サウスカロライナ級戦艦


性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
| Tier | 3 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
| 国家 | アメリカ | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | 35,000 | |
| 装甲 | 10-305mm ・艦首・船尾 16-38mm ・上部構造 10-305mm ・砲郭 25-254mm ・主砲 51-305mm ・補助区画 16-19mm ・重要区画 19-305mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | 13% | |
| 機動性 | 機関出力 | 16,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 15.8ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 480m | ||
| 転舵所要時間 | 14.9秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 12.5km | 14.25km | 14.5km | 9.5km | |
| 航空発見距離 | 10.0km | 16.1km | 13.0km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| A-B | mod.1 | 13.1km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 305mm Mk5 | 4基×2門 | HE弾 4,500(28%) AP弾 8,500 | 28.0秒 | 45.0秒 |
| 副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 76.2mm Mk4 | 22基×1門 | HE弾 1100(4%) | 6.0秒 | 4.5km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
| 1 | ![]() | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
| 2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | |
| 3 | ![]() | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 |
| 4 | ![]() | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 |
![]() | 副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | |
![]() | 射撃管制室改良2 | -11%:主砲弾の最大散布界 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品動作時間:20 秒 準備時間:80 秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 修理班 | 3 回 | 回復:0.5% HP/秒 消耗品動作時間:28 秒 準備時間:80 秒 |
| 十字キー右 | |||
![]() | 強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 準備時間:160秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
サウスカロライナ級戦艦は、アメリカ海軍初の弩級戦艦です。戦艦としては小型であるために兵装はあまり強力ではなく、速度も低速でした。本級では、世界で初めて背負式砲塔が採用され、これにより舷側から全主砲を斉射することが可能となりました。
就役:1910
同型艦数:2
解説
- 概要
アメリカのティア3プレミアム戦艦。
PC版ではティア2だったが、CS版ではティアの繰り上げ&プレミアム戦艦扱いでの登場となった。
対空砲がない所を鑑みると初期船体の模様。PC版では改良できるのにどうして…。
- 主砲
砲が最初から強く乗り出しで困ることはないだろう。
弾速が速く、比較的早めに着弾するので偏差射撃が比較的やりやすいのが特徴。
また、どの戦艦にも共通して言えることだが、リロードが非常に長い(本艦は30秒)ため、1発が非常に大事である。
巡洋艦や駆逐艦のように、経験と直感を頼りに攻撃してもまともな戦果は得られない。
敵艦の動きと着弾位置をきっちり確認して、正確に狙っていく必要がある。
戦艦の基本として、戦艦・巡洋艦に対してはAP弾を、駆逐艦を攻撃するときはHE弾を使うようにしよう。
特に敵艦がこちらに横っ腹を向けている場合、AP弾がバイタルパート(重要区画)まで貫通し一発逆転の大ダメージが出る事がある。戦艦の醍醐味だ。
逆にこちらが敵艦に対し横っ腹を向けていると敵弾により大ダメージを貰う可能性があるので、敵戦艦と戦う時は斜めの姿勢を維持しよう。
- 抗堪性
素のHPは29,000台と平均的であるが、十分な装甲と耐性を誇るため非常に撃たれ強い。このため砲戦においては高い生存性を誇るだろう。とはいえ、格上戦場では防御姿勢や適切な位置取りを意識しないと活躍することは難しいだろう(艦の性能だけで勝てる程甘くは無い)。また、その戦闘能力の高さ・鈍足さゆえに敵駆逐艦から魚雷攻撃の目標に選ばれ易く、敵巡洋艦からのHE弾による火災を狙った攻撃等も受けやすい。突出し過ぎたり孤立した場合はあっさりと沈んでしまう場合も多いので過信は禁物である。
- 機動力
第一次世界大戦に参戦した古参の戦艦なため、非常に鈍足。
旋回半径はTier3戦艦最小で舵の効きも2位だが、後期船体でも20ノットに届かないどうしようもない鈍足がその利点を殺している。
この機動力はTier6のNorth Carolinaに乗れるまで変わらないため、アメリカ戦艦の宿命と思って諦めよう。
Tier3の戦場では味方が突撃してたり反転したりして、置き去りにされ、残された自分だけ集中砲火、大炎上なんてことも珍しくない。
敵の動きよりも味方の動きに注意することが生き残る秘訣になる。幸い旋回半径は小さいので、魚雷の回避はしやすい方。
駆逐艦や巡洋艦が接近してきたら(7-8km)、魚雷を横っ腹に刺されないように急いで舵を切り逃げよう。魚雷が横っ腹に命中すると大ダメージを受ける。
- その他
戦艦の消耗品には今までの艦にも装備されていた故障を直す応急工作班の他に、HPを回復する修理班がある。使用すると最大で本艦の継戦能力(HP)の1-2割ほどゆっくりとHPが回復する。
再使用まで時間がかかるので、HPが3割程度減ったらすぐに使用しよう。
火災や浸水によるダメージは100%回復できるが、砲弾やバイタルを抜かれたダメージは半分以下しか回復できない。詳細は消耗品を参照。応急工作班も戦艦は再使用に必要な時間が長いため、使用タイミングをよく考えよう。
撃たれ続けているのに火災1つ発生程度で使用すると、その後再度火災が発生したときに消火に時間がかかる。
火災が2つ3つ発生したり、魚雷に当たり浸水したときに備えて残しておくことがとても重要になる。
- 総論
走攻守のうち、走を捨てて攻守にステータスを割り振った艦である。特徴的な鈍足・重厚な装甲・大口径主砲・数多くの副砲と見た目も中身も「これぞ第一次大戦の米国戦艦」といった艦に仕上がっている。速度が遅いという以外は目立った欠点が無いため、本ゲームにおいて初めて戦艦という艦種に触れる艦長にもお勧めできる艦である。これから米戦ルートを進めようという艦長は是非とも本艦で鈍足戦艦ならではの立ち回りをマスターして欲しい。
史実
アメリカ海軍の戦艦。サウスカロライナ級戦艦の1番艦。艦名はアメリカ合衆国8番目の州にちなむ。その名を持つ艦としては4隻目。
サウスカロライナは1906年12月18日にペンシルベニア州フィラデルフィアのウィリアム・クランプ・アンド・サンズ社で起工し、1908年7月1日にフレデリカ・アンセル(サウスカロライナ州知事マーティン・F・アンセルの娘)によって命名、進水、1910年3月1日に初代艦長オーガスタス・F・フェクテラー大佐の指揮下就役した。
サウスカロライナは3月6日にフィラデルフィアを出航し、デンマーク領西インド諸島およびキューバを訪問、4月10日から15日までサウスカロライナ州チャールストンを訪れた。バージニア岬沖およびマサチューセッツ州プロビンスタウンでの公試後、6月17日、18日にニューヨークを訪れルーズベルト前大統領の歓迎式典に参加した。その後バージニア州ノーフォークに向かい、修理、海軍民兵の訓練、バージニア岬沖およびプロヴィンスタウンでの訓練を6月末から11月初めまで行い、1910年11月1日から1911年1月12日まで第2戦艦部隊と共にヨーロッパ巡航を行う。この巡航ではフランスのシェルブール、イギリスのポートランド(Isle of Portland)を訪問し、ノーフォークに帰還するとノーフォーク海軍造船所での修理とニューイングランド沖での訓練を行った。
ニューヨークへの短い訪問に続いてサウスカロライナは第2戦艦部隊と共にヨーロッパへの巡航を行い、デンマークのコペンハーゲン、スウェーデンのストックホルム、ロシアのクロンシュタットを訪れた。クロンシュタットからの帰路6月21日にドイツのキールに立ち寄り、ヴィルヘルム2世の主催するキールヨット週間の記念行事に参加した。1911年7月13日にプロヴィンスタウンに到着し、その後はチェサピーク湾で戦闘訓練を行っている。
1911年の後半にニューヨークでの閲艦式に参加、1912年1月3日には第1戦隊と共にロードアイランド州ニューポート沖で艦隊訓練を行い、その後ニューヨークを離れグアンタナモ湾での冬季演習に参加した。3月13日にノーフォークに帰還し6月末まで東海岸を巡航した。6月にサウスカロライナはハンプトン・ローズとニューヨークで行われたドイツ艦隊の歓迎式典に参加した。30日にはオーバーホールのためノーフォーク海軍造船所入りした。
10月11日から15日までニューヨークで停泊し、その後バージニア岬沖、ニューイングランド水域で1ヶ月間の訓練を行った。11月中旬から12月中旬までサウスカロライナは特別任務部隊の一艦としてフロリダ州ペンサコーラ、ルイジアナ州ニューオーリンズ、テキサス州ガルヴェストン、メキシコのベラクルスを訪問し、12月20日にノーフォークに帰還すると翌年まで同所に留まり、1913年1月6日にパナマのコロンに向けて出航する。このときサウスカロライナは新たに完成したパナマ運河を通過した。グアンタナモ湾での訓練の後3月22日にノーフォークに帰還、その後北に向かい3月28日から5月31日までニューヨークで戦艦メイン(USS Maine, ACR-1)追悼記念碑のため停泊した。
バージニア岬沖で士官学校生の訓練を短期間行った後、サウスカロライナはメキシコ湾とカリブ海へ「威圧」目的で16ヶ月の巡航に訪れた。6月後半から1913年9月中旬までタンピコ、ベラクルスでアメリカ合衆国の権益を保護するためメキシコの東部海岸を巡航した。その後1913年9月後半にノーフォークでオーバーホールを行い、続いてクレブラ島沖で演習を行った。
1月18日、サウスカロライナはハイチのポルトープランスに海兵隊を上陸させた。部隊は政治的混迷にあるポルトープランスでアメリカ大使館の保護と無線基地を設営するのが目的であった。新大統領のオレステス・ザマールによって治安が回復した後、サウスカロライナは4月14日にポルトープランスを出航した。フロリダ州キーウェストで石炭を補給した後、ベラクルスに向かい占領部隊の増援となる地上部隊を上陸させた。サウスカロライナは問題の多かった1914年の夏をサントドミンゴとハイチの偵察で過ごした。
第一次世界大戦が勃発してからおよそ2ヶ月の1914年9月24日にサウスカロライナはノーフォークに帰港した。10月14日にフィラデルフィア海軍造船所入りし、1915年2月20日に再び出港、キューバ水域で戦闘訓練を行ったが、ドイツはイギリスの周辺海域を交戦地帯であると宣言し外交危機が生じたため、サウスカロライナの訓練は新たな意味を持った。1915年5月のルシタニア号事件はアメリカの世論を刺激したが、サウスカロライナは定期的な訓練を冬季はグアンタナモ湾で、夏季はニューポート沖で行い2年間を過ごした。
1917年4月のアメリカ合衆国の参戦は海軍にとって劇的な出来事の前兆とはならなかった。Uボートと仮装巡洋艦を除いて、イギリス海軍はフォークランド沖海戦やユトランド沖海戦での勝利でドイツ海軍を弱体化させており、サウスカロライナは1918年まで東海岸沿いに巡航を続けた。
1918年9月9日にサウスカロライナはフランスに向かう船団の警護に参加する。一週間後に他の船団護衛艦に任務を引き継ぎ帰国の途に就く。フィラデルフィアで短期間の補修を受けた後、砲術訓練任務に従事し、第一次世界大戦が休戦となった1918年11月11日は同任務に従事中であった。
1919年2月中旬から7月後半までサウスカロライナはフランスのブレストまで4度の往復を行った。7月26日にハンプトン・ローズに到着し、合計4,000名以上の帰還兵を帰国させた。ノーフォーク海軍造船所でオーバーホールを受けた後に、メリーランド州アナポリスで海軍士官学校生を乗艦させ太平洋への巡航に出た。アナポリスを1920年6月5日に出航しパナマ運河を通過、ハワイへ向かった後に西海岸へ赴いた。ワシントン州シアトル、カリフォルニア州サンフランシスコ、サンディエゴを訪れ、8月11日にサンディエゴを出港、再びパナマ運河を通過しアナポリスに9月2日到着した。続いてフィラデルフィアに向かい同地に7ヶ月間留まった。
1921年4月前半にサウスカロライナはクレブラ島へ訓練巡航し、その後チェサピーク湾で作戦活動を行った。5月29日、再びアナポリスで海軍士官学校生を乗艦させ夏季の訓練巡航でノルウェーのクリスチャニア、ポルトガルのリスボンを訪れた後グアンタナモ湾に向かった。士官学校生は8月30日にアナポリスで下艦し、翌日フィラデルフィアに到着した。
サウスカロライナは1921年12月15日にフィラデルフィアで退役し、1923年11月10日に除籍されるまで同地に留まった。サウスカロライナの船体はワシントン海軍軍縮条約に従ってスクラップとして1924年4月24日に売却された。
小ネタ
ワシントン軍縮条約以前に建造された米戦艦のダサさの象徴とも言えるのが籠マスト。
初めて前後檣楼に籠マストを採用したのが本級である。籠マストは三脚型や塔型にくらべ構造が強固で主砲斉射時の爆風に強く、損傷しても倒壊しにくいと考えられており、ワシントン軍縮条約締結までに建造された全戦艦に採用された。
だが、実際運用してみると容量が不足気味で、重量のある機材を搭載するには強度も足りないことが明らかになり、第二次大戦に参戦した全艦で三脚型などに改装されている。
主砲を全て一直線、かつ砲塔の高さを変えて射撃自由度を向上させる背負い式を艦首と艦尾の両方で採用したこの砲配置は、サウスカロライナ級が世界に先駆けて採用した。2番艦の「ミシガン」(2番艦だが1番艦サウスカロライナよりも完成が早かった)の艦名より「ミシガン配置」とも呼ばれるこの配置はそれ以前の亀甲配置(全周配置)よりも火力の集中に優れ、艦のバランスもとれる事からこれ以降の各国の海軍がこぞって採用した。
コメント欄
- 無事入港したので、作成しました。アーカンソーがいるのに同格で登場させられるとか、無償ミッションの報酬とはいえ不憫な艦……。 -- ホ? 2022-06-25 (土) 05:32:16
- お疲れ様です。やはり、ツリーシステムの弊害ですね。 -- 2022-06-25 (土) 07:41:27
- サウスカロライナって、オマハのHE弾でゴリゴリ削られていくのな….見ていて少し哀れであった (見ていてというか、自分でやってたんだけど) -- 2022-06-25 (土) 13:36:35
- ティア3なのにUGスロット4つあるとかどうなっとんねん。 -- 2022-06-28 (火) 11:21:08
- PCでもティア3だったからね。UGで少しでも性能差埋めようって事だと思う。要はナッソーとかベレロフォンと同じ。 -- 2022-06-28 (火) 21:08:14
- 29000とかいう冗談みたいなHPと対空値0が足を引っ張る艦。主砲の精度と威力は高いのでそれを生かした戦いをしないと焼かれるか空母によって爆沈させられる。 -- 2022-10-20 (木) 11:55:53











