【レノファイター】

Last-modified: 2021-01-22 (金) 01:15:02

概要

DQ7、トルネコ3に登場するモンスター。
ウグイス色の体毛に覆われたヘラジカのような角を持つ大柄な獣人で、風貌は【アークデーモン】【ブオーン】に似ている。
簡素だが衣類を身に着け、フレイルで武装している。
同系統に【ボルンガ】【グレイトホーン】がいる。
レノ(reno)とはスペイン語でトナカイを意味する。
DQ7の世界では、彼と【ブラックサンタ】のコンビが世界中に贈り物を配っているのかもしれない。

DQ7

【発掘現場の洞窟】にのみ出現。
典型的なパワータイプで、力溜めや踏みつけ、守備力依存タイプの痛恨の一撃を放ってくるが、何故か痛恨の時にしか武器を使わない。
攻撃も決め手に欠け、恰幅の良さから同時出現数も限られるので脅威ではない。
出現場所にも恵まれず、地味な存在であった。
落とすアイテムは【毛皮のフード】

DQ7(リメイク版)

大型モンスターであるが、ギリギリ2匹同時に出現できる。
こいつのモーションを流用して【アークデーモン】が登場し、事実上の最上位になっている。

トルネコ3

HP70、攻撃力21、防御力27、経験値100(Lv1)
【山脈の尾根】【封印の洞くつ】【異世界の迷宮】【まぼろしの洞くつ】【不思議の宝物庫】に出現する。
【おおめだま】【じごくのよろい】【モシャスナイト】と同じく、4つの99Fダンジョン皆勤の優遇モンスターであり、ナンバリング作品での地味さを払拭しての外伝デビューを果たした。
本作では攻撃や回避にも武器を使うためか、【剣系】に属する。
頻繁に行う力溜めは、距離をとって仕切り直せば実質的に無駄行動になるので、サービス行動と言えよう。
問題は一定条件下で行う「角弾き」行動で、隣接するモンスターを投げ寄越す、こちらを敵に投げつける、見えている罠に放り込む、【モンスターハウス】送りにする通称モンハウ投げなど、予測し難い各種の嫌がらせ行動に長けている。
行動順によっては投げ飛ばした敵が即行動という事もあり、特に【まぼろしの洞くつ】では致命的となる。61~80F(75Fを除く)と長期的に出現するので、全てのフロアで【レミーラの巻物】【地獄耳の巻物】を使うわけにもいかない。よって、基本的に即降り推奨。
部屋に入った瞬間の敵投げは避けようがないが、開幕などでマップの赤い点が2つ以上隣接している場合は、レノファイターがいると仮定して行動した方が良いだろう。また、少しでも敵を投げられるリスクを減らすために、遭遇した敵は全て排除するようにし、なるべく長居をしないようにしよう。

封印の洞くつでは12~46Fの偶数フロア(40Fを除く)に出現する。
こちらでも角弾きは厄介であり、特に【だいまどう】なんかを投げられると危険。

キャラクター同士がぶつかった場合は双方とも10ダメージを受け、また着地点に罠があった場合は確率で発動する。
投げ寄越し、罠投げ、投げ飛ばしは部屋内に限定されるので、通路におびき寄せてからの処理が有効。
ただしモンハウ投げは、モンハウから10マス以内ならば隣接時に使ってくる確率が高いため、注意が必要である。
角弾きの能力は、【風来のシレン】で言う『シレン2』などの「タイガーウッホ」系や『シレンGB2(DS2)』の「コクワガッター」系の特技を彷彿とさせる。レノファイターは「大柄の体」「角がある」といったそれぞれのシレンのモンスターの特徴を併せ持っていて、ちょうどよかったのかもしれない。
 
仲間にした時の成長タイプは【万能・晩成】で、デフォルトネームは「レイダー」。
仲間にしてもポポロを敵に投げ飛ばす、待機組の陣形を乱す等の後先構わない問題行動を連発するので、運用は非常に難しい。成長が遅すぎるので、純粋に戦力としても当てにはできない。ドーピングすれば防御力も伸びるため最終的には強いのだが。
しかし罠が最初から見えている【モンスター闘技場】では、敵を片端から即死罠に叩き込むファイターとして存分に暴れまわってくれるだろう。 
 
なお、話し掛けると戦士としての誇りと礼儀がある。

私は戦士だ。
この身が くだけちろうとも
あとに ひくことは できぬ!

 

レベルアップか……。
わが 前にちった者たちに
祈りを ささげよう。