個体名 | 闇の中に埋もれるもの | 記録日 | 20●●年●月●日 | |
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クラス | ソー | |||
記録者 | 暗藤博士 | 使用職員 | 3人 | |
記録 | 個体名 闇の中に埋もれるもの は、●●国の●●県●●郡の県道●●●号線に位置する廃トンネルです。 当DCOは19●●年に周辺地域の再開発が開始して以降、●●郡の山道を通行できるようにするため建設されましたが、周辺集落の過疎化に伴い県道●●●号線と共に着々と利用が減っていき、20●●年には完全に封鎖され廃トンネルとなりました。 当DCOの内部では6400カンデラ*1以下の強度の光は機能を失い、その光源を所持している生物がいた場合にはその生物を消失させます。 そのため、車道として利用されていた当時に異常性が発揮しなかったのはこのためだと考えられます。 |
実験① | 実験日 | 20●●年●月●日 | ||
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実験者 | 弘文博士 | 使用職員 | 9人 | |
実験内容 | ||||
当DCOの内部に6400カンデラ以上の光を放つ光源を所持しての侵入*2 | ||||
実験記録 | ||||
[記録開始] 弘文博士: あーあー、聞こえるかな?丁度トンネルに入ってしばらく歩き始めたのだけどね… にしても重いなこのライト… [弘文博士がトンネル内を歩く音が続けて聞こえる] 弘文博士: ここは…小さい頃肝試しによく来てたトンネルを思い出すね… あれも懐かしい思い出だなぁ… [再び弘文博士の足音が続けて聞こえる] 弘文博士: …ん? [弘文博士の歩みが止まる] 弘文博士: あれは…シミか…? [弘文博士がトンネル内のシミに近付く] 弘文博士: なんだか気味が悪いな… こういうのは無視するのが一番だろう… [弘文博士が再び歩き始める] 弘文博士: 大分奥まで進んだと思うけど………ッ!? [弘文博士がライトを手元から落とし、後方に転倒する] 弘文博士: まっ…待て…!違うんだ…! 私はここに調査に来ただけで…ここを踏み荒らすつもりなんか…! [以降弘文博士の姿はライトに内臓されていたカメラには映らず、しばらくの間トンネル内の暗闇を映し続けた] [記録終了] |
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