【時の化身】

Last-modified: 2021-10-06 (水) 06:19:59

DQ11

【ロトゼタシア】各所で見られる謎めいた生物。
頭身が低く、黒色の目の間に口のような穴がある見た目を持つ。腕は細く長いが反面、足はかなり短い。
発売前の【公式番組】「カウントダウンカーニバル」においてこの『時の化身』という呼称で紹介されたが、作中内では「失われた時の化身」と言われることもある。
3DS版等に登場する【ヨッチ族】は時の化身の中でも特別な一族とされており、また色違いで姿のよく似た【黒い精霊】という邪悪な存在もある。
しかしカラフルな体色パターンがあるヨッチ族に対し、普通の時の化身は青白い個体のみである。
またこちらの呼称はヨッチ族に比べると作中で明言されることが少ないため、時の化身をヨッチ族と呼んだり、あるいは逆に「時の化身がヨッチ族の一種」と認識しているプレイヤーは多い。
また、ごく短い期間限定の仲間会話で【カミュ】が「(壁画にあった)時の化身とヨッチ族ってなんだか似てないか?」と言及している。
 
公式設定資料集によると、時の化身及び【時の番人】のデザインイメージはナスカの地上絵の「フクロウ人間」。
 
以下、DQ11Sは各モードの移植元機種を参照。

PS4版

フィールドや町など至る所で見かける。
道の真ん中を堂々と歩いている者や、宝箱などアイテムが手に入る場所の近くで何かに腰掛けている者が多い。
【忘れられた塔】の周辺には大量に沸いており、イベントでは【セニカ】【時の番人】の姿になるシーンや、真エンディングの回想で【神の民】たちが【聖竜】を復活させるシーンで登場する。
 
しかしながら、近づくと消えてしまって話しかけることはできないし、彼らが何なのかの説明もゲーム内ではほぼ無い。
PS4版内では「ヨッチ族」という言葉すら出てこないため、3DS版をやっていないと「フィールドや町中の宝箱近くで見かけるアイツ」「突然現れては消える名前の知らないアイツ」「良く分からないマスコットみたいなアイツ」等という印象がどうしても強くなる。
3DS版のようにあらかじめヨッチ族との付き合いがない状況で前述のようなイベントのみが浮き彫りとなる形となり、最終的には得体の知れない何かというイメージだけが残る。
真EDなどでわずかに語られるものの、多くのPS4版プレイヤーの疑問の種になった。
 
ただ、一部の時の化身は見つけづらい宝箱の近くにいたり、世界に異変が起きた後の【デルカダールの丘】などで行くべき場所を道しるべのように示していることもあるので、時たまに探索を手助けしてくれることもある。

3DS版

PS4版とは違い、ヨッチ族ではない時の化身は、イベントを除けば忘れられた塔の周辺にのみ見られる。
話しかけることはできるが、「塔のほうをじっと見つめている」と表示されるのみで言葉は話さない。