概要
初出はDQMSL。
DQ30周年を記念して【オムド・ロレス】の第2形態として登場した。
容姿はオムド・ロレスのフレームを後背とし、両手先に禍々しい天秤皿を提げた幻魔のような魔人で、鋭い目つきのイケメン。
更にロボットじみたカタカナ口調だったロレス時代と違い、流暢且つ魔王らしく尊大な口調に変わっている。
オムド・ロレス同様、名前の由来は時計メーカーの『オメガ』『ロレックス』と思われる。
【名もなき闇の王】のライブラリ説明もそうだが、こちらは「ウゴゴゴ……」だの「全ての次元を無に」だのと、
それ以上にスクエニ繋がりの某人物と似たセリフを吐く。
オムド・ロレスはプレイヤー達に「オムライス」というあだ名をつけられていたが、
案の定こちらは一部で「オムレツ」と呼ばれているようだ。
後のスーパーライトでは更なる姿として超魔王オメガ・レクスが登場。完全に人型となった。
DQMSL
概要通り初出。???系SSランク。【オムド・ロレス】からの転生先。
「魔王」という特殊枠のため、通常の交換券では交換不可。
特性は【AI2回行動】、【マインド】を完全シャットアウトする「つねにマインドバリア」、
そして偶数ターンに賢さ・防御・呪文防御が上昇する「魔扉のチカラ」。
リーダー特性は「全系統のHP+25%、素早さ-10%」。
新生させる事でリーダー特性が「全系統のHP+30%、素早さ-15%」に上昇。
特性も「魔扉のチカラ」の効果に加え、自動MP大回復効果も付いた「破滅のチカラ」に強化。
更に通常攻撃がリバース状態の相手に大ダメージを与える「リバースショット」化する特性も得る。
防御面もマインドに加えて各種封じ状態を常に無効化できるようになる。
習得特技は、ダメージを軽減しつつ【???系】特効の無属性呪文でカウンターする防御技「裁きの構え」、
【リザオラル】効果が付く蘇生系体技「時の秘術」、そして味方全体の素早さを下げた状態でリバースを発動させる「リバース・改」。
ストーリーでは第二世界の終盤の敵として登場。
オムド・ロレスがDQMJ2と同様に力を求めて暗躍した結果、「最も恐ろしい力とは魔王である」という結論に行き着き、物語終盤で強大な力を手に入れたのと同時に、この姿へと変化した。
プレイヤーとの戦いの末、【ワルぼう】の渾身の捨て身により次元の狭間の奥深くへと封じられたが、後のイベントで和解した。
そして第三世界のストーリーでは【ゴア・サイコピサロ】の作った異次元の迷宮にて魂が登場。ジェマに未来の力を与えて迷宮脱出のきっかけを作った。
更に【名もなき闇の王】の闇に主人公が包まれた際は手合わせし、ジェマを生贄に主人公を復活させた。
なお、上記の内容で一見コイツがラスボスのように思えるが、実は……
その後超魔王系として古代兵器オムド・ロレスの究極転生先として魔扉の災禍オムド・レクスが登場。
ラウンドの最後に特技を使うと、次のラウンドの最初に新形態である「オメガ・レクス」に変身する。
ジョーカー3プロ
モンスターズ本編にも逆輸入される形で登場。???系のSSランクでオムド・ロレス同様【ギガボディ】である。
残念ながらモンスターズで新形態を与えられた【しん・りゅうおう】達のように【超ギガボディ】は与えてもらえなかった。
配合では作成できず、DQMSLでの入手イベントに参加することで配布されるシリアルコードを入力するとコイツのディスクが手に入る。
その後しばらくは入手不可能な状況が続いたが、現在では自宅Wi-Fiで配信されるようになったため、キャンペーンで入手し損なった人はそちらで手に入れるといいだろう。
固定特性は【つねにマホカンタ】。他は【マホキテボディ】、【ラストスタンド】、【AI1~3回行動】。
プラス値25で【ときどき赤い霧】・50で【こうどう はやい】・超生配合で【暴走頭脳】、・超ギガボディ化で【秘めたるチカラ】を習得する。
合体特技は【フォースドハック】、合体特性は【オーバーチャージ】。
アルダララ、【魔元帥ゼルドラド】、【凶エスターク】との4体配合で真・魔王ザラームができる。
初期スキルは固有の【魔王オムド・レクス(スキル)】。
テリワンSP・イルルカSP
DQMJ3Pから引き続き登場。今回は配合で作ることができ、オムド・ロレス×【アルダララ】との組み合わせでできる。
また、【ふういんの扉】の【黄金郷】にも出現。第1形態のオムド・ロレスと因縁のある、【邪神レオソード】と同じ扉に配置したのは狙っているのだろうか。
特性はJ3Pのラストスタンドが【まれにマジックバリア】に変わっただけで残りの変更は無し。
イルルカSPでも同条件で暴走頭脳が【暴走機関】に変わったのみ。
配合先も変更されており、【ガルビルス】、【真・魔王ザラーム】、【魔戦神ゼメルギアス】との配合で【大魔王マデュラージャ】を作れる。
スキルは同じく【魔王オムド・レクス(スキル)】。
ぬしとして登場する個体は2~3回行動、【ミラクルハック】、【ルカナン】、【ギガ・マホトラ】、【イオグランデ】、【てんぺんちい】、【ギガクロスブレイク】をランダムに使用。
マホキテボディとギガ・マホトラでこちらのMPを吸ってくるが、行動の大半が補助技のせいで人によっては意外とダメージを受けずに終わってしまう。
さらにいえばこいつ自身は【メタル系】(またはイオ・デイン・ベタン・ハックに耐性を持ったモンスター)で完封できる。この場合はルカナンで守備力を下げられたところをお供に殴られることだけ注意すればよい。
ウォーク
DQM25周年イベントで2023年12月14日に登場。
わたぼう達がその脅威を知っていることからDQMSLの第二世界で封じられた後から和解までの間とみられ、
復活のために配下のモンスターを方々の世界に差し向けて幾多のモンスターを拉致させ、力を吸い取っていた。
一つ前のイベント「小さな翼たち」で【レティス】のタマゴを奪おうとしていた【暗黒の使い】も彼の手下だった。
倒しても全てを無に帰そうと力を放とうとするが、三魔獣のこころの力で再度封印された。
クエスト4章3話でボスとして登場し、同日よりメガモンスターとして登場。イベントが終了する翌年1月18日まで出現。
討伐推奨レベルは特級職レベル55以上、HPは約51万。なお、2024年1月14日に限りギガモンスターとしても登場する。
戦闘開始時点で永続のまもりのたてと、100%未満の状態異常等の成功率を下げる「悪い確率ガード」、さらに攻撃力、守備力1段階上昇と強固な守りを持つ。
魔力の宝剣やラミアスのつるぎでこれらを剥がさないと、耐性無視魅了も含めた全ての状態異常が発生させられず、能力値の低下も起こせない。
攻撃は全体500程度の「てんぺんちい」が強力だが、イオナズン、ヒャドマータはさほどでもない。
しかし「タイムストーム」には要注意。ランダムに6回ダメージを与えてくるが、1発当たるごとに補助効果時間を1ターン進まされ短縮化される。
最大の特徴は、属性耐性のプラスとマイナスを逆転する「フォースリバース」。
オムド・レクスは当初、イオ系、ヒャド系、デイン系の3つが1.5倍の弱点でそれ以外は耐性持ちだが、使用後はこれが反転。
上述の3属性は半減耐性になり、それまで半減だったメラ系とバギ系が1.5倍弱点、残るギラ、ドルマ、ジバリアが0.7倍から1.3倍になる。
フォースリバース後は「…我はすべてを無に還すのみ」の予兆をはさみ、【ジャッジメント】を使用。
全体に前がドルマ系、後がイオ系の共に500程度のダメージを与えてくる。無耐性だと合計で1000程度くらうので対策なしでは危険。
魔力の宝剣やグリンガムのムチのように2属性の単体攻撃を併用できる武器か、影響されない無属性の攻撃が有効。
こころは黄色でコストは150。力と素早さの高めな攻撃型のこころ。
高グレードでは特にバギ、ヒャド、ドルマの3つの属性の斬撃・体技ダメージが増加し、怯えに耐性がつく。
同色の【デスタムーア】第二形態同様の三属性対応。倍率も高いのでそれ以外も十分強化できる。
「悪い確率ガード」という新バフに関しては「被会心率」も下げる効果があり、どれだけ会心を積んでいようと会心率が激減する。
会心・超会心・魔力暴走に頼った戦い方に対して非常に強力な防御手段となっている。
これは3か月前の実装以降、全ての強敵やメガモンをその武器1つで屠ってきた「ぎんがのつるぎ」の「覇王斬」に対する露骨なメタと思われる。
斬撃耐性や物理防御の上昇では覇王斬のワンパン級のダメージを防げなかったためか、対にその火力の源である超会心そのものを封じてきた。
会心装備やこころ、妖精の秘術で会心率を70%ほどに高めた状態でも、1戦終わるまで1度も発生しないレベルで激減する。
巷ではメタ要素としていきなり会心ガードが予想されていたが、ゴールデンクレイモアやみわくのリボンの「耐性無視の魅了」や
今後出るであろう同じようなデバフも含め、まるっと防げるかなりエグいバフ。
以降のメガモンでも使ってきそうな汎用性のある名称だが、せいぜい中盤以降の強化で使う程度に抑えて欲しいところ。
毎度いきなりスキルで使われては戦闘バランスの崩壊甚だしいが、既に覇王斬がバランス崩壊を引き起こしているので難しい所か。