【ドーピング】

Last-modified: 2021-06-05 (土) 09:15:09

概要

我々現実の世界では、プロスポーツの世界で服用を禁止されている薬物を服用して記録を出す不正行為。
この意味のドーピングはDQ11のストーリー上で【ハンフリー】が行なっている(詳細は後述)。DQ5に登場する【ファイトいっぱつ】も、ある意味ドーピングアイテムと呼べるかもしれない(むしろ効果が一時的な分、本来のドーピングに近い)。
 
薬等を服用して肉体強化をすることから、転じてDQなどのRPGでは一般的には、アイテムを投与してステータスを増強する行為の俗称になっている。
当然だが禁止薬物ではないのだから一般的にペナルティは存在しない。
DQのドーピングアイテムには「たね」「きのみ」、一部作品では【草】もある。
 
【宝箱】【壷】【タンス】から入手できる他、モンスターがたまに落とす場合もある。
「たね」「きのみ」を落とすモンスターの種類は多いが、ほとんど低確率。まとまった数が欲しいなら落とすモンスターで狩り易かったり確率が高いものを調べて狩りまくろう。
 
上昇値は一部固定のものもあるが、基本的にはランダムに数字が決定されるため、低い数値を嫌う場合はハードをリセットをすれば問題ない。
最近ではゲームハードのメニュー画面が設けられたことなどに伴い、再起動にかかる時間が増えてリセットでの吟味は面倒になったが、代わりに【ときのすな】を利用できる様になっていることが多い。
戦闘中にドーピングを使用すれば、時の砂をリセット代わりにできる。
ただし吟味の最中に【1ターン休み】等の行動不能状態にされるとテンポが悪くなる他、何らかの事故でリセット前に戦闘が終了してしまうと計画が狂うので場所を選択することも重要になってくる。
 
ドーピングの有用性は作品によってまちまち。
ステータス上昇値が固定で、使った分だけそれの上乗せというリメイクDQ1・2等は早めと使用しても問題ないが、現在の能力値と「そのレベルでの能力限界値」を比較し、現在値の方が上回ってしまっている場合はステータスが0または1しか上昇しなくなる限界値システムが存在する作品では、早期に種を複数個投与するとすぐこの限界値に引っ掛かってしまい、レベルアップで上昇するはずだった数値分を無駄にしてしまう。
それ所か、いくつかレベルを上げると種を使わなかった場合のステータスと結局同じ程度になってしまう場合もある。
このシステムがある作品では各レベルでの上限値をある程度把握して計画的に使用するか、完全にレベルが上がりきってから種を大量に投与するのが望ましい。わかりやすいのはSFC版のDQ3だろうか。
 
この様な仕様と1個辺りの上昇値がごくわずかなことにより、普通に手に入る分だけでは最序盤位しか目に見えた効果が期待できない。
原則非売品で通常プレーで手に入れられる数が限られる貴重品なことも合わせ、単純にストーリー攻略の手助けとするにはあまり有用とは言えないが、やり込みでキャラクターを限界強化するには必須となる。
最高レベルのさらにその先に強化するには種しかないのは当然のこと、システム的なカンスト値までならばどのキャラクターの何のステータスであっても好きなだけ上昇させることができる。
「めちゃくちゃ素早い【ゴーレム】」とか「筋肉ムキムキの【マリベル】」とか「HPやみのまもりの高い【タフガイ】【バーバラ】」だったりと、本来設定されているキャラクターイメージや成長パターンから大きくかけ離れたステータスのキャラクターを作ることもできる。
【キラーピアス】【はやぶさの剣】等の特殊な装備品の性能をさらに引き出すために、装備者のステータスを高める使い方もある。
 
また作品によっては【タイムアタック】でも活躍する場合があり、低レベルで高い勝率が求められるRTAでは、戦力のメインとなるキャラクター(【ハッサン】【ヤンガス】等)に集中的に投与されることもある。
 
とはいえ、大抵の場合種は貴重品な上に、吟味が面倒なことに変わりはないので、全く使わず【ふくろ】【預かり所】等の肥やしにしているプレイヤーも少なからず存在するだろう。
一方でパーティメンバーが永久離脱してドーピングが無駄になる場合もあり、特に印象の強い【キーファ】「種返せ!!」等と不名誉ながらも時折ネタにされている。
 
【転職】システムのある作品では、作品にもよるが覚えた呪文や特技を転職後も引き継げたりするので、没個性化しやすい。
そこにさらにドーピングでステータスを平等にすると、最終的には装備品ぐらいしか差別化ができなくなる。
また、DQ7でついにステータスの上限が全て999になり、安物の【ブーメラン】【はかいの鉄球】と同等の威力になるといった不可思議な状況になることもあり得るようになった。
その反省も兼ねてか、同じく転職システムがあるDQ9では呪文が引き継げない、ドーピングで上げたステータスが職業ごとに分割される、といった措置が取られたり、オンラインゲームのDQ10ではそこから発展してドーピング効果は全職業に反映される代わりに種や木の実を完全個数限定品にするなどといった、没個性化を回避する努力が見られる。
 
ドーピングする優先順位はキャラクターや作品にもよるが、ゼロ=【死亡】【HP】や行動の自由度が上がる【MP】はほぼ最優先、純粋に与えるダメージが上がる【ちから】や物理攻撃のダメージが減る【みのまもり】等が優先されやすい。
一部の作品に登場する【かっこよさ】等の【死にステ】は何らかのやり込みが無い限りは見向きもされないだろう。
また【不思議のダンジョン】シリーズでは【餓死】を防ぐ為に胃袋をドーピングする場合もある

DQ1(リメイク版)

リメイクに伴い【いのちのきのみ】【ふしぎなきのみ】【ちからのたね】【すばやさのたね】【まもりのたね】の5種類が追加されたが、いずれも完全な個数限定品。
主人公一人旅なので誰に使うか迷うことはないが、守りの種以外は上昇値がランダムであることには注意。

DQ2(リメイク版)

DQ1同様の5種類が追加されたが、同じく個数限定。
また【サマルカンスト技】を使う場合、【サマルトリアの王子】には何か1つでも与えるといずれ無駄になる。
SFC版限定で【宝箱復活バグ】を利用すれば種や木の実を大量に手に入れられるが、非常に手間が掛かる(特に【まもりのたね】)ので、【種無限使用バグ】を使った方がお手軽。

DQ3

各種種が初登場した。
本作で登場するのはちからのたね、すばやさのたね、【スタミナのたね】【かしこさのたね】【ラックのたね】、いのちのきのみ。
このうち、スタミナの種は完全にデメリットしかない地雷アイテムであり、賢さの種もデメリットが大きい。
 
なお、本作では勇者以外は他の職に【転職】することがあるが、「転職すると各種ステータスが半分になってレベル1でやり直し」というシステムのため、種を使っていても転職すると半分くらいは無駄になってしまう。
あるいは転職後に上限値に引っ掛かった場合はほぼ無駄になる。
なので転職を予定しているキャラは種を無駄にしないためにも転職後に使うのがセオリー。

リメイク版

ふしぎなきのみが追加されたが、入手チャンスは少ない。
仕様変更により、スタミナの種と賢さの種のデメリットが解消された。
逆に命の木の実は体力がカンストしたあとに使わないと無駄になる。
 
また、【ルイーダの酒場】キャラ登録する際に5種類の種を5~6個無料で使えるようになり、初期ステータスがドーピングされた状態で始められる。
ただしこのときの上昇量によって【性格】が決まってしまううえ、必ず最初に表示された回数分は種を与えなければならないので、拘る人には頭を悩ます要素にもなっている。

DQ4

ふしぎなきのみが初登場。レベルアップ以外でMPを伸ばせるようになった。
スタミナのたねは廃止された。

リメイク版

【トルネコ】【鑑定】にて種の味についての言及がある。
 
ちからのたねは「苦い」
すばやさのたねは「辛い」
ラックのたねは「酒のつまみにできる様な香ばしさ」
いのちのきのみは「クセのある味」
ふしぎなきのみは「鼻をつまみたくなる様な最低の味」
……だと言う。
ふしぎなきのみ以外の種は、最早我々現実の世界で言う「柿の種」では無かろうか……。
 
DS版以降はまもりのたねが追加され、ラックのたねが削除された。
トルネコにおれにまかせろ/わたしにまかせてを指示して単独で馬車外に立たせて特殊行動盗みを待つのが効率的。
狙い目のモンスターは各種たね・きのみの記事参照。

DQ5

素の守備力の設定が素早さの二分の一から【みのまもり】の値に改められ、みのまもりを上げるまもりのたねが初登場した。ラックのたねは削除。
 
また、【チゾットへの山道】で謎の老婆のイベントを発生させると主人公の力が5上がる。
 
なお、本作ではステータス上昇値が固定なのに【上限値】システムが存在するため、一部のモンスターのステータスで、「素では絶対に上がらない(固定成長値が0設定)のに、ある程度ドーピングすると上限値に引っかかって0~1ランダムだが伸びるようになる。」という現象が発生する。
また、SFC版限定ではあるが【パルプンテ】の効果で1個の種を2回使用できる裏技がある。

PS2版

ステータス上昇値が固定ではなくなった代わりに、上限値を超えたステータスの0~1ランダム成長の仕様がなくなった。
つまり、ドーピングで上限突破させてランダム成長させるという技が使えなくなっている。

DS版以降

再び上限値を超えたステータスの0~1ランダム成長の設定が復活。
SFC版と同じく、ドーピングで上限突破させる技が使える。
一方、成長のランダム幅が設定値のプラス側になっているため、成長率の大きなパラメータは放っておいても上限値に達しやすく、レベルカンスト前のドーピングはやや無駄になりやすい。

DQ6

イベント用パラメーターの【かっこよさ】を上げる為の【うつくしそう】が初登場。
また【ロンガデセオ】でかっこよさを5ポイント上げるミニイベントも存在する。
【ベストドレッサーコンテスト】で早期優勝を目指す場合は是非とも利用しよう。
また、リメイク版を除けばシリーズで初めてLvアップ時のステ成長に影響しないタイプになった。拾い次第、気兼ね無く使用できる。
今作では職業によるステータス補正によって成長値が上下するので注意。
内部ではフラットのステータスをカウントしているので普通に使う分には問題無いが、吟味する際は無職で行わなければならない。
なお、この作品から敵のドロップ率が軒並み下げられ、盗み職抜きでは収集が難しくなった。
ちなみに種を落とす通常モンスターの中で一番高いドロップ率でも1/256が最高で、熟練度最大の盗賊4人掛かりでも盗める確率は1グループあたり約3.5%。(1/256*(Lv8+1)*1/4*4人≒0.035)
1グループあたりの盗める確率をこれ以上高める手段は存在しないので、ドーピングの目的や目標によっては仲間全員の全職業熟練度カンスト達成が鼻で笑えるほどの戦闘回数をこなすという修羅の道を歩むことにもなりかねない。
また、盗む判定はあくまでグループ単位でしか行われないので6~7匹で1グループでも1匹で1グループでも盗む確率は変わらない。
そのため、ターゲットを一度の戦闘で倒せる数よりもターゲットの敵との戦闘回数を重視して狩った方が試行回数が増えて効率が良くなったりする。
もっとも、あくまで確率なので出ないときは出ないが。
 
転職システムの復活と、職業ごとに覚える呪文、特技の引き継ぎが可能といった仕様により、手間はかかるものの今作から没個性化の傾向が見え始めた。
HPとMP、攻撃力と守備力以外のステータスの上限が500であるため、攻撃力と守備力の差別化は保たれたが、【ダークドレアム】をMP999からの【マダンテ】連発で倒すといった思考停止の戦法はこの時点で影を見せ始めていた。

リメイク版

種使用時のメッセージウィンドウに表示される上昇値が職業補正の影響を受けなくなった。
とはいえ【つよさ】等で閲覧できる上昇後のステータスはしっかり職業補正をかけた値で表示されるため、吟味するなら混乱を防ぐ意味でもやはり無職で行うのがベターとなる。

DQ7

前作と同じく上昇値に職業補正の影響を受けるが、本作は種系の上昇量が軒並み1~2に下がっている。
その為【ダーマ神殿】守備力の低い【魔法使い】【転職】した状態で【まもりのたね】を使用する等すると、

「しかし、なにもおこらなかった。」

と表示され、かつ使用した種がしっかり消費されるという一見恐ろしい現象が発生する。
が、この場合【みのまもり】にマイナス40%補正されている為、内部ではしっかり0.6ポイント上昇しているので、慌てない様に。
また上限値についても前作から引き続き存在しない。
 
HPとMP以外のステータスの上限値は前作の500から999まで引き上げられたが、パーティメンバーの総数が減った関係上種の上昇量の引き下げを考慮してもカンストへの道のりはどっこいどっこいと言ったところ。
攻撃力と守備力の最大値も999なので、職業にもよるがちからとみのまもりを999まで上げれば武器の攻撃力はほぼ意味を成さなくなり、防具の選択も呪文耐性などの性能だけに専念できる。
逆に言えばそれだけ前作よりも没個性化の可能性が高まったということでもある。
MP999からマダンテを連発する戦法も健在。

リメイク版

【すれちがい石版】(モンスター石版)限定のアイテムとして、超のつく強化版ドーピングアイテムが登場。
また、すれちがい(モンスター)石版を利用すれば効率よく種を集められる。
特にちからのたねは高確率でドロップする【キラースコップ】がいるため非常に楽。
ただし、【超すばやさのたね】は個数限定品であるため、アイテムコレクターの方は要注意。
【超かしこさのたね】【超うつくし草】は配信石版と固定移民の石版の報酬で2~3個手に入るが、それ以上は自作石版のレア報酬でしか手に入らないためドーピングに使うのは不向き。
 
種を容易に集められる様になった弊害か、リメイク版では上限値が存在することが報告されている。
DQ4やDQ5と比べるとかなり緩めに定めているようで、普通にプレイしてるとまず引っかかることはない。
しかし吟味と集中投与はレベルを上げきってからにする方が良い。
 
種の上昇量はDQ6と同等まで上がり、リメイク版DQ6と同様に上昇値のメッセージが職業補正の影響を受けなくなったほか、HPとMP以外は使用時に「無職時」の値を確認できるようになったため、わざわざ転職しに行く必要はほとんどなくなった。
しかし、今作には【馬車】がないため戦闘に参加させたくないメンバーを一時的に待機させることができず、最大限に吟味の効率を高めるためには【メガンテ】3連発などでわざと3人死なせて吟味後に【ザオリク】などで蘇生させるといった手間がかかり、蘇生が面倒なら【ぼうぎょ】などでターンを送らせることになるが、それはそれで時間がかかる。
1/256より高い確率、あるいは強化版の種を落とす【トクベツなモンスター】が存在するため、時間をかけて吟味するよりはひたすら種を集めて食べさせるのを繰り返すのも手である。
 
一部特技が人間上級職でしか使えなくなったものの、強化版ドーピングアイテムの登場などによりDQ11には劣るもののドーピングはしやすくなっており、結局リメイク前に使えた一部特技に制限が掛けられただけで没個性化からは脱却しきれていないのが事実である。
【ばくれつけん】の強化なども相まって、アイテムコレクション目的で自作石版マラソンをする際の戦法はほぼパターン化されていると言っても過言ではない。

DQ8

【スキル】の導入に伴い【スキルのたね】が初登場した。
代わりに【かっこよさ】の概念が無くなったことにより、前作のうつくしそうは削除された。
スマホ版では更に上位互換アイテムの【超スキルのたね】が初登場した。
ドロップ率は相変わらず低い上に、非常に限られたモンスターしか所持していないので、ますますかき集めるのは困難となった。錬金素材にもなっているが迂闊に使うのは考えもの。
とりわけスキルのたねは【竜の試練】で稼いだプレイヤーが沢山居るのでは無かろうか?
また、転職が一旦廃止され、スキルの導入により同じ役割を別のキャラでも担えるといった状況はかなり解消された。

3DS版

ランダムで各種の種が出てくる【青宝箱】、夫々のボスが必ず種や木の実を落とす【追憶の回廊】(と【紫宝箱】)の登場により、シリーズでもトップクラスにドーピングしやすい環境となった。
回廊の方は、超強力なボスを安定して倒せる実力が無いと返り討ちにあうのがオチだが…。
また、前作と同じく超のつく強化版ドーピングアイテム群が登場。ただし超スキルのたね以外は配信限定。

DQ9

まりょくのたね、しんこうのたね、きようさのたねが初登場。また、うつくしそうが【みりょく】を上げるアイテムとして再登場。
投与した種の上昇ステータスは職業別になっている。
例えば戦士の主人公にすばやさのたねを与えると、戦士主人公はそのポイント分素早くなっているが、バトルマスター主人公にはその上昇値は反映されていない。
また、【錬金大成功】には特定のステータスが成功率に反映されるので、ドーピング行為を行ってステータスを高めることが重要。
ただし、ドーピング品を落とす確率は一律最低ランクの1/256になっている。
更に、特技の【ぬすむ】の判定はノーマルアイテムの判定が優先されるせいで中々盗めない。
【スーパールーレット】のレアお宝ゲット判定もうまく使おう。

DQ10

Ver.2.1より追加。投与した種の上昇ステータスは全職業共通。
プレイヤー間の格差を広げすぎないためか、種の数は限られており、ドロップでの入手は不可能。
また他人への譲渡不可で自身にしか使用できない。そのかわり間違って捨てられないようになっている。
詳しくは【魔法の種】を参照。

DQ11

今作ではドーピングアイテムが入手しやすく、特にちからのたねに至っては、ブラウニー狩りをしていると高い確率で入手できる。
ただし、一度に手に入る宝箱は最大3つまで。
 
DQ10同様につよさ画面で「パラメータしょうさい」の項目があり、ステータスの基本値・スキルによる上昇値・装備による上昇値・その他の上昇値を別々に確認できるようになっている。
ドーピングによる上昇分は「その他」に反映され、他には【主人公(DQ11)】【ぱふぱふ】による魅力上昇や、クエストによる【セーニャ】の回復魔力・【ロウ】の攻撃&回復魔力上昇が含まれる。
 
PS4版では「その他」の値が999になるまでドーピングできる。(厳密にはその後も投与できるが値に反映されない)
 
3DS版では合計が999を超えるとそれ以上ドーピング出来なくなってしまう。基本的に上がったパラメータを下げることはできないので、レベルが上がるとドーピングの総量は少なくなっていく。
『基本的に』と断ったのは、過ぎ去りし時を求めることで下げることができるためである。
初期レベルでオーブを集めラムダまで行き、初期値+ドーピングで999にしてからホメロスの騙し討ちを食らい、過ぎ去りし時を求めてからイゴルタプに能力を開花してもらうまでにドーピングすれば、さらに多くのドーピングができる。
マルティナのちからであれば初期値77なので922までドーピングでき、きほん350+スキル15+その他1844まで達することができる。
この場合のその他の表示は、3Dモードでは上3ケタの「184」となり、一の位は一段下のみのまもりの欄に食い込む。2Dモードでは上3ケタが半分上に、一の位が半分下に表示される。
ただしカミュからシルビアまでの4人は、過ぎ去りし時を求めて合流する際にホメロス戦や仮面武闘会の経験値がレベルに反映されるため、初期値を維持できない。
それでも二刀の心得を持つキャラクターは、逆手のこうげき力のきほんを999にすることができる。
 
そしてここで悲しいお知らせであるが
表示上両手ともこうげき力が999であっても、ダメージ計算上は利き手が999+スキル+装備、逆手が499+スキル+武器であるようで素手でこうげき力2000超えのパンチを拝むことはできない。
つまり、Lv99からドーピングを始めても結果は変わらないということである。
 
ストーリー上では、【ハンフリー】【仮面武闘会】で魔物【アラクラトロ】から得たエキスを用いて、冒頭で述べた現実世界での意味に近いドーピングを行う。
主人公と同じコンビで戦うときにも行うが、アラクラトロ戦後に改心した後、主人公とのエキシビジョンマッチの際にはドーピングせずに真のハンフリーの「弱さ」を見せて引退する。

DQ11S

基本的な仕様は3DモードがPS4版、2Dモードが3DS版に準じる。
このため3Dモードなら「その他」が表示上999になるまでドーピングできる。
 
3Dモードで「きほん」+{その他」が1000以上になるようドーピングした後2Dモードに切り替えると、なぜか「きほん」が999から「その他」分を差し引いた数値で表示されてしまう。
3Dモードに再切替えすると「きほん」の表示は元に戻っているので、実際に減少している訳ではなく実害はないが、気になるプレイヤーもいるだろう。

DQM

本編と違い、【コロシアム】等で入手しやすい。
一方で、特技の習得にはある程度の能力値が必要であり、それに達する前にレベルが限界になりそうな場合、ドーピングしてやることで習得させることが可能である。
特に【ギガスラッシュ】【マダンテ】等、かなり高い能力値が要求される特技を受け継がせるときに必要になる場合も。
一方で、配合すると能力値が下がる仕様上、DQ3と同様、無計画に使っても意味はない。

DQMJ~

モンスターの種類毎に決められた上限を超える様に使用することはできない。
従来通りにALL999のモンスターを生み出すことはできないので注意。
 
テリワン以降の低ランクモンスターは、能力上限は高いがレベルアップでの上昇量が低いモンスターが少なくなく、各種種による底上げが必須となる。
特に【ギガハンド】のHPが有名。
また【リバパ】【亡者リザオ】等の戦術の為に、特定のステータスをできるだけ低くする場合もあり、レベルアップを行わずに種による強化のみで育てることになる。
その場合はすさまじく大量の種が必要になるが、根気強いプレイヤーは挑戦してみよう。

DQMJ3

前作で数千万単位の大金をはたいて作る「LV1リバース」「亡者リザオ」等が氾濫したのが問題視されてしまったのか、今作では種の効果はイルルカで言う【個体値】の部分にしか作用しなくなってしまった。
この仕様変更により、レベルアップで上限まで達しなかった能力を種・きのみで補うことができなくなり、Lv1の種ドーピング軍団は作成すらできなくなってしまい、結果としてLv1亡者リザオもLv1リバパも作成不可能となってしまった。
(この件と関係あるかは不明だが、低レベル運用と相性のいい【負けずぎらい】の特性も削除されてしまっている)
HPと攻撃は100、その他は200まで種によるドーピングが可能で、配合によってこの上限値が引き継がれていく仕様となっている。
 
例として【いのちのきのみ】でHPを10上げた【スライム】を何一つドーピングしていない【カラーフォンデュ】【配合】したとする。
このとき、スライム(何を選んでも同じだが、ここでは候補の中からスライムを選んだとして記述する)のHPは最初から10増えた状態になっており、追加で生まれるカラーフォンデュも同様にHPが10増えている。
この二匹を更に配合した場合、双方のHP補正値の合計が生まれる子供の基準値となるため、次のスライムはHPが20増えた状態で生まれてくる。
これを更に配合すると40、次に配合すると80…と、種による補正値が加算される仕組みになっている。
そして、この補正値は3か所まで掛けられ、最大まで強化すると前作の個体値と同様の状態になる(ここで基本値0の部分にドーピングをすると、既に強化したステータスが下がっていく)。
よって種によるステータス低下を心配する必要は無くなった。またステータスが下がらないので、種を使用することにリスクが発生することも起きない。
 
こういった仕様上、無計画に種を使用したモンスターを配合してしまうとその分個体値が勝手に増えてしまい、そのモンスターを別の配合に使用すると「どの能力に対してどれだけ個体値が上昇したか」が分からなくなってしまう。
そういった場合は、強化したいステータスを3つ選び、限界まで種を割り振れば良い。
 
ちなみに、この個体値部分はサイズの影響を受けないので【メタルスライム】であろうと必ずHPが100増えたり、AI3回スモールであってもMPや【かしこさ】が200増える仕様になっている。

トルネコ1・2

【ちからのたね】が登場。同作には【すばやさのたね】も登場するが、こちらにはドーピング効果は付与されていない。
ちからが満タンのときに飲んで使用すると、ちからの限界値を1ポイント上昇させることができる。
HPを回復させる効果がある【薬草】【弟切草】も、操作キャラクターのHPが満タンのときに飲んで使用すると最大HPを上昇させることができる。
トルネコ2では【命の草】も登場し、こちらは最大HPを5ポイント上昇させる効果を持っている。
トルネコ2以降では【最大満腹度】もドーピング要素の一つと言える。

トルネコ3

本作ではレベル最大HP攻撃力の3種類がある。
それぞれ【しあわせのたね】【命の草】【ちからのたね】等で強化できる。
レベルの上限は99、HPの上限は500、プレイヤーのちからの上限は50、モンスターの攻撃力の上限は700。
残念ながら【防御力】は、どのキャラクターもドーピング不可能。
【ゾンビ系】モンスターは回復効果でダメージを受けてしまうため、HPのドーピングが不可能。

プレイヤー

しあわせの種は、【はぐれメタル】【分裂の杖】で増やして狩ることで大量入手できる。
HPのドーピングは、命の草でなくとも【薬草】やら【弟切草】やら【黄金の草】やら多彩な方法を取れる。
レベルはドーピングしなくても、地道に経験値を稼いでいけばいつか99に達するだろう。
また、プレイヤーはレベルが99になれば最大HPも500付近に達するので、HPのドーピングはそれほど必要ない。
これが意味する部分としては、ドーピングする価値が最も高いのはちから(攻撃力)ということになる。
 
今作のちからの種はかなりのレアアイテムと化している。
シナリオ中に入手できるちからの種は、【バリナボの村】【グレートバレイナ城】【密林の小屋】で手に入る3個だけ。
それ以外の入手方法は、【異世界の迷宮】【ガーゴイルの店】で売られているものを購入するのみ。
プレイヤーのちからの最大値は50であり、ちからの初期値は8なので、ちからを最大値まで上げるには計14個ものちからのたねが必要になる(全て【しんぴの草】かつ【祝福】状態のちからのたねを併用)。
単純に考えると、異世界の迷宮で11個もちからの種を探さねばならず、14個も集めるのは骨が折れる作業になる。
さらに、プレイヤーはトルネコとポポロの2人いるので、2人にドーピングを施すなら2倍の労力が必要になる。
よって、ちからの種「だけ」でちからをドーピングするのはとても現実的ではない。
 
しかし今作には、【草なげの杖】【草うけの杖】【草の神の壺】等のドーピングを大きく補助する便利グッズが登場する(杖の効果は各項目を参照)。
これらのアイテムを使えば、ちからの種1つで複数回のドーピングが可能となる。
だが、草投げの杖や草受けの杖も中々のレアアイテムであり、これらの杖の回数を増やすのにも【パルプンテの巻物】【祈りの巻物】が必要。
パルプンテの巻物の効果はランダムであり、試行回数を増やすために【祝福の壺】も必要になる。
さらに、パルプンテの巻物を集めるには【シャドーの指輪】【目薬草】がほぼ必須……と、どちらにせよドーピングは茨の道である。
 
操作キャラのちからを増やす手段としては、他にも【魔法のパン】【オニオンブレッド】がある。
パンの効果はランダムだが、同じフロアで7個食べれば、ちから+1効果を確実に引くことができる。
PS2版なら【プチットの村】に魔法のパンが販売されているので、たくさん買うのも容易。
また、パルプンテの巻物の効果にも「力の最大値+3」があり、巻物が読めるトルネコならこれでも力をドーピングできる。

仲間モンスター

【仲間モンスター】に対しても、ドーピングすることで成長限界以上に強化できる。
モンスターは「ちから」ではなく「攻撃力」という概念になっており、攻撃力は700まで上げることが可能になっている。
ちからの種をモンスターに1個与えるごとに、攻撃力は5上昇する(しんぴの草+祝福状態なら15上昇)。
その気になれば、HP500の【はりせんもぐら】や、攻撃力700の【メタルハンター】に育て上げることも可能。
 
ちなみに【ジャスティス兄】【トロルキング】は、ドーピングなしでもLv99まで上げれば攻撃力が700に達する。
しかし、Lv99まで上げて最大HPが500に達するモンスターは1体も存在しない(最高でも【グレイトホーン】のHP290)。
なので、最強の仲間モンスターに育て上げるにはHPのドーピングは必須事項となる。
 
また、【魔法無効】体質・【2ダメージ化能力】体質・【潜ってかわす能力】体質のモンスター・【あやしいかげ】は杖が効かないので、地道に草と【草の神の壺】を使うしか手法が存在せず、ドーピングには途方もない労力と時間が必要となる(使用した草は無くなる為)。
例えば、【キラープラスター】はLv99まで上げても攻撃力は90までしか上がらず、魔法無効体質を持つために草投げの杖や草受けの杖は使えない。
そのため攻撃力を700まで上げるには、最低でもちからの種が41個も必要になる(全て【しんぴの草】かつ【祝福】状態のちからの種を併用)。
プレイヤーのちからを50まで上げる作業より遥かに大変なのは言うまでもない。
まあ、キラープラスターLv99はドーピングしなくても十分強いのだが。
 
この作品では、【杖】を使用してドーピング可能なのは敵モンスター側も同じこととなる。
【きとうし】【ようじゅつし】が他の敵モンスターに【ピオリムの杖】【イカリの杖】を振り、強化されたモンスターを相手にする羽目になる。
状態異常を付加しているだけなので、これをドーピングの定義に含めるかは微妙なところだが。

少年ヤンガス

【ラックのたね】が登場。また【すばやさのたね】【かいひ】のステータスをドーピングする効果が付いた。
その他【やくそう】の上位互換アイテムとして【上やくそう】【特やくそう】が、前作の【弟切草】【黄金の草】の役位置を担う形で登場した。
そして今作の黄金の草はなんと「使用したキャラクターの全てのステータスを+3する」という反則じみたドーピングアイテムにパワーアップした。
クリア前のダンジョンでは【カンダタ遺跡・昼の間】に、クリア後のダンジョンでは【夢幻の宝物庫】にドーピングアイテムの落ちている確率が非常に高い。
 
ゲルダクイズで入手できる【ゲルダの焼き立てパン】【遠投のお守り】で1列に並んだ【仲間モンスター】にぶつけてやるのは、誰もが必ずやる道だろう。

DQMSL

【スキルのたね】が登場しており、スキルポイントを振り分けることで各種ステータスをドーピングできる。また【スキルリセット】も可能で、その場合は使用した種が返戻される。
DQMJ3同様、種でドーピング可能な数値には限界がある。

DQR

【商人】の主要な戦術。
商人はテンションスキルや【さつじんえい】【商人のそろばん】等の各種専用カードで【ちからのたね】【いのちのきのみ】【しあわせのたね】の3種の道具カードを入手できる。
これらはいずれも低コストでスタッツの微強化が行えるもので、これを上手く使うのが商人を使うときのポイントとなる。
また、【スタミナのたね】等、前述の3種とは別の強化系カードも商人には多い。

ドーピングアイテム一覧(五十音順⇒ひらがな漢字順⇒上位互換順)

【いのちのきのみ】/【超命のきのみ】
【うつくしそう】/【超うつくし草】
【かしこさのたね】/【超かしこさのたね】
【きぼうのたね】
【きようさのたね】
【しあわせのたね】
【しんこうのたね】
【スキルのたね】/【超スキルのたね】
【スタミナのたね】
【すばやさのたね】/【超すばやさのたね】
【ちからのたね】/【超ちからのたね】
【ふしぎなきのみ】/【超ふしぎなきのみ】
【まもりのたね】/【超まもりのたね】
【まりょくのたね】
【やくそう】/【上やくそう】/【特やくそう】(少年ヤンガス・不思議のダンジョンmobile)
【ラックのたね】
【黄金の草】(不思議のダンジョンシリーズ)
【薬草】/【弟切草】/【命の草】(トルネコの大冒険シリーズ)
【草うけの杖】/【草なげの杖】(トルネコの大冒険シリーズ)
【草の神の壺】(トルネコの大冒険シリーズ)