【アークデーモン】

Last-modified: 2024-02-28 (水) 00:00:04

概要

DQ2などに登場するモンスター。
牛のような顔にピンク色のブツブツした身体、矢印の尻尾が特徴的な悪魔の魔物(FC版公式ガイドブックには「イボだらけの体をした醜い牛の化け物」と表記されている)。
 
鳥山明の原画では手にフォークのような武器を持っており、このデザインを踏襲している作品が多いが、DQ2のFC版とトルネコシリーズでは武器を持っていない。
 
名前の綴りは「arch demon」で、「大悪魔」「最上位の悪魔」といった意味で、その名に恥じず終盤に現われる強豪モンスターとしての地位を確立している。
色違いに【ベリアル】【デザートデーモン】、ほぼ同じ見た目の亜種(?)として【アークベリアル】【マ素】の汚染個体として【凶アークデーモン】が、星ドラでは雷神のようなライジェンが存在する。
 
【ドラゴンクエスト モンスターズ】に「グレターデーモン」として堀井雄二のラフスケッチが掲載されており、「とても強い悪魔」とコメントが書かれている。
 
【モンスター物語】の「悪魔出世双六」では、ベビーサタン→ミニデーモン→【グレムリン】【ベビル】→アークデーモン→ベリアルの順に成長しており、その影響か一部の作品では【ミニデーモン】の成長した姿という説明がされている。
モンスターズでは【ベビーサタン】と類似した特性を持たされ、関係性を匂わせたりもしている。
 
また、【イオナズン】を使う敵としてはシリーズ初であり、その後も【ヘルバトラー】と並んで有名なイオナズン使いモンスターでもある。

DQ2

【ロンダルキア】後半と【ハーゴンの神殿】2Fに出現。
基本的に単体か、単体+他の敵1~2匹という形でしか現れることがないといえば「なーんだ」と思うかもしれないが、そうは問屋が卸さない。
圧倒的なHPと高い攻撃力を誇り、イオナズンと中位の【ほのお】まで使うロンダルキアの大将格。
【ロンダルキアへの洞窟】をようやく抜けられる程度のパーティーでは手も足も出ず、運悪くほこらに辿り着く寸前に出会ってしまったら、なす術もなく強制下界送りになることもままある。
出現こそ単体でも【ブリザード】と並ぶロンダルキアの恐怖の一角。
 
【ボス級モンスター】を含む全モンスター最高の確率(1/2)でイオナズンを使用し、【ギガンテス】(145)に次ぐ140という攻撃力で【2回攻撃】を行ってくる。むしろ、中位程度の炎ブレスなどサービス行動も同然。
ステータスでもHP210を誇り雑魚敵の中では断トツ。そして攻撃呪文の命中率も3/7と低く、【ザラキ】に至ってはほぼ無効、物理攻撃は7/64と高い頻度で回避してくるという凄まじいスペックである。
当然、この耐久力では【はかぶさの剣】でもない限り1ターンで倒すのはまず不可能と思っていい。
さらに【マホトーン】に完全耐性を持っており、最大の脅威たるイオナズンを封じることも叶わない。
【ルカナン】【マヌーサ】は効きやすいが、いずれも効果のほどは欠陥品なので役立てるのは難しい。
一応唯一の救いとして【ラリホー】がそこそこ通るので、何とか眠らせて動きを止めたいところ。
なお、素早さも150と最高レベル時の【ムーンブルクの王女】に匹敵する異様な俊敏さだが、本作の仕様上あまり関係はない。
 
文句なしにロンダルキア最強の敵だが、アークデーモン単体に限った話をすれば圧倒的な戦闘力を有するものの、痛恨の一撃ザラキメガンテといった対処不可能の凶悪な行動はなく、不意を突いての一手というものが存在しない。ある意味「(小細工という意味での)術や策を使わない正統派(?)モンスター」といえる。
裏を返せば充分なレベルと装備があれば確実に勝てる相手であり、パーティーの実力を計る試金石的な一面も持ち合わせている。こいつを臆することなく倒せるようになればプレイヤーとしては一人前だろう。
経験値は712と、はぐれメタルに次ぐ堂々の2位。また、落とすアイテムはFC版・リメイク版共に【いのりのゆびわ】。ドロップ率はそこそこ高いので、ハーゴン討伐のためにも積極的に倒していこう。
 
単体でも十分に強いが、ブリザードを伴って出現することもある。運悪く【デビルロード】2体と共に現れたら全滅も覚悟した方がいい。最大レベルでも苦戦するほどの組み合わせである。
ハーゴンの神殿では単体でしか出現しない。
 
ちなみに公式イラスト(とリメイク版)ではフォークをもっているが、グラフィック上では持っていない。
【オーク】【くびかりぞく】などもそうだが、この頃のDQは同種の色違いに加えて、持っている武器(防具)等の有無でバリエーションをつけるという工夫がよく行われていた。
 
MSX版では体色が青色になった。
同版のモンスターは基本的に出現数制限のあるモンスターも最大画面いっぱいに出るが、こいつが2匹同時に出ることはないようだ。
こいつが出るのは2箇所だが、いずれも「単体」の出現パターンに組み込まれていることが原因と考えられる。
もし2匹同時に出現していたら大変な脅威になっていただろうことは想像に難くない。

リメイク版

ブリザード同様、リメイク版では様々な調整が施された。
 
行動パターンにおいて最大の脅威であったイオナズンの頻度が若干低下。2回攻撃もなくなり、打撃回避率も格段に落ちた。
また攻撃呪文耐性が2にまで引き下げられ、FC版よりはかなり通りやすくなった。
そして、ラリホーのみならずマホトーンも効くようになった。
一方でHPが210から230に微増し、FC版よりタフさが増している。
なおDQのランダムエンカウントでの雑魚敵の初期HPは、遭遇時にランダムで変動するのが通常だが、リメイク版DQ2ではプログラムの関係上、アークデーモンは常に設定されたHPの最大値(230)で出現する。
また、すばやさが150から105まで引き下げられたが、行動順決定の仕様が変わったことで鈍足寄りの【ローレシアの王子】【サマルトリアの王子】はかなり先攻されやすくなっているので注意。
王女も安定して先攻するにはかなりのレベル上げが必要。
炎ブレスの威力上昇と、SFC版では【まほうのよろい】以外でイオナズンを軽減できない点には要注意。
 
守備力が80から135と1.5倍以上に増加したが、これはこちらの武器の強化に対するバランス調整の意味合いが強い。
攻撃呪文が効きやすくなったとはいえそこそこ外れやすいので、こいつ単体ならまずは確実に効くルカナンで守備力を下げるのが定石。
またギガンテスやブリザードを複数伴う等、徒党を組んで現れるケースが増えたため、集団相手ならベギラマやイオナズンでHPの低いお供を蹴散らすのが優先となる。うまくいけばついでにこいつ自身のHPも削れる。
総じてFC版から調整はされたが強敵であることに変わりはない。
 
リメイク版ではしっかりとフォークを装備している。リメイクで装備グラフィックが追加された敵は、こいつ以外は【ホークマン】【くびかりぞく】ぐらいである。
報酬は経験値1475/235GとFC版の倍以上。祈りの指輪も引き続きドロップするため狙ってみてもいいだろう。

ゲームブック(双葉社)

下巻にて出演。
自称「とっても強い」。口調は妙にフレンドリー。

ゲームブック(エニックス)

【ロンダルキアへの洞窟】の入口で【デビルロード】とのコンビで待ち構えており、邪神の像で入口を開くないなや戦闘になる。
王子たち3人のほかに、同行していた賢者アルファズルや戦士ガルダー、ローレシアのサイラス卿も応戦する。

小説版

ハーゴンが魔界と契約したことで、その魔界から派遣されてきた魔物達の幹部。
近衛司令官ベリアルの部下であり、【バズズ】【アトラス】と同格の近衛連隊長という地位にある。
配下である【グレムリン】【ベビル】の群れを率いて【ムーンブルク】を火の海にした。
 
その後は【ロンダルキアへの洞窟】で王子達を待ち受けていた。
背中の翼から起こす突風で【いかずちのつえ】による旋風を、角から発する電光でサマルの【ベギラマ】をそれぞれ打ち消し、口から火炎を吐いて攻め立てるが、【いなずまのけん】の力で錆びついていた【ロトのつるぎ】が蘇り、そのままロトのつるぎで真っ二つにされた。

DQ5(DS版、スマホ版)

【ベビーパンサー】の後釜におさまった【プリズニャン】共々、DS版で突如追加されたモンスター。
 
悪名高き【封印の洞窟】のB4F(最下層)を除く各フロアに出現。
初出はDQ2だが、行動パターンはDQ8に近い(2回攻撃や火炎の息を使わない)。モーションもDQ8のものを踏襲している。
通常攻撃とイオナズンを使うが、ラストダンジョンどころか【魔界】にすら到達していないこの時期に食らうイオナズンはかなり苛烈。
というか魔界でもイオナズンを使ってくる雑魚は隠しダンジョンの【ヘルバトラー】くらいのものである。
それに輪をかけて圧倒してくるのが、同エリアのモンスターたちを余裕で突き放す場違いなまでの高ステータス。最大HP305・攻撃力234は、なんと魔界に出没する【グレイトドラゴン】と同等以上である。
特に攻撃力は雑魚敵の中では【メカバーン】【セルゲイナス】に次ぐ高さで、【ミルドラース】撃破前の敵の中では首位。
同じイオナズン使いのヘルバトラーをも上回る値であり、攻撃能力に関しては魔界どころか裏ダンクラスと言っても過言ではないだろう。 
耐性面に関しては、ほぼ全てDQ8と同一。
【イオ系】は効かないが、【ヒャド系】【吹雪系】【バギ系】【デイン系】には弱い。ただ、【メガンテ系】のみ強耐性に変更されている。
特に【ニフラム】【おたけび】にメダパニなどの、封印の洞窟における有効な戦術とされる物が通用しない。
 
彼はただステータスや耐性が高いだけではない。
突出した攻撃力と素早さを併せ持つが打たれ弱い【ブルーイーター】【レッドイーター】【パルプンテ】だけが怖い一発屋【ムーンフェイス】など、つけ入る隙は多かった従来の難敵とはベクトルが違う正統派の強敵であり、
従来の封印の洞窟に対する尖った対策が通用しないこと自体が一番厄介と言えるのだ。
こちらも正攻法で戦えるメンバーを揃え、他の難敵対策に【ふうじんのたて】を持たせておくような正統派の攻略が必要となるだろう。
 
ルカナンを使う【リザードマン】や、突進や【たいあたり】をかます【サウルスロード】と組むこともあるほか、2匹同時に出現することもある(しかも1匹ずつ別れていてグループを組んでいない)ので、その場合は多少の消耗は覚悟しよう。
特にルカナン後にこいつの打撃を受けてしまうと一発で60~80くらいダメージを受けるので痛いなんてものではない。
魔界でも十分に通用しうるスペックだが、なぜか魔界には出てこない。
なおこのモンスターの登場により、【ギガンテス】【バズズ】と並び、ハーゴン三幹部の系統が今作で勢揃いした。
ちなみにこのうち本人が登場しているのはバズズのみ。
 
確率は低いが仲間にもでき、敵として対峙したときに強かった分味方に引き込めればかなり心強く、頼りになる存在。
リメイクに伴う新たな仲間モンスターとしての存在で登場している節が強い。
登場した理由の中には、DQ8当時バトルロードで人気を博したことが要因となっているのかもしれない。
詳細はこちらを参照。
 
ドロップは【ばくだんいし】

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】として登場。配信石版【大悪魔の住む塔】において登場する。
基本ステータスは8から流用しているので、戦闘力は【ダークパレス】のモンスターと同等くらいはある。
攻撃のモーションは、似ているように見えなくもない【レノファイター】などの使いまわし。
 
モーションの流用の恩恵からか、【ちからため】【痛恨の一撃】を使うあたり、他作品よりも多彩な行動をとるのが特徴だが、最大の脅威はやはりイオナズン。
レベルが高ければ耐え凌いでいくことも可能だろうが、「大悪魔の住む塔」の推奨レベルである20程度では、イオナズンは手負いの状態だと一撃で全滅しかねない威力で、キツイなんてもんじゃない。
HP最大値に近い状態なら1発は耐えられるが、2発目はまほうのほういやマジカルスカートが無いとほぼアウトで、装備していてもギリギリ。
マホトーンも効きにくく、素早く倒そうにも300以上のHPが邪魔をするなど、明らかに場違いな強さを持つ難敵になる。
レベルが低いうちはこいつとの戦闘は避け、それなりにレベルが高くなってから挑むのが賢明だろう。
もちろん、レベルが高くてもイオナズンへの対策は必要。
何故かギラ系に強耐性を持ち、イオ系含めて攻撃呪文は大体素通しである。
 
ドロップは【いのりのゆびわ】
また、自作石版のボスにすると【デーモンスピア】を入手することができる。

DQ8

【暗黒魔城都市】の外観部~東の塔に出現するほか、【異変後】は幾つかの地方の平地に幅広く出てくる。
但し、昼夜の出現分布がはっきり分かれており、【トラペッタ地方】(東部),【サザンビーク国領西】(南西部),【聖地ゴルド地方】は昼、トラペッタ地方(中央),【アスカンタ地方】(西部)は夜にしか出現しない。
高い攻撃力による打撃と、イオナズンによる全体攻撃は相変わらずだが、ブレス攻撃はしてこなくなった。
イオ系(シャイン系)とザキ系は一切効かないが、それ以外の攻撃呪文なら大体有効。
 
メダパニ系や1ターン休み系、ルカニ系の補助呪文は効かず、他の補助系も効きが悪い。
単体なら集中攻撃、複数で出現したら強力な特技や呪文を連発して倒そう。
ただ、他の敵の掃討に手をかけたかったり火力不足に悩むならば、マホトーンや【まふうじのつえ】でイオナズンを封じ込めたり、ラリホーで眠らせるのもアリ。
 
ヒャド、バギ、デイン系に弱いので、ギガスラッシュやジゴスパークが効果大。
倒すと通常枠で【ばくだん岩のカケラ】(1/32)、レア枠でご本人愛用と思しき【バトルフォーク】(1/256)を落とす。
 
【人跡未踏の森】の吊り橋上にはスカウトモンスターの【アクデン】も出現するが、使い勝手については賛否両論である。

DQ10オフライン

【冥王ネルゲル】の側近として登場。ネルゲル戦では途中で1体呼ばれる。

Ver.2

ストーリークエスト【忍び寄る闇の足音】では【仮面の男】の側近として登場するが戦闘にはならない。
【恐怖の化身】に呼び出されることがある。
【魔幻宮殿】では一般モンスターとして登場。【デザートデーモン】は転生モンスター。

DQ10オンライン

ネルゲル戦では途中で2体呼ばれる。
生息エリアを増やしているほか、万魔の塔では強化版が登場している。
詳細はこちらを参照。

DQM・DQM2

【図書館のとびら】(PS版では最果ての扉)・【ねだやしのとびら】、DQM2では不思議な異世界か他国マスターから入手。
悪魔系×????系で生み出せるが、他にも多くの配合レシピも存在する。
能力値はMPと素早さが伸びにくいが、他は平均以上。
覚える特技は【イオ】【つばめがえし】【いなずまぎり】
なぜか【ボーンプリズナー】と全く同じである。
GB版のDQM2からはつばめがえしではなく【しんくうぎり】を覚えるように変更され、ボーンプリズナーと同じではなくなっている。
ドラゴン系を相手にすると【ずしおうまる】、獣系を相手にすると【アンクルホーン】【メタルドラゴン】を血統にすると【ようがんまじん】、じごくのもんばんとの配合で【アクバー】を作れる。
前述の図書館のとびらでは一緒に出てくる【のろいのランプ】【バイキルト】でコイツをドーピングしまくる。純粋に攻撃力が高いコイツをさらに強化してしまうので、真っ先に倒しておきたいところ。仲間にしたいならのろいのランプがいない時に肉をやったほうが良いだろう。
 
なお、DQM1において低LV帯(PS版では低ステータス帯)で他国マスターが所持しているアークデーモンは、
単独で【ギガスラッシュ】【思いつく】ための技を集めることができる。
しかし実際には、ギガスラッシュを習得する能力値に達成させるのは困難であるため、素直に配合して子供に託そう。
 
余談だが、PS版でのこいつの攻撃は何故か引っ掻きのエフェクトがでる。両手で槍を持ち、手袋と靴をつけているこいつが一体どこで引っ掻いているというのだろうか?まさかその槍で……?いや、突き刺せよ。これは【ベビーサタン】も同様。

DQMCH

悪魔系のBランクで、重さは4。
DQ2の如くロンダルキア地方やドメディの城に出現。イオナズンで猛攻を仕掛けてくる。
能力はMP以外は良く伸びる。覚える特技はモンスターズ1、2と同じ。
これに転身するには、ランク転身では魔獣系に悪魔系の心2つを与えるとできる他、特殊転身としては、+30以上のベビーサタンにベビーサタンの心2つを与えるという手段もある。

DQMJ

こちらでも悪魔系Bランク。
クリア後にフェイト、フェザー、ルイヒが連れている以外は配合限定。
デザートデーモンに【ダンビラムーチョ】、または【アンクルホーン】で作れるが、一般配合でも普通に作れるので、あまり気にしなくていいだろう。
能力値はHP、攻撃力、守備力の伸びが高い。他はやや低めだが、そこまで絶望的な低さではない。
特性には【イオけいとくい】を持つ。
【グレイトドラゴン】【アトラス】【ゴールドマン】、デザートデーモンいずれかとの配合でベリアルが、 【マーマン】【オクトセントリー】との配合で【グラコス】が作れる。
所持スキルは【メラ&イオ2】

DQMJ2

今回は遺跡地下にて通常出現するようになり、入手がより容易になった。
やはり終盤ダンジョンでイオナズンを使う強敵という立ち位置はキープしている。
所持スキルは【メラ&イオ】に格下げになっているが、特に気にはならないだろう。
1枠、Bランク、悪魔系で、耐性もほぼそのままなので、使い勝手は前作と変わらない……と思いきや、【イオ系のコツ】【イオブレイク】を同時に持ち、ギガブレイクの仕様変更(イオ系扱いになった)があったため、非常に強力なギガブレイク使いとして注目された。
相変わらずイオ系は無効なので、入れておくだけでギガブレイク対策になるのも強みである。
ただし、状態異常は即死以外に耐性が無く、イオ系が効かないモンスター相手には不利に立たされるので、その性能を過信しすぎるのは禁物である。
ちなみにベリアルは能力値が若干上がったが、AI2回行動からAI1~2回行動に弱体化した。

グラコスの配合方法が変わり、あちらには使わなくなった。

低確率で【まほうつかいの証】をドロップする。ぬすっと斬りをしよう!

DQMJ2P

特殊配合方法がデザートデーモンの4体配合に変わった。
上記の特徴に加え、【わるぐち】の特性も獲得。
最強化で【AI1~2回行動】の特性を得る。
野性のものはわるぐちによりテンションを使ったスカウトが難しいため、マヒや眠りにできるモンスターを連れていこう。
ベリアルの配合に使うのは変わらないが、配合方法はアークデーモン×グレイトドラゴンor【ゴールデンゴーレム】か、アークデーモンの4体配合となっている。
また、【ランプの魔王】との配合で【ほうらい大王】が作れる。

相変わらずベリアルよりも火力は高いが、ベリアルは回復のコツが追加されており、別の役割を持ったモンスターとして運用可能になった。

テリワン3D

野生のものは【とこやみの扉】の9~16階に出現する。
また、【光あふれる地】の番人も務めているが、許可が下りない限り使わせてくれない。
裏クリアしたら解禁される。

特性は【スタンダードボディ】【イオ系のコツ】【イオブレイク】、+25で【わるぐち】、+50で【AI1~2回行動】
性能は耐性に微調整が入ったこと以外はJ2Pのものに準拠するが、AI1~2回行動を覚えると能力値限界が下がる点には注意。

イルルカ

野生のものは基本的には出てこないが、錬金カギの世界でならば登場の可能性はある。
おおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
【新生配合】【ときどきテンション】【メガボディ】化で【呪いブレイク】【ギガボディ】化で【呪い攻撃】が付く。

DQMJ3

サイズが2枠となった。悪魔系のBランクで、ライドタイプは空中。【時空の裂け目】に生息している。
固有スキルは【爆発の使い手】
アークデーモンと言えばイオナズンだが、残念ながらこのスキルではイオラまでしか覚えられない。
さっさと【爆発の名手】に成長させよう。
ライブラリ曰く、悪魔系の魔物の中でもエリートな存在で、下っ端の悪魔たちからは恐れられているらしい。
 
特性は【メガボディ】【爆発系のコツ】【爆発ブレイク】【呪いブレイク】、+25で【わるぐち】、+50で【AI1~2回行動】
【超生配合】【ときどきテンション】、ギガボディ化で【呪い攻撃】、超ギガボディ化で【ときどき白い霧】を習得。
 
【ゴールデンゴーレム】と配合すると【ベリアル】が、【凶にじくじゃく】と配合すると【凶アークデーモン】が生まれる。
ちなみに【破壊神シドー】べリアル、アトラス、バズズ、凶アークデーモンの四体配合で生まれるので、破壊神シドーを作るにはアークデーモンが二体必要。
 
【悪魔ザイガス】系、【オーク】系、【おにこんぼう】系、【コトブキーノ】系、【たけやりへい】系にこのモンスターのモーションが流用されている。

DQMJ3P

出現場所が時空の裂け目から【魔王城】に変更された。
野生個体は【イオグランデ】【ビッグバン】を使用する。
因みにシドーは配合方法が変更されており、凶アークデーモンが必要無くなったので、シドーを作るために必要なアークデーモンの数は1体に減っている。
 
また、【魔王軍の残党】の個体が黒鉄の監獄塔1Fに存在し、【シャイニングボウ】【つるぎのまい】【イオマータ】【ばくれつけん】等を使用してくる。
【つねにアタカンタ】【つねにマホカンタ】を持っていても、ときどきテンションで貫通されることもあり危険な相手である。
他にも、ときどき白い霧を持つ。
 
ちなみに、【つねにミラーステップ】を合体で獲得できるモンスター(【エンタシスマン】等)につねにマホカンタ、つねにアタカンタを付けておけば、シャイニングブレスと興奮の叫び以外の全ての攻撃を反射できる。
【ぼやき】【わるぐち】【大きなため息】【サゲサゲチョップ】【タメトラ】等でテンションを下げると安定して戦えるだろう。
 
合体特技は【地獄落とし】、合体特性は【マジックマスター】

DQM3

引き続き悪魔系Bランク。
野生の個体は【覇王城】に生息しているが、かなり奥まで行かないと出てこない。ただ、下記の特性は敵としても同様に持っており、【イオナズン】のダメージが高いため、複数やLサイズから不意打ちなどで連発されると、ここまで辿りつけたパーティでも半壊することがある。
ドロップアイテムは【エルフののみぐすり】、レアドロップは【爆発のうでわ】?
配合ではどちらかがBランクの悪魔系とドラゴン系の系統配合で作れる他、【じごくのもんばん】【デザートデーモン】の特殊配合でも作れる。
 
特性は【爆発のコツ】【爆発ブレイク大】(Lv20)・【こんらん攻撃】(Lv40)・【1~2回行動】(Lサイズ)・【魔力の強風】(Lサイズ)・【全体攻撃】(Lサイズ・Lv60)。
所有スキルは【ストーム】
 
特殊配合を知っていれば割と早期にでも作れるが、知らなくてもBランクまで到達さえすれば系統配合で手軽に作れるコツ&ブレイク大持ち。その気になれば【煉獄峠の魔界】・初級からでも作れてしまう。
爆発系は【インテリ】を搭載するだけで燃費にも優れるようになるので、ストーリー攻略中は大活躍してくれる。
イオグランデ一発で雑魚を次々と粉砕していくのは中々爽快。ボス戦においても申し分ない火力が出る。
ただ、素早さが低めなのでストーリー攻略中の能力が中途半端なうちの配合では先制されやすいのが難点。
 
【バッファロン】との配合でベリアルを生み出せる。

トルネコ1

24F以降にずっと出現し続ける。
本作では【ドラゴン】に次ぐ実力者という位置付けである。
パワータイプのモンスターでは最高峰に位置しており、殴ってくるのみだが、当然威力は高い。攻撃力自体はギガンテスと同等なのだが、こいつはHPが75もあり、その上守備力が高いので完全に上位互換。
ここまで来て倒されてはたまらないので、アイテムを駆使して無力化すること。
なお、トルネコの不思議のダンジョンシリーズではフォークは持たず、一転して素手である。

トルネコ2

登場フロアが早くなり18Fから22Fまで出現する。
シルバーデビルやギガンテスら物理重視モンスターと同時に出現するので、体力がガンガン削られてしまう。
盾の強化が足りないとほぼ詰んでしまう。
こいつらは【デーモンバスター】が有効なので、これがあるとないとでは断然違う。
パンチ攻撃は変わらずだが、拳を振りかぶった際に両目がシャキーンと光るようになった。カッコイイ。

トルネコ3

HP60、攻撃力26、防御力27、経験値81(レベル1のステータス)。
HP80、攻撃力52、防御力35、経験値243(レベル5のステータス)。
【遺跡の大空洞 北】【異世界の迷宮】【まぼろしの洞くつ】に出現(GBA版では【テーマ別モンスターハウス】のデーモンハウスとパワーハウス、【エクストラモード】【新界の試練】【まぼろしの試練】にも)。
特徴は前作までと相変わらずで、特殊能力は無いものの高めの能力を備えた力押し系モンスター。ただし初登場は中盤のダンジョンでやや早めになっている。
ちなみに今作では攻撃時に右手が光る。
 
はっきり言ってしまうと、遺跡の大空洞 北の時点では【キラーマシン】【モシャスナイト】ほどの強敵ではない。
【異世界の迷宮】では、60~65Fの【悪ゾーン】にLv5の状態で登場。耐久力はさほどでもないが、攻撃力がやたらと高い嫌な相手。
できれば【デーモンバスター】の印を積んで先制の一撃で倒せるようにしておきたい。
 
比較的簡単に仲間にすることもでき、デフォルトネームは「アデュー」。
初期値は同時期登場するモンスターの中では高めだが、成長タイプ【万能・晩成】のせいで成長が遅く使いづらい。
一応、成長タイプの関係上、フルドープすれば上位種のベリアルよりもステータスは高くなるが、こいつをドーピングするくらいなら適当な【防御・晩成】タイプのモンスターでもドーピングした方がマシだろう。
異世界の迷宮でも耐久力の低さと成長の遅さが災いして、仲間としてはあまり強くない。

少年ヤンガス

本作では槍を持っている。
普通に出現するのは【魔導の宝物庫】の100F以降のみとレアモンスター化した。
また、【もっとまどわしの森】の7Fで【グランバズズ】の前座としても登場する。
相変わらず攻撃力が高い上にテンションまで上げてくる。
 
捕獲するにもバイキルト状態にしなければならず面倒。
【バイキルト】を使えるモンスターは非常に少なく、【スモールグール】(レベル15まで成長限界を上げる必要がある)、【なぞの神官】【プチマージ】の3匹しかいない。
なぞの神官は融合系でそのままではバイキルトを使えないので、他の2体を使うか非融合系にバイキルトを受け継がせよう。
攻撃力の上がったアークデーモンは非常に危険なので、出来るだけ安全を確保して手早く吸い込みたいところ。
プチマージは【まほうしっぱい】持ちなのでなおさらである。
おとなしく【ヘルバトラー】×【ドラゴン系】の配合で作ったほうがいいだろう。
 
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「アデュー」、♀が「アーデー」。
レベル10で【メラミ】、20でイオラを習得する。
デビルロードとの配合でバズズ、【かげのきし】とで【闇の司祭】が誕生する。

不思議のダンジョンMOBILE

【強き者の神殿】以降のダンジョンに出現。
HP・攻撃力・防御力がいずれも高く、ロト装備や天空装備をもってしてもタイマンで戦うのは危険。
おまけに部屋中が射程のイオナズン、2マス先や壁越しにも届く【ヤリ攻撃】を使うなどやりたい放題。
とはいえイオナズンは【爆発よけのお守り】などで無効化できるし、その他の攻撃は物理攻撃だけなため、マヌーサをかければ無力化できてしまうので、予め準備を整えておけば意外と楽な相手だったりもする。

バトルロードシリーズ

バトルロード1の第五章から登場。
ステータスはHP:736 ちから:92 かしこさ:130 みのまもり:42 すばやさ:25。
特技は「イオナズン」と「くしざし」。
前者は爆発の呪文で敵全員を攻撃。後者は槍を構えて敵1体に突進する技。
さらに、賢者と組むとイオナズンが「真・イオナズン」にパワーアップする。
呪文と打撃、両方の威力に優れ、臨機応変に攻められるのが特徴。
ひとくいばこや死霊の騎士と比べると攻撃の威力が高めだが、身の守りと素早さが低く、弱点が多い。
しかしながら、その性能からモンスターズのモンスターの中でも高い人気を誇る。
【おおきづち】【コングヘッド】とチームを組むことで、【おにこんぼう】へと合体する。
本作ではベビーサタンの成長した姿という設定らしい。
 
バトルロード2以降の【バラモス】【ゾーマ】の連戦でも、バラモスにはイオナズン、ゾーマにはくしざしと、ピンポイントで弱点を突ける点が魅力。
Vジャンプの付録だった【モリーセレクション】の絵柄は背中にベビーサタンをおんぶしている。

バトルスキャナー

ロケテストで登場していたもののなかなか出番が来なかったが、第9章でようやく登場。
基本ステータスはHP:859、ちから:831、すばやさ:127、かしこさ:509、みのまもり:792。
ロケテストでの技は「つきさす」→「イオナズン」→「くしざし」→「真・イオナズン」の順で変化していたが、い登場したときは「つきさす」→「イオラ」→「くしざし」→「イオナズン」になった。
相性が最高に良い性格は【ずのうめいせき】
 
ベリアルに比べると見劣りするが技の威力は高く、実は賢さの数値は同じ。
またすばやさも鈍重そうな見た目に反してそこそこ早い。
状態異常はほぼ効かないが、眠り耐性のみ無耐性。
なのでラリホーアタックやラリホー斬りなどの思わぬ攻撃で眠らされてしまうことも。
 
余談だが、この作品のアークデーモンは従来よりちょっと太っている。
ベビーサタン系統のモンスターを3体出すと合体してコイツになる。
 
2017年6月16日~封印の暗黒神編終了まで、アプリ限定で強化版の「デラお」が封印できる地図が配信された。

ソード

魔王の配下のデーモン軍団のボスとして出現。
【封印の仮面】から開放された【魔王ジェイム】の命により、主人公達の抹殺及び【女王ヒルダ】をジェイムの元へと連れ去る使命を帯びて、【鏡の塔】の最深部にある鏡の世界を繋ぐ扉がある広間に飛来する。
戦闘時には武器のフォークを突いたり、振り回したりする他、イオナズンを唱える。フォークは向かって左から右に振り回すが、たまに右から左に往復させてくる。
また、開幕時から多くのミニデーモンが護衛として登場、氷のブレスや炎の呪文を攻撃の合間に撃ち込んでくる。氷のブレスは弾き返せるが倒してもすぐ新手が登場する。
時々「ちょっと休ませてくれ」などと言いながらバリアを仕掛けて休憩に入り、酒を飲みだしHPを回復する。その間は護衛のミニデーモンが攻撃役となる。時間が立つか前衛に出てきたミニデーモンを全滅させると再び戦闘姿勢に入る。
本気を出すと、攻撃回数や振り回し攻撃が往復する頻度が増え、イオナズンも連発してくるので注意。
本気を出した後も休憩に入るが、HPは回復しなくなる。
 
また、こちらに限って英語版ではGroßmesser(グロースメッサー)という固有の名が与えられている。これはドイツ語「巨大な刃」といった意味になり、(こいつは槍を装備しているものの)作中の多くのキャラクター同様、剣・刃物の名に変えられているようだ。
 
なお、2回目以降に現れる個体は「兄者の敵をとってやる」というセリフを発することから察するに、如何やら兄弟(義兄弟?)が多数いる模様。
稀に【しあわせのぼうし】をドロップする。
 
CVは三宅健太(同作品の1面ボス、【試練の騎士】も担当)。

ヒーローズ1

海底神殿以降のステージに登場。
イオナズンが来るエリアには赤色のリングマーカーが床に出るので、すぐにその範囲から逃げよう。
当たってしまうと手痛いダメージを食らう上、大きく吹っ飛ばされてしまう。
持っている武器を振り回す攻撃も厄介で、実は振り回している最中はこちらを吸い寄せる効果を持っており、こちらを近づけたあと武器を使い刺してくるというなかなか賢い戦術をとる。
またガードのような姿勢をとった時に攻撃すると雄叫びをあげこちらをよろめかせてくる。
大型モンスターの例に漏れず一定のダメージを与えると怯むのでこの隙に攻め立てて倒してしまおう。
 
仲間にすることもでき、3枠のディフェンスタイプモンスター。呼び出すとイオナズンを唱えて敵を一掃したあと、持ち場を守り抜いてくれる。
イオナズンのダメージが敵サイドの時よりも上がっており、より実用的。もちろんフォークでの打撃も得意とする。
 
2番目に強い【魔扉の番人】にも選ばれており、魔扉の番人verはイオナズンに加えメラゾーマも使う強敵。

ヒーローズ2

【霊峰レーゲン】第2ステージのラストで初登場。その後【大峡谷】での決戦イベント、【ゼビオン】奪還戦やフリーでのゼビオンの戦いに登場。
相変わらずイオナズンで攻撃したり武器を振り回しつつ引き寄せ攻撃するなど強さは健在。
ガード中に攻撃するとイオラを高速詠唱してくる他、【ヘルファイア】を取得。より強くなった。
ただヘルファイアの後は一時的に腰をぬかした状態になるのでその隙に畳みかけたい。
 
また【グリーネ草原】には1体のみで登場し結界を守っている。奴を倒せば結界が解けるが二度と草原でアークデーモンは出なくなる。
 
【モンスターコイン】はなんとアークデーモン自身に変身できるもの。あの絶対的な強さを持つアークデーモンを自分で操れるのだ。
イオナズン連発するもよし、ヘルファイア連発するもよし、その強さを存分に生かそう。
必要コインコスト枠が2枠なのも嬉しい。
 
【時空の迷宮】の進化の迷宮では平均レベル10台のボスとして登場。
HPが減るにつれ【まじゅつし】を際限なく呼び出してくる。
こいつ自体の行動はあまり変わらず耐久力も低めなので、集中攻撃を浴びせて倒すといいだろう。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】にて、【デーモン兵団】の兵団長として登場。
手に持ったフォーク状の槍を振り回し、踏み込みながらスタイリッシュになぎ払ってくる。
それより頻度は低いが、自分の周りに大爆発を起こし、大ダメージ+非常に高いブロック破壊性能を誇る【イオナズン】も使用する。気配を察して逃げるのは容易だが、その都度攻撃の手を緩めざるを得ない上に地形が変わるので鬱陶しい。
本作の大型モンスターに共通する特徴として、足元への攻撃判定がやや薄いという弱点こそあるものの、槍攻撃で頻繁に位置取りを変えてくるため密着していてもそこそこ攻撃を当ててくる部類。また、槍攻撃はHPが減ってくると連続で繰り出してくるようになる。
その後、【破壊天体シドー】ではNPCとして三神官の【アデン】が登場する。
 
なお、【チャポチャポ島】の強敵としても配置されているが、出現場所はなぜか島の中央部に生成される水中。
同島は浅瀬を中心に、色とりどりの花が咲き乱れる平原地帯、その外側に少し積もった雪という形でドーナツ状の地形をしており、そんな中にアークデーモンが浅瀬で水浴びしているのは中々不思議な光景である。戦うときは水が邪魔になりやすいので先に汲み取ってしまった方がいい。
こちらの個体は倒すと【いかづちの石】2個か、低確率で【ギロチン】を落とす。
ギロチンは部屋レシピ埋めで【ごうもん室】を作るのに必須であるにも関わらず、ここ以外での入手方法は「【かんごく島】脱出イベント時に荷物を取り戻した後、進行を無視して逆走し、配置されているギロチンを壊す」しかないため、取り逃した場合はしばらくアークデーモンとお付き合いすることになる。
いかづちの石もクリア後にて【いなずまのけん】の素材として使える。いなずまのけんはいかづちの石さえ調達できれば量産が容易な上、攻撃力もかなり高いのでNPC用の武器としてはかなり優秀。
ギロチン狙いの過程でもそこそこ集まると思われるので、ありがたく使わせてもらおう。
 
ようするにチャポチャポ島に来る度に倒しておいて損は無い。

ライバルズ

グランプリルールでの使用が制限されており、マスターズルールでのみ使用可能。
また、ビルダーズ2がモチーフの第10弾カードパックにはアデンが登場している。

第1弾

武闘家専用のレア。

7/6/6
召喚時:前列にいる全ての敵ユニットに3ダメージ

大型着地と一斉除去を兼ねる。
とびげり等でうまくケアすれば逆転の一手となりうる。

第2弾

自分のターン終了時にネルゲルが後列中央にいる場合「ネルゲルの配下」が1体出される。
DQ10で冥王ネルゲルに召喚されることに由来し、ランダムでイラストがベリアルの場合とアークデーモン(下記)の場合があり、ステータスも異なる。

3/3/3
におうだち

ウォーク

ストーリー10章9話~11章8話にてザコモンスターとして登場。めったに見かけないモンスター。
その前までの【ランプのまじん】を超える4600程度のHPを持ち、やはりイオナズンを使用してくる他痛恨の一撃まで放つ。
 
こころは黄色でコストは114。
グレードSのHPが134と高いほか、それ以外も攻撃魔力以外は全て高水準。斬撃・体技ダメージ(特にイオ系)が増加し、デイン系と魅了に耐性が付く。
MPと回復魔力がそれまでの黄色のこころの中で最高値であるためパラディンにも向いている。
 
モンスター図鑑によると「家庭的な一面もあり 配下のまものに料理を振る舞うことも」あるらしい。
これはDQ10にもあった設定だが、フォークを持っているためだろうか。

DQタクト

悪魔系のSランク、まほうタイプで登場。
レギュラーSPスカウト等で仲間にすることが可能。
βテスト版でも登場していた。
使用とくぎは【イオラ】/「ひょうが」/【イオナズン】を覚える。やはりイオナズンはアークデーモンとは切っても切れない縁があるようだ。
リーダー特性は「味方の呪文の消費MPを10%下げる」
覚醒スキル 10Pで「ときどきMP回復」を習得できる。
才能開花で才能開花とくぎ「アークイオナズン」
才能開花特性「イオ属性呪文の極み」等を習得できる。
 
12章9話のボスとしても登場し、魔力をためて「絶・イオナズン」を唱えこちらに9999ダメージというふざけたダメージを与えてくる。こんな攻撃に耐えられるモンスターはまずいないため、実質的な即死攻撃。 
バトルロードでは【ドラキー】【ベビーサタン】、両方のストーリーに出てくる。
本作では出番が多く優遇されているといえるモンスターである。

ドラけし!

常設のレギュラーガチャから排出される。
星5の紫属性で、スキルはここでもやっぱりイオナズン。
紫なので半減される事が無く、攻撃範囲も非常に広い。ステータスやスキル威力こそ低いものの常設ガチャなのでスキルのたねを振らずともスキルLvが上がる可能性があるので、ある程度は補ってくれる。常設の割には中々優秀。

モンスター物語

「悪魔出世双六」に登場。ベビーサタンから成長し、ミニデーモン、グレムリン、ベビルを経てアークデーモンになる。そしてロンダルキアで最後の修行を行いベリアルとなってローレシアの王子一行との戦いに挑む。

ダイの大冒険

【ガーゴイル】とともに魔軍司令【ハドラー】の親衛隊として登場。
【地底魔城】に赴いたハドラーに同行している。
その後は氷魔塔前の決戦でハドラーに率いられガーゴイルと共に立ちはだかるが、【ポップ】【ベギラマ】に驚いたハドラーを心配したら殴られ、増援に現れた【ヒュンケル】には2体があっさりやられてザコ呼ばわりされ、挙句に【グランドクルス】初お目見えの的&ハドラーの肉壁にされて全滅という、ゲームでの強さが嘘のような酷い扱いである。
おまけにハドラー親衛騎団結成時には、力不足と断言されてしまった。
呪文を使うシーンがないため、使えるのかどうか不明。ゲーム本編ではイオナズンを得意としていたが、この世界では極大呪文の使い手はほとんどいないらしいし、なによりハドラーの十八番を奪いかねないので使えてもイオラ止まりだろうか。
 
このアークデーモンやサタンパピー、バルログなどのモンスターはどう見ても魔族であるが、作中では魔界のモンスター扱いはされていない。
明言されていないだけで彼らも魔界のモンスターの一種なのか、あるいは故郷を離れて地上に棲み付いた魔族の末裔とかなのだろうか。
 
FC版DQ2の素手や後述の鉄球の印象に引きずられて見落とされるが、実は鳥山明原画同様に三叉フォークを持っているコマも多い。
原作及び新アニメでは黒一色の金属的な塗りだが、旧アニメでは白色で石突部分だけ違う色になっている。
 
なお、【バルジ島】では鎖付きのトゲ鉄球を持っている個体も複数いる。当時最新であったDQ4の【てっきゅうまじん】の影響だろうか。
この鉄球持ちは、新アニメでは青い体色で紫の手袋とブーツという配色として通常のアークデーモンと区別されている。また、MSX版DQ2の体色にも似ている(あちらは素手だが)。
【ダサイ爆弾】を食らって生き残ったのはこの青い個体のみで、通常のアークデーモンよりは強いようだ。
ベリアルのように上位種と考えるのが自然。

アベル伝説

【バラモス】が竜伝説のアイテムの一つ・【金の鍵】を奪うために放った【宝石モンスター】
デザインは武器がバラモス軍共通の棍棒になっている以外ほとんど同じ。声は佐藤正治。
頭の角による突進や怪力が武器で、【ナジミの塔】【ドランの都】への海峡の橋と二度にわたって【アベル】達を襲った。
 
ナジミの塔でアベルに角を片方切られたことに恨みを持ち、海峡の橋でアベルと死闘を演じた。
ヤナックが当時まだ使えなかった【イオナズン】を使い、アベルを死に追いやった…かに見えたが、【すばやさのたね】でイオナズンをかわしていたアベルにより逆襲され、残るもう片方の角も切られて今度こそ倒された。
上級モンスターであり強いのだが、性格はちょっとぬけている。

トルネコ一家の冒険記

トルネコ1でのナンバー2モンスターらしく魔王の側近として登場。
実力や指揮力は相当のものらしく、魔王の命で不思議のダンジョンを探すトルネコ一家を抹殺するため、魔王の部下たちに指示を下す立場に立っていた。
忠実な魔王の僕だが、実は劇中で従っていた魔王は替え玉の【フェイスボール】で、姿を見られないよう緞帳を張り巡らし、声真似で演じていた魔王モドキにすっかり騙されていた。
逆にトルネコ一家に炎の滝にある魔王の城に攻め込まれた際には【ミイラおとこ】一行に【シルバーデビル】ら三幹部まで加わっている状況で、逆に魔王軍側は部下たちが全員城の暑さでくたばっていて流石に多勢に無勢だった。そこで頼みにしていた魔王の力にすがるのだが上述の通りであり、当てがすっかり外れてしまった。
本物は南国でバカンスを満喫していることを聞くとそんな魔王に着いていくのに嫌気がさしたのか、それまでトルネコ達と奪い合っていた不思議のダンジョンの地図の内の3枚をあっさり引き渡した。

その他

  • 【鳥山明】【ドラゴンボール】の第22回天下一武道会の予選会場のシーンで、【きとうし】【おおナメクジ】などと共にモブキャラクターとして登場している。
  • ミクシィの『モンスターストライク』ではダイの大冒険コラボにて、上述の鉄球を持った青い個体が「鉄球デーモン」名義でユニットとして登場した。
  • ガンホーの『パズル&ドラゴンズ』でもダイの大冒険コラボでユニットの一種として登場した。こちらは通常のアークデーモンとしての登場であり、スキル「イオナズン」を所持する。
    ダンジョン「バルジの島の戦い」では敵として登場。バトル4でランダムにに乱入してくることがある。