【男の子】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:13:18

この頁では公式呼称が「男の子」となっているDQ5の主人公の息子について解説する。
NPCとしての男の子については【男子供】を参照。

パーティメンバー:DQ5
【主人公】【ビアンカ】【ゲレゲレ】【フローラ】―【男の子】―【女の子】【ヘンリー】【サンチョ】【ピピン】(―【デボラ】

概要

【ドラゴンクエストV 天空の花嫁】に登場する【プレイヤーキャラクター】のひとり。【主人公】と妻との間に物語中で誕生する二人の子のうち息子の方。
後述のとおり名前をプレイヤーが付けるため特定の呼び名は存在せず、【公式ガイドブック】ではネタバレ対策のためかこの「男の子」という表記が使われたため、当wikiもそれに倣っている。
リメイク版DQ5以降「レックス」という公式名が付けられた。英語名はParry。
ちなみに、レックスはティラノサウルスの別名「T-レックス」が有名なためか、【バトルレックス】などの肉食恐竜系につけられたりする名前であるが、元々は「王」という意味のラテン語であり、人名にも使われる。
 
CVはCDシアターでは吉田古奈美、ライバルズでは内田彩(タバサも兼任)。

DQ5

【エルヘブン】の民の子であるの血と、天空の勇者の末裔たるの血によって生まれた新たな【天空の勇者】
祖父の【パパス】が生涯をかけて探し求めた【伝説の勇者】とは彼のことであり、勇者はまだ生まれていなかったことになる。
【名前】は生まれた時に、親である主人公の立場で仮名文字4字以内で自由に付けることができる。自分の名前を付ける人も多いかも。SFC版では、内部データ上「クーパー」というデフォルトネームが付いている。
 
過去作では、【勇者】である【主人公】のほかにも勇者がいることがあったが、主人公ではないキャラクターだけが勇者と呼ばれるのはシリーズ初のこと。また、主人公が救世主たる勇者でないというのもシリーズ初である。
自分自身を主人公に投影してきたプレイヤーにとっては、初めて 救世主(勇者)という存在を他人視点で見る機会となるだろう。

解説

前述のとおり公式資料では「主人公の息子」である旨は伏せられている。
一方、【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】でも大抵「【王子】」と書かれているが、様々な作家の作品において、たびたび主人公を「お父さん」、ビアンカやフローラを「お母さん」と呼んでいたりするので、半ば公然の秘密であった。
単純に固定の名前がないことから(主人公も含めて)身分や立場で呼ぶしかないのだろう。
公式ガイドブック内のイラストでも、大半は主人公と並び立っているイラストで描かれており、さらに【パパスのつるぎ】が主人公以外では彼だけが装備できることがわかることから、察しが悪くても主人公とかなり親しい存在である雰囲気は掴めてしまう。
 
母親から天空の勇者の血を引きつぎ、8歳にして新たな天空の勇者として覚醒する。
リメイク版では、エルヘブンの民の血が混ざり合ったことで覚醒したという設定になった。
伝説の武具である【てんくうのかぶと】は、彼のサイズに縮まってくれる。描写はないがおそらく鎧等もジャストフィットに縮んでくれているのだろう。
前作の勇者が17歳まで山奥で大切に育てられたのに対し、事情が異なるとは言え、その半分の年齢で勇者として覚醒するのは異例中の異例である。
双子の妹や父とともに神殿から母を救出し、魔界の王【ミルドラース】と戦っていく。
グランバニア王を父にもつため、王位継承権を持つ。次期国王としての自覚もあるようだ。

容姿

妹と同様に母親と同じ髪色になる性質を持っており、ツンツンと逆立ったヘアスタイルが特徴。
当初は妹やフローラ同様、【鳥山明】による公式イラストが無く、オリジナルのグラフィックが使われた。
髪の色は母が【ビアンカ】の場合は彼女と同じだが、【フローラ】の場合は母が濃い青なのに対して、子供たちは主人公のターバンやベラの髪色に近いやや紫っぽい青色となる。マントの色は共通で青。
 
【公式ガイドブック】では【中鶴勝祥】が新たに描き下ろしたイラストが使われたが、ビアンカ準拠の金髪のみである。
青系統の服とマント、白のブーツを着用しており、背中には剣を背負っている。オリジナル版では、剣先がサーベルのような形状かつ身の丈には合わないような大きさで描かれている。
このイラストでは、橙色のヘアゴムで後ろ髪を纏めている。
リメイク版の仲間会話での【サンチョ】の台詞によると、男の子はパパスに似ているそうなので、このツンツン髪は祖父パパス譲りなのかもしれない。
当時はフローラバージョンのイラストはほとんどなかったものの、バトルえんぴつやジグソーパズルなどの数少ないイラストにて確認されている。
 
以降はフローラと同じくこちらのデザインが公式となり、後に【鳥山明】によって改めて同様のデザインで書き下ろされた。こちらも金髪のみである。剣は片刃の直剣になり、身長相応の長さとなった。
PS2版以降のグラフィックでは、母がビアンカの場合はイラストと同様に金髪、母がフローラの場合は母とお揃いの青髪となる。服の色は共通。
DS版以降では、追加キャラである【デボラ】が母の場合は黒髪となる。
 
余談ではあるが髪の色の遺伝子は黒髪は顕性遺伝であり、金髪は潜性遺伝である。基本的に黒髪と金髪の両親から生まれる子供の髪の色は黒である。親が黒髪でも金髪の子が生まれるには親が金髪因子を持っていなければならない。しかし主人公の親のパパスと(リメイク版の)マーサも黒髪である。よって主人公の子供が金髪になるには、パパスとマーサもいずれかまたは双方が金髪因子を持っており、それが主人公に片方だけ受け継がれ、さらに二人の子供両方にそれが受け継がれる必要がある。かなりの低確率である。もっとも現実の人間と同じ遺伝構造であるならの話ではあるが。

性格

性格は好奇心旺盛で明るく温厚。家族への情も深く、勇者らしく正義感や責任感も強い。
【ヘンリー】の息子【コリンズ】に子分にされそうになる(父もヘンリーに子分扱いされた)。
リメイク版ではグランバニアの宿屋に泊るか海辺の【修道院】に泊ろうとするときのセリフから察するに、おねしょに悩んでいるらしいなど、勇者とはいえまだまだ子供らしい面がさまざまなところから垣間見られる。
余談だが、現実世界では8歳でもおねしょが治らない場合は、一般的に夜尿症と呼ばれ、専門的な対策が必要な場合が多い。
心理的ストレスから夜尿症になるケースもあり、彼の場合は8歳にして「世界を救う」という重責を負うことになったプレッシャーが原因だろうか。
 
勇者絡みの話題の際には、無意識のうちに自分でも知らないはずの知識を語ることがあり、本人も不思議そうにしている。
また天空の装備を見つけた時には、一目見て「あれはボクのだよ」と自分にしか扱えない特別なものであることを見抜いている。
その身に宿る勇者の血や魂から、祖先の記憶を引き継いでいるのかも知れない。
 
妹からは「わたしがお兄ちゃんのお嫁さんになる」とまで過剰に懐かれているが、彼からは妹は大事な家族ではあるものの、飽くまで家族としてしか見ていない。
というか男女の機微に関しては年齢相応に疎いようであり、この点に関しては妹がマセ過ぎているとも言える。

戦闘能力

ステータスの面では、勇者らしく力とHPが伸びるタイプだが、まだ子供なためかその伸び率は主人公に劣り、クリアレベルではHPは250前後、力も100強で伝説の勇者としては正直物足りない。HPにいたってはクリアレベル帯まで妹にすらわずかに劣るありさま。
しかし弱いわけではなく、後述の通り最初から【専用装備】がほぼそろっていることと習得呪文の優秀さでバランスが取れている。
また、大器晩成型でレベル99まで上げればHP500強、力は255まで成長してくれる。
素早さもクリアレベルでは主人公に劣りやや物足りないが、やり込みレベルになると追い越して、最終的にはこれも255まで達する。
覚える呪文はトヘロス、ベギラマ、デイン系と歴代の勇者の流れを受け継いでおり、おまけにスクルトやフバーハなど補助呪文、ベホマラーやザオリクも使えるのでボス戦での有用性は抜群。
そして最初から鎧以外の天空装備があるので、人間としては非常に高い守備力・耐性を得られる(【おうじゃのマント】等が揃う前なら主人公より高い)。
後述のようにボスの攻撃に耐えつつ補助・回復に活躍出来る…のだが余りに優秀すぎるため、勇者ではなく僧侶等と言われてしまう結果に。
双子の兄妹である娘との相性も抜群で、お互いの穴を補い合うような呪文のレパートリーとなっている。
強力な仲間モンスターに恵まれなかった場合、主人公と双子だけでも特に問題なく攻略していけるバランスパーティとなる。リメイク版では仲間にしやすいゴーレムを追加で加えておけばさらに強固なパーティーとなる。
 
加入当初はLv5でステータスも低いが、先述の通りすぐに優秀な剣・盾・兜が揃うため、ある程度レベルを上げれば前線で使っていくことができる。
さらにリメイク版ではフローラ(DS版はデボラも)と結婚した場合は、【しんぴのよろい】もカボチ村ですぐ手に入るためこれを装備させるか、これを主人公に装備させたお下がりの鎧を装備させれば天空の鎧入手までのつなぎになる。
装備にお金をかけずに強化できるのも、ゴールドの使い道が多い本作では大きな長所。
ただし、有用かつ強力な呪文を多く覚えるわりにMPは家族4人の中では最も低いので、ボス戦はともかく雑魚戦で気軽に連発できるわけではない。ついでに【死にステ】【かしこさ】がやや低いのもご愛敬。
 
父が僧侶系の要素を持ち、母と妹が魔法使い系という影響か、勇者である割に僧侶系の呪文が多め。
有用な呪文を多く覚えることからもみれば、主人公同様に "攻撃力が高い僧侶" というべき存在で、戦闘は父やゴーレムなどのパワーファイターに任せて、自身は主に回復や補助を担うことになるだろう。
 
AI任せにすると攻撃呪文を連発してあっという間にガス欠になるため、ボス戦以外でもダンジョンでは適宜【じゅもんせつやく】【めいれいさせろ】にしてできる限り通常攻撃を軸に戦い、MPを温存しておきたい。
まあ馬車を連れて行けず奥でボス戦を控えたダンジョンは【ボブルの塔】【大神殿】だけで、後者はボス戦前に完全回復&馬車が来るし、前者も一度外に出て回復してから臨みやすい構成になっているおり、気にせず連発させておいてガス欠になったとしても打撃で戦えるので実はほとんど支障はない。
幸い、天空の剣や【きせきのつるぎ】など仲間になった時点で装備できる強力な武器は多い。
また、ボス戦で彼のMPが尽きて困るようなこともない。もしそうなったとしたら明らかに苦戦しすぎでレベルが足りていない。
ベホマズンと比べてコストの低いベホマラーを覚えてくれることもあり、雑魚戦で無駄遣いさえしなければ、DQ3の勇者ほどMP不足に泣かされたりはしない。
リメイク版以降では【エルフののみぐすり】を比較的簡単かつ大量に用意できるので、MPに関してはさほど気にする必要がなくなっている。
 
また、クリアレベル帯までは素早さが平凡(悪く言えば中途半端)であるため、先んじて回復や補助を行うにはやや不安定な面がある。
便利だからと補助を彼に選任させていた場合、スクルトやフバーハ等を使う前に強烈な打撃がきたり強力なブレスを吐かれてピンチに陥る、というご先祖様のDQ4勇者に似た事態も多々ある。
パーティーの安全を確保したいなら、彼の補助呪文が必要になるボス戦や魔界では優先的に【ほしふるうでわ】を装備させておくと良い(SFC版では成長鈍化の仕様に注意)。
 
【ふぶきのつるぎ】を装備可能なので、最終的な単体火力はスライムナイトやキラーマシンと並んで最強の一角となる。すばやさも255となりドラム役としても活躍する。
普通にプレイする分にはステータスが物足りないが、
限界まで育てると力と素早さがカンストするうえHP、MPも充分あり、さらにザオリクまで使えるため、育ち切れば歴代勇者の中でも最強と言えるキャラだ。
ただし過去作で勇者が使えた【ベホマズン】を覚えないことは大きなネックとなっている。
仲間モンスターのシステムを使って欲しいということか。
またPS2版では天空の剣を持たせておバカなAIに任せると、困った事態になる。詳細は【AI】【いてつくはどう】を参照。
 
ちなみに、彼は勇者と僧侶の十八番であるはずの【ニフラム】をなぜか習得できない(ご先祖様のDQ4勇者はLv1で習得済みである)。
本作ではニフラムが非常に凶悪な性能を誇っているため、もし習得できればさらに強力なキャラとなっていただけに実に惜しい。
 
なお、ルイーダの酒場でパーティーから外すことも可能である。おそらく、『勇者』という肩書きではあるが、物語の『主人公』ではないためと思われる。
ちなみに、別作品の『主人公』は、たとえ職業が勇者でなくてもルイーダの酒場には預けられず、彼の仲間にも、なぜか最後まで酒場に預けられない仕様になっているキャラがいる。
しかし、男の子の場合は、一部のイベントなどの出番はあるものの、このイベントも女の子で代用できてしまうため、必須ではない。
特に、【大神殿】クリア後は自動的にパーティから外れるので、再加入させる方法がわからないままクリアしたプレイヤーもいるかもしれない。(一応、話しかけると「ルイーダの店に行って連れて行くように指示してくれ」的な直接的ヒントは言われる)
このため、"天空の武器防具を装備した勇者でないとマーサを救出できない" というパパスの教えが無視されるという批判も多い。
パパスが調べた古文書には【天空への塔】【天空城】のセキュリティシステムの件が書かれていたのかもしれないが、時代の流れによってそれらは人知れず解除されており、書物に記されていなかったのである程度しょうがない。
なお、上記のシステムが解除されていた理由が、オーブの喪失などに起因するのかどうかについては本編で一切語られておらず定かではない。【マスタードラゴン】不在だったことなど複合的な理由が考えられる。
それに彼を必要とせずクリアするといっても、おそらく大半のケースは仲間モンスターによる戦力増強が大きく、それはあまりにもイレギュラーな事態であることは言うまでもない。
上述の通り仲間モンスターがいなければ彼が占める戦力的な割合はかなり大きく、伝説の勇者としての素質は伊達ではないことがわかる。
また、天空の勇者を求め続けたの意思が結果的に世界を救うことを可能にしたと考えると実に因縁めいた話ではある。

習得呪文

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期5354422252374122795
途中2073713850411806439628
4011591476872284154665587
最大992552551301702005104406376016

耐性

無効(なし)
強耐性ザキ・麻痺、ラリホー、マヌーサ、マホトーン、メダパニ、毒、休み
弱耐性(なし)
無耐性メラ、ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン、マホトラ、ルカニ、メガンテ・体当たり

天空物語

主人公で、名前は「テン」。
グランバニアで双子の妹のソラや、サンチョ・ドリス・オジロンらと共に父の帰りを待ち続けている。
6歳になったある日、城の宝物庫に安置されていた天空の剣を手にしたことから自分が天空の勇者であることを知り、ソラたちと共に父の行方を探し旅を始めることとなる。
 
性格は明るくのんきもの。
基本的に戦闘では剣を使い、呪文はソラと違って全く使えないように見えるが、【デモンズタワー】【アームライオン】相手に絶体絶命になったときに無意識にライデインを発動させるなど、後に覚醒する天空の勇者としての力の片鱗も見せる。

小説版

第三巻より登場。本名は「ティムアル・エル・ケル・グランバニア」だが、愛称はティミー。
母親はビアンカであるため、金髪。
名前の由来も、ビアンカの父親である【ダンカン】が「ティムズ・ダンカン」であることにちなんでつけられている。
基本的に性格は原作と変わらず、勇敢でやんちゃな性格。
夜、父親(主人公)と一緒に寝た妹のポピーに焼きもちを焼いたりとやはり子供っぽい面も見せる。
CDシアターでの声優は、天空シリーズすべてに出演している吉田古奈美。
なお、SFC版DQ5では「ィ」が打てないため、「ティミー」の名前でプレイすることは出来ない。

ゲームブック版

名前は「クリス」。最終巻で終始主人公とともに固定メンバーとして冒険に参加する。

ユア・ストーリー

声は内川蓮生が担当。名前は【アルス】
なおこの映画には女の子は登場しないため、一人っ子である。
容姿は上半身が公式イラストと異なり、茶色の【たびびとのふく】のようなものを身に着けている。
リュカ(主人公)の結婚相手のネタバレを防ぐためか公式サイトでは非公表となっており、ポスターのイラストでも後向きでシルエットのように扱われ、髪の色がわからないようになっている。
 
【サンタローズ】にて生まれ、その時から【天空人】の金色の目を持つ。
しかし生まれて間もなくサンタローズが【ゲマ】に襲撃され、アルスはサンチョに守られて【アルカパ】に避難させられる。その後どこで育てられたかは不明。
 
8歳の時、サンチョとともに【ストロスのつえ】を見つけ出し、父リュカの石化を解く。そして渡された天空の剣を安々と抜き放って魔物を蹴散らしたことで、天空の勇者であることが判明する。
なお原作では女の子がルーラを使えるが、彼女のいないこの映画ではアルスがルーラを覚えている。
【大神殿】の最終決戦では母ビアンカの石化を解いて再会したのち、リュカとともにゲマを倒し、さらに魔界の門を再封印するため、【ブオーン】の援護を受けて天空の剣を門に投げ込む。

DQ6

裏ダンジョン内の【デスコッド】にそれらしい人物が登場する。姿は一般の【男子供】のグラフィック。
地下室で【サンチョ】や女子供とともにおり、「石になったお父さんを探して」旅をしているらしい。

リメイク版

「遠い未来の夢」を選んだ場合に、三つの髪色全てが「レックス」という名前で登場する。
いずれも妹と一緒におり、ビアンカバージョンは宿屋にて母とともに店番をし、フローラバージョンは屋外で母とともにピクニックをし、デボラバージョンは唯一母とは離れ村長の家の地下室(SFC版と同じ位置)にいる。

バトルロード2・バトルロードビクトリー

女の子と共に晴れて主人公として登場する。妹ともども、金髪。
プレイヤー層や初期設定から剣や鋼の鎧を装備して戦う戦士が最も多く、全国で大暴れしている。
女の子と共に勇者以外にも転職が可能。
なお原作と異なり、妹共々マントが身長相応に短くなっている他、服の下にズボンをはいている。
例として杖を装備することで魔法使いにもなることができる。
様々な呪文を唱えたり、魔法の法衣など一風変わった姿を見ることも可能。
こういうことができるのはあくまでプレイヤーの写し身だからであり、厳密にはDQ5のキャラクターと同一人物ではないと思われる。

シアトリズム

プレイヤーキャラクターのひとりとして登場し、天空の剣を持っているデザイン。妹ともども、金髪。初期職業は【勇者】

トレジャーズ

妹とセットの【金髪の双子の像】【青髪の双子の像】【黒髪の双子の像】がお宝として登場。容姿はバトルロードシリーズ準拠。

ライバルズ

第6弾カードパック「小さな希望のシンフォニー」にて「レックス」名義で実装。共通カードである英雄カードの1枚。(コストは0
先に述べた通り、CVは妹と兼任で内田彩。ちなみに、兄妹共々ボイス付きの初の英雄である。
金髪で実装されたが、後に青髪、黒髪に変更できるようになった。

レベル1 コスト0 ついげき
味方リーダーが攻撃する度、敵リーダーに1ダメージ
この効果は条件を満たすと自動的に発動する

レベル2 コスト0 勇敢な魂
味方リーダーが攻撃する度、味方リーダーのテンション+1
この効果は条件を満たすと自動的に発動する

レベル3 コスト3 勇者の雷
ランダムな敵1体に2ダメージ
このターン中味方リーダーが攻撃していた場合、代わりにランダムな敵1体に3ダメージ

味方リーダーの攻撃に特化した性能。攻めの色が強く、そういう意味でも妹とは正反対の性能。
リーダー攻撃は武器カードや一部の効果が無いと行えないため、使えるリーダーは限られる上、手札が揃わないと戦士であっても中々スキルが発動できない。
その代わりか、コストが英雄最軽量の0であることが最大の特徴と言ってもいい。
このお陰で上手くスキルが回せた時のレベル3到達は最速で行えるため、ヒーローレベルに呼応した能力との相性が抜群なのだ。
是非ともそういったカードと合わせて、早い展開で相手を圧倒したい。
元々はレベル1とレベル3の効果のダメージ量が1ずつ高く猛威を奮っていたが現在のパワーにナーフされた。それぐらいハマれば非常に強いカード。
 
ちなみにレベル2からレベル3になるとき、天空装備一式を纏う演出がある。また、レベル3で行う雷撃はライデイン。

ライバルズエース

「幼き勇者レックス」名義で勇者専用カードとして実装。こちらもまず金髪で実装され、後に青髪と黒髪への交換が可能になった。

2/2/2 冒険者
召喚時&死亡時:敵リーダーに3ダメージ、味方リーダーのテンション+1
(通常版初期の能力)

2/10/10 冒険者
召喚時&死亡時:敵リーダーに12ダメージ、味方リーダーのテンション+2
(プレミアム版最大レベルの能力)

英雄カードの時の能力を一つに凝縮したような、アグレッシブな効果。
リーダーへのダメージは上限突破でどんどん大きくなるので、通常モンスター戦を手早く片付けるのに役立ち、2度のテンションアップもボスモンスター相手に光るだろう。
実装直後は最大強化しても6/6かつ効果ダメージも6でインフレする敵HPに対しては物足りない面もあったが、強化により限界突破すればスタッツ目当てでも十分採用できる性能になった。
リーダー攻撃には関係しなくなったので職業を選ばす採用できる一枚である。
アップデートによりレベル4以降?から使用時に飛び上がって斬撃を放つムービー演出が入るようになった。

星ドラ

オープニングムービーで父親と妹と共に登場するほか、天空シリーズ常設イベント「天を翔ける黄金竜」では【プサン】から(DQ5の世界の)天空の勇者として言及されている。
本人は登場しないが、DQ5イベント後編等では彼が着ている服がコスプレ装備として登場。またイベント冒頭で「想い人」を選択すると、選んだ人物と同じ髪色のウィッグが入手できる。装備品における名前は「レックス」で、天空の勇者の末裔と説明されている。
また、後のアップデートでは男性が【キャラクターメイキング】で変更できる髪型の中に彼と同じヘアスタイルが追加された。先に登場したウィッグとは、髪色と髪留めの種類で区別する事ができる。

ウォーク

第4章で誕生し、第5章から本格的に登場する。名前は「レックス」。ちなみに妹共々、尺の都合か妻が名付けたという事になっている。
始めからベギラマを習得しており、レベル5でライデイン・レベル10で【ギガスラッシュ】・レベル15でビッグバンソードを覚える。また、特技の斬撃ダメージが合計25%増加するうえ、メガモンスターとして現れる【ゲマ】へ与えるダメージも増える。
基本的に母親の髪色が反映されるが、フローラと結婚した時はなんとSFC版同様、薄紫がかった色合いになっている。このような仕様になった理由は不明。第6章のイメージイラスト及びメモリアルパネルでは、濃い青色になっているのだが…。

ドラけし!

イベント「天空の花嫁と魔界の王」後半の限定ドラポンで実装。名前は「勇者レックス」で、髪は金髪。
星5の青属性で、最大攻撃力はなんと360。スキルは縦長の範囲を物理攻撃する「勇者の雷」。
 
けしコン!の大魔王ミルドラースでは編成に入れると300pt獲得できる。