他のどの系統にも含まれなさそうな個性豊かな武器の総称。
そのほとんどがネタ武器に相当する。以下ではいちいちネタ武器とは書かないことにする。
一部の武器はDigbyでも使用できる。
Quack
いわゆるラバーダック(ゴム製のアヒル)。Digbyでも使用できる。
使うとアヒルの幻影が弾として前方に撃ち出される。効果音が不思議なほどシリアス。
命中精度は高いが威力と連射速度は普通のHandgunと同程度しかなく、そのくせ射程はマシンガン並み。全体的に性能が低い。
大半のキャラにとっては問答無用のハズレ武器だが、Digbyにとってはこれも貴重な中距離用武器となる。
……なるはずである。近接武器よりはよほどリーチが長く、ボールと違いちゃんと正面に飛んでくれる。
Scopeがあれば射程が部屋の隅から隅の8割ほどになり、一端の銃器並みの遠距離攻撃が可能になる。威力以外は。
目玉グモのような近寄りにくい敵相手にはもしかしたら役に立つ可能性もないことはないかも知れない。
- v1.6の更新で、威力が12から14に上方修正。弾速が20%向上した。
Paddleball
Paddleball(パドルボール)とは、しゃもじ状のラケットとボールをひもで繋いだ海外のおもちゃ。
このボールをラケットで打って敵にぶつけるのだが、ひもで繋がっているため一定の距離を飛ぶと手元に戻ってくる。
そのため射程は部屋の端から端の1/4程度と短い。ちなみに次弾を撃つ(打つ)のにボールの戻りを待つ必要はなく、微妙ながら連射も可能。
威力は先のアヒルよりは高い。射程をさらに捨て威力重視になったQuackといったところか。
ただしv1.3の更新で、威力が15から14と微妙ながら下方修正されている。
と思ったらv1.6の更新で、威力が14から22と大幅な上方修正を受けた。何があった。
これもDigbyでも使用できる。射程が短くなるほど近接武器との差がなくなってしまうが……
ちなみにこの武器は、ある不明な条件でボールが戻らず飛びっ放しになることが確認されている。もちろんその分射程も延びる。
いずれかのアイテムの効果と思われるが詳細は未確認。Rocket Shellsではない。
- PaddleballはFallout4にもネタ武器として登場している。
改造すると相手を感電させたり解体したり爆発させたりするらしい。Cordeliaのセリフはこの辺りが由来なのか。
Trumpet
見ての通りのトランペット。
音(音符)を吹いて攻撃する。この音は敵を貫通し、複数の敵を攻撃できる能力を持つ。
射程は部屋の端から端まで届くほど長いので、遠距離攻撃用としても使える。何気に命中精度も完璧で、弾道に全くブレがない。
威力はまあまああるが連射速度は低め。弾数も少ないので、敵が並んだところをしっかり狙って撃ち抜こう。
- v1.6の更新で、連射速度が20%向上した。
- 元ネタはUgby Mumba 3に登場するラッパ型の鳥と思われる。音符の形や吹く際の効果音も一致している。
Shriken
ご存じ手裏剣。これも貫通能力を持ち、なおかつ100%の命中率で連射できる。弾速が速く射程も実質的に無限。
威力を落とし手数を重視したTrumpetといった具合である。弾数も多く、遠くからただ連投しまくるだけでもそれなりに雑に強い。
Nail Gun
ネイルガン。釘を高速で打ち出す電動釘打ち機。
敵を貫通する釘をハイスピードで連射できる。よい子は真似しないこと。
Trumpet、Shrikenと続く長射程・貫通・百発百中の系譜。これはさらに低威力高速連射が極まっている。
必然的に連射でダメージを稼ぐことになるが、弱さを考えると弾数は不足気味。Minigunのような無駄弾が出ないからこそのこの数とも言えるが。
なるべく貫通を活かし効率よく攻撃したいところ。
Marching Drum
v1.2で追加実装された武器。
マーチングバンドで使われるスネアドラム。Trumpetに次ぐ楽器武器第2弾。ギターは演奏に使ってないので除外。
こちらも音(音符)で攻撃する。これまた敵を貫通可能、射程や命中精度も文句なし。
この武器は攻撃するタイミング次第で攻撃力や弾速が可変(激変)する。
装備中は操作キャラの頭上にメーターが出現(上画像参照)。メーター上ではカーソルが絶えず左右に往復している。
このカーソルが中央(黄緑~薄オレンジ)に来たところで攻撃すると威力が56に、弾速も高速化(音符は緑色)。
逆に両端(濃オレンジ~赤)で攻撃すると威力はたった11、弾速も微妙な速さになる(音符は赤)。
もちろんメーターの中央を狙うのが望ましい訳だが、敵の動向に対処しながら正確に目押しするのは骨が折れる。
ある程度の連射はできるので、適当に叩いてしまうのもひとつの手。見ての通り成功ゾーンは広く、でたらめに連打しても割と緑音符が出てくれる。
高火力に長射程、貫通持ちと、Glass Eyeの相棒に欲しいものが全て揃っている武器でもある。
一度お試しあれ。ぶっちゃけ公式チートである。
- v1.6の更新で、弱の威力が10から11、強の威力が48から56に上方修正された。
Chest Scaffolding
v1.2で追加実装された武器。
使うと燃えるハートが発射され、命中した敵を炎上させる。マシンガン並みの連射速度と部屋の端から端まで届く射程を併せ持つ。
が、命中精度が極端に低い。しかもLuisでも弾道を全く補正できない(バグかは不明)。
さらにGet Dizzyでも持っているかの如く弾が激しく蛇行する。コントロールはほぼ無理と言ってよい。
遠くの敵は全く狙えないので、ショットガンのように零距離で撃つか敵群目掛けてばらまくかになるだろう。熱いハートを乱れ撃ち。
呪い「Curse of Hangover」を使用すると、Luisのデフォルト武器がこれに変化する。
酔っ払いは何をしでかすか分からんという好例である。
- v1.6の更新で、威力が8から10に上方修正された。
- 元ネタ不明。というよりまず、この武器が何なのかがよく分からない。
直訳するとChest=胸、Scaffolding=建設現場などで用いる足場の骨組み。
使うとハートが出ることなどを踏まえると、手術で埋め込むようなインプラントの肋骨の一部……なのだろうか。- 意訳するなら豊胸ブラなどの線もあるのかも知れない。画像検索するとそういった物も出てくる。
見た目やハートが飛び出す演出はそれらしく見えないこともないが、あまり支持したくない説でもある……男性も使用可能という点を考えると。
- 意訳するなら豊胸ブラなどの線もあるのかも知れない。画像検索するとそういった物も出てくる。
Chunks's Arm
v1.4で追加実装された武器。
あのChunksの腕。由来はAssignment Anyaをプレイすると分かるかも知れない。
敵が撃つような血弾を連射可能。下手なマシンガン並みの連射速度と部屋の端から端まで届く射程を併せ持つ。
が、命中精度がだいぶ低い。しかもLuisでも弾道を全く補正できない(バグかは不明)。
さらにGet Dizzyでも持っているかの如く弾が激しく蛇行する。こちらもコントロールはほぼ無理と言ってよい。
遠くの敵は全く狙えないので、ショットガンのように零距離で撃つか敵群目掛けてばらまくかになるだろう。
……という風に、Chest Scaffoldingと共通点が多いスペックとなっている。
Chunks's Armはあちらから炎上を廃し、連射を犠牲に単発火力と命中精度を高めたものといったところ。命中精度は向こうよりはマシレベルだが。
近距離なら充分強さを発揮できる。本作の顔役のパワーを堪能しよう。
なおこの武器による血弾は、壁に当てても血しぶきが飛んだりはしない。普通に小さな煙が出て消える。
Boomerang
見たまんまブーメラン。もちろん投げると戻ってくる。
最大射程は部屋の端から中央程度。ただしそれより近い位置をカーソル指定するとその地点までしか飛んでくれない。
戻ってきたものをキャッチしても弾数が回復したりはしない。普通に消耗品である。
この武器の魅力は貫通能力があり多段ヒットするのと、何より威力が非常に高い点にある。
一投して行きで31ダメージ、戻ってきた帰りでも31ダメージ。敵を縦一列に並べて投げればこれを複数の敵に行える。
短所は投げたものをキャッチするまでは次を投げられず、連射が利かない点。
弾数の少なさもあり、強さに溺れて適当に投げると当たらないわ隙が大きいわすぐ無くなるわとろくなことがない。
適度に惜しみ、きちんと最大ダメージを狙って当てること。なおArrowやScopeで射程を延ばすことはできない。
Record
v1.2で追加実装された武器。今やレコードプレーヤー共々骨董品と化したレコード。
レコードを投げて攻撃する。Boomerangと同様に投げると戻ってくるのが特徴。
基本的な仕様もBoomerangと一緒だが、最大射程は部屋の端から端の8割程度とBoomerangよりも長い。弾速や弾数も上である。
唯一負けているのが威力が3低いだけ……と一見ほぼほぼ上位互換のようだが、弾速の速さゆえ滞空時間が短い=敵に連続ヒットする時間も短いという点ではBoomerangに負けているとも言える。
またBoomerangの項でも触れたように、最大射程よりも近い位置をカーソル指定するとそこまでしか飛ばなくなる。
雑な指定をすると長射程も持ち腐れになるので気を付けたい。投げたものが戻ってくるまでは次を投げられないのも一緒である。
Hatchets
v1.5で追加実装された武器。Axelのデフォルト武器にして(おそらく)専用武器。
2本一組の手斧(投げ斧)。二丁板斧のごとく両手に持ち、右手と左手のそれらを交互に投げて攻撃する。
投げた斧は一定距離を飛ぶ(Steal Gauntletsと同程度。連射速度も同様)と戻ってくる。
投げるごとに操作キャラが少しずつ前進する……など、仕様はグローブとほぼ一緒。もっともグローブそのものではないためBrass Knuckleは対象外。
一応飛び道具なので近接武器とも呼び難いのか、Ace of SpadesやRusty Nailでも強化されない。純然たる「その他の武器」である。
斧は敵を貫通し、多段ヒットすることが可能。戻ってくる点も含めBoomerangやRecordともよく似ている。
また高さがそこそこあり、地上から投げても低空にいる吊り篭や仮面狂信者に当てることができる。
だが威力があまりにも残念な上、連射もそう速くもない。そのまま使うと貫通を加味してなお非力過ぎる、使いどころの見当たらない武器という印象を抱きがちである。
ちなみに壺が相手だと、ダメージを与えて壊せなかった場合は貫通せずそのまま跳ね返ってくる。この点の面倒臭さも使いにくさに拍車をかけている。
この武器は実は溜め攻撃が可能。約1秒ほどクリックを長押し続けると、突然斧が火をまとい出す。
ここでクリックを離すと両手の斧を同時に投げ、威力は約2.25倍、射程も部屋の端から端まで届くほどの強力な攻撃を放てるのである。
もちろん敵の貫通もするので、行きと帰りの両方で大打撃というBoomerangと同じ強みをこの武器でも振り回せる。
さらに溜め攻撃をしてから斧が戻ってくるまでに長押しを再開すると、そのまま溜め状態を継続可能。
すかさず再度溜め攻撃をして……という風に、一度溜めてしまえば何度でも溜め攻撃を連発できてしまうのだ。こうなればもうがっかり武器とはとても呼べない。
つまりこの武器は溜め攻撃の方がメインウェポン。溜め無しでも使えるが性能は激減するのが実態ということになる。
ちなみに溜め攻撃で斧を飛ばした後、壁に当たってから戻ってくるまでの間に再クリックすると、タイミング次第でその場で再び斧が正面へ飛んでいき攻撃する。
さらにダメージを稼げるが、戻ってくるタイミングのずれのためか連続溜めが途切れやすくなる点に気を付けたい。
ただ溜めは維持可能だが、斧が戻ってくるまでは次を投げられないのはどうにもできない。この弱点もBoomerangと同じ。
威力と射程の両立ぶりから遠距離からの狙撃向きだが、自身と壁との距離が近いほど斧の戻りも早いので、遠距離にこだわらずある程度距離を詰めてから投げるのも一案である。
逆に近距離は大の苦手。特に集団かつ高速で絶えず飛び回る仮面や智天使は、狙いがつけにくく当てても1体ずつしか倒せないなど苦戦しやすい。
また溜め攻撃を行う際、反動で操作キャラが後方に軽く吹き飛ぶ(Ball'n Chainでも抑止不可)。結構位置がずれるのでこれにも注意。
この武器の溜めは溜め攻撃の準備以外に、ごくわずかだが武器そのものの威力を増減させる効果も持つ。
しばらくクリックを全くしていない状態から攻撃すると、威力が10から9に減少する。逆に溜め切らない程度に軽く長押ししてから攻撃すると、威力が11に上がるのである。
……本当にごくわずかなので無駄知識のようなものだが、一応そういう仕様である。
この武器を使っているとクリックしっ放しの時間が長くなり、指が痛くなりやすい。
安全な場所では溜めをやめ楽になろう。
Ice Hatchets
v1.5で追加実装された武器。
白く輝く氷属性のHatchets。こちらもおそらくAxelの専用武器。
基本的な性能は普通のHatchetsと全く同じだが、溜めの有無を問わず命中させた敵を1秒弱停止させる。要はIce Stuffの斧版。
1秒弱と侮るなかれ、ひたすら投げて当て続けることでボス以外なら誰でも延々と釘付けにしながら削り倒すことが可能。一対一ならあのChunksすら敵ではない。
Hatchetsの大きな弱点だった溜め無し攻撃に、有用な使い道ができた形と言える。
呪い「Curse of Cool」を使用すると、Axelのデフォルト武器がこれに変化する。
というより、これがおそらくこの武器の唯一の入手手段である。
Thumbtacks
v1.2で追加実装された武器。ただの画鋲。
目の前の床にマキビシのようにまき、敵に踏ませてダメージを与える。
単体の威力は全武器中最低の1だが、しばらく経って消滅するまでは連続でダメージを与え続けることが可能。
連射ができるので大量にばらまき、数で圧倒するようにすると意外な大ダメージを与えることができたりする。
動きの悪い敵には特に刺さる侮れない一品。素早い敵はさすがに相性が悪い。空中の敵にはもちろん無意味。
床に残り続けるという仕様上、操作キャラが投げて床に落ちるまでの画鋲も貫通能力を持つ。
なので敵に直接投げても刺さった後すり抜けて床に残り、その敵にダメージを与え続けてくれる。
- v1.6の更新で、威力が20%上方修正。持続時間が1秒延長された。
元がたった1なので+20%されても四捨五入で1のままなのだが、医務室で1回強化するだけで2(2倍)に増加。
効く敵にはさらに暴力的なパワーを発揮するようになる。
Vacuum Cleaner
v1.2で追加実装された武器。小型の掃除機。
左クリックを長押ししている間、前方の広範囲にいる敵などに吸引力によって連続でダメージを与え続ける。
攻撃範囲が広く(特に縦方向)、多数の敵を同時に攻撃できる。ただし威力は低く、ダメージが入る間隔も長いためそこまで強力なものではない。
何より掃除機で吸っているため、相手が操作キャラに向かって徐々に吸い寄せられてくる。吸引力は結構強い。
このため普段以上に大きく逃げ回りながら使う必要がある。足の遅いキャラだと自殺行為になりかねない。
また少しでも宙に浮いている敵には全く効かない。吸引の範囲がやや分かりにくい(煙が大雑把に出るのみ)のも小さな短所。
それでも遅い敵の集団相手にはまあまあ役に立つ。ボスなど単一の強敵には意味がないので他の武器で対抗したい。
広範囲を継続的に攻撃できる、ということで壺の破壊には地味に便利だったりする。掃除機ってそういう?
デフォルト武器が充分強力で他の武器が不要な時に、探索用のツールとして持ち歩く手もある……かも知れない。
Mr. Friendly
v1.2で追加実装された武器。でっかいテディベア。
使うと幼児が履く歩く度に音が鳴る靴みたいな音と共に、周囲に衝撃波を発して攻撃する。自分を中心とした範囲攻撃を行うことが可能。
最大3ヒットしたり空中の敵に強い、連射が利く、接近戦を強いられるなど、ほぼほぼBlood Stuffと一緒である。
それとこのMr. Friendlyは値段は同じだが、威力や弾数ではBlood Stuffを上回る。この二つが同時に手に入る状況は(まず)あり得ないので、比較するものでもないが。
Super Finger!とは相性抜群。16x3x3=144ダメージの連発でボス敵すら短時間で沈められる。
Bigger Bulletがあると衝撃波の範囲も拡大されるが、範囲内にいる敵や壺が多いほど撃ち漏らし(ダメージが入らず素通りする個体)が少なからず出る。見た目通りに全てを同時攻撃できるとは限らない模様。
- アイテムにもFriends 'till the Endという、これまたテディベアのそれが存在する。Cordeliaはテディベアが大好きなようだ。
Green Candle
謎のロウソク。1回左クリックするごとに操作キャラの周りに緑色の炎が1個現れる。
炎は操作キャラの周囲を回転し、触れた敵に連続でダメージを与える。一定時間が経つと炎は消える。
連打またはクリック長押しするとさらに炎が増え、操作キャラを円形に取り囲むバリアのような形になる。Blood Stuffとはまた違った形の、自己防衛型の範囲攻撃と言える。
上手く炎を敵に押し付け続けると強いが、炎が出ている時間は短い。
放っておくと(おかなくても)炎は次々消えてしまうので、常に連打し炎を絶やさないようにする必要がある。
敵との距離を炎の間合いの中に保ち続けることも大事。それでもちょうど敵に当たる位置の炎が運悪く消えてしまったりと、なかなか難儀なことも多いのだが。
間合いさえ維持していれば敵を狙う必要がなく、操作キャラの回避操作に専念できるという利点はある。
- v1.6の更新で、威力が8から9に上方修正された。
Blue Candle
v1.4で追加実装された武器。
謎のロウソクその2。1回左クリックするごとに操作キャラの周りに水色の炎が1個現れる……など、基本的な仕様はGreen Candleと全く同じ。
単発の威力はGreenよりも低いが、炎の間隔はGreenよりも詰まっており敵に当てやすく、持続時間も長いのがBlueの特徴。
その分Greenよりも多く連打しないと周囲を完全に囲い切ることができない。使用回数は充分用意されているのでその点は心配ないが。
アバウトだがお手軽なGreenと几帳面さのBlue、どちらが上かは各人の評価に委ねたい。
- v1.6の更新で、威力が20%上方修正された……と公式情報では書かれているが、実際は従来の5のままになっている。
例えば元の数値が4.5くらい(四捨五入で5)で2割増ししたら5.4(四捨五入すると5のまま)……といった具合で、内部的には正常に反映されている可能性も考えられるが真相は不明。
Electrical Cable
v1.2で追加実装された武器。いわゆる延長コード。
使うと約5秒間、その場の床と操作キャラがコードで繋がれる。このコードに敵が触れると連続ダメージを与える。
コードが出現している間も操作キャラは自由に移動でき、それに応じてコードも回転・伸縮する。ジャンプするとコードの高度も上がる。いやシャレではなく。
コードが時間経過で消える前にもう一本コードを出すことも可能。武器を替えても時間内ならコードは保持される。
操作キャラで上手に誘導し、いかに敵をコードに引っ掛けるかがキモとなる武器。
敵が接触している時のダメージ効率はなかなかのものだが、引っ掛けることに固執して無駄に時間を費やしたり、誘導に失敗してダメージを受けたりすると本末転倒である。
立ち回り方を事前によく考える・ハメやすい敵(足が遅いなど)に絞って使うなど、プレイヤー側の創意工夫が求められる。ややロマン武器。
The Cube
謎の立方体。カーソルで指定した位置に箱状の物体を落として攻撃する。
装備中は床に着弾位置がタイル単位で表示されるようになる。威力は破格の60ダメージ。
上から落とすので空中の敵に当てやすいのも長所のひとつ。
欠点は高所から箱が降ってくるため、着弾までにタイムラグが生じる点。
いま敵がいる位置に落とすと見事に外れる。連射もできないため当たる位置を正確に先読みして指定する必要がある。
移動しない敵や操作キャラをゆっくり追ってくる敵には当てやすいが、足の速い敵、ランダムに動き回る敵にはかなり辛いものがある。相性がはっきり分かれる武器。
箱は見た目は大きさがあるが、1個につき敵1体にしか命中しない。複数をまとめて叩くことはできないので注意。
いつのVerからかは不明だが、敵を縦方向に貫通する特性が追加された。
これにより複数の敵を巻き込んだり、大型の敵に多段ヒットするようになっている。前者は実行はかなり困難と思われるが。
特に巨大なボス敵には一発で3桁ダメージも容易に与えられる。ボスキラーとして取っておくのも手かも知れない。
Pogo Stick
いわゆるホッピング。はねっかえりキッドとかクィントみたいなアレ。
敵を踏みつけて攻撃できる。特別な操作は必要なく、ただ装備した状態で敵の頭の上に乗っかればよい。
壺も踏みつけで破壊できる、というかできてしまう。壺の上に乗りたい時は装備から外すこと。
連続で踏むことも可能。ただしダメージを与えるごとに使用回数が1ずつ減っていく。
威力は一撃60と凄まじいが、ジャンプの目測を誤って踏み損ね、敵のそばに落ちてしまうと自分が敵との接触ダメージを受ける羽目になる。危険を伴う武器であることは承知しておきたい。
操作キャラを追うタイプの敵なら一度踏みつけに成功さえすれば、後はキャラの真下をうろつくだけになるのでそのまま安定して踏み続けられることが多い。その最初の1回を踏むまでがリスキーなのだが。
逆に回数さえ充分なら、Chunksすら延々踏み続けて圧勝できてしまう。
なお左クリックすると使用回数を1消費し、その場で小ジャンプする。意味もないのでやる必要はない。
実は踏みつけに限らず、装備したまま敵に触れさえすればダメージを与えられる。
要はSpiked Bootsと同じ仕様だが、Spiked Bootsよりも連続の踏みつけが行いやすい印象がある(要検証)。
接触ダメージのない敵にはただ歩いて突っ込むだけで、いきなりノーリスクで3ヒットが入る恐ろしい威力を発揮できる。接触ダメージある敵だと当然自分もダメージを受けるが、やはり3連打が可能。
これもSpiked Bootsでは行えない芸当なので、細かい仕様が異なる可能性は考えられる。
大きな短所として、この武器の威力は何をしても増加しないと思われる。
少なくとも医務室での自己強化とMr.Moneybag、Ace of Aceが無効であるのを確認している。元が充分強いので、重周回プレイでもするのでなければ問題にはならないはずだが。
- v1.6の更新で、威力が40から60と大幅に上方修正された。
また攻撃範囲が拡大。さらに敵弾も踏んで破壊できるようになった。 - 一見子供のおもちゃだが、検索すると大人用も数多く存在するらしい(スポーツタイプなる物もあるとか)。
なおDigbyは使用(入手)不能。Mumba以外は使用者が全員大人なのがお国柄を感じさせる(そうか?)。
Undefined
ERRORな何か。撃つごとにランダムな種類の弾が1~3個発射される。
弾は他の全武器から抽選という訳ではなく、ある程度限定された範囲内から選ばれている模様(例えば各種ショットガンやRadシリーズなどは全く出ない)。
また同じ武器の弾でも、撃つごとに威力が若干ランダムに変動する。
さらには他のどの武器のものでもない弾がたまに出ることがある。
オレンジまたは青白い色の大弾で、低速で直進していく。威力は約70程度と相当強力。
v1.2の更新で、これらの弾はCannonとFlame Cannonのものと判明した。
ギャンブル要素の強い武器。性能面におけるネタ武器の典型でもある。
一撃ごとの当たり外れが非常に大きいが、元々素の火力が低い武器もある中で大当たりが出る可能性があるのは悪いことではないと言える。
弱い武器しか持っていない時はこれに切り替えるのもアリだろう。もちろん遊びで使ってみるのも結構。
かなり高価なので武器商人から買うのはおすすめしないが。というかそのお金で他の真っ当な武器を買った方がいい。
- 作中の説明文いわく「"Lorum upsum dolor sit amet" + TE_RESET」。
"Lorum~~"は文章のレイアウトを考える際、文章が入る予定の位置に仮に挿入されるダミーテキストと呼ばれる文字列。その中でも特に有名なものらしい。
Cordeliaのセリフは何かソフトをインストールするのではなく、このダミーテキストの位置に適切なコマンド文を入れろという意味なのかも知れない。筆者はよくわからん。
Rocket Launcher
伝家の宝刀ロケットランチャー。
通常ルートのラストでのみ登場する。直進するロケット弾を撃ち、命中時に広範囲を巻き込む爆発を起こす。
分類としてはバズーカに相当するが、これだけはFujiやDigbyでも使用できる。当然といえば当然の処置。
命中精度も100%を誇り、狙った位置にまっすぐ飛ばすことが可能。
とにかく一発、爆風の端だけでも当てれば終わる。
弾数は無限なので外しても慌てないこと。なお命中するとこの武器自体が自動的に破棄される。