拳銃。
最もオーソドックスな銃器。直進弾を正面に1発ずつ撃つ。
射程が全武器の中でも特に長く(部屋の左右の端から端までの距離の6割程度)、命中精度も良好。遠距離から安全に敵を攻撃できる。
連射も速い方だが弾1発の威力は控えめで、瞬間的な火力を出すのは不得意。
敵に迫られ接近戦に持ち込まれると長射程が活きなくなるが、それで何か足を引っ張られるということもない。
全体的に癖がなく、どんな相手にもそれなりに立ち向かえる。汎用的の高さが魅力の武器。
Special Roundsで威力が大きく増加する(例外あり)。
またv1.3現在、マシンガンが対象のはずのAce of Clubsによっても威力が増加する。
(無印HandgunとRad Handgun、Magnum、Golden Gunで有効を確認)
Handgun
標準的な拳銃。Jeffのデフォルト武器でもある。
まさに可もなく不可もないプレーンな性能。どの場面でもまあまあ使える。
ただ根本的な火力不足は否めず、チャレンジルームは1階のものすら相手次第では苦労しがち。
戦闘に時間がかかり過ぎる、面白みがないと感じたらセカンダリ武器の出番である。
Classic版では999発というトンデモな弾数を誇っていたが、今作では普通の数。
- "Pew pew"は英語圏で、銃(特にレーザー銃)の発砲音の擬音。ZAPZAPZAPの親戚筋(?)。
Rad Handgun
Rad(Radiation:放射線)シリーズの拳銃。
緑色の放射能オーラをまとった弾を毎回発射する。これに触れている間、敵は断続的に2ダメージを受ける。
それ以外は普通のHandgunと全く同じ性能。放射能オーラありきの武器と言える。
- Radシリーズの武器はNuclear Throneが元ネタと思われる。
- v1.1.4現在、放射能オーラはほとんど機能していない(Glowing Stickのみ正常に機能)。
Double Handgun
二連装ハンドガン。1回の射撃で弾が2発同時に出る。
弾道が全く同じなので1発しか発射されていないように見えるが、着弾すればダメージ表示が2つ出るのでご安心を。
弾1発の威力は普通のHandgunより若干落ちるが、2発当てればトータルで1.5倍のダメージになる。
命中精度はやや低め(Luisで使っても命中精度が補正されない)。射程ギリギリから撃つのはおすすめしない。
GeminiやSuper Finger!で1発ごとの発射数を増やした場合、追加された弾は前方ではなくあさっての方向へ飛ぶ。
「複数の弾を同時に撃つ」特性ゆえに、散弾銃などと同じ扱いになっているものと思われる。あまり相性は良くないということである。
呪い「Curse of Weary」を使用すると、Jeffのデフォルト武器がこれに変化する。
Mumba Special Handgun
「Ugby Mumba 3」から持参したMumba専用カスタムガン。Mumbaのデフォルト武器にして専用武器。
性能は普通のHandgunの完全なる上位互換。威力がちょっと高く、射程は部屋の端から端まで届き、連射速度も命中精度もさらに上。
特に連射の速さは、Super Finger!で激減してもまだ遜色なく使えるほどである。
それだけにゲーム中では、Mumbaが持っている一丁以外は一切手に入らない。
彼自身のHP2という虚弱さゆえに許される性能と言えよう。
- 使用回数は弾薬箱を拾った際の回復量から算出。ゲーム上は意味はない。
他にもFujiのBopxing GlovesやAxelのHatchetなど、特定のキャラ専用の武器は一律200になっている模様。
Magnum
大口径ハンドガン。Luisのデフォルト武器。
撃ち出すマグナム弾は普通のHandgunの2倍近い威力。元の火力が高い分、割合で威力を強化するアイテムの恩恵もより大きくなる。
弾速も他のハンドガンよりはっきり速く、命中時のノックバック力も目に見えて強い。押されやすい敵なら接近を許さず一方的に撃ち続けられる。
近い威力のBaseball Batと比べても明らかに後退距離が違うので、この武器固有の能力と思われる。
射程や命中精度もHandgunの上を行くが、連射速度はハンドガンの中ではかなり遅い。しっかり狙い撃つこと。
ちなみにDARK MOOD WOODSの茂みに対し、何故か弾が貫通しないという謎の特性を持つ。理由は不明。
v1.4で修正され、他の武器同様に茂みを貫通するようになった。
Diamond Handgun
v1.4で追加実装された武器。
スペック自体は無印Handgunより少し良質な程度の普通の拳銃。
だがこれで敵を倒した際、出てくるお金の枚数が通常の10倍程度に激増する。戦闘ではなく金儲けがメインの武器である。
当然、元々お金を多く出す敵ほど効果が大きい。金ヒルなら少なくとも$700から$800、Gold KernelやKitchener Leslie's Ladyがあれば4桁収入すらたやすく実現できる。
止めを刺さないと効果が発揮されない点に注意。弾数が少ないので、他の武器で上手にHPを削ってから使いたい。
上手くいかないなら壺から出た赤ヒルでもちまちま撃つのもひとつの手。一匹$30くらい、額としてはそう悪くはないだろう。
武器自体の具体的なスペックとしては、射程が部屋の端から端まで届くほど優秀。
威力もHandgunより25%アップしている。一方で弾速はやや遅い。
姉妹品にDiamond Shotgunがある。特殊能力はDiamond Handgunと全く同じ。
Dead Man's Gun
v1.4で追加実装された武器。
この武器は敵を倒すごとに、威力が初期値(戦闘開始時)の約15%ずつ増加する。
初期状態(威力15)なら2ずつ与えるダメージが増える。ただし今いる部屋を出ると威力の増加がリセットされる。
必ずしもこの武器で敵に止めを刺す必要はない。何らかの手段で敵を倒しさえすれば、その都度この武器の威力が自動的にコンボ的に上がっていく。
室内で出る敵の数が多いほど真価を発揮できる。分かりやすいのがチャレンジルームと、ULTRACROTやLEVIATHAN EGGのような手下を生み出すタイプのボス戦。
周回プレイ中に登場するCult NecromancerおよびBishopも、同様に手下を次々呼ぶため相性が良い。
逆に敵が少数の時……すなわち普段の戦闘では大したブーストは望めず活躍は期待できない。場面を選ぶため汎用性に欠けるのが難点と言える。
武器自体のスペックは射程は非常に長く、連射は普通のHandgunよりわずかに劣る。狙撃向き。
Golden Gun
単発火力ではぶっちぎりで最強の武器(v1.2でSniper Rifleに最強の座を譲り渡した)。
その分弾や、命中時に巻き起こる光や煙といったエフェクトもやけに大きい。
代わりに弾数はたった7発。あまりに少ないため弾薬箱を取っても弾数が回復しない(7÷8=0.875。1に満たない)。
ここぞという時にのみ使いたい。射程は部屋の端から端にはやや足りない程度の長さ、連射速度はMagnum並み。
Bullet brainやStockpileがあるとより長く持つ。Bandolierで開幕撃ちまくりも楽しい。
Super Glueでデフォルト武器にできれば弾数問題は完全に解決するが、運よく両方揃えばの話。
ちなみにLuisでこれを入手し、1発も撃たずに即解体するとメダル「Shiny!」を獲得できる。
- 元ネタはアクションアドベンチャーゲーム・キラー7に登場する黄金銃(ゴールドカスール)。らしい。
Cordeliaのセリフの元ネタは不明だが、これもキラー7が由来なのだろうか。
Reverse Handgun
v1.2で追加実装されたネタ武器。
後方にも銃口が設けられた拳銃で、前後2方向に同時に弾を発射できる。
威力や連射速度は無印のHandgunと同等だが、その変な無理のある構造ゆえか命中精度は不安定気味。
そもそも前後両方に敵がいるというシチュエーションもなかなかなく、その独特な軌道が活きる場面は少ないと言っていい。
ただGlass Eyeがあると、両方の弾を前方に飛ばすことができる。
こうなると疑似Double Handgunとして普通に実用可能になる。しかも威力はこちらが上。
またKevler Backpackで敵弾を防ぐには相手に背を向ける必要があるため、後ろ向きのまま攻撃できるこれは相性抜群と言える。スゴイ・シツレイ!
- v1.3.1現在、Luisで使っても命中精度が補正されない。
- Cordeliaも言っているが、拳銃から後ろに飛ぶ弾が真っ先に着弾するのは、撃った本人の顔か体のはずである。
率直に言って自殺行為である。真似しないこと。
Meat Shooter
ネタ武器。鉛弾ではなくミートボールを発射するのだが、これが意外に高性能。
長射程で威力もやや高く、連射や命中精度も良好。Handgun以上Mumba Special Handgun以下といった趣である。
弾数に至っては下手なマシンガンより多い400発もあり、そうそう使い切ることはない。
スペック的には全然ネタではなく実用に値する。見てくれや発射音がうるさい、着弾時に毎回血が飛び散る等のガワに目をつぶれるならおすすめ。
この血をBloodthristで吸収できるかは未調査。なおこの武器はSpecial Roundsでは強化されず、伸びしろが小さいのが強いて言えば欠点か。
- これまた元ネタは不明。何かありそうではあるが……