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【ボブルの塔】

Last-modified: 2019-08-06 (火) 23:40:20

DQ5 Edit

【マスタードラゴン】が自らの力を封印したという【塔】。塔の名前は【天空城】の老人から教えてもらえる。
DQ5世界のほぼ南西の端にあり、【テルパドール】の西、岩山に囲まれた島のほぼ中央に位置する。
船では上陸できず、【天空城】復活後に行く事ができる。
名前の由来はバベルの塔だろうか。因みに、二つを合わせると8に出てくる【バベルボブル】になるが、関連性は不明。また、英語のbobbleには失敗という意味があり、プレイヤー視点からみれば、マスタードラゴンがへまをした(気まぐれで人間になったことで天空城が堕ちた)という意味合いも含まれているかもしれない。
一方、北米版ではTalon Tower(かぎづめの塔)という別の名前になっているのでそんなことはないか。
 
地上階と地下階に分かれているダンジョンで、地上階には複数のフロアを貫いてドラゴンの巨像がそびえ立っている。
最初に訪れた時には正面の扉は閉ざされており、屋上から【フックつきロープ】を使って進入する。
1階まで下りれば扉の内側にあるレバーを動かすことで正面の扉から自由に出入りできるようになるので、一旦回復・セーブしに戻るのがお勧め。
最初は正面から進入できず、屋上から入り込み、その屋上は一度入るとそこから出ることはできず、正門を建物内から開いてのちの攻略の近道とする…という一連の流れは、【レヌール城】とかなりの共通点がある。
 
敵が結構強く、地上階では集団で現れる【ブラックドラゴン】や、やたらと素早い【ゴールデンゴーレム】が難敵。
地下階では硬い上に他の敵を蘇生させる【メガザルロック】に、場違いな強さを誇る【メタルドラゴン】がかなり厄介。
更に、補助呪文でこいつらを強化&こちらを弱体化する上に自らも高い守備力を持つ【オーガヘッド】が絶妙にサポートする。
その上、【ザラキ】を使う【ホークブリザード】や、集団で吹雪を吐く【ドラゴンゾンビ】まで出てくるので、下手をすると全滅も有り得る。
イーター族で悪名高い【封印の洞窟】は、当該項目を参照すればわかるように、ストーリー上に関わらないため先に【魔界】まで足を延ばして、有用なアイテムや装備品で強化してから戻ってくる手が使えるが、ここや【大神殿】はそういう手が使えない割に敵が強いので、プレイスタイルによっては最難関ダンジョンとなり得る。
 
地下階では、仇敵である【ゴンズ】【ゲマ】と対決するが、どちらを先に倒すかはプレイヤーの自由。
ゲマは【やけつくいき】で全体マヒを狙ってくるので、馬車も持ち込めない以上、マヒしやすいメンバー(特に耐性のないモンスター)3名で挑むのは無謀。
ザキ系が効かない・あるいは最低でも効きにくい仲間を用意しよう。
特にお勧めは【男の子】で、それなりに高い攻撃力に加えて、回復・マヒ治療の両方の呪文を使いこなし、【フバーハ】も使えるのでゲマ戦では優秀な人材として活躍出来る。【スライムナイト】もマヒ(ザキ系)弱耐性だが、今作では敵の焼けつく息は弱耐性でもそこそこ効きにくいので戦力投入は可能。
身内など人間キャラを大神殿に連れて行く場合には、修行の意味も含めてまずここに連れて行く手もある。
但しいくらなんでも無耐性だけは避けよう。運の良さにもよるが8~9割命中するので、【スライム】【ホイミスライム】など無耐性のメンバー3名のパーティだと、焼け付く息を吐かれるとほぼ確実に全滅。連れて行くのは自殺行為に近い。
完全耐性がある仲間なら、道中でのホークブリザードによるザラキもシャットアウトできる。言い換えれば、ホークブリザードのザラキに苦戦するようならば、ゲマ戦の勝率は薄いとも言える。怖い【クリフト鳥】だが、ザキ耐性の重要性を予習させてくれる意味では有意義な存在。
両者を倒して【りゅうのひだりめ】【りゅうのみぎめ】を入手し、ドラゴンの巨像にそれらをはめ込むと像の内部に入れるようになる。
内部ではマスタードラゴンの力が封じられた宝玉【ドラゴンオーブ】と、【メタルキングのけん】を除くと主人公最強の武器である【ドラゴンのつえ】が手に入る。
 
BGMは地上階では【死の塔】、地下階では【洞窟に魔物の影が】と異なる曲が流れる。
 
ボス戦もあり、かなり労力も使うので本来は用を済ませたらさっさと退散したいダンジョンではあるが、地上階ではゴールデンゴーレムがかなりの頻度で出てくるので、金欠プレイヤーの格好の狩り場となっている。
ただし、魔界到達後なら経験値+仲間勧誘がてらジャハンナ周辺の方が効率がよい場合も。
地下階では【アンクルホーン】【シュプリンガー】等の仲間になるモンスターも出てくるので、攻略後でも来る事はあるだろう。
天空城を島の西側の砂漠に放置しておけば、いつでもすぐに訪問できるのも利点。
 
塔の中の敵は非常に強い一方で、なぜか塔の周りの敵はザコばかり。
幼年時代→青年期前半→青年期後半の間に元の生息地を追われた【おおねずみ】なんかが出てくる。
エリアレベルも低く、特に塔周辺はたったの7。
西部・中央部・東部でエンカウントテーブルが異なり、順に青年時代前半の【オラクルベリー】周辺・幼年時代の【アルカパ】周辺・幼年時代の【ラインハット】周辺西側の敵が出現する。
 
ちなみにこの塔は位置を示す情報が非常にわかりにくい。
浮上した天空城内にいる老人が「北東の島」というのだが、最初に言ったようにこの塔がある島は世界地図上では南西の果てにあるのだ。
完全に真逆である。
ではこの老人の発言は誤りになるのかというとそうでもなく、これは天空城が浮上した地点から見て北東という意味なのだ。
 
ただしこれにもいくつかの問題がある。
まず第一に、初期位置から北東に島は無い。
天空城の浮上位置はトロッコ洞窟の上にあり、地図上ではほぼ東の果てにあたる。
ここから北東に向かってもただただ大海が広がるばかり。
確かにDQの世界では、東の果ては西につながり、北の果ては南につながるため、北東に進み続ければ世界を一周して南西の島に行き当たる。地図の果てが世界の果てではないのだから、現実の地図にも構図がいくつもあるのと同じように、相対的に考えれば別におかしいことではない。
北東方面に進めば、途中に余計な島などがなく、距離的にも近い。が、このループを「当たり前のものとして念頭に入れる」必要がある。おそらく、南西方面にはいくつもの大陸や拠点があることから、混乱をさけようとスタッフなりに考えたのかもしれない。つまりどちらの方向へ案内するにしても、多少の混乱はありうる。地理的に案内しにくく、厄介である。
 
第二に、浮上した天空城は乗り物であり、その位置や行き先はプレイヤーの任意で変わってしまう。
しかしこの老人は天空城の現在位置に関係なく、一貫して「北東」としか言わない。
仮に浮上後、場内の探索より前に城を移動させていた場合、北東の示す先が全く変わってしまう。
これが【おうじょのあい】【ふなのりのほね】のようにプレイヤーの位置から座標を示してくれるものだったら何の問題もなかったのだが…。
 
総じて、ただゲーム内でプレイヤーを導く重要なヒントとして「無条件に北東としかいわない」のは、場合によっては混乱を招くと言える。
とはいえ、DQシリーズでは新たな移動手段を確保すると、すぐさまその脚で運べる地域や施設を行脚するのが恒例であり、特に老人のヒントを聞かずともこの塔に辿り着けるのが幸いと言えそうだ。

また、塔の上層部にはおそらくゲマとゴンズに襲撃され、瀕死状態のシスターと思われる人物がいるが、話しかけると息を引き取り姿が消える。
このシスターがどういう存在でなぜ、この塔にいたのかは詳細は不明である。

リメイク版 Edit

地上階の構造がSFC版と異なる。
SFC版では裏に回って階段の昇り降りを繰り返すが、リメイク版では階段が螺旋状に近い構造になっている(PS2版では円形、DS版以降は長方形)。
これにより地上階のエンカウントテーブルが統一され、ホークブリザードが出なくなったため難易度は少々下がっている。
また、BGMは死の塔に統一された。
ちなみに内部のどの階層で【フローミ】を唱えても、「ボブルの塔の7階」とメッセージが出るバグ(?)がある。
ゲマはやけつくいきを使わなくなっており、また倒してもここでは力尽きず、【エビルマウンテン】で改めて決着をつける事になる。
 
ちなみに先述の老人の話は「テルパドールの西」となっている。
SFC版ではあまりにもわかりにくいため、良心的な変更である。
「テルパドールはいつからあるのか」という小さな疑問点はあるが、沈没した城にいても生き延びるすべを持っているぐらいだから、現在の地理を即座に把握しているなどの可能性も考えられる。
また、幼年時代のサンタローズにある書物に「天空城がオーブを失い落下した」という詳細が記されており、もしかすると落下したのはそう昔のことではない(=落下前にもうテルパドールが建国されており、天空城の住民がそのことを知っていた)とも思える。