モンスターズシリーズに登場する特性については【妖精の笛(特性)】を参照。
概要
DQ1とDQ3、HD-2D版DQ2に登場する重要アイテム。
古来、【アレフガルド】に住む【妖精】が作ったとされる横笛。
公式ガイドブック等のイラストではどう見てもリコーダー(縦笛)っぽい唄口がついているが横笛ということらしい。
邪念なき者の心をなごませる音色を持っている。
HD-2D版ロト三部作では全タイトルで共通して【精霊ルビス】に出会うためのアイテム、かつ敵を眠らせる効果のある道具となった。
この笛を使った際には実際に笛の音をイメージしたMEが流れる。SFC版のサントラで笛の音のMEに曲名が付けられ、DQ1では『ねむりの笛』、DQ3では『フェアリー・フルート』となっている。
なお裏技として、FC版ではDQ1・3のどちらでもラスボスとの戦闘中にこの笛を吹くと、通常戦闘時のBGMに変わってしまう。
DQ1
シリーズ初の楽器系アイテムの一つ。
【マイラ】の温泉から4歩南の地面を調べると手に入れることができる。ヒントは【リムルダール】の【よしりーん】から貰えるが、オリジナル版DQ1では浴槽の南のマスを0として見做している。
【メルキド】の町の入口を守護する【ゴーレム】を眠らせるのに使う。
後述のDQ3と違い、ゴーレム以外のモンスターには効果がない。
もしあったら易化の影響は大きかっただろう。
これなしでゴーレムを倒そうとすれば、相当なレベル上げが必要になる。
逆に言えば、レベルを上げれば強引に勝てるので、攻略に必須のアイテムというわけではない。
まあそこまでレベルを上げてしまうと、メルキドを訪れるメリット自体が薄くなるのだが。
ゴーレムを確実に眠らせることができるが、1ターンで目を覚ますこともあり、目覚めたターンに攻撃してくる。つまりかなりの運ゲーである(さすがに眠らせたターンに目覚めて一方的に攻撃されることはない)。
レベルが低いと1発の打撃は薬草で回復しきれないほどで、打撃を2発も喰らえばあの世行きなので、よほどの強運でなければ結局はメルキド周辺の敵に無理せず勝てる程度の実力は必要。
リメイク版
SFC版の移動中のメッセージウィンドウでは「妖精のふえ」表記。
場所のヒントはリムルダールの【ロッコ】が教えてくれる。
眠り効果の上書きが可能(眠りターン数え直し)な上、目覚めた直後に行動することは絶対に無いので、笛を吹く→攻撃→笛を吹く→攻撃……を繰り返せば時間はかかるが安全に戦える。
スマホ版以降では何の情報も聞かなくても埋まっている場所の地面が光っており、簡単に入手できてしまう。
HD-2D版
作中の表記はメッセージウィンドウ含め「ようせいのふえ」表記に戻った。
やはり今作でも温泉近くに分かりやすく光が出現しているため、入手は容易。
一応申し訳程度に上記の光について言及する村人もおり、SFC版等と同じくロッコからヒントも聞けるが、ノーヒントで手に入れてしまったプレイヤーも少なくないのでは。
DQ3と同様に、ゴーレム以外の敵も眠らせられるようになった。
今作では一人旅かつ複数モンスターが出現するようになったため、無消費の足止め手段として有用。
加えて、今作では入手必須のキーアイテムの一つとなった。
【精霊ルビス】を【アレフガルド】に呼び戻すための道しるべとして、【5つの紋章】および【ぎんのたてごと】とともに使用する。
召喚は【雨のほこら】(元【ルビスの塔】)で行い、この笛は【こだまの妖精】が奏で、一方のぎんのたてごとは【夢の妖精】が奏でる。
なお今タイトルでは戦闘中・移動中・イベントともに笛のMEは使用されない。
小説版
マイラの村に住む道化師・マヌエルの家に伝わっていた。
200年前、彼の先祖がこの笛の音で魔物達を追い払ったという。
主人公アレフが譲り受け、メルキドでゴーレムを眠らせ、その後メルキドの長老へと手渡した。
陶器でできた鳩型の笛で、浅黄色をしており、その中央には花柄の模様が刻まれている。
ゲームブック(双葉社)
マイラに住む【老人】が普通にくれる。
使い道はゲームと同じ。
DQ2(HD-2D版)
アイテム図鑑上の表記は「ようせいのふえ」であるが、セリフ内の表記は「妖精の笛」と漢字表記になっている。
今作でも引き続きキーアイテムとして登場。5つの紋章を集め終えた後、【妖精の城】にて【夢の妖精】から【精霊ルビス】覚醒のために必要なアイテムとして提示される。
ロトの勇者がメルキドにこの笛を収めており、メルキドの守護家によって代々守られてきたという設定になっている。
一行は夢の妖精の言葉に従いメルキドに赴くも、【メルキド守護家の長男】によって持ち出されてしまったことをその父親から聞かされる。
長男の足取りをたどる中で、最終的にはマイラにて長男を発見。一行に見つかった際に長男が落としてしまったこの笛を入手する形になる。
奇しくも、入手場所はDQ1・DQ3と同じくマイラの温泉南となっている。
DQ3と同様、戦闘中に使用した際に敵1グループを眠らせる効果も健在。
最終的には【ルビスのほこら】にて【ムーンブルクの王女】がこの笛を奏で、ルビスを覚醒させることとなる。
今タイトルではイベント時のみMEが流れる。
DQ3
入手場所はDQ1の時と同じ、マイラの温泉の南。歩数によるヒントは【ドムドーラ】の女性から聞けるが、今回は浴槽のマスそのものを0と見做している。
今回は入手が必須であり、【精霊ルビス】の【石化】を解くために必要となる。
また、戦闘中に道具として使用すると【ラリホー】の効果がある。イベント終了後もずっと手元に残る。
FC版では唯一の催眠アイテムではあるが、使用時の笛のMEが矢鱈長くて戦闘のテンポが大きく落ちる。
終盤まで非常に強力な助っ人となるものの、実際にプレイしてみると分かるがこれを多用しつつプレイするのは正直キツい。
というより、特にDQ1をやっていないとラリホーの効果があることに気づかないプレイヤーも多いのでは?
FC版では、ルビスの塔のルビスの石像の前でしか使えないはずのこのアイテムがフィールドに出ても使えてしまうバグがある。
詳しくは【イベントアイテムをフィールドに出ても使えるままのバグ】を参照。
リメイク版
【レミラーマ】の呪文があればヒント無しでも容易に入手できるようになった。
戦闘中の効果に関しては入手期間限定とはいえ、同じ効果でかつ使用時のエフェクトが短い【ねむりのつえ】が【上の世界】で購入できるため、こちらは【ふくろ】の肥やしになりがちである。
GBC版では戦闘中に使用したときは笛のMEは無い。よって使い勝手そのものはねむりのつえと大差なし。
ただで必ず1個は手に入るこちらに軍配が上がるだろう。
HD-2D版
入手場所は変わっていないが、ヒントから歩数が消えて単に「温泉の南」となり、埋まっている場所は光っている。また、未入手の場合は【ルビスのつかい】からもヒントを聞ける。
【だいじなもの】ではなく道具の扱いとなっているので、キャラに持たせて戦闘中に使うことができる。イベント以外では笛の音は鳴らない。
【エンディング】では勇者ロト自身の手で元の場所に埋められると見られる描写がある。
小説版
マイラの長老の家に代々伝わっていた。
元々は600年前、マイラの村人に助けられた妖精が置いて行ったものだという。
この笛があれば、精霊ルビスの封印を解くことができると言い伝えられていたらしいが、作中でルビスが封印されたのは18年前である。
それ以前にも封印された例があったのだろうか?
勇者アレル以外、誰も吹くことができず、現に仲間の【僧侶】モハレが試しても吹けなかった。
同じ作者による小説DQ1と設定が矛盾しているが、恐らくマヌエルの先祖も何らかの「選ばれし者」だったのだろう。
剣神
ステージ2で【じんめんじゅ】撃破後に【モモたん】が拾い、ステージ6のゴーレムを2回倒した後にモモたんが使用する。
今作では縦笛。
ビルダーズ1
ゴーレム撃破後に【ショーター】が言及する。
他のDQ1ゆかりのアイテムである【たいようのいし】や【あまぐものつえ】、【ぎんのたてごと】と違い、入手不可どころか存在すら知られていない。
ゴーレムを倒す手段、またはゴーレム撃破後に入手できるアイテムとして登場しても良かったようなものだが、それらの役目は【ばくだんいし】と【いにしえのメダル】に取って代わられた。