となる。
射程13.5kmとTier3水準ではいたって平凡な数値である。
- 副砲
88mm4門、150mmを10門で片舷最大7門指向できる。Tier3としては多い数で大口径な砲を積んでいるので接近戦において高い攻撃力を期待できる。
150mm砲の攻撃力が軽巡並みにあるため、射程内に入った駆逐艦などにとってはかなりの脅威となる。
ただし、副砲の射程が4.5kmと凡庸で長くはないため活躍する機会は少ない。
- 魚雷
史実では45cm水中魚雷発射管を4門装備していたが、残念ながら本作では装備していない。
- 対空
Tier3水準でもかなり低い部類で頼りない性能。
射程が非常に短いため、1機でも落とせたらラッキーぐらいの微妙な代物である。
「無いよりはマシ」と割り切る他ない。
- 抗堪性
HPは36100でTier3の戦艦としては低めの数値である。
巡洋戦艦だけあって装甲が薄いため、艦首・艦尾に戦艦のAP弾を被弾すると強制貫通されてしまうのが悩みのタネ。
しかし、喫水線に80~170mmの装甲帯があるため、防御姿勢であればある程度弾く事が可能である。
ドイツ戦艦特有のタートルバック装甲は本艦も装備しているため、バイタルパートは比較的抜かれにくい。
しかし、応急工作班が有限なのでHE弾による火災に非常に弱いという困った欠点を持っている。
このためタンク運用にはあまり向いていない。
- 機動性
巡洋戦艦だけあって戦艦でありながら27.5ktとTier3では他を大きく引き離して1位の快速を発揮する。
旋回性能もまずまずの数値なため、移動に関して不自由する事はないだろう。
自慢の高速を活かして間合い管理を行いたい。
- 隠蔽
迷彩込みで11.9kmと戦艦としては破格の高隠蔽を誇る。
ほとんどの戦艦相手に先手を取れる数値で下手な巡洋艦に匹敵するほど優秀である。
- 総評
妙な配置の主砲と強力な副砲に脆い装甲と快速という、非常に癖が強い巡洋戦艦。
お世辞にも扱いやすいとは言い難い性能な為、初心者にとっては扱いづらさを感じるかもしれない。
史実
ブローム・ウント・フォス社で建造。1908年3月25日起工。1909年3月20日進水。
1910年9月1日竣工。第一次世界大戦では北海やバルト海で行動し、1914年11月のヤーマス襲撃、12月のスカーバラ、ハートルプールおよびウィトビー襲撃、1916年4月のヤーマス・ローストフト砲撃に参加した。
1916年5月31日、6月1日のユトランド沖海戦ではイギリスの巡洋戦艦インディファティガブルへ4ないし5発の命中弾を与えこれを撃沈。
フォン・デア・タン自身は38.1cm砲弾、34.3cm砲弾を各2発ずつ被弾した。
また、この被弾と故障によって一時は全砲塔が射撃不能になる事態に陥っている。
第一次世界大戦休戦後、スカパ・フローに抑留され1919年6月21日に自沈。1930年浮揚、1934年解体。
現在、ラーボエ海軍記念碑に船鍾が展示されている。
小ネタ
現在はモバイル版でしか入手できない為、ある意味レアな艦艇のひとつと言える。
艦名の由来はバイエルン王国の軍人である「ルートヴィヒ・フォン・デア・タン」から。なお彼の正式な名前は「ルートヴィヒ・ザムソン・ハインリッヒ・アルトゥール・フライヘア・フォン・ウント・ツー・デア・タン=ラートザムハウゼン」である*1。その名の通りフォン・デア・タン家に生まれた彼は利発で、幼少のころからバイエルン王国の王宮に出入りを許される等将来を嘱望される優秀な少年であった。
18歳で軍に入り砲兵部隊に所属し、数年後には参謀本部付きになった。海外の戦場にも出向き経験を積んだ彼は3年戦争(1848~52年)で指揮官として活躍、バイエルン王国およびプロイセン王国双方から勲章を受け中佐に昇進した。バイエルン王国の参謀長にも抜擢され、このまま順風満帆のコースを歩むかと思えた。しかし普墺戦争(1866年)においてオーストリア帝国側についたバイエルン王国は南ドイツ諸邦軍と共に精強なプロイセン軍と対峙するが、寄り合い所帯で指揮系統もバラバラの南ドイツ諸邦軍には最初から勝ち目など無かった。
その後も軍内部の慣例に従い出世を重ねていた彼だが、プロイセン王国に惨敗したという記憶は生涯の傷となった…しかしついに名誉挽回の機会が訪れる。フランス帝国が海外積極策を講じて来たのに危機感を覚えたプロイセン王国は、南ドイツの王国とも同盟を結んでフランス帝国に対抗しようとしたのである。普仏戦争(1870~71年)において彼はバイエルン王国第1軍団の司令官として戦い、フランス軍を破りオルレアンを陥落させる等の目覚ましい働きを見せドイツ軍随一の指揮官として賞賛を浴びる。終戦後に再度バイエルン王国およびプロイセン王国双方から勲章を受け、ストラスブールに設けた新しい砦の名前に彼の名が冠された。1881年に66歳で亡くなるまで彼は第1軍団の最高司令官であった。
本艦の艦中央部の両舷に配置された主砲は英国の「ドレットノート級」と異なり、左右対称ではなく…左右の位置が前後にずれた形になっている。この形は「アン・エシュロン型配置」と呼ばれ、砲位置を微妙にずらすことにより反対舷側に射角を通せるというものである。ただし見て判る通り、それが可能な射角は非常に限られている。このため少し時代が進んで主砲の中央線配置が一般的になるとあっという間に廃れてしまった。
コメント欄
- あぶねえ、ページ名直すために新規に作ろうとしたら内容のコピーした後にVon der Tannとpc版wikiからコピーしてしまってページ内容全部飛ばすとこだった…戻る連打でページ消す以前に戻れてよかった -- 2024-02-13 (火) 18:45:45
- 速力はナッサウより少し早いけど、旋回半径では負けてて、隠蔽も100mしか変わらず、主砲装填時間もナッサウより遅く、副砲射程はナッサウより短く、副砲門数はナッサウの半分以下で、体力が700勝ってるだけで装甲はナッサウに負けてる戦艦の戦い方を教えて欲しい。しかも今ナッサウに乗ってる人は多分副砲でオラつくプレイを楽しんでる上級者だし、そんな人と当たったら艦長スキルの差的に大量の副砲でこっちの副砲射程外からボコられるだけなんだけど…運営がどういうプレイを想定してこの艦を設定したのかがわからないからどんなプレイをすれば良いのか本当にわからない -- モバイルから始めた初心者? 2024-04-01 (月) 19:23:10
- コイツはwikiのページに癖が強いとあるけど、単に弱いんだよね。他のツリー艦を一通りやって修理班が有限、主砲のDPSが低く貫通力も低めでコイツの(強いて上げるなら)強みは副砲で、しかもナッサウと違って圧倒的な足があるから活かすならそこしかない。ただ木主の言う通りナッサウに負けてるし、なんならナッサウよりも遥かにやべー副砲火力を持つエジンコート(しかも過去イベの配布艦)がいるからコイツはキツいんだよな。素直にツリー艦やった方がいいと思うよ。金剛とか乗れば感動すると思う。 -- 2024-04-01 (月) 20:11:57
- あと副砲艦をガチでやり込むなら相当数のリソースが求められるからまだ早いとも言える。副砲艦を楽しむには最低限、ドイツのヒッパー艦長をインスピ枠として最低でも16(通常14とレジェ2ぐらいが多分一番楽)、それとは別に乗りたい船の副砲艦長(ドイツならチリアクス)も14と2にするのが最低限。このゲームで副砲艦を遊ぶなら、基本的に特化した艦長とインスピを用意できないとプレイしちゃダメ。とまでは言わないけど多分カモられて終わりだから楽しくないと思うよ -- 2024-04-01 (月) 20:25:59
- 初心者が無償で強艦を使えたら低tier大荒れになるにしても、もう少し強くてもいいと思うよね…やっぱPC版やblitzよりも艦長スキルゲーって感じですな。いろんな艦長が集まって、艦長expが溜まってきたら楽しくなりそうだけど、序盤はプレイングスキルでどうこうできない問題も多そう。あとフォン・デア・タンは弱い。 -- 木主? 2024-04-02 (火) 08:34:59
- ↑それがエジンコートはカレンダーイベント(今やってるのは伊集院艦長が手に入るやつ)の報酬艦だったんすよぬ -- 2024-04-06 (土) 17:33:11
- コイツはwikiのページに癖が強いとあるけど、単に弱いんだよね。他のツリー艦を一通りやって修理班が有限、主砲のDPSが低く貫通力も低めでコイツの(強いて上げるなら)強みは副砲で、しかもナッサウと違って圧倒的な足があるから活かすならそこしかない。ただ木主の言う通りナッサウに負けてるし、なんならナッサウよりも遥かにやべー副砲火力を持つエジンコート(しかも過去イベの配布艦)がいるからコイツはキツいんだよな。素直にツリー艦やった方がいいと思うよ。金剛とか乗れば感動すると思う。 -- 2024-04-01 (月) 20:11:57
- 他のティア3副砲特化戦艦と差別化するためにせめて対空だけでも並みから強めくらいにしてあげればまだ使いたくもなるかな。修理回数制限されてるんだから空母に少し狙われ難くするくらい良いだろうに。 -- 2024-04-02 (火) 00:22:23
- rheinの艦爆でこの子に爆撃すると毎回二発ともほぼ100%バイタルに当たるから対空の弱さも相まって何か凄く申し訳なくなるんだが… -- 2024-04-06 (土) 16:04:56






