【ノックヒップ】

Last-modified: 2021-05-23 (日) 15:20:00

概要

DQ8に登場するモンスターで、どこか【ドルマゲス】っぽい顎の厳つい強面のヒト型の悪魔族。
上位種に【レッドテイル】【ジャンバラヤン】がいる。
 
逆立った銀髪に赤い肌、背中には黄色い翼、そこへダンサーのようなピッチリした青タイツを着込んだ派手な姿で、何故かいつも後ろ向きでポーズをキメている。しかもアクションは珍妙という強烈な奴だが、解説つきの作品によれば「キザで自分のかっこよさを疑っていない」らしい。
 
尻(ヒップ)からは長い尾が生えていて、その先端は一抱えほどもあるトゲだらけの玉になっている。
ノック(knock、打つ、強く殴る)の名前の通り、この尻から生えたトゲ玉を叩きつけてくる…と思わせて全く使わず、挙動不審な躍りや呪いを得意とする。
 
DQMJでは8のザコモンスターの中でこの系統とウィッチレディ系統はリストラされたが、ジャンバラヤンがDQMJ2Pで、ウィッチレディがイルルカSPで登場した。

DQ8

【パルミド地方】【トロデーン国領】に出現。
 
パルミド付近のモンスターの中ではステータスこそ高めだが、やってくることは通常攻撃と【さそうおどり】【呪いの指差し】だけ。
モーションからしてさそうおどりは釣られて踊らせるよりむしろ相手を笑わせる踊りのように見える。
さそうおどりの変態じみた動きや呪いの指差しのアクションは見ていて面白いが、どっちも結局のところ単体を【1ターン休み】にするだけ。にもかかわらず何故か出現数に制限がかかっており、基本的に単体でしか出現しないので、1人がかかったところで他の3人に袋叩きにされるのがオチの人畜無害なやつ。
2匹組で現れることもないではないが極めて稀。別に複数体で現れたところで怖くもなんともない敵なのだが。
ハッキリ言って弱い。
こんな奴より【ナイトフォックス】の方を制限してほしかった。
 
トロデーン国領では3匹以上で出現しだすが、今更過ぎる。
パルミドですら複数で現れても対処できる相手が【剣士像の洞窟】【ポルトリンク】西の荒野を抜けた先で現れたところで何するものぞ。
 
同じく無駄に出現数が制限されている【ウィッチレディ】とよくコンビで現れるので夫婦、さらに【ミニデーモン】を連れて家族扱いというネタもしばらく見られ、実際【モンスター・バトルロード】では上記の組み合わせで「デビル核家族」を名乗り参戦してくる。
なおここでは本来使えないはずの【ザキ】をぶっ放してくるので、単なる変質者が一転して凶悪な殺人鬼に。【即死】に耐性を持たないスカモンは連れて行かないようにしたい。
もし通常のノックヒップがザキを使うのであれば、前述の出現数制限はあってもいいのだが。
 
ドロップアイテムは通常枠が【あかいカビ】(1/16)、レア枠が【こうもりの羽】(1/64)。
コウモリの羽は背中についていた物だろう。もぎ取ったのか、もともとコスプレグッズだったのかは定かでないが…。
それ以上に疑問なのは赤いカビ。ノックヒップ族はカビを持ち歩く習慣があるのか?まさか彼らの皮膚が赤いのは身体にカビが生えているからなのでは?と不安がるプレイヤーも出た。