【ラダトーム城】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:12:16

このページでは楽曲について解説する。
建造物としてのラダトームの城については【ラダトーム】を参照。

概要

曲名通り、DQ1で初登場した【ラダトーム】の城のBGM。リメイク版では【ロトシリーズ】三部作共通曲となった。
 
構成=A:16小節、B:24小節、C:14小節
調=イ短調(Am)
BPM=116(SFC版)
拍子=4/4
※Aの部分は、2回繰り返される。
 
初代の城の曲であるが、次作以降の癒やされたり、明るかったり、華麗だったりというものではなく、威厳を前面に押し出した曲。
使われるのは弦楽器のみ。今作からDQ4まで、城の曲は全て弦楽器しか使われない。
BPMは116と、城の曲の中ではテンポが速め。
演奏順序は「A→A→B→C→A→A」であり、B~Cを中間部と考えると、「A→中間部→A」となり、三部形式である。
やや無機質で冷淡にも思えるメロディを持つ。また、その伴奏部は大部分がメロディの動きに追従しており、バロック時代のチェンバロ曲を想起させる。
これは、当時2トラックしか音が使えず、三和音が使えないためにこのように作ったのだろう。
その後のシリーズでも城の曲はバロック音楽調にすることが定番になっている。

高貴だが力強さも持っている名曲であることは言うまでもない。

DQ1

その名の通りラダトーム城内で流れる。
ゲームスタート直後にいきなり威厳のある曲が流れ、それに合わせて王様が偉そうな講釈を垂れるので、
多くのプレイヤーの印象に残っていることだろう。
また、【雨のほこら】【聖なるほこら】でもこのBGMが流れる。
 
FC版では、玉座の間で流れるものと、それ以外で流れるものとでは音色とループの長さが違う。
玉座の間ではAの部分全体が流れるが、それ以外ではAの部分の前半8小節を繰り返す。B~Cの部分は流れない。
 
MSX版では音色がシンプルで、ややテンポも遅い感じの、寂しげな雰囲気になっている。

リメイク版

リメイクではB~Cの部分も流れる。
また、ほこらの曲はDQ2から逆輸入の【聖なるほこら】に変更されている。

DQ2・DQ3(リメイク版)

DQ2、DQ3にもラダトーム城は登場するが、FC版では容量の都合で他の城と同じ【王城】【王宮のロンド】が流れる。
しかし、リメイク版のDQ2、DQ3ではラダトーム城でこの曲が使われている。

DQ11

3DS版の【冒険の書の世界】、およびクリア特典のラダトーム城で流れる。3DS版はFC音源の2階版。

いたストシリーズ

SPではチュートリアルステージ、ポータブルでは通常ステージとして登場するラダトーム城で使用されている。

シアトリズム

難易度ふつう難しい激ムズ
総トリガー156304484

解放チャレンジI-3をクリアすることでミュージックプレイに追加されるFMS
背景は汎用の城内エリア。オーケストラ版基準のため、王座の間で流れるバージョンとなっている。
DLCを除いた全60曲の中では、全ての難易度において最大トリガー数を誇る。
DLCを含めると、普通・難しいは【のどかな熱気球のたび】、激ムズは【戦いのとき】に次いで2位となる。

ビルダーズ1

終章のラダトームの跡地に【希望のはた】を立てるとラダトーム城で流れるようになる。

ウォーク

目的地が城だった場合のイベントで流れる。

ダイの大冒険(アニメ)

【レオナ】初登場シーンなどで流れる。