【スタンシアラ王】

Last-modified: 2020-10-02 (金) 21:44:13

DQ4

【スタンシアラ】を統治する【国王】。家族は【姫】)が1人登場している。
 
モンスターの跋扈などで暗くなった国を明るくするべく、有能な芸人を多数招集するため、「私を笑わせたものには望みの物を与える」というぶっ飛んだイベントを開催する。
しかし、その挑戦者を全て

*「つまらぬ……。でなおしてまいれ。

の一言で切り捨てていった。
勇者一行も同様で、駄洒落を得意とする【トルネコ】が挑戦してもダメ。
まぁあの駄洒落はシステムメッセージで「つまらないだじゃれ」とはっきり明言されているが……。
それにしても地獄の帝王すら笑い転がしてきた自慢の駄洒落を上記の一言であっさり切り捨てられたとなれば、
トルネコの心中はエレジーなこと察するにあまりある。暗い背中が目に浮かぶようである…。
 
最終的には【パノン】が王様の真意を見抜き、説得を受けて【てんくうのかぶと】を勇者に送っている。
パノンが挑戦するまで誰もクリアできなかったようだが、相当お笑いには厳しいのだろうか。
 
ちなみに「勇者たちよりも先に誰かがクリアしてたら天空の兜が入手できなくなっていたのでは」とツッコまれることがあるが、笑わせたご褒美は厳密には天空の兜限定ではなく「挑戦者の望むもの」である。
なので例え先にクリアされてもそれが一般市民などであれば、使えもしない兜を褒美として望む可能性は限りなく低かったと思われる。
よほどの冒険者や好事家が挑戦していたら危険だったかも知れないが……。

リメイク版

DS版以降の英語版での名前はLarfar。laugher(笑う者)とかけているような名前。
 
【ブライ】の弁によれば「この国の王は代々変わり者」らしい。
パノンとのやり取りの後、スタンシアラ王の真意を知った後に【アリーナ】は「お父様に負けないくらい、素晴らしい王様」と評している。
 
リメイク版では挑戦者の中に小さな女の子がいるが、この子のギャグにはあとちょっとで笑いそうになる顔を見せたらしい。
これが本当にうっかり吹き出しかけたのか、それとも挑戦意欲を掻き立てるためのパフォーマンスなのか、真意は王のみぞ知る。

ドラゴンクエスト4コママンガ劇場

そのあまりにも強烈なインパクトのせいで4コマ劇場などではネタにされた。
特にダジャレで敵を笑わせる【トルネコ】との絡みも多かった。
イラストはないので顔は作家のオリジナルとなっており、【すずや那智】はトランプのキングの絵柄のような顔にしていたりと多種多様である。