概要
竜崩乗りの妙技カレントから滅獄竜デスティニーベインを登場させる動きを中心としたリアニメイトデッキ。
滅獄竜デスティニーベインのリビルドと共に成立し、高い展開力と連続攻撃性能から2017年後期に流行した。
ドラゴンLvさえ上げられれば上記2枚と酔夏の一節ディザがあればよいので拡張性は高い。
クルーエルドラゴンの黒と限無栄盛の『創造』ルルのための白を中心に構成され、滅神騎王アーサーの赤や、爛漫を育む桜華ノーブルグローヴの緑が足される事もある。
流行当時はドラゴンLv6の達成にまだ見ぬ明日へが採用されていたため、【八千代ベイン】とも呼ばれていた。
まだ見ぬ明日への封神指定並びにエラッタ以後は、始まりの竜の巫女エアか黒の竜の巫女バラハラ、緑の竜の巫女クシュルといった巫女がプレイヤーカードに採用される事が多い。
リソースブーストの観点から剣淵相馬も採用しやすい。
竜崩乗りの妙技カレント ゼクス 4/黒/ノスフェラトゥ/6000 [Lv]ドラゴンLv6(あなたのデュナミスに表向きの種族に[ドラゴン]を含むカードが6枚以上あると有効。) "[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃する。 【効果】あなたのトラッシュにある[クルーエルドラゴン]を1枚選び、 リブートでゼクスのない◎のスクエアに登場させてよい。" □□□ ◎□◎ ◎◎◎ ▲
滅獄竜デスティニーベイン ゼクス 7/黒/クルーエルドラゴン/9500 [起]【有効】スクエア【コスト】あなたの手札にあるカードを1枚トラッシュに置く。 【効果】ノーマルスクエアにあるコスト3以下のゼクスを好きな枚数選び、破壊する。 [Lv]ドラゴンLv3 "[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃によって相手のゼクスを破壊する。 【効果】あなたのトラッシュにあるコスト3以下のゼクスを1枚選び、 リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。"
主要なカード
- 竜崩乗りの妙技カレント
ドラゴンLv6で、攻撃時にトラッシュからクルーエルドラゴンを登場させる。
このカードで滅獄竜デスティニーベインをプレイヤースクエアに登場させるのが基本のコンボ。
- 限無栄盛の『創造』ルル
酔夏の一節ディザをトラッシュから出せるディンギル。
このカードからディザ→カレント→デスティニーベインと繋ぐ事ができる。
そのためにイグニッションアイコンを持つゼクスは白をベースとすることが多い。
候補となるプレイヤーカード
- 黒の竜の巫女バラハラ
パートナーゼクスがクルーエルドラゴンなので、竜崩乗りの妙技カレントのサポートを共有できる。
反面、専用のウェイカーの覚醒条件がやや難しく、ウェイカーをプレイしてのドラゴンLv上昇がしづらいのが欠点。
【序曲ベイン】またはその混成とすることが多い。
- 緑の竜の巫女クシュル
専用ウェイカーの爛漫を育む桜華ノーブルグローヴが出しやすいうえに非常に強力。
ただしデッキスロットの都合上プレイヤー指定のオーバーブーストの採用は絶望的。
- 始まりの竜の巫女エア
オーバーブーストがドラゴン指定であるため最も出しやすいほか、専用ウェイカーの海真竜リダクトナムが比較的出しやすい。
デッキに無色が増えるため、ディンギルが出しづらく色事故も起こしやすいのが欠点か。
候補となる黒のカード
イグニッションアイコン持ち
ドラゴンLv6を達成するため、ライフリカバリー以外はウェイカーを表にする能力を持つゼクス以外はほぼ採用されない。
ヴォイドブリンガーが採用されないケースもある。
- 墓城の血姫ブルーティア
ドラゴンLvを上げつつチャージを増やせる。
- 黒界転翼レルムレイザー
黒の竜の巫女バラハラのパートナーゼクス。
ドラゴンLvを上げつつトラッシュを肥やし、トラッシュから登場した際に相手の大型ゼクスを破壊できる。
非イグニッションアイコン持ち
- 絶望の扉ボーンゲート
スタートカード候補。トラッシュが重要なデッキであるため相性はよい。
- 荒廃の名乗りレルムレイザー
スタートカード候補。
ボーンゲートに比べるとトラッシュを増やせる枚数は少ないが、除去ができる上にドラゴンである。
- 煉獄竜ファーガトライ
トラッシュのコスト3以下のゼクスを登場させる。
限無栄盛の『創造』ルルの降臨条件を整えるのに最適で、ゲーム序盤はドラゴンLvの上昇にも使用できる。
- アトリウムの恋乙女バンシー
条件を満たせばトラッシュでコスト3になり、スクエアの自身を除外することでトラッシュのコスト3以下のゼクスを登場させられる。
滅獄竜デスティニーベインならびに煉獄竜ファーガトライと相性がよい。
- 竜獄刃后デスティニーベイン
竜崩乗りの妙技カレントから登場させる候補として。
滅獄竜デスティニーベインでは対応できない大型ゼクスも除去できる。
候補となる白のカード
イグニッションアイコン持ち
- もふもふパージ マルキダエル
破壊された時にイグニッションができる。
限無栄盛の『創造』ルルの降臨条件として使いやすい。
滅獄竜デスティニーベインで破壊して連続攻撃も狙いやすい。
- 五煌聖獣ウロボロス
トラッシュのコスト4以下のゼクスを自分のデッキトップに置く。
もふもふパージ マルキダエルを滅獄竜デスティニーベインで破壊した時のイグニッションを確定させる。
扇動するトイガーをデッキトップに置くとよいだろう。
- イヴィルベイン エミクス
相手プレイヤースクエア周り以外の自分のゼクスに絶界を付与する。
コスト3以下のゼクスを展開しやすいため、返しのターンに強くなる。
ライフリカバリーであるため扇動するトイガーと枠を争う。2枚程度の採用が安定しやすい。
非イグニッションアイコン持ち
- 特務天使アドミラシオン
スタートカード候補。エンジェルが比較的多いので採用が検討できる。
- 猫は喜び庭駆け回る
相手のリソースを全てスリープさせるイベント。
面倒見の良いサイベリアンをリソースに必要とするため相手もその時点で警戒するが、
スクエアを埋めてしまえば相手の行動を大きく制限できる。
特に自軍角の滅獄竜デスティニーベインの前にイヴィルベイン エミクスを置く配置が強力。
- 愛心の翼 巨蟹のムリエル
トラッシュのイベントを回収できる。
猫は喜び庭駆け回るを採用するのであればセットで採用したい。
緑竜の息吹がエラッタされる前は特に採用率が高かった。
候補となる無色のカード
イグニッションアイコン持ち
- 竜界超越ラストゼオレム
始まりの竜の巫女エアのパートナーゼクス。
ドラゴンであるため各種ウェイカードラゴンの覚醒条件になれる。
- 天壌の星界ラストゼオレム/天壌に栄えよ其が星界
手札からドラゴンを登場させながらパワーをマイナスする。
このカードから煉獄竜ファーガトライ→白のコスト3→限無栄盛の『創造』ルル→火真竜アストヴェリア→宵のヴェスペールとつなげると
相手のプレイヤースクエアにあるゼクスですらダメージとパワーマイナス合わせて11000となり、大抵のゼクスを破壊したうえで相手プレイヤーに3回攻撃できる。
単純に滅獄竜デスティニーベインを登場させてもよいだろう。
ゼクス エクストラ
ドラゴンLv6を扱う都合上、最低でも6枚はドラゴンが採用される。
ドラゴン6枚、ディンギル4枚の構成が一般的。
- 海真竜リダクトナム
始まりの竜の巫女エアを指定するカード。
比較的出しやすいウェイカードラゴン。
- 滅天竜ラストゼオレム
巫女を指定するカード。
覚醒条件は厳しいものの、低コスト中心のデッキであればこのカード1枚で詰むこともある。
- 対なる『鎮頂』アンシャル・キシャル
チャージ対策とゼクスの展開ができるディンギル。
弱点
リアニメイトデッキであるため、チャージやトラッシュの除外には非常に弱い。
また、ドラゴンLv6になる前に殴り切る速攻デッキも苦手。
派生デッキ
【序曲ベイン】
崩壊への序曲 イベント 2/黒 [☆]【P】≪バラハラ≫ 【効果】あなたのリソースに[クルーエルドラゴン]がある場合、 ノーマルスクエアにあるパワー8000以下のゼクスを1枚選び、破壊する。 3枚以上ある場合、カードを1枚引き、あなたのデッキの上から2枚のカードをトラッシュに置き、 あなたのトラッシュにある黒のゼクスを1枚選び、手札に戻す。 5枚以上ある場合、あなたのトラッシュにある[クルーエルドラゴン]を1枚選び、 リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。
デッキの多くをクルーエルドラゴンで構成し、崩壊への序曲によって滅獄竜デスティニーベインを展開する。
採用カードの縛りは強くなるが竜崩乗りの妙技カレントと比べて低コストかつ相手のプレイヤースクエア周りに登場させることができるのでより攻撃的な立ち回りとなる。
リソースに大量のクルーエルドラゴンを用意する必要があるためイグニッションアイコンをもちアッパーでもある黒界転翼レルムレイザーも採用していきたい。