「死霊屋敷」。
最上階。通常ルートの最終ステージ。タイトル回収階でもある。
ドラム缶や割れた培養槽の存在から、LABORATORYと同様の何かの研究施設と考えられるが……
この階もTHE BALCONYと同様、ランダム要素はなく常に全く同じ構造になっている。
フロア解説
地形は完全な一本道。道中には敵はおらず、ショップや宝箱部屋なども一切ない。
各部屋には赤いドラム缶がいくつかあるので、HPが満タンでないなら壊してハートに期待したい。
行き止まりの部屋には上に「EXIT」と書かれた扉がある。
この扉に掛けられている南京錠を攻撃して破壊する(HP60)と自爆装置が作動。
3分のカウントダウンが始まると共に、部屋の中央にChunkが出現する。
ボス敵
- Chunks(チャンクス)
-
ラスボス。今回ばかりは尋常に勝負し決着を付けなければならない。
さらに制限時間3分の中で倒し切る必要がある。間に合わなければ屋敷ごと爆死しゲームオーバー。
もっとも普通に戦っていれば時間は充分余るはず。負けるとしたらChunks本人に倒される可能性の方が高い。
なおここのChunksにはRat Poisonは通用しない(Ancient Tomeは有効)。
Chunksは3種類の攻撃を順に繰り返す(各攻撃の合間に、操作キャラを少しだけ追跡する)。
まずはその場で何度も飛び跳ね、周囲8方向に血弾を連続で放ってくる。これが早速避けにくく厄介。
なるべく距離を取ることが肝心。ここでのChunksはノックバックが非常に有効なので、攻撃が始まる前にこちらの攻撃で壁際(右か左の端がベスト)に押し出してしまうとよい。
Digbyならデフォルト武器で血弾を打ち払えるので簡単。Cordeliaの空中浮遊も回避に役立つ。
次の攻撃は腕を振り上げてからのタックルだが、動きが直線的で狙いもかなり雑。
特に問題なくかわせるはず。勢い余って壁にぶつかった後はしばらく怯むので反撃のチャンス。
これが終わると部屋の中央に陣取った後、反時計回りに回転しながら血弾を高速連射してくる。
ジャンプで避けるか、向かって真下付近に連射が毎回途切れるポイントがあるのでそこに避難してもよい。
ダメージが一定値に達すると各攻撃が激化する。
飛び跳ねはよりハイペースかつ長時間血弾を発射。より一層避けにくくなるのでこちらからの攻撃はあきらめ、回避に徹するのが無難。
タックルはこちらを追尾するようになる。壁にさえぶつかれば止まるので壁際でかわせばOK。
高速連射は弾道が激しく乱れ、先述の安全地帯にも流れ弾が飛ぶようになる。ジャンプでの回避を推奨。
さらに一定のダメージを与えると、Cordeliaが部屋の中央にRocket Launcherを投げてよこす。
これを取り、Chunksに一発当てれば勝利できる。まんま初代バイオである。
この武器に限ってはFujiやDigbyでも装備できるのでご安心を。 Chunksが邪魔で取りに行けない時は、タックルで壁に激突し動きが止まった時を狙うとよい。
倒すとゲームクリア。ノーマルなエンディングに移行する。
めでたし めでたし……ではない。
その後の展開
Jeff(Jules)でゲームクリアすると、エンディングの最後にJules(Jeff)でもクリアするよう勧められる。
両方でクリアするとCordeliaが新たな操作キャラとして解禁される。
このCordeliaが解禁されると、作中のTips(エレベータ塔乗中に出てくるアレ)で
「Complete a run as Cordelia for a special suprise!(Cordeliaでクリアするとすごいことがあるぞ!)」
という文言が出るようになる。
これに従いCordeliaでプレイしていくと、Chunksを完全撃破した後の展開が大きく変化。このDead Estate全体に関する大きな秘密と、これからすべき事が開示される。
我が人生における三つの光:
父さんの最も素晴らしい子供たちCordeliaとLambert、私が永遠に愛する人Roseliaへ……
この本にたどり着くというのは並大抵の事態ではないはずだ……
君がこれを読んでいるということは、私の最新の実験が破滅的な失敗を遂げてしまったのだろう。
きっと今頃はかなりの時間が経ってしまっているはずだ。
だが何かまずい事が起きた場合に備え、私はこれを書き記しておく。
実験についてだが、私は過去数十年に渡り次元間移動の研究に勤しんできた。
この事は君も知っての通りだろう。
昨年の研究は特に実り多いものだった。君はこの家でいくらかのクリーチャーを見ているね?
彼らは私が、最近接触に成功した異次元からやってきたものだ。
私はその次元を3X1T領域と名付けた。理由は聞かないでほしい。
Chunksと共に設置したポータルを使い、私は3X1T領域から大勢のクリーチャーをこちらの世界へ引き込むことに成功した。
このポータルは一方通行で、こちらから3X1T領域への移動は不可能なものだった。つい最近までは。
私はChunksをポータルで3X1T領域へ送った後、無事彼をこちらの次元へ呼び戻すことに成功した。
この出来事は私の研究における大きなブレイクスルーとなった。
明日、私は自らポータルに入り、次元間移動を試みるつもりだ。
もし何か起きた時のために(君がこれを読んでいるとしたら、間違いなく今その「何か」が起きているのだろう)、私は特別なドーピング剤をChunksに与えてある。
これにより彼は、君たちを守るだけの力を発揮してくれるだろう。
Chunksはポータルを起動できる唯一の存在でもある。
私の後を追って異次元へ来るのはあまりに危険過ぎる。だからドーピング剤には、私とポータルに関する記憶を除去する作用も付与しておいた。
これも君の身の安全のためなのだ。
最後に、Chunksが暴走してしまった時に備え、私は解毒剤(Antidote)も用意しておいた。
これを投与すればドーピングの効果は全て失われ、彼は元のネズミの姿に戻るだろう。
解毒剤を収めた箱はバルコニーにある、私の研究室のすぐ外に置いておいた。
箱の鍵は……えぇと……屋敷のどこかにある。忘れた。
探し回れば見つかるはずだ。
前のことは覚えていないんだ。すまない。
ともあれ、この手記が無用の長物であることを願っている。
だが万一、君たちのうちの誰かがこの本を手にしてしまったのなら、ひとつだけ分かってほしい:
……私は君たち三人を、心の底から愛している。
追伸:
Roselia、Chunksに忘れず餌をやってほしい。
Cordelia、どうか――頼むから――大学を中退しないでくれよ。
Lambert、世界のどこにいても知識の追求をあきらめるんじゃないぞ。
追伸の追伸:
私の人生に最高の日々をもたらしてくれてありがとう。
私はみんなを、ずっとずっと愛しているよ。
同時にAlternate(分岐)ルートが解禁される。
Alternateルートが解禁されると、1階~4階のボスを倒した際にエレベータが2基現れるようになる。
向かって右のエレベータは、普通に次の階へ進む通常のもの。
左の朽ちかけた方がAlternateルート行きのもので、乗ると通常ルートでは登場しなかった未知の階へと移動できる。
- 行き先はエレベータに乗った階ごとに固定。すなわち4種類の分岐階が存在する。
作中ではいずれも?階と表示されるが、当wikiでは便宜上「1.5階」「2.5階」などと表記することにする。 - これら分岐階に共通する特徴として、
あらゆるショップが登場しない。
ショップがないということはAmbrosiaが買えず、回復の手段が限られているということ。
またChunksに追われた際に逃げ込める場所がボス部屋しかないということでもある。
敵も総じて手強く、通常ルートよりも明確に難易度が高くなっている。- v1.2の更新により、分岐階にもアイテム店「Cultists Shop(狂信者の店)」が実装された。
ただし普通のショップと違い、気軽に利用できる店ではない。詳細はこちらから。
- v1.2の更新により、分岐階にもアイテム店「Cultists Shop(狂信者の店)」が実装された。
- 分岐階ではチャレンジルームも全く存在しない。クリスタルルームもごく一部を除いて無し。
アイテム部屋と武器部屋、(ショップでない普通の)隠し部屋はそれぞれの分岐階で確実に用意されている。 - 分岐階はいずれも、明らかに屋敷の中とは思えないような場所ばかりが舞台となる。
こちらのエレベータは単なる昇降装置ではなく、一種のワープゾーンなのかも知れない。
分岐階のボスを倒すと、エレベータと共に「???」と表示される謎のアイテムが出現する。忘れず回収していくこと。
手に入るアイテムは階ごとに異なっており、ワンプレイ中に4つ全てを揃える=4種類全ての特殊階を回る必要がある。
エレベータに乗ると本来の階に戻る(1.5階なら次は2階)。