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【風来のシレン】

Last-modified: 2019-06-15 (土) 00:15:35




概要 Edit

【トルネコの大冒険 不思議のダンジョン】に始まる、【不思議のダンジョン】シリーズを語る際にしばしば引き合いに出されるゲームシリーズ。
このWikiでも度々見られる名前である。略称は『シレン』。
 
元々は【チュンソフト】がトルネコ1に続いて発売したオリジナル作品。
最初の作品のタイトル名は「不思議のダンジョン2 風来のシレン」。
「不思議のダンジョン2」と表記されており、トルネコ1に次ぐ不思議のダンジョンシリーズの続編という立ち位置が見て取れる。
ちなみにシレンとは主人公の名前(変更可)で、『風来人(ふうらいにん)』と呼ばれる旅人としてダンジョンに挑む。
世界観は一見和風でDQとは似ても似つかないが、プロデュースがドラクエ初期のプログラムを担当している【中村光一】、音楽が同じ【すぎやまこういち】なので根底の匂いは似ている。
 
なお、初代シレンは「不思議のダンジョン2」と冠されているが、今のところ「3」は存在しない。
一応、FFシリーズのチョコボを使った「不思議ダンジョン」やポケモンを使った「不思議のダンジョン」などが存在しているが、これらは「3」としてカウントされていないため、あくまでトルネコとシレンの間だけが特別のようだ。
 
トルネコはトルネコでシリーズを作っているのに対し、シレンもシレンシリーズとして続編が出ている。
これら二つのシリーズは相互に影響を及ぼし合っており、システムや発想の輸出入が頻繁に行われている。
(トルネコ→シレン・シレンGB→トルネコ2→シレン2・シレンGB2・アスカ見参→トルネコ3・・・)
【壺】の存在や【合成】【印】、ダンジョン内の【店】【罠】【アイテム】を落として起動といった要素はシレンシリーズが初出。
【ハラヘリー】や「おにぎり(トルネコシリーズにおける【パン】系のアイテム)を一度にたくさん食べると最大【満腹度】を増やせる」と言った【モンスター】の能力やアイテムの効果もシレンシリーズが初出のものが多数ある。
もちろんトルネコ初出の概念もあり、トルネコ2の【試練の館】のような『アイテム持ち込み前提の高レベルダンジョン』は後にシレンシリーズへ逆輸入されたり、同じくトルネコ2で【白紙の巻物】が「一度読んだ巻物しか書き込めない」という仕様を後のシレン2以降から適応させる等がこれに該当する。
 
シレン初出の要素をトルネコに持ってくるにあたり「ドラクエらしくする」ことはあまりやっておらず(【やいばの盾】【オーガシールド】等例外はあるが)、【見切りの盾】【スパークソード】等、シレンそのままの名前になっている要素も多い。なのでシレンをプレイしないドラクエファンにとっては、トルネコの世界観は奇妙に映るかもしれない。
一方で、DQシリーズに登場する【ドラゴンキラー】【ドラゴンシールド】といった、エキゾチックな名称のアイテムがそのままシレンシリーズに登場している時もある。
 
トルネコシリーズに比べると実験的な要素が多く、ローグライクゲームの本質にはこちらの方が近いか。
トルネコはあくまでDQシリーズの外伝なのに対し、シレンはオリジナルなので自由に作れる影響が大きいのだろう。
ドラクエシリーズの不思議のダンジョンが2006年のヤンガスを最後に家庭用ゲーム機の新作が途絶えたのを尻目に、
シレンは2010年まで新作が定期的に発売されていた(2011年以降は他ハードへの移植作品ばかりだが)。
 
風来のシレンの「倉庫の番人」の風貌が痩せたトルネコと言った具合だったり、【ポポロ】【ルル】【城の兵士】の名前をもじったキャラが登場したり、逆にトルネコ2に【ガイバーラ】【サルヤーマ】(風来のシレンのキャラクターである「ガイバラ」や「サルヤマ」の名前をもじったもの)が登場したりと言うこともあった。
しかし、シレン2やトルネコ3以降ではそういった遊びもなくなっている。
 
余談だが、SFC版シレン1は内部データをトルネコ1からそのまま流用している為、【パルプンテの巻物】【しあわせの箱】などのデータが(効果や名前だけ)そのまま残っていたりする。
ただし内部にデータにあるからと言って、あちら側の【白紙の巻物】に「パルプンテ」などのトルネコ1にのみ存在する巻物の名前を書き込んでも基本的には何も起きないので注意(例外は【聖域の巻物】くらい)。
逆にトルネコ3には、シレン2に没データとして存在していた「アイテム効果の土偶」が【投げ効果の石像】として登場していたり、同じくシレンGB2に没データとして存在していた【万能の杖】が正式に登場していたりと、シレンシリーズで没になった要素がいくつか復活している。