鈍器や刃物など接近戦用の武器の総称。英語だとMelee Weaponなどと呼ばれる類。
この系統の武器はDigbyでも使用できる。
振ると前方に打撃や斬撃(衝撃波っぽいモノ)が発生する。
射程はもちろん短いが、威力は総じて多くの銃器より高い。連打速度は銃器に比べるとはっきり遅い。
またいずれも貫通能力、ひいては多段ヒット能力を持つ(例外あり)。このため最大瞬間火力はさらに増す。
多段ヒットのさせやすさや最大数は武器によって異なる。攻撃判定の発生時間に比例してヒット数が上がる模様。
例えば射程の長い武器や、攻撃が長時間出続ける武器はヒット数が多い。Arrowなどで射程を延ばすとヒット数が1増えることもある。
敵の近くで攻撃すると2ヒット以上させやすいが、武器によってはそれでも全く出ない。
高低差に強く、低空の敵ならジャンプせずとも当たるのも特長のひとつ。ぴょこぴょこ跳ねる敵は大得意。
一方で間合いを詰めないと攻撃できないのはどうしようもなく、複雑な動きをする敵、頻繁に弾を撃つ近付きにくい敵などは鬼門となる。
なお弾を撃つ訳ではないが、命中の成否に関係なく一振りごとに使用回数を消費する。仕様である。
Ace of ClubsやRusty Nailで威力が増加する(後者はノックバックも強まる)。
逆にBroken MirrorやSlimeで跳弾能力を付与すると、多段ヒットの元である貫通能力が失われ大半が役立たずになってしまう。注意。
Axe
木を切り倒せるサイズの斧。
特殊能力という能力はないが、単純に威力が大きい。さらに2ヒットする。
気軽に計60ダメージが打ち出せる、地味ながら質実剛健な一品。威力さえあればヨシという人におすすめ。
Bone
何かの巨大な骨。原始人のごとく棍棒として使用する。
粗末な武器だがこれまた威力は大きく、またノックバックが強力。これより高威力なAxeよりも後退距離がはっきり長い。
一方で多段ヒットはさせにくい傾向が見られる(しない訳ではない)。つまりスペックほど大きなダメージは期待できない。
とはいえ敵を寄せ付けずに殴り続けられるのは大きい。遠距離攻撃をしない敵には効果的。
- v1.6の更新で、威力が26から27に上方修正。連打速度が15%向上、弾数が50増加した。
Baseball Bat
木製の野球用バット。Digbyのデフォルト武器。
素の性能はおよそAxeの下位互換。振りの速さやヒット数は同程度で、威力だけが劣っている。
これも打撃で敵弾を打ち消す能力を持つ。ただしDigbyがデフォルト武器として持っているBaseball Batのみの話。
武器コンテナや武器商人から手に入るBaseball Batはこの能力を持っていない。要注意である。
弾消し能力も含めれば連打を捨てて威力を実戦レベルにしたBroom Stickといったところ。
- v1.3.1現在、DigbyのBaseball BatはBrass Knuckleの効果を受けない。また通常のBaseball Batに比べ、射程が微妙に長い。
敵弾打ち消し能力といい、どうもDigbyの物だけ別のスペックが与えられている感がある。
Broadsword
$180 威力18 弾数150 | |
The sword is worth more than your life!... But I sell it to ya for cheap. (剣は命より大事なものよ! ……私は安く売るけど) |
ベーシックな西洋剣。連打速度が速く手数に優れる武器。
その分威力は近接武器としては控えめ。多段ヒットはするが小柄な敵には上手く2ヒットしないことも多い。
大型の敵が多い階でなら連打の速さも含めて力を発揮しやすいだろう。
- Broadswordは訳すと「幅広の剣」になるが、これはフェンシングで使うような細身の突剣に対する名称。
実際のBroadswordは言うほど幅が広い訳ではない。バスターソードやドラゴンころしとは全然違う。
Laser Blade
レーザー銃シリーズとはまた異なるブツ。
Broadswordを尖らせたようなスペックで、威力は軽いが連打と弾速が非常に速く、射程も長いのが特徴。
だが連打速度に見合った使用回数がないのは大きな減点である。敵を数体倒しただけで半分以下になってしまうのは、マシンガン系の武器でもそうそうあるものではない。
といってGolden Gunのような切り札的な強さがある訳でもない。大柄な敵を斬っても多段ヒットもまるでしない。
拾ったなら適当に使ってみてもいいが、高い金を出してまでわざわざ買う必要はないと思われる。
Axelでこれを入手すると彼のBコスチューム「No More Axel」と、メダル「The Crownless King」を獲得できる。
- 元ネタはアクションアドベンチャーゲーム「ノーモア★ヒーローズ(NO MORE HEROES)」の主人公・トラヴィス・タッチダウンの得物のビーム・カタナ。
ノーモア★ヒーローズはタイトルの通り国産のゲームだが、日本国内よりも欧米で大ヒットしている(Wikipediaによると国内の9倍売れたらしい)。
この武器はバッテリーで動くのだが燃費が悪く、時折wiiスティックをシャカシャカ振って充電する必要がある。
だがDead Estateにはそんなシステムは無いため、さっさと使い切って捨てる以外ないのであった。
Hammer
柄の長いハンマー。工具ではなくバトルハンマー、れっきとした武器である。
数値上の威力はやけに低いが、打撃が長時間発生するためヒット数が多い。最多で4ヒット。
総ダメージはAxeと並ぶが、こちらは集団相手だと攻撃判定がばらけて複数の敵への同時攻撃になりやすいのが長所であり短所。
充分近付いて攻撃しないと1~2ヒットのカス当たりにしかならず、威力が不安定になりやすいのも欠点と言える。しっかり踏み込んで殴りたい。
Huge Hammer
巨大なハンマー。こちらはサイズ以外はごく普通の金槌である。
打撃が前方3方向に、長時間発生する。後述のBase GuitarとHammerのいいとこどりである。
さらにノックバックも大きい。連打は近接武器中最も遅いが、範囲と最多で5ヒットを兼ね備えた破壊力はそれを補って余りあるもの。
全武器中でも最上位のひとつに数えられるであろう逸品。ここぞという時に有効に使いたい。
呪い「Curse of Encumbered」を使用すると、Digbyのデフォルト武器がこれに変化する。
v1.1.5現在、Cordeliaのセリフが何故かRad Shotgunのものになっている。
v1.5の更新で修正された。
Rad Hammer
v1.2で追加実装されたアイテム。Radシリーズのハンマー。
緑色の放射能オーラをまとった衝撃波を毎回発射する。これに触れている間、敵は断続的に2ダメージを受ける。
それ以外のスペックはHuge Hammerに近いが、このシリーズには珍しく威力や使用回数はだいぶオリジナルより劣っている。
それでも最多で5ヒットが健在なだけで充分過ぎるほど強力である。判定が長く残る分、放射能ダメージも発生しやすいことを考えれば妥当なのか。
- v1.2.3d現在、放射能オーラはほとんど機能していない(Glowing Stickのみ正常に機能)。
Broom Stick
ネタ武器。何の変哲もない(?)ほうき。
打撃で敵弾を打ち消す能力を持つ(作中の説明文によれば敵弾も掃除できるらしい)。
それ以外は全く普通のほうきらしく、威力は近接武器でも最弱(高速連打が可能なLaser Bladeは別格)。
武器としてはほぼ役に立たない。むしろ弾消し用の道具とでも捉えるべきだろう。
ボス戦などで弾幕に悩まされた時、ピンポイントでこれに持ち替え防御に徹する使い方がメインと思われる。つまりデフォルト武器だけで戦えるキャラ向け。
Luisは1個余分に武器を持てるので、この使い方でも他のセカンダリ武器を持てるので運用しやすい。
連打は近接武器の中では速い方だが、考えなしにぶんぶん振り回すだけだと普通に弾がすり抜けてくる。きちんと狙って叩き落とすこと。
- v1.6の更新で、威力が10から12に上方修正。弾速が20%向上した。
ただこの武器に関しては、弾速の増加は衝撃波(=敵弾を防ぐ盾)の発生時間の短縮にも繋がるため一概に上方修正とは言えない。より正確なタイミングで振る必要がある。
Bass Guitar
ネタ武器(ギターは殴って使うものではありません)。
ベースギター(正確にはエレキベース)。打撃が正面と斜め左右の3方向に生じ、広範囲をまとめて攻撃できる。
攻撃判定の発生時間も長く、近距離で当てれば最多で5ヒットする。
ただし連打速度は近接武器の中でも遅め。総じてショットガンに似た使い心地と言える。
普段使いにするにはテンポの悪さと回数の少なさが目立つ。サブウェポンとして集団戦などに絞って使うのが妥当か。
Electric Guitar
ネタ武器。頭にベースの付かないエレキギター。
打撃の射程が長い(近接武器比)のが特長。横のBase Guitarに対し縦のElectric Guitarといったところか。
遠くまで飛ぶということは攻撃判定の発生時間も長いということでもあり、3~4ヒットは楽に実現できる。
連打は遅い方だがBase Guitarほどでもなく、遠近両用で活用できる。まさに名器。
- v1.3の更新で、威力が19から17に下方修正された。Hammer辺りを食い過ぎたか。
Potato Masher
ネタ武器。正式名「M24型柄付手榴弾」。
投げやすいよう持ち手を付けた手投げ爆弾……なのだが、何をトチ狂ったのか操作キャラはこれを鈍器として用いる。
武器自体の威力は普通だが、敵に命中させた際に小爆発が発生する。よく考えるとすごく危険。
威力はBullet Bomberなどと同じ10で固定。ただ射程ギリギリで当てた場合は爆発が発生しないという謎の仕様になっているため、必要以上に近付いて殴らないと100%の力が出ない。
……そこまでしたところで10ダメージと小さな爆風が加わるだけなのはだいぶ物足りない。威力の割に連打は遅く、リーチも短い方になる。
ギター系とはまた違った真のネタ枠と言えよう。素直に投げて使えば真っ当に役立つ武器なのかも知れないのに……
近接武器なのにBrass Knucleが適用されないのも特徴のひとつ。
一方Ace of Diamondsでダメージが増えたりする。内部的には爆発武器カテゴリに含まれる武器のようだ。
これは本来殴って使う物ではないことを示す自虐ジョーク的な設定……かどうかは定かではない。
電動工具
近接武器の一種。Nail Gunは電動の工具じゃないの? という質問は拒否する。
操作がやや独特で、左クリックを長押ししている間、使用回数を高速で消費しながら稼働する(使用回数はトップクラスの多さ)。
この状態で武器の先端を敵に押し当てると相手を出血させながら超高速でダメージを与えられる。
すなわち射程が非常に短い上に、連続ダメージのために至近距離に張り付き続けることを強いられることになる。それだけに総ダメージ量も高い。
ただChainsawは素の威力が低く、Giga Drillは高威力だが後述の独特過ぎる仕様に手を焼かされる。一筋縄ではいかないのも特色のひとつと言える。
なお近接武器ということで、Brass Knuckleで威力を補強できる(Rusty Nailは未調査)。
Chainsaw
電動のこぎり。ジェイソンが実は使っていないことで有名。
左クリック長押しでチェーンが稼働し、相手を激しく出血させながらミンチにできる。
だがそのリーチの短さゆえ、激しく駆け回る敵に対して使うのは無謀の一言。実用するなら動きの鈍い敵に絞って使うことになるだろう。
稼働させながらでも方向転換や移動は可能なので、間合いを調節しつつ上手く削っていきたい。
じっくり当て続ければSuper Flamethrowerと同等以上の威力を発揮する。使い勝手は完全に向こうが上だが。
ちなみに攻撃時の返り血はBloodthristで吸収できる。血の方から操作キャラにかかってくれるので浴びるのも簡単と、この時ばかりは楽して稼げる商売道具と化す。
- Cordeliaのセリフが何故かRevengeanceと同じである。バグかは不明。
Giga Drill
v1.2で追加実装された武器。宇宙を超える巨大さ……には程遠いサイズのドリル。
左クリック長押しでドリルが稼働する。ドリル接触時の出血量はChainsawよりも少ないが、威力はなんと2倍以上。
だが同時に操作キャラがカーソルで指定した位置目掛けて、猛スピードで突撃するようになる。いわゆるマウスカーソル追随式の操作方法になる。
さらにカーソルを動かさずに左クリックだけしていると、操作キャラがカーソルの真下でぐるぐる回転し出す。このため敵前で立ち止まって攻撃し続けるという、他の武器では当たり前にできることがこの武器ではできない。
といって無理やり走り回らせたりすると、当然こちらも敵との接触ダメージを負ってしまう。酷い時には敵の上に操作キャラが乗り上げたり……と、何ともままならない仕様。
おまけに長押しをやめた時にも、慣性のせいで止まるまでに結構な距離を突っ走ってしまう(壁にぶつかると盛大に跳ね返る)。
どうにもこうにも制御が難し過ぎる問題児、もといネタ武器。はっきり言って使い物にはならないだろう。
……というのが普段の仕様だが、実はBall'n Chainでこのカーソル追随移動を完封することができる。これによりChainsawと全く同じ使い方が可能になる。
この状態だとはっきりわかるが、実は射程が見た目より長い。少し上等な近接武器並みにある。
またノックバック力が強く、正面から来た敵を押し留めながらダメージを与えられる。突進してきた敵すらすり抜けてしまうことすらある(Ashleyで確認)。
価格も含めてChainsawの完全上位互換と化す訳である。存分に活用したい。
- 元ネタはアニメ「天元突破グレンラガン」。作中のこの武器の説明文は一言「Grit those Teeth!(歯ぁ食いしばれ!)」。
主人公シモンの兄貴分カミナが死に際に彼に残した言葉「俺が信じるお前を信じろ」が有名だが、その前段階でシモンを一発殴る際に言ったセリフがこれである。