近接格闘

Last-modified: 2018-09-18 (火) 17:11:58

ここでは自分が考えたゾンビに接近、あるいは掴み掛かられた場合の対処法を紹介したいと思う。
ここでのゾンビの力は成人男性の平均よりも強いものとして想定しておく。

・ゾンビが自身の3m以内に接近してきた場合
屋内などの通路ではなるべく周りのものを活用していきたい。自身が素手であるとき、近くにある机や棚などでゾンビの進行を一時遅らせることができる。周りに目を向けるということが非常に重要である。
周りに何も障害物がない場合はゾンビの膝を前から押し込むように蹴ると良い。そうすることで膝の関節やじん帯を損傷させ、ゾンビの歩行を困難にする。このときゾンビが自身に倒れこんでくる可能性があるので注意すること。

・ゾンビに掴まれてしまった場合
この場合は体のどこを掴まれてしまったによって話が変わってくる。手首を掴まれてしまったときは、ゾンビの親指に着目してほしい。人間の手というのは親指を無効化されることで驚くほどに力が出せなくなる。
手首を捕まれたら必ず掴まれた腕の肘を胴体へくっつける。このとき腕を引っ張りゾンビの力と拮抗するのではなく、自分の胴体を肘に近付けるイメージが良い。人の腕は胴体に近いほど力を出すことが出来るからだ。その状態で体の重心を下げて手のひらを思い切り張りながら、手首の角度を上にする。こうすることで掴んでいるゾンビの親指が手首から離れてくるので、ゾンビの手に隙間が生まれる。そこで腕を捻れば簡単に抜け出すことが出来る。この理論は自分の習っている武道を応用しているため、ぜひ家族や友達と練習してみてほしい。

胸倉を掴まれてしまった場合は掴まれている腕を自身の胸元に引き寄せる。こうすることでゾンビの重心を崩すことが出来る。これは片腕や両腕の場合も変わらない。後は転ばすなり、武器を使って頭部を破壊するなり好きにしてほしい。重要なのは自身の重心を崩さず、いかにゾンビの重心を崩すかである。

長々と書いてしまったがこれはあくまで緊急用の技術として考えてほしい。一番良いのはゾンビと対峙せず、先にゾンビを発見しその場から立ち去ることである。