DQ6(SFC版) 
仲間になった【キラーマシン2】。
AI行動時に時々2回行動してくれるのが最大の特徴。
なおリメイク版では絶対に仲間にならないので注意。(リメイク版では仲間モンスターの仕様が変更されている。【スライムスカウト】を参照。)
仲間になる確率 
必要熟練度 | 一匹目 | 二匹目 | 三匹目 |
---|---|---|---|
★7 | 1/64 | 1/1024 |
仲間になったときの名前 
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 | 四匹目 |
---|---|---|---|
ロビン2 | ヤスケ | カンカン | ヒデーキ |
カンカンは池田寛、ヒデーキは山本秀樹が由来と思われる。
覚える呪文・特技 
ステータス 
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | かっこよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期 | 4 | 110 | 104 | 185 | 40 | 30 | 175 | 0 | 18535 |
中間 | 30 | 210 | 210 | 270 | 40 | 30 | 420 | 100 | 1763244 |
最大 | 66 | 300 | 350 | 400 | 40 | 30 | 700 | 200 | 6505920 |
耐性 
強度 | 属性 |
---|---|
無効 | バギ、睡眠、毒 |
強耐性 | 炎、吹雪、軍隊、即死、混乱、麻痺、休み、魔封じ、踊り封じ |
弱耐性 | メラ、ギラ、イオ、ヒャド、幻惑、マホトラ、ルカニ |
無耐性 | デイン、岩石、消滅 |
回避率 | (なし) |
解説 
敵としては【天馬の塔】以降に出現する。【はざまの世界】ではモンスターが仲間にならないので、勧誘は天馬の塔でしか行えない。
仲間になる確率は低めだが、DQ5の【キラーマシン】に比べればまだ良心的。
ただし3匹仲間にして運用しようとすると、その難易度は大きく跳ね上がる。
特長として、「【AI】行動時に50%の確率で2回行動する」という特性を持つ。
【ちから】カンスト勢であった前作のロビンと比べると、ロビン2の力は【ハッサン】などのパワーファイターに比べて低水準であるが、この特性のおかげで本作においても上位のアタッカーである。同じ特技を連発した場合で考えると、ダメージ期待値は他のキャラの1.5倍になる。
力が低い分、力依存の剣技や格闘技だとパワーファイターに追いつかれることもあるが、固定ダメージのブレスや【がんせきおとし】などの特技であれば純粋に他キャラの1.5倍の働きを望める。
呪文も同じであるが、MPが低く、また【やまびこのぼうし】を装備できないので、山彦の帽子で確実に2倍の効率を出せるキャラに比べると呪文適正は劣る。とはいえ、【バイキルト】などの補助呪文は山彦で2連発しても意味はないので、「バイキルト+攻撃」のように柔軟な2回行動ができるロビン2は補助呪文使いとしての適性は高い。
AI戦闘ありきの利点なので、AIに不向きとされる特技 (【グランドクロス】や【おどりふうじ】など) を習得すると運用しにくくなる点には注意。また、AIが使ってくれない特技も役立てられないので、【ギガスラッシュ】2連発などは残念ながら不可能。
無難に活躍させたければ、「【僧侶】と【ドラゴン】のみ」など、就く職を絞って行動をコントロールしたい。個別作戦のシステムがない作品なので、パーティメンバー全員にこうした気遣いを強いられるのが難点と言えば難点か。
行動回数が多いと武器などの追加効果の発動機会が増えるので、「【パラディン】+【はやぶさのけん】+【はやぶさぎり】+2回行動」で即死狙いの8連続攻撃、といった運用も面白い。
追加効果の優秀なパラディンが問題特技のグランドクロスを持ってきてしまうのは痛し痒しであるが…。
種集めの手間を惜しまないのなら、【ちからのたね】を大量投与して攻撃力が他のアタッカーに並ぶようにすれば、力依存技のダメージも相当なものになる。
防御能力の高さも特長で、身の守りは規格外の【はぐれメタル】・【ランプのまおう】に次ぐ高さ。さらにダメージ系属性に対して全体的に高い耐性を持ち、喰らう機会の多い炎・吹雪は半減、【お楽しみダンジョン】で使い手の多いバギ系が無効なのが心強い。
装備も豊富なタイプなので守備力や耐性もさらに補強でき、防御面でもトップクラスと言える。
最終的なHPは、900を超えるキャラもいる中では低めであるが、一般的な人間キャラ (身の守り200前後、ダメージ系耐性なし) と比べると打撃・上位ブレスで受けるダメージを50程度は軽くできるので、敵集団にボコボコにされた後にロビン2だけピンピンしていることも珍しくない。
このように攻防共に優秀で、加入率なども考慮すると最優秀といえる仲間の一人。
確実に2回行動しステータスも圧倒的な【ランプのまおう】にはさすがに戦力的には負けるが、加入の早さや加入率ではこちらが勝る。またあちらは1体限定なので、4人パーティ内でのロビン2の席は安泰だろう。
ただ、レベルが低いうちはHPが低い点には注意。初期値では同時期に仲間になる【ドランゴ】や【ボストロール】の2/3しかなく、身の守りも高めのドランゴと比べるとかなり打たれ弱く感じる。Lv20台で急成長して改善されるが、普通に進めると【デスタムーア】戦には間に合わない。デスタムーアの攻撃は多くが守備力も耐性も無視することもあってロビン2の持ち味を活かしにくく、初クリア時の戦力としては期待しないのが無難。彼の活躍の場は主に隠しダンジョンになるだろう。
なお、最終的な力は低めだが、それは成長限界が早く訪れるためであって、他キャラよりも成長が遅いわけではない。育成中は【ハッサン】と付かず離れずくらいの力をキープしてくれるので、全員レベルカンストにするほどやり込まないのであれば、物理面でも最高峰のアタッカーである。
力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | かっこよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
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ロビン2 Lv40 | 235 | 248 | 306 | 40 | 30 | 497 | 127 | 3080654 |
ハッサン Lv59 | 225 | 119 | 107 | 91 | 42 | 566 | 174 | 3075144 |
ロビン2 Lv66 | 300 | 350 | 400 | 40 | 30 | 700 | 200 | 6505920 |
ハッサン Lv85 | 339 | 158 | 180 | 148 | 67 | 783 | 320 | 6592450 |
余談であるが、前作のロビンと同じく戦闘外のステータス (かしこさ、かっこよさ) は成長しない。
生物のような肉体的成長はないにしても、攻撃力や耐久力の上昇をパーツ交換の結果と解釈するなら、頭脳や外見に関わるパーツも更新してあげればいいのに…
ちなみに、DQ6では名前入力の際に数字を使えない。
そのため、名前を変えてしまうと「ロビン2」に戻せなくなるので注意。