【パパスのつるぎ】

Last-modified: 2024-03-28 (木) 17:02:06

DQ5

【主人公】の父親である【パパス】が愛用していた武器。
特別にあつらえた長剣で、世界にただひとつしか存在しない。
特別な紋章が刻まれているらしく、主人公はその紋章に見覚えがあったことでこれをパパスの剣だと確信する。
磨き上げられた刃を持ち、やや細身ながらも【はがねのつるぎ】以上の威力を誇っている。
公式デザインは飾り気の薄い片刃の長剣で、刀身の半ばほどで峰に突き出した突起があるのが特徴的。シリーズ通して片刃の剣は比較的少数派なので、装飾は少ないが個性はある方。
パパスの息子である主人公と、孫にあたる【男の子】だけがこの剣を装備することができる。
 
青年時代に入ると、【魔物のすみか】の奥で大きくなった【キラーパンサー】と共に発見される。
成長してキラーパンサーになった彼を再び仲間にすると、この剣も手に入れることができる。
おそらく【古代の遺跡】でのあの一件の後に、残された彼がどうにか持ち出して守ってくれていたのだろう。
初見でこの剣を入手した瞬間の感動を覚えているプレイヤーも少なくないはずだ。
ちなみにSFC版ではキラーパンサーを仲間にした後で剣を調べないと手に入らないのだが、リメイク版ではキラーパンサー加入と同時に入手する。
 
【ポートセルミ】【カボチ】 → 魔物のすみか と寄り道せずに進んで行けば、手に入れた時点では主人公の装備できる武器の中で最も強い剣となる。
攻撃力は40で、上記の通りはがねのつるぎ(攻撃力+33)よりも強力。
【ルラフェン】で攻撃力+42の【スネークソード】【サラボナ】で攻撃力+45の【はじゃのつるぎ】を購入できるが、この時期に+5程度で買い換えるぐらいならそのお金で他のモンスターの武器か防具でも揃えたほうが間違いなく有効。
主人公にとっては父の形見であるため、【チゾット】で売っている【まどろみのけん】メダル交換で最速で【きせきのつるぎ】を手にいれる辺りまで使い続ければ、パパスもきっと満足してくれるのではないだろうか。
 
もっともDQ5では【複数攻撃武器】が強力なので、入手後も【やいばのブーメラン】を使い続けることになることも多い。とはいえ最後に倒したモンスターが仲間に加わるという今作の仕様上、単体攻撃も非常に大事。二つを使い分けていけばいいだろう。
 
また、そこまで強いわけでもないこの剣を使ってあの実力だったことを考えれば、パパスの強さを再確認させてくれる一品でもあるとも言えるかもしれない。
もちろんこの武器には会心の一撃が出やすかったり、ときどき2回攻撃できたりするような特殊効果もない。あれはパパスの個人的な能力である。
この武器を使って攻撃した時のエフェクトはなんとも言えない感慨深さがある。中には【ゲマ】にこの剣でとどめを刺したこだわり派もいるのではないだろうか?
 
ちなみにPS2版の内部データではパパスは何故か【ビアンカ】と同じ装備グループという設定になっており、本来はこれを装備することができない。
このため【オープントレイ技】を用いてパパスの武器を変更すると、この剣の再装備は永遠に不可能になる。

PS2のOT技でパパスを最終メンバーにする際、グリンガムのムチ装備させずに「パパスといえば、パパスのつるぎで戦ってこそパパスだ!」っていうこだわり派なら尚更、パパスを力の種ドーピングで力カンスト必須になる。

余談

次作のDQ6にはそのものが登場する訳ではないのだが、公式ガイドブックの勇者のイラストでは主人公がこれと同じデザインの剣を手にしている。
また、テリワン3DにはDQ5の再現であろう【王家のつるぎ】なる武器が登場しており、ストーリークリア後にキラーパンサーを連れていくとこの剣を入手できる。
なおこちらは高い攻撃力と奇跡の剣同様のHP回復効果を持つ優秀な武器であり、パパスのつるぎとは根本的に性能が異なる。

小説版 

こちらでは【グランバニア】まで使用し、【ビアンカ】を救出しにいく際に、武器屋から献上されたスネークソードに持ち変えている。

CDシアター

こちらでは更に長い間使われ、【ボブルの塔】まで愛用していた。
ゲマにとどめを刺す際に壊れてしまうが、その直後【ドラゴンのつえ】を入手し、それに乗り換える。
 
長い年月の間主人公リュカの支えとして活躍し、かつての持ち主の怨敵のトドメまで刺せたのだから、剣もパパスも満足だろう。
しかし小説版では換装したおかげで破壊されずに、父の形見が最後まで手元に残ったことを考えると、リュカの心情的にはどちらが良いかは微妙なところ。
剣を構えたリュカに対し、ゲマが『ほお、パパスの剣という訳ですか』と答える場面が印象的。 
ゲームでも再現してみたい展開だが、流石にこの時期だとこの剣の攻撃力の低さが響き、ゲマの守備力も高い為いかに力の高い主人公でも深刻な火力不足に泣かされる。【バイキルト】などでフォローしておきたい。

ユアストーリー

パパスの死後、ルートは不明だかサンチョの手に渡り、サンタローズに保管されていた。
ゲマ戦まで主人公の愛剣として活躍し、憎き親の仇は全てこの剣でとどめを刺した。

DQMSL

DQ5コラボイベントで実装された一品物の剣。
ウェイト5で、装備すると攻撃力が40、素早さが15上がる。
強化することで攻撃力が+1ずつ増えていき、+7まで強化すると固有効果「通常攻撃HP吸収(通常攻撃で与えたダメージの約20%のHPを吸収する)」 が付く。

スキャンバトラーズ

第3弾で登場。星3のレアで、レベルは76。
ステータスはちから:464、みのまもり:88。
技は赤ボタン:かえん斬り→やいばくだき(テンション5)→さみだれ斬り(テンション50)、青ボタン:マッスルカウンター。
マッスルカウンターは単体、全体を問わず敵から攻撃されれば1ターンに何度でも発動するので、合体モンスターを入れてチーム人数を減らせば反撃できる確率が上がる。
攻撃力も上昇するので、次のターンで大ダメージも期待できる。

スコアアタックでも【マタドールスーツ】装備でカウンターと盾ガードの機会を極限まで増やすことでスコアを稼ぐ戦法が人気となっている。

ライバルズ

パパスが死亡した時にリーダーに装備されるトークンカードとして実装された。攻撃力4、耐久力2の武器カード。

クロスブレイド

5弾で登場、現在でもストーリーモード7章で入手できる。
スキルは敵側に戦闘不能者がいない場合、味方の光属性の攻撃と魔力を中アップするもの。
このときトーナメントで相手が切り札出撃していてもOK。
光属性統一での周回のお供に。真1弾GR勇者アバンがいると上がった火力を生かせる。