Scharnhorst

Last-modified: 2024-03-12 (火) 19:48:43

シャルンホルスト級戦艦 1番艦 シャルンホルスト

購入時に付属する迷彩。1943年12月、最終時の迷彩パターンだと思われる。

Scharnhorstw1.jpg

主砲と副砲の概要及び魚雷管と艦載機の位置

Scharnhorstw2.jpg
装甲厚の詳細

Scharnhorst000.jpg

Scharnhorst B

2019年11月のブラックフライデーセールにて発売されたブラック迷彩のシャルンホルスト。独立した艦艇でオリジナルシャルンホルストと同時に所有できる。諸元はまったく同じ。

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アズールレーン迷彩

紫系の色をを中心に彩られた迷彩が特徴。
AL Scharnhorst.jpg

性能諸元

・基本性能

Tier6種別プレミアム艦艇
艦種戦艦派生元-
国家ドイツ派生先-
生存性継戦能力56300
装甲13-360mm
・防郭 80-350mm
・艦首/艦尾 25-90mm
・砲郭 45-350mm
・装甲甲板 80-95mm
対水雷防御ダメージ低減22%
機動性最大速力30.0ノット
旋回半径800m
転舵所要時間14.5秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離14.6km17.9km16.6km10.7km
航空発見距離11.7km0.0km14.7km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
-mod.117.9km261m


主砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
-283mm L/54.5 Drh LC/343基×3門HE弾 3200(20%)
AP弾 7600
20.0秒25.0秒


副砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
-105mm L/65 Dop. L. C/31
150mm L/55 MPL C/35
150mm L/55 SK C/28
7基×2門
4基×1門
4基×2門
HE弾 1200(5%)
HE弾 1700(8%)
HE弾 1700(8%)
3.3秒
7.5秒
7.5秒
5km
5km
5km


魚雷船体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
-533mm Drilling2基×3門(3門)1370068秒6.0km64kt1.3km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
-20 mm Flak 3810基×1門302.0km
20 mm Flakvierling 385基×4門30
37 mm Flakzwilling 308基×2門213.5km
105 mm L/65 Dop. L. C/317基×2門1164.5km

・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+15%:主砲旋回速度
+5%:主砲装填時間
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界
Secondary Battery Modification 2-min.png副砲改良2+20%:副砲最大射程
-20%:副砲弾の最大散布界
2Damage Control System Modification 2-min.pngダメージコントロールシステム改良2-15%:消火時間
-15%:浸水復旧時間
Steering Gears Modification 2-min.png操舵装置改良2-20%:転舵所要時間
Propulsion Modification 2-min.png推力改良2-50%:最大出力への到達時間
3Concealment System Modification 1-min.png隠蔽システム改良1-10%:被発見距離
Target Acquisition System Modification 1-min.png目標測距装置改良1+20%:最大視認距離
+20%:魚雷発見距離
+50%:敵艦強制発見距離

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:10 秒
消耗品の準備時間:80 秒
十字キー上
修理班I.png修理班3 回消耗品の動作時間:28 秒
消耗品の準備時間:80 秒
回復:0.5% HP/秒
十字キー右
水上戦闘機I.png水上戦闘機3 回消耗品の動作時間:90 秒
消耗品の準備時間:180 秒
HP:x
秒間平均ダメージ:55
着弾観測機.jpg着弾観測機3 回消耗品の動作時間:30 秒
消耗品の準備時間:200 秒
動作中の自艦の砲安定性:+10%
強化型副砲照準器.png強化型副砲照準器3 回副砲の安定性:+100%
副砲の散布界:-50%
消耗品の動作時間:30秒
消耗品の準備時間:160秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

戦艦シャルンホルストは、通商破壊および巡洋艦・巡洋戦艦との交戦用として設計されたドイツの戦艦です。その竣工時には、戦艦としては世界最速を誇りました。主砲の口径が比較的小さいことが最大の欠点でしたが、この欠点は高い発射速度により補われていました。
就役:1939
同型艦数:2

解説

  • 概要
    ドイツのTier6プレミアム戦艦。シャルンホルスト級戦艦一番艦シャルンホルスト。
    ドイツのツリー戦艦に配置された同型艦のグナイゼナウは未成に終わった改装計画を反映しており、プレ艦のこちらの方が史実に近い艤装となっている。
     
    グナイゼナウの380mm連装砲塔に対し、シャルンホルストは283mm三連装。最終船体ならば副砲の構成もまるで異なる。
    HPや速度、旋回性に差があるのはグナイゼナウのほうが艦首部が長いためである。
     
  • 主砲
    この艦の最大の特徴でもある11インチクラスの三連装砲を三基装備している。これは本ゲームに実装されている戦艦砲の中では最小口径となる。
    戦艦としては小口径な砲を積んだことにより史実同様、利点と欠点がはっきりと分かれることになった。
     
    見ての通り、他の戦艦に比べて非常に小さく、遠距離でのAP弾の貫通力は非常に低い。砲弾口径283mmではゲームシステム的に19mmを超える装甲に対して強制跳弾されうることは常に考慮しておくべきである。
    が、それは遠距離のでの話であり、中~近距離では十分な貫徹力を持っている。HEだけを撃ち続けるだけという運用は非常にもったいない。艦がたてられていたり15km以遠の遠距離を狙う場合はHE、それより近距離はAPという使い分けが望ましい。
    手数の関係上、適切な距離を保てばDPMは他のティア6戦艦にも見劣りはしないはずである。
    精度の問題もあって一斉射の火力は確かに物足りなく感じることが多いが、それを補えるだけの手数がある。巡洋艦に近い砲性能という認識をシャルンホルストに乗っている艦長は持っておくといい。
    HE弾は戦艦としては発火率、威力と共に見劣りするが(ドイツの宿命として諦めよう)幸いにも手数があるため十分攻撃手段として成立する。APとHEの弾速が同じため同じ偏差感覚で使えるのも地味に嬉しい点である。
     
    さらにこの艦の利点はなんと言っても砲の取り回しであろう。
    砲弾は高初速低弾道なため偏差が取りやすく、装填時間20秒は戦艦としては破格であり初弾を外してもすぐに修正射が出来るのは大きな魅力である。砲塔旋回速度も巡洋艦並みの7.5°/秒であり最大転舵時でも砲塔が追いつくため、巡洋艦のように回避運動を行いながらの射撃や素早い攻撃目標の変更はお手の物である。
    射程も18kmとやや長めであるが残念なことに散布界はドイツ戦艦のそれであり、前述した貫通力の問題も合わせて長距離射撃はお世辞にも得意とは言えない。ただしσ値は2.0と優秀であり、アップグレードで最大散布界を縮小するメリットは大きい。
    そして、もう一つの利点は砲塔配置にある。
    前部に2基6門あるこの配置は堅い装甲も合わさって非常に強力である。また、30度ほどで全砲門を向けられるため防御姿勢を維持したまま射撃することも可能である。
     
    副砲は数だけで見れば長門に劣るものの全てがHEを発射する点と発射レートの高さから十分強力な部類に入る。
    特に戦艦との接近戦で着火してくれるのは想像以上にありがたい。このことから副砲特化ビルドも面白いと思われる。(射撃システム改良1を捨てることになるが)
    但し、105mmの副砲は駆逐艦の装甲にも阻まれることがある。*1注意してどうなるものでもないが、考慮はしておくこと。
     
  • 雷装
    グナイゼナウと同様片舷3門、計6門の魚雷を搭載している。
    例によって非常に壊れやすい。戦艦副砲や駆逐のHE弾でも壊れることは日常茶飯事。真横から撃たれた際に壊れる確率が跳ね上がるので、雷撃体勢に入るときはHEについてもできるだけ斜めで受けとめること。
     
  • 抗堪性
    HPはグナイゼナウより低くTier6戦艦中下から2位*2。水雷防御はグナイゼナウよりやや高い。
    装甲レイアウトはグナイゼナウとまったく同じ。
     
  • 対空
    対空能力はNagatoより良いといった程度であまり高くない。長距離対空砲こそ優秀だが防空の要の中距離対空砲がかなり貧弱であり、特にT7艦載機に対しては無力に近い。孤立して集中攻撃を受ける状況は避けなければならない。
     
  • 機動力
    グナイゼナウより船体が短いことを反映して最高速でやや劣り、旋回性でやや優れる。
    戦艦としては高速な30ktを発揮することが可能であり転舵速度もTier相応であるものの、旋回半径が大きい(800m)ことには留意しよう。
    しかしながら巡洋艦や格上戦艦の進軍に無理なく着いていけるのは大きなメリットである。
    また試合中盤-終盤に掛けて相手戦艦に対して接近戦を仕掛ける時もこの速度は有利に働く。
    ただしタイミングを見誤ると味方から突出した挙句集中砲火を浴びて一瞬で沈むことになる。
    マップと戦況の推移を見て時には減速して味方との足並みを揃えることも重要である。
     
  • 総括
    史実の設計思想と同様に戦艦と1対1で殴り合うのでは無く高レートの主砲を生かした巡洋艦の処理を得意としている戦艦である。
    精度は立派な戦艦級であるにも関わらずAPの貫通力で他の戦艦に劣るため、遠距離から狙撃する運用では真価の1割も発揮できない。
    しかしながらシャルンの得意とする近~中距離戦闘ではティア相応以上のDPMをただき出してくれる。
    装甲と足を生かして相手との距離を積極的に詰めることで貫通力や精度の問題をカバー出来、初めて素早い砲塔旋回や高いレートを生かすことが出来るようになる。
     
    射撃レートの関係上、他の戦艦に比べて駆逐艦に対して強い。敵駆逐艦が姿を見せる場合、その艦の役割上非常に近距離であることが多いため散布界も比較的小さくなり、まとまったダメージを与えやすい。
    巡洋艦に対しては他の戦艦同様に強く、また戦艦に対しても決して弱くはない。
    つまり、あらゆる艦種に対してある程度の戦いができる。が、単独でどうにかできるほどパワフルな船ではない。あれ、これって巡洋艦じゃね……?←元々、巡戦として開発されたものだから、史実準拠とも言えるが
     
    使いこなすためには適切な弾種選択、前に出るタイミングや位置取りの判断が求められるため玄人向けの性能をしていると言わざるをえない。
    しかし元々前に出る運用を好み積極的にインファイトを仕掛けるような戦艦乗りからすれば必要な要素がすべて揃った艦であり大いに活躍できるだろう。

史実

シャルンホルスト (Scharnhorst, DKM Scharnhorst) は第一次世界大戦後にドイツ海軍が建造した戦艦。シャルンホルスト級戦艦の1番艦(ネームシップ)。艦名はナポレオン占領支配からドイツが独立戦争を起こした際に活躍したプロイセン陸軍の将軍、ゲルハルト・フォン・シャルンホルストに由来する。 その戦歴から、ドイツ海軍の中では「幸運な艦」として知られていた。

シャルンホルスト (戦艦) - Wikipedia

小ネタ

上記の通り、ドイツの戦艦としては幸運な部類のシャルンホルストだが、一昔前のオカルト本では戦後にアメリカで作られた嘘の逸話を交えて「呪われた戦艦」と呼ばれていた。 

艦名の由来となったゲルハルト・フォン・シャルンホルストは、プロイセン王国初代参謀総長(当時は兵站総監部と呼ばれた)としてナポレオン戦争を戦った。ナポレオンのロシア遠征失敗後は、信任の厚かったアウグスト・フォン・グナイゼナウを先任参謀将校に任命し、彼とともに作戦立案に当たる。1813年に、銃創による感染症でシャルンホルストが亡くなった後は、参謀次長であったグナイゼナウが後任として引き継ぐ事になった。
シャルンホルスト自身は、プロイセン軍の勝利を見ずして没したが、彼の行なった改革は後にローンやモルトケらが大成し、フランス第二帝政を崩壊させることになる。

なお本艦はグナイゼナウより起工日、就役日が共に遅いが、進水はプロイセン王国参謀総長就任順にシャルンホルストのほうが先である。(よってシャルンホルスト級戦艦と呼ばれる)

公式動画

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コメント欄

  • こいつで味方の巡洋艦部隊と一緒に突撃して敵巡洋艦部隊を蹴散らすの楽し過ぎる。敵に戦艦が一隻くらいいても艦首向けて主砲連射しながら接近して魚雷ぶち込めば撃沈できるし。 -- 2020-01-24 (金) 01:16:18
    • こいつは装甲が半端無くてちょっと傾けるだけでカスダメで突っ込めるからな。多分全ての戦艦の中で大和の次に強いわ。ビスマルクの2倍強い。 -- 2020-02-01 (土) 01:11:26
  • シャルン分隊で来る奴マジでやめてほしい -- 2020-04-13 (月) 05:05:20
  • ビスマルクより硬くない? -- 2020-05-02 (土) 01:11:52
  • そんなに硬いか?ネルソンのapで正面からごっそり減らせたで -- 2020-06-03 (水) 03:10:20
    • 距離はどれくらい? -- 2020-06-03 (水) 05:24:35
    • T6戦艦だから380mmや406mm砲には艦首を普通に貫通される。こいつが硬いのは少し傾けて舷側装甲で受ければ406mmだろうが簡単に跳弾できるから。ネルソンだからHE撃ってくると思った相手が油断してくれたんじゃない? -- 2020-06-03 (水) 19:55:10
  • なんか凄い中途半端。手数があるという解説だが、乱闘付けても 18秒。大和の装填が24秒である事を考えると 手数で補えると言われても疑問。巡洋艦のような砲性能というのは正しくて、では 序盤 遠距離からHE撃っても 回避た盾ができるわけでは無い上 破壊的一撃も狙えないので、巡洋艦2隻と撃ち合って 楽に処理できるかと言ったらそんな事もない。 -- 2020-09-27 (日) 02:05:28
    • 巡洋艦のような砲性能なんだから破壊的一撃を狙うんじゃなくて早い装填で確実に貫通ダメージを取るんやで。腹を見せてくれる巡洋艦ならバイタル連続で抜ける。巡洋艦相手に上手くダメージが出ないと思うなら距離が遠すぎる。魚雷食らわない程度にガンガン距離を詰めてやるべし。逃げない巡洋艦は楽に処理できるし逃げるなら味方が前進できる。後3つくらい格上な大和と比べるのはやめよう。大和とはマッチしない訳だし。 -- 2020-09-27 (日) 12:39:47
    • 上手くはまれば軽く100kダメいくこともある -- 2021-04-28 (水) 17:38:14
  • 魚雷があるというアドバンテージを活かせないなら乗らない方がいい -- 2022-07-12 (火) 07:26:13
  • めっちゃ強い。眠れる巨人マップで島に囲まれたいる拠点入ろうとした時長門とt7(誰か覚えてない)戦艦と2対1になったけど魚雷やもろとも使って体力半分残して完封したw -- 2022-07-18 (月) 12:29:11
  • 特売されてるせいで大量に見かける 巡洋戦艦って事を考慮せずに立ち回って失敗してるのが多いけど、クロンシュタットとかで慣れてる人なら強いのでは -- 2022-12-19 (月) 13:17:13
    • 特売に騙されて買ってちょい後悔 遠距離はろくに燃えないHE ようよう8km位まで近づいても ドイツお家芸糞精度でろくに当たらん 命中しても大したダメ出ない 魚雷は肝心な時に沈黙 機動性は良いだけど 元々好きな艦だけに なんとか使ってやりてぇんだがねぇ -- 2022-12-29 (木) 19:57:42
      • 普通の戦艦とは強みが大きく違うから、シャルンホルスト専用の立ち回りにした方が良いよ。序盤は適度に弾受けしながらHEで嫌がらせ。撃たれ過ぎたら大人しく下がる。14km以内で腹を見せる巡洋艦か戦艦がいればAPを撃ち込む。中盤以降、艦の数が減ってきたら孤立してきた敵戦艦に突撃して主砲で削りながら魚雷で仕留める。艦長スキルは精度よりも装填速度がオススメ。 -- 2022-12-29 (木) 20:09:00
      • 火災発生率高めたら2斉射に1回は燃えるな。あと、どれだけ敵の巡洋艦の射線を切って敵戦艦とタイマンできるかが鍵かも -- 2022-12-30 (金) 15:39:08
  • シャルンは精度特化でも大丈夫ですか? -- 2023-03-14 (火) 12:01:01
    • 副砲強化一切していないシャルンホルスト艦長は精度になるのだろうか? -- 2023-03-14 (火) 12:27:01
      • 精度特化ならハロウィン艦長だろうね -- 2023-03-14 (火) 12:29:00
    • 良いと思うよ。実は射程が長いから遠距離仕様で使ったりする。 -- 2023-03-14 (火) 12:28:19
  • 本家にあるシャルンホルスト43‘はこっちにもいずれ来るんかな? -- 2024-03-12 (火) 17:55:28
    • シャルン自体人気で売れると思うから出すんじゃない。いずれ… -- 2024-03-12 (火) 19:48:43

*1 通常ルール通りなら口径の1/6の厚の装甲まで有効。そのため16mm装甲には有効だが19mm装甲に通用しない。
*2 ver0.7.3現在。最下位はLyon